結婚記念日ガイド|30周年(真珠婚式)

結婚30年、真珠のように
静かに輝く夫婦の第二新婚期。

真珠婚式の意味・50代夫婦の祝い方・子ども独立後の新生活・パールジュエリー・旅行・予算、ぜんぶこの1ページで。

結婚から30年、子どもは独立して家を出て、夫婦2人の生活が戻ってきた。
両親の介護が視野に入り、自分たちの健康も意識し始める50代。そんな30周年を、「第二新婚期」のスタートとして丁寧に祝いたい人へ。累計1万組のお祝いをサポートしてきたAnnyが、真珠のように静かに輝く30年目の過ごし方をすべてまとめました。

更新日:2026年4月18日 文字数:約20,000字 読了目安:15分

結婚30周年とは?

結婚30年目を記念する節目を「真珠婚式(しんじゅこんしき)」と呼びます。真珠が長い歳月をかけて少しずつ層を重ねて輝きを得るように、30年かけて夫婦が落ち着いた美しさを備えた関係に至ったことを祝う日。パールジュエリー(ネックレス・ピアス・タイピン)を贈り合うのが伝統です。子どもが独立して夫婦2人の生活が戻る「第二新婚期」のスタートでもあり、海外旅行・豪華ホテルステイ・長期滞在など、一生に一度クラスの体験を選ぶ夫婦が多い節目です。

結婚30周年(真珠婚式)とは?由来と意味

結婚30周年は「真珠婚式(しんじゅこんしき)」と呼ばれます。英語では Pearl Anniversary。イギリス発祥の伝統で、30年という長い歳月をかけて真珠のように美しく深い輝きを持つに至った夫婦関係を祝う日として、世界中で大切にされてきました。

真珠は、貝の体内に小さな異物が入ったところから少しずつ層を重ねて生まれます。時間をかけて少しずつ、少しずつ。結婚30年の夫婦もそれに似ています。日常のささいな出来事、ぶつかり合い、喜び、悲しみ、そのすべてが層となって重なり、外から見れば穏やかで美しい、内側は複雑で深い輝きを持つ関係に育ちます。

真珠婚式のシンボル

シンボルは当然ながら「パール」。妻へのパールネックレス、パールピアス、パールブローチが定番ギフトです。夫には真珠入りのタイピン・カフリンクスが贈られることも。どれも30年連れ添った夫婦が、これから10年・20年と身につけられる品として選ばれます。

真珠の種類と選び方

パールジュエリーを選ぶ際は、①あこや真珠(日本産・白系の上品な輝き)②南洋真珠(大粒でゴールド・ホワイト)③黒蝶真珠(神秘的なグレー・グリーン)④淡水真珠(カジュアル・手頃な価格帯)の4種類から選べます。30周年に贈るなら、格のあるあこや真珠か南洋真珠が定番。一生使える1点を選ぶつもりで選定すると失敗しません。

海外の30周年文化

欧米では「Pearl Wedding Anniversary」と呼ばれ、パールジュエリーが贈られる文化は共通。フランスでは「Noces de Perle」、ドイツでは「Perlenhochzeit」と呼ばれ、30年という節目の重みを世界各国が同じシンボルで表現しているのが興味深い点です。

なぜ30年が人生の大きな節目なのか

結婚30周年は、夫婦関係の「転換点」になる年です。25周年の銀婚式とも、40周年のルビー婚式とも違う、特別な意味を持ちます。

30年目の夫婦に起こっていること

  • 子どもが独立し、家に夫婦2人だけの時間が戻る
  • 定年が視野に入る(5〜10年後)
  • 両親が70〜80代になり、介護が現実的な課題に
  • 自分たちの健康・老後への不安が具体化する
  • 仕事のキャリアが頂点または下降期に入る
  • 孫の誕生が始まる夫婦も(子どもが結婚・出産)

つまり、結婚30年目は「人生の後半戦の入口」。若さの勢いは失われたが、経験と経済力は最も充実している時期。ここでどう生きるかを決めると、残りの20〜30年が豊かになります。

30周年を祝う意味

30年の結婚生活を振り返ると、それは「2人で小さな社会を作ってきた歴史」です。子どもを育て、家を買い、両親を見送り、仕事で成果を出し、友人関係を育て、趣味を持ち、時には衝突しながらも継続してきた。その総体を1日かけて祝うことは、次の人生の章に入る前の大切な儀式になります。

「むすこと一緒に計画した妻への誕生日アンド結婚記念日のお祝いでした。テーブル席で予約させていただいていたのですが、ご厚意で個室用意くださり、あんなに素敵な場所で妻のお祝いできたこと感謝しております。ケーキと花束と手紙のサプライズ成功したときのむすこの達成感に満ち溢れた顔は忘れられません。家族3人で素敵な空間で美味しいお料理をいただけたことはとてもいい思い出になりました。」

— Annyで予約されたお客様の声(日本料理 隨縁亭 / ホテルモントレ大阪)

30周年では、独立した子どもたちが親の記念日を企画してくれるケースも増えてきます。このレビューは家族で祝った例ですが、30年の結婚生活を育ててきた夫婦への敬意を、子どもたちが形にしてくれる節目でもあります。

