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結婚記念日の過ごし方ガイド。毎年を特別にする10選と、年数別のお祝いアイデア

結婚記念日をどう過ごす? レストランディナー、ホテルステイ、旅行、サプライズから予算別・年数別の過ごし方まで。お祝いのプロが、マナー・段取り・実例をすべて解説します。

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監修: 株式会社ギフトモール|100万点以上のギフト取扱実績・国内最大級のギフトデータを活用

結婚記念日の過ごし方は、大きく3つに分かれます。食事・旅行・ギフト。このうちどれを選ぶかで、記念日の質感はガラッと変わります。20年以上のお祝いプロデュース経験から、年数別・予算別・ライフステージ別の過ごし方を完全ガイドします。

結婚記念日の過ごし方とは、夫婦が年に一度「この人と人生を共にする選択」を改めて確認する時間の使い方です。レストランディナー、ホテルステイ、旅行の3パターンを基本に、手料理やサプライズギフト、思い出の場所の再訪など、予算とライフステージに応じた選択肢があります。

カレンダーに「◎」が付く日

結婚して数年経つと、そのシーンが繰り返されるようになります。

朝、スマホのリマインダーが鳴る。「あ、今日だ」。仕事の合間に配偶者にメッセージを送る。「今日記念日だね」「そっか、何しよう?」。毎年同じやり取り。

結婚式の当日は、人生のハイライトとして脳に焼き付きます。何をしたか、どんなドレスを着たか、どの瞬間に涙が出たか。すべて鮮明です。でも1年経つと、記憶は薄れます。3年経つと「あれ、今年で何年目だっけ?」。5年経つと「毎年何かしなきゃいけないものなんだっけ」という感覚に。

だからこそ、多くの夫婦が「記念日、何しようか」と問い直す瞬間が来るのです。

この記事は、その問いに答えるためのガイドです。

記念日がマンネリ化する理由

毎年やる意味、本当にある?

正直、「結婚記念日を毎年お祝いしなければならない」というルールは、誰かが決めたわけではありません。結婚式も選んだ、披露宴も選んだ、式を挙げないことも選んだ——結婚のスタイルが多様化した時代に、記念日の過ごし方まで決めつけられる必要はありません。

ただ、心理学では「記念日を大切にする夫婦は、離婚率が低い」というデータがあります。理由は簡単です。記念日は「この人と人生を共にする選択を、改めて確認する日」だから。毎年の日常に埋もれて、二人の時間が後回しになりがちな現代だからこそ、年に一度、カレンダーに丸をつけて、二人に向き合う儀式が必要なのです。

子どもが生まれたら、さらに難しくなる

出産前の記念日:レストランを選ぶだけで楽しみ。当日も二人で出かけるだけ。

出産後の記念日:子どもをどうするか。祖父母に預けられるか。夜間の預け先は。夜中に泣いたらどうしよう。頭の中は計画でいっぱい。レストランの食事中も、子どもの様子が気になって気が散る。

それでも「何かしなきゃ」というプレッシャー。そのプレッシャーがストレスになって、記念日そのものが楽しみじゃなくなる。だから、記念日の過ごし方も進化させる必要があります。

予算の現実

結婚したばかりの頃は、記念日に5万円かけることに躊躇がありませんでした。でも、子どもの教育費、住宅ローン、親の介護——人生が進むにつれ、「記念日にかけられる予算」は変わります。高級レストランに行くことが正解ではなく、家計の中で「どの程度が心地よいか」を見つけることが、続く記念日の秘訣です。

記念日を特別にする知識

まずはこれを知ろう:結婚記念日とは何か

入籍日と挙式日、どっちが記念日?

法律上は「入籍日」が記念日。婚姻届を出した日が、戸籍上の夫婦としての始まりだからです。ただし、夫婦の心情としては「挙式日」を大切にしたい人も多い。正解は、二人で決めたその日が、その夫婦にとっての記念日です。

もし「どっちを祝う?」と迷ったなら、夫婦で話し合う。その時間そのものが、記念日の意味を深めます。

年数別に見える、記念日の呼び方

毎年同じ「結婚記念日」と呼んでいますが、実は年ごとに固有の名称があります。これは、その年数の結婚生活が、どのような質感に達したかを表しています。

年数呼び方素材が持つ意味
1年紙婚式白い紙のように純粋で繊細。最初の1年は、相手を知る時間
2年綿婚式優しく柔らかい。相手との関係が柔軟に調整される時期
3年革婚式丈夫で深みが出始める。夫婦としての形が見え始める
5年木婚式育ち始める樹。子どもが生まれる時期と重なることが多い
7年銅婚式柔軟性と丈夫さを兼ね備える。子育ての真っ最中
10年錫婚式美しく輝く。結婚生活の長さが形になり始める
12年麻婚式丈夫で伸びやか。親としての成熟
15年水晶婚式透明で深い輝き。人生経験が身につく時期
20年磁器婚式繊細で耐久性がある。子どもの独立が見え始める
25年銀婚式輝く銀。人生の折り返し。家族ぐるみでお祝いすることが多い
30年真珠婚式深い光を放つ。孫が生まれることもある時期
40年ルビー婚式赤く輝く宝石。人生の豊かさが最高潮
50年金婚式深く輝く価値。人生のクライマックス。親戚一同でお祝い
60年ダイヤモンド婚式最も硬く、最も輝く。極めて稀な到達点

この呼び方は、西洋の伝統に由来しますが、日本でも広く使われています。結婚記念日を迎える時「今年は何年目だから、どんな風に過ごそうか」と考えることで、その時期その時期の夫婦関係が見えてきます。

各記念日の意味をさらに深く掘り下げた結婚記念日の年数別ガイドも参考にしてください。その時期に最適な過ごし方を提案しています。

定番はこの3パターン

結婚記念日の過ごし方は、大きく分けると3つ。それぞれの特性を理解することで、その年のライフステージに合った選択ができます。

パターンA:レストランでディナー(最も人気)

  • 特徴:移動が少なく、プロの演出を受けられる
  • メリット:個室で落ち着ける、スタッフのサービスで特別感が出る、予約制で計画しやすい
  • デメリット:時間が限られる、子どもがいると難しい
  • 相場:10,000〜50,000円(1組2人)

パターンB:ホテルステイ(次点の人気)

  • 特徴:非日常への没入感が高い
  • メリット:子どもを預けて二人だけの時間、チェックアウト後の翌朝も自由に過ごせる、客室での朝食が素敵
  • デメリット:まとまったお金が必要、移動に体力を使う
  • 相場:30,000〜100,000円(1泊2人)

パターンC:旅行(人気上昇中)

  • 特徴:新しい場所での体験が中心
  • メリット:記念日を特別な場所と結びつけられる、子どもと一緒にできる、思い出が濃い
  • デメリット:計画に時間がかかる、タイミングを記念日と合わせるのが難しい
  • 相場:50,000〜200,000円(2〜3日2人)

結婚記念日の過ごし方10選:やることリスト

1. レストランで個室ディナー(最定番)

結婚記念日の過ごし方として、最も選ばれているのがレストランディナー。理由はシンプルです:時間がなくても実現でき、特別感が得られるから。

なぜ個室がおすすめなのか

個室とテーブル席では、心理的な距離が大きく異なります。個室なら、他のテーブルの視線を気にせず、配偶者の話に集中できます。特に、記念日のような「二人の時間を確保したい日」には、個室は必須に近い。

Annyで予約されたお客様の声として、こんな感想が届いています。

ショートコースをオーダーさせてもらうことにしました。感想としては、まずびっくりなのがシェフ自ら、毎月のメニューにあわせて、ペアリングワインをひとつひとつ厳選しながら吟味して選ばれているところ。ソムリエさんではなく、シェフが愛を注ぎながら作られてる姿勢をかんじるお料理、おもてなし、お料理とペアリングのベストマッチに大感激!神の舌をお持ちなんじゃないかというくらい感動しました。記念日にはもちろんのこと、りょこうなどの特別な日、デートなどにもおすすめだしグルメ通なひとがうなるほど、おいしすぎて感激しました。