第二新婚期としての30周年

「第二新婚期」という言葉を聞いたことがありますか?子どもが独立して夫婦2人の生活に戻る時期、新婚時代とはまた違う「大人の新婚期」が始まります。30周年はその入口です。

第一新婚期と第二新婚期の違い

項目 第一新婚期(20代) 第二新婚期(50代)
経済力 少ない(家賃・結婚資金でカツカツ) 最も充実(子育て終了・貯蓄あり)
時間の自由度 仕事優先で不自由 子育てが終わり夫婦時間が戻る
お互いへの理解 これから作っていく 30年分の蓄積がある
体力 有り余るほど 体力低下が始まる
未来観 無限の可能性 有限を意識した濃密さ

第二新婚期にすべきこと

  • 夫婦の時間を意図的に確保:毎月1回は外食・旅行・映画など、2人の時間を作る
  • 新しい共通の趣味を始める:ゴルフ・料理・ワイン・ダンスなど
  • 30年の記録を整理:写真・手紙・思い出を整理してフォトブックに
  • 未来の20年プラン:定年後の生活・住まい・旅・健康
  • お互いを「異性」として再発見:デート感覚のディナー、新しいファッション

第二新婚期のよくある「つまずき」

子どもがいたときは「子ども中心」の会話で回っていた夫婦が、2人になった途端に話題が尽きる、ということがあります。30年一緒にいたからといって、自然に会話が続くとは限りません。意識的に新しい話題・新しい場所・新しい挑戦を作ることで、第二新婚期は豊かになります。

30周年の祝い方5パターン

50代夫婦の経済的余裕と、これからの人生設計を踏まえた祝い方は、大きく5つ。

① 豪華ディナー+都内ホテル1泊(20〜40万円)

高級レストランでのディナー+ラグジュアリーホテルで1泊。仕事を早めに切り上げて、記念日当日に祝える現実的な選択肢。

② 国内温泉旅行 2〜3泊(30〜60万円)

京都・箱根・沖縄・金沢など、50代が好む大人の旅先で夫婦2人の時間。老舗料亭旅館・離れの温泉宿など、静かな空間を選ぶ。

③ 海外旅行 7〜10泊(80〜150万円)

ハワイ・バリ・プーケット・モルディブ・ヨーロッパなど。ハネムーンのやり直し、または「30年前には行けなかった憧れの地」。

④ 海外長期滞在 2週間〜1ヶ月(150〜300万円)

リタイア準備として、気になっていた土地に2週間〜1ヶ月滞在。ハワイ・ヨーロッパ・東南アジアで住むように旅する体験。

⑤ 家族での大人数お祝い(30〜80万円)

子ども家族、孫も含めた総勢10人前後での記念日。ホテルの宴会場、老舗料亭の大きな個室、貸切レストランなどで。

圧倒的に人気が上がっているのは②〜④の夫婦旅行パターン。30周年は「夫婦だけの時間を最大化する」節目と認識されており、家族との祝いは別日に設ける夫婦が多いです。

独立した子どもとの距離感

30周年のとき、子どもは20代後半〜30代前半。社会人として働き始め、結婚・出産といった人生の節目を迎えている、またはこれから迎える年齢です。

子どもが独立している場合の祝い方

  • 夫婦2人で旅行・ディナー:子どもは別日に食事会で呼ぶ
  • 子どもと夫婦の3世代で食事会:孫がいれば4世代で
  • 子ども主催のサプライズ:子どもから夫婦にプレゼント・ディナーを企画してもらう

子ども主催のお祝いを実現するには

30年目になると、子どもたちが企画してくれる記念日は特別な意味を持ちます。「育ててくれてありがとう」の気持ちが形になった時間だからです。子ども側から提案してくれるのを待つ夫婦が多いですが、さりげなくヒントを出す(「30周年だから何か特別なことしたいな」等)のは悪くない戦略です。

子ども・子ども家族からの記念日プレゼント

  • 家族写真のフォトブック(子どもが作成)
  • 両親へのレストラン招待(子どもが予約・支払い)
  • 孫からの手紙・絵・ビデオメッセージ
  • 両親のための温泉旅行券
  • 家族全員での記念撮影

両親の介護と並行しながら祝う

50代は親の介護が本格化する世代でもあります。記念日を祝いたくても、両親の状況で長期間家を空けられない、という現実的な悩みを持つ夫婦も多いのが30周年です。

介護中でも実現できる30周年の祝い方

  • 近場のホテルステイ(1泊のみ):介護施設や実家から30分圏内のホテルで1泊
  • ランチタイムのディナー:介護の合間の3〜4時間で記念日ランチ
  • 自宅ケータリングディナー:家から出ずに2人で記念日
  • ショートステイ利用で旅行:親をショートステイに預けて1〜3泊の旅行
  • 介護施設でのお祝い:親の介護施設で家族全員の小さな記念日パーティー

介護と記念日の両立のコツ

  • 兄弟姉妹・親族と介護をシェアしておく
  • 介護保険サービス・ショートステイを事前に手配
  • 緊急連絡体制を整える
  • 「祝い事を犠牲にしない」と夫婦で決める(介護うつの予防にもなる)
  • 距離に関係なく、必ず「2人の時間」を作る