POZ DINING 関内店での記念日ディナー、Annyで予約されたお客様の声

個室ディナーの段取り

  1. 予約は2週間前に(土日は3週間前)
  2. 人数・予算・記念日であることを伝える
  3. 個室確約の確認を取る
  4. 食物アレルギーがあれば申告
  5. 当日は15分前到着を目安に

サプライズの仕込み方

レストランへの事前連絡で「記念日のサプライズをしたい」と相談すれば、多くのお店がスパークリングワインやデザートプレートに対応してくれます。花束を事前に預ける、メッセージカードを用意するなども可能。ただし、あまり凝りすぎると相手が照れてしまうこともあるので、二人の性格に合わせて調整を。

2. ホテルステイで非日常を(1泊の逃避)

子どもが生まれてから、なかなか取れなかった「夫婦だけの時間」。ホテルステイなら、チェックインから翌朝チェックアウトまで、すべての時間が二人のもの。

ホテルステイ選びのポイント

  • 眺望:夜景が見える客室か。朝日が見える向きか
  • 客室アメニティ:バスローブ、スリッパ、スキンケア用品の質感
  • 朝食:ビュッフェか、コース形式か。和食か洋食か
  • スパ・大浴場:客室のお風呂だけか、温泉があるか
  • 記念日プラン:レストラン無料クーポン、シャンパン、ターンダウンサービスなど

Annyで予約されたお客様からは、こんなコメントが届いています。

九州の恵みを五感で味わう大人レストラン。九州産の食材・薪を使った創作フレンチ。店内はスタイリッシュで落ち着いた雰囲気。程よい照明とゆったりとした空間で、大人の時間を過ごすのにぴったりです。スタッフの方の説明や対応も丁寧で、料理をより楽しめるよう配慮されていました。食材・技・空間・サービス、どれもレベルが高く、満足度の高いディナーになりました。デートや特別な記念日にもピッタリ。

ONO HAKATA / ザ ロイヤルパークキャンバス福岡中洲での利用、Annyで予約されたお客様の声

ホテルステイの時間の使い方

  • チェックイン後、まず温泉や大浴場へ。日常の疲れを落とす
  • 夜は客室のテラスで、配偶者とゆっくり会話
  • 夜遅く、ルームサービスでワインとチーズ
  • 翌朝、朝食前に散歩。朝日を浴びながら二人で歩く時間
  • 朝食を部屋で取る、またはレストランで取る

特にチェックインしてから最初の2時間は、日常の「仕事モード」から「二人時間モード」への切り替わりが起きます。この時間を丁寧に過ごすだけで、記念日の質感が変わります。

3. 旅行で思い出を作る(2〜3日のエスケープ)

「毎年レストランか...」という疲れが出始めたら、旅行という選択肢を。新しい場所で、新しい風景を見ると、脳が活性化します。

記念日旅行の選び方

  • 温泉地:有名どころ(箱根、熱海、伊豆)か、隠れた名湯か
  • リゾート:ビーチか、山か、里か
  • 歴史散策:古都(京都、奈良)での文化的な旅
  • グルメ旅:その土地の食べ物が目的地

記念日旅行のタイミング

記念日が平日の場合、前後の休みを組み合わせて、連休にする工夫が必要です。企業によっては「アニバーサリー休暇」を取りやすくしているところもあります。事前に上司に相談しておくと、スムーズに休みが取れることもあります。

子どもがいる場合

子どもを親や義親に預けるのは、多くの親が「申し訳ない」と感じます。でも、親たちは孫と過ごす時間を喜びます。事前に日程を伝え、「ちょっと夫婦で時間をもらいたい」と伝えれば、ほとんどの場合、快く引き受けてくれます。

4. 手料理でお祝い(経費ゼロの価値)

外出できない日もあります。小さな子どもが体調を崩した、仕事が立て込んでいた、金銭的に余裕がない年もあるでしょう。そんな時は、手料理でお祝い。

手料理が持つ力

レストランでのプロの料理は、五感を満たします。でも手料理は、違う感覚を動かします。「この人が、私のために時間をかけて料理を作ってくれた」という事実が、レストランよりも深い。

記念日の手料理、何を作るか

難しく考える必要はありません。

  • 配偶者が好きな料理を一品、作る
  • いつもより少し高い食材を使う(和牛、高級魚、ブランド野菜など)
  • テーブルに花を飾る
  • ろうそくを灯す

この3つだけで、日常の食卓が「記念日の食卓」に変わります。

子どもがいる場合の工夫

子どもが寝た後に、配偶者と二人で食べる。または子どもの就寝時間を早めるなど、時間帯をずらす。さらに、子どもに「今日はパパ(ママ)の誕生日だから」と言い聞かせれば、子どもも特別感を感じ、協力的になります。

5. サプライズギフトを贈る

記念日の時間的な過ごし方だけでなく、「物」でお祝いする方法もあります。

記念日に喜ばれるギフト

毎年、Annyのギフトモール(anny.gift)では、結婚記念日に選ばれるギフトのランキングが動きます。上位に入るのは:

  • フラワーギフト:生花アレンジメント、プリザーブドフラワー
  • グルメ:和牛、高級スイーツ、ワイン
  • ジュエリー:アニバーサリーリング、ネックレス
  • 体験ギフト:スパ、マッサージ、レストラン利用券
  • フォトアルバム:結婚式の写真をまとめた本

ギフトは、その時期の「二人の状態」を表しています。子どもが小さい時期は「リラックス系」(マッサージ、スパ)が人気。子どもが独立した時期は「豪華な体験系」(高級ホテル、グルメ)が増えます。

6. 手紙やメッセージを交わす

物質的なプレゼントではなく、言葉でお祝いする方法。

メモリアルレターの作り方

毎年、記念日の朝、配偶者へ手紙を書く。決まった形式はありません。

  • その1年を振り返って、感謝を述べる
  • 配偶者の頑張りを認める
  • 来年への願いを書く

手書きのぎこちなさ、言葉選びの試行錯誤が、レストランのメッセージカードにはない温度感を生みます。

子どもからのメッセージ

子どもが書ける年齢なら、子どもにも手紙を書かせる。字が下手でも、親への感謝の言葉が並ぶだけで、その手紙は家族の宝物になります。

7. 記念写真を撮影する

結婚式以来、ちゃんと「二人の写真」を撮っていない夫婦は多いです。

プロによる記念撮影

写真館やプロのカメラマンに依頼すれば、結婚式のような高品質な記念写真が取れます。相場は30,000〜100,000円。

  • スタジオ撮影:背景や照明がプロ仕様。フォーマルな写真になる
  • ロケーション撮影:二人の思い出の場所(出会った場所、初デートのスポットなど)での撮影

記念日の写真は、その時期の「二人の顔」を記録します。10年後、20年後に見返した時、その時々の表情から、その時期の人生が蘇ります。

セルフィーでいい場合

プロでなくても、スマートフォンの三脚を立てて、自撮りする夫婦も増えています。素人らしい親近感が、かえって愛おしい記念写真になることも。

8. 思い出の場所を再訪する

結婚記念日は、過去を振り返る日でもあります。

再訪が持つ力

二人が初めて会った場所、初デートのスポット、告白した場所——人生の大事な瞬間は、その「場所」と結びついています。時間が経ってから同じ場所を訪れると、その時の感覚が蘇ります。

再訪のバリエーション

  • 初デートのレストランで同じ料理を注文する
  • 告白した公園のベンチに座り直す
  • 二人で初めて泊まったホテルに再泊
  • 出会ったきっかけの場所(職場、学校、友人の紹介など)に関連する場所を訪問

時間の経過とともに、周りの風景は変わっています。けれど「ここで私たちは出会った」という事実は変わりません。その変わらない事実を、再び場所で感じることが、記念日の意義です。

9. 二人だけの時間を作る(本当に意外と難しい)