介護世代への言葉

「親の介護があるから記念日なんて」と思いがちですが、夫婦の時間を意図的に作ることは、介護の質を上げる行為でもあります。疲弊した夫婦関係は介護そのものの質を落とします。30周年は「祝う権利を放棄しない」ことが、この先10年の家族関係を守ります。

妻への30周年プレゼント

30年連れ添った妻に贈るプレゼントは、「美しさを引き立てる品」か「長く使える一生物」の2方向が主流。

真珠婚式の定番ギフト(パール系)

  • あこや真珠のネックレス(7〜8mm):定番中の定番。冠婚葬祭で使える一生物。予算10〜30万円
  • 南洋真珠のネックレス・ピアス:大粒で華やか。ゴールド系・ホワイト系が人気
  • 黒蝶真珠のペンダント:神秘的なグレー。50代の妻の個性を引き立てる
  • パールブローチ:着物・ジャケットに合うエレガントな逸品
  • 真珠の指輪・エタニティ:結婚指輪の隣に光る2本目のリング

パール以外の人気ギフト

  • ダイヤモンドのエタニティリング:30周年の「2本目の結婚指輪」
  • ハイブランドの時計:一生使える機械式時計(20〜50万円)
  • ブランドバッグ:エルメス・シャネル・ルイヴィトンなどの定番モデル
  • 旅行と記念日のダブルギフト:ジュエリー+海外旅行のパッケージ
  • オーダーメイドのジュエリー:夫婦のイニシャル入り・記念日刻印

「時間」を贈るギフト

  • 温泉宿の長期滞在ペアチケット
  • エステ・スパの年間パス
  • 料理教室・ワイン教室の1年コース
  • 美術館・観劇の年間パス

夫への30周年プレゼント

50代の夫は、キャリアの後半戦を迎えている時期。今まで使えなかった贅沢品、定年後に役立つ趣味の道具などが選ばれます。

真珠婚式の定番ギフト(パール系)

  • 真珠入りのタイピン:スーツ派の夫に。フォーマルでエレガント
  • 真珠のカフリンクス:一枚上の男性に。冠婚葬祭で光る逸品
  • 真珠ボタンのシャツ:オーダーシャツに真珠ボタンを組み込む

実用×記念性の高いギフト

  • 高級腕時計:ロレックス・オメガなどのヴィンテージ・機械式(30〜80万円)
  • オーダーメイドスーツ:引退後も使える1着
  • 高級万年筆・筆記具:モンブラン・ペリカン・パーカー
  • ゴルフ道具の新調:クラブ一式・バッグ・ウェア
  • ウイスキー・ワインの古酒:結婚年と同じヴィンテージの1本
  • 趣味のための一式:釣り・カメラ・オーディオ・自転車など

「これからの時間」を贈るギフト

  • ゴルフ場の会員権・プレー券
  • ウイスキーセラー・ワインセラー会員
  • 温泉旅館の定期滞在プラン
  • 釣り・カメラ・ダンスなど新しい趣味の教室券

30周年の記念ディナー選び

30周年のディナーは、「人生で数えるほどしか行けない特別な店」を選ぶのが定番。50代だからこそ、価値がわかる店選びが可能です。

30周年におすすめのレストランタイプ

  • ミシュラン3つ星:人生の節目にふさわしい最高峰。1人3〜8万円
  • 老舗料亭(京都・東京・金沢):数百年の歴史がある格式高い空間
  • 夜景の見える高層レストラン:都内の50階以上の高層階で
  • 隠れ家レストラン:知る人ぞ知る、完全予約制の店
  • シェフズテーブル:10名程度のカウンターで最上級の体験

店選びで押さえたい条件

  • 完全個室または半個室で会話に集中できる空間
  • 記念日プラン・記念プレート対応(30周年の文字入れ)
  • サプライズ対応に慣れている(手紙朗読・花束・ケーキ)
  • 50代の味覚に合う「出汁・素材感の強い」料理
  • ワイン・日本酒のセレクションが充実

「北新地のフレンチ「アントレーズ」敷居高そうに見えましたが、スタッフの方は気さくで話しやすく、居心地の良いレストランでした。お料理はどれも美味しくて感動しました。盛り付けもインスタ映えします!女子会やお誕生日祝いにぴったりですね。また行きます。」

— Annyで予約されたお客様の声(un-treize / ライズホテル大阪北新地)

30周年のレストラン選びで大事なのは、まさにこの「敷居高そうに見えるけど実は居心地が良い」感覚。格のある店でありながら、肩肘張らずに過ごせる空気が、50代夫婦の記念日に合います。

夫婦旅行・長期滞在のおすすめ

30周年旅行は「人生で一度の豪華旅行」として計画される夫婦が多数。30年前には実現できなかった夢の地を選ぶ人が多いのが特徴です。

国内旅行のおすすめエリア(2〜3泊)

  • 京都(老舗料亭旅館):俵屋・柊家・炭屋旅館などの数百年続く名宿
  • 箱根(離れ