子どもが生まれると、親としての時間に支配されます。だからこそ、記念日の本質は「夫婦であることを思い出す時間」です。

二人だけの時間の作り方

  • 子どもを祖父母に預ける(夜間でも、1日でも)
  • スマートフォンを寝室に持ち込まない
  • テレビをつけない
  • 普段しない会話をする

「何か特別なことをしなくちゃ」というプレッシャーは不要です。いつもの夜ご飯を、スマートフォンなしで、ゆっくり食べるだけでいい。

10. 何もしない贅沢(も、立派な過ごし方)

最後に、あえて書いておきたいこと。

記念日だからと、何かしなければならない——その呪いから、自分たちを解放することも時には必要です。疲れている時期なら、いつもより1時間早く寝る。それだけでいい。

毎年毎年、外でお祝いしていた夫婦が「今年は何ももしなくていいか」と決めた時、その決断そのものが「二人の関係が進化した証」になることもあります。

年数別に見る、記念日の過ごし方

同じ「記念日」でも、1年目と25年目では、その意味は違います。その時期のライフステージに合わせた過ごし方を。

1〜3年目(新婚期):初心に戻る時間を

このタイミングでは「結婚して本当に良かったのか」という問い直しがまだ新鮮です。

1年目(紙婚式)

  • 過ごし方:結婚式の思い出を共有する
  • おすすめ:式を挙げた式場でのディナー、挙式写真を見返す、結婚式の動画を一緒に見る
  • メッセージ:「この1年、ありがとう」という素直な感謝

結婚してわずか1年。お互いが予期しなかった癖も見え始める時期です。だからこそ「それでも一緒にいようと思った」という再確認が、この時期の記念日の本質です。

2年目(綿婚式)

  • 過ごし方:二人の日常を大切にする
  • おすすめ:いつもの料理を、少し上質に。いつもの公園を、少し時間をかけて散歩
  • メッセージ:「相手のことが、少し理解できてきた」という実感

3年目(革婚式)

  • 過ごし方:夫婦としての基礎が見える時期
  • おすすめ:少し奮発したレストラン。子どもの計画を始める時期の人も多い
  • メッセージ:「二人で作る未来が見え始めた」という希望感

5〜7年目:子どもとの時間が入り始める頃

このタイミングでは、記念日の形式が大きく変わります。夫婦だけの時間を確保することが難しくなるから。

5年目(木婚式)

  • 過ごし方:子どもがいる場合、子どもを預けて夫婦時間を確保。いない場合は、ホテルステイで非日常を
  • おすすめ:祖父母に子どもを預けてのディナー、または家族でのホテルステイ
  • メッセージ:「忙しくても、二人の時間は大事」という意識

7年目(銅婚式)

  • 過ごし方:子育てのピークに向かう時期。現実的な過ごし方へシフト
  • おすすめ:子連れOKのレストラン、家族での日帰り旅行
  • メッセージ:「家族としての絆」

10〜15年目:人生の充実期

子どもも成長し、親としてのキャリアも安定する時期。ここからは「夫婦として何を楽しむか」が問い直される時期。

10年目(錫婚式)

  • 過ごし方:盛大にお祝いする。子どもが学校に上がり、親として安定する時期だから
  • おすすめ:高級ホテルステイ、旅行、親友たちとの食事会
  • メッセージ:「ここまで来たんだな」という実感

10年というのは、人生のマイルストーン。結婚式の思い出も薄れ、「本当にこの人と人生を共にしたい」という本音が見えてくる時期です。

15年目(水晶婚式)

  • 過ごし方:人生経験を重ねた夫婦の時間を味わう
  • おすすめ:普段いけないような高級レストラン、海外旅行、親だけでの旅
  • メッセージ:「一緒にいるのが当たり前になって、だからこそ感謝」

20〜25年目:子どもの独立が見え始める時期

このタイミングは、人生が二度目の変わり目を迎える時期。子どもがもう少しで独立する。親としての時間は終わり、夫婦へと帰る時間が来ます。

20年目(磁器婚式)

  • 過ごし方:子どもが思春期に入り、親の価値観を疑問視し始める。そんな中で「二人であること」を改めて認識する時期
  • おすすめ:二人だけの旅行、高級ホテルでのロングステイ
  • メッセージ:「次の人生ステージへ向けて」

25年目(銀婚式)

  • 過ごし方:人生の折り返し。ここまでを祝う。
  • おすすめ:家族ぐるみでのお祝い(子どもや孫も参加)、親戚での食事会、旅行
  • メッセージ:「ここまで支えてくれてありがとう」

銀婚式からは、「夫婦の記念日」から「家族の記念日」へと広がります。親たちの人生経験を、子ども世代が見つめ直す機会でもあります。

30年目以降:人生の集大成へ

30年目(真珠婚式)

孫が生まれている時期。人生が三世代の時間へ。

50年目(金婚式)

結婚後50年。極めて稀な到達点。親戚一同でのお祝いが一般的。

年数ごとの記念日の呼び方や意味について、さらに詳しく知りたい方は結婚記念日の年数別ガイドをご覧ください。

予算別の過ごし方:「いくら使う?」という問い

結婚記念日の過ごし方は、予算によって変わります。それぞれの選択肢を。

0円(手作り・手紙)

何ができる

  • 手料理でディナー
  • 手紙を交わす
  • 思い出の場所を散歩
  • 家で映画鑑賞
  • 写真を見返す

このパターンが向いている時

  • 家計が逼迫している時期
  • 小さな子どもがいて、外出が難しい時
  • 物よりも時間を大切にしたい時
  • 毎年何かしてきたけど、今年は静かにしたい時

予算がゼロだからといって、記念日の価値が下がるわけではありません。むしろ、限られた中で「相手を喜ばせるにはどうするか」という工夫が、記念日を深くします。

5,000〜10,000円

何ができる

  • 少し上質な食材での手料理
  • プリザーブドフラワー
  • メモリアルな小物(アニバーサリーキャンドルなど)
  • 家族用の記念写真撮影(スマートフォン)
  • 近場の温泉地への日帰り旅行

おすすめの組み合わせ

手料理(3,000円) + プリザーブドフラワー(2,000円) + 手紙作成(0円)= 5,000円

10,000〜30,000円

何ができる

  • レストランディナー(個室)
  • 1泊の温泉ステイ(スタンダードな部屋)
  • スタジオでの記念写真撮影
  • 高級ディナーギフト(和牛、ブランド海鮮)
  • 2日間の旅行(移動費込み)

最も選ばれる予算帯

Annyのデータから見ると、結婚記念日に使う予算の最頻値は15,000〜20,000円。理由は「少し特別だけど、毎年続けられる額」だから。

30,000〜50,000円

何ができる

  • ホテルステイ(高めのビジネスホテルから中級シティホテル)
  • 高級レストランでのコース料理
  • 2〜3日の近距離旅行
  • プロによる記念撮影 + 高級フォトアルバム
  • 体験型ギフト(スパ、料理教室)

このレベルが向いている時

  • 子どもが親に預けられるようになった時期
  • 結婚5〜10年目
  • 夫婦共働きで、ある程度の余裕がある時期

50,000円以上

何ができる

  • 高級ホテルでの1泊(5つ星クラス)
  • リゾート地への旅行(3日以上)
  • 記念日旅行+高級レストラン
  • 海外旅行

このレベルが向いている時

  • 特別な記念日(10年目、25年目など)
  • 子どもが独立した時期
  • 事業がうまくいった時など、臨時収入がある時

サプライズを仕込む:段取りのコツ

記念日をさらに特別にするのが「サプライズ」。でも、細かい計画は失敗のもと。現実的なサプライズの仕込み方。

事前にレストランと相談する

記念日であることをレストランに伝えるだけで、多くのお店が協力してくれます。

相談できる内容

  • 個室確約
  • スパークリングワイン(サービス)の手配
  • デザートプレートへのメッセージ記入
  • 花束や風船の装飾
  • 写真撮影の許可
  • テーブルの特別な配置

いつ相談するか

予約時に「記念日の利用で、サプライズを考えています」と伝えておく。当日の予想外の依頼よりも、事前相談の方が、お店も対応しやすいです。

花束の事前預け

花は日持ちしないので、当日朝に花屋で買うのが基本。ただし、完全なサプライズにしたい場合は、前日夜にレストランに花束を預けておくことも可能。

花束選びのポイント

  • 赤いバラは「愛」の定番。でも毎年だと被る可能性
  • 季節の花(春ならチューリップ、秋ならダリア)を選ぶと新鮮
  • 白と緑の配色は「清潔感」「信頼」
  • 配偶者が好きな色を優先する

予算

3,000〜5,000円程度。レストランに預ける場合は、預け代200〜300円かかることもあります。

子どもと一緒にサプライズを計画する

子どもが小学生以上なら、子どもも計画に参加させる方法も。

子どもとの計画の流れ

  1. 「パパ(ママ)の記念日だから、一緒にサプライズしようか」と持ちかける
  2. 子どもに手紙を書かせる、または絵を描かせる
  3. 当日、レストランで手紙や絵をプレゼント
  4. 子どもも記念日を祝う側になることで、家族の絆が深まる

金銭的に無理のない範囲で

「サプライズ=お金をかけること」ではありません。相手が喜ぶ最小単位を見つけることが、サプライズの秘訣。

相手が「サプライズ」を喜ぶのか「計画性」を喜ぶのか。その性格を知ることが大事です。

子どもがいる夫婦の記念日:新しい形

子どもが生まれると、記念日の過ごし方は激変します。

祖父母に預けて夫婦時間を確保する

最も現実的な方法。

預ける時のコツ

  • 事前に日程を伝える(1ヶ月前が目安)
  • 「ちょっと二人で時間を作りたい」と素直に伝える
  • 祖父母も孫と過ごす時間を喜ぶことを知る
  • 預ける時間は夜間だけでも、1日でもいい
  • 子どもが初めて預ける場合は、短時間から始める

預けられない場合は

親族に頼めない、親族が遠方の場合は、ベビーシッターサービスを使う手も。相場は2,000〜3,000円/時間。予約は2週間前には入れておきましょう。

子連れOKのレストランを活用する

親も子も一緒にお祝いする形式。

子連れOKレストランの選び方

  • キッズメニューがあるか
  • 子ども用の椅子(ハイチェア)があるか
  • トイレに子ども用の補助便座があるか
  • 個室か、子どもの声が目立たない環境か
  • 営業時間(早い時間帯に設定すれば、子どもの寝時間に重ならない)

心構え

子連れでのレストランは「親が楽しむ」よりも「子どもが機嫌よく過ごす」優先。その中で親も喜べれば十分。高級な店より、アットホームな店の方が、子連れには向いています。

ホームパーティで家族ぐるみでお祝い

外出せず、自宅でお祝いする形式。

ホームパーティのメニュー

  • 手作りか、デリの総菜か、出前か
  • 子どもの年齢に合わせたメニュー
  • アレルギー対応
  • デザートは子どもが喜ぶもの(ケーキなど)

親の準備時間を減らすコツ

  • 予め食べ物は用意しておく
  • 飾り付けは最小限(風船を2〜3個付けるだけでも子どもは喜ぶ)
  • 記念写真は家族全員で

子どもが就寝後に、大人だけで

子どもが寝た後(夜21時以降)に、大人だけでお祝いする形式。

やれることの例

  • 高級なワインと、ちょっと良いチーズ
  • 子どもと一緒には食べられない夜遅い食事
  • 映画鑑賞
  • ゆっくり話をする

子どもが朝5時に起きるご家庭なら難しいですが、それでも「子どもを寝かしつけた後の30分」でも、二人の時間は作れます。

次のステップ:記念日の過ごし方をもっと深く

記念日の過ごし方が見えてきたら、次は「実際にどこで過ごすか」を具体的に考える段階です。

Annyでは、結婚記念日のディナーガイドで、二人にふさわしいレストランの選び方を詳しく案内しています。また、結婚記念日のプレゼントガイドでは、年数や予算に合わせたギフト選びのコツも解説しています。

年数ごとの記念日の意味を知りたい方は、結婚記念日の年数別ガイドで、1年目から75年目までの名称・意味・祝い方を確認できます。

そして、実際に「この記念日を特別な場所で祝いたい」と思ったなら、Annyで予約できる結婚記念日のお店を見てみてください。実際のお客様の口コミ、写真、そして予約状況が確認できます。

記念日にぴったりのギフトを探すなら、Annyのギフトモールで、シーン別に選ばれているギフトをチェック。「記念日に選ばれているのはこれ」という、実際のデータに基づいた選択肢が見つかります。

結婚記念日のお祝いレストランを探したい方へ

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まとめ:記念日を特別にするのは、形式ではなく意識

結婚記念日の過ごし方は、十人十色です。

レストランディナーが正解ではなく、ホテルステイが正解ではなく、旅行が正解でもありません。その時々のライフステージで「二人にとって心地よい過ごし方」を選ぶことが、記念日を続ける秘訣です。

1年目は高級レストランで、3年目は自宅でのホームパーティで、10年目は旅行で——そうやって過ごし方が進化していくことも、二人の人生が進化していることの証。

大事なのは「毎年必ず何かする」ではなく「配偶者のことを思い出す」という事実です。

この記事は、Annyのお祝い専門コンシェルジュが、実際にお客様からいただいた声と、お祝いの場に関わってきた経験をもとにまとめています。

よくある質問

Q. 入籍日と挙式日、どっちが記念日?

法律上は「入籍日」。ただし、感情的には「挙式日」を大切にしたい人も多いです。二人で決めたその日が、その夫婦にとっての記念日。もし迷ったなら、毎年「今年はどっちで祝う?」と相談するのもいいでしょう。一度決めたら変えられない——そんなルールはありません。

Q. 毎年お祝いしなくちゃいけないの?

いいえ。経済的に余裕がない時期、仕事が忙しすぎる時期、子どもの成長段階によって優先順位が変わる時期もあります。大事なのは「記念日を祝う」という形式ではなく「配偶者のことを思い出す」という事実。その思い出し方は、自由です。

Q. 予算はどのくらいが普通?

Annyで予約された方の平均的な予算は、レストランディナーで12,000〜25,000円(2人)、ホテルステイで40,000〜80,000円(1泊2人)、旅行で80,000〜150,000円(2〜3日2人)。予算を決めるコツは「世間的な相場」ではなく「我が家にとって心地よい額」を見つけること。毎年続けられることが条件です。

Q. 共働きで忙しいから、記念日は簡潔に

完全に同意です。平日夜のレストラン(1時間30分〜2時間)、帰宅後の手料理+手紙交換(30分)、土曜昼間だけの日帰り旅行、スマートフォンで自撮り記念写真。時間の長さではなく「その時間に何を詰め込むか」の工夫が大事です。

Q. 夫(妻)が記念日に関心がない場合は?

記念日に関心がない理由は人によって異なります。まず「なぜ記念日が大事だと思うのか」を配偶者に伝える。「特別なことをする」のではなく「一緒にいるという選択を改めて確認する時間」という視点を共有する。配偶者が興味を持つ形式(食べ物好きなら「グルメ旅行」など)から始めてみましょう。

Q. 子どもの行事と記念日が重なったら?

子どもの行事(発表会、運動会)は日程が決まっていて変えられません。記念日は前後数日なら「記念日期間」として扱えます。前日または翌日にずらすことも可能。「本当は〇月〇日だけど、今年は別の日にしよう」という柔軟性が、長く続く秘訣です。

Q. 子どもがいる場合の記念日の過ごし方は?

祖父母に預けて夫婦時間を確保する、子連れOKのレストランを活用する、ホームパーティで家族ぐるみでお祝いする、子どもが就寝後に大人だけで過ごすなど、ライフステージに合わせた方法があります。「子どもがいるからできない」ではなく「子どもがいるからこそ、工夫する」という発想で。

Q. 結婚記念日を忘れてしまった場合は?

気づいたときに「ごめんね、改めてお祝いしようか」と伝えましょう。その会話自体が「相手を大事にしたい」という気持ちの表れ。記念日当日に完璧にお祝いするより、「遅れてでもお祝いしたい」という気持ちの方が、相手の心にずっと届きます。

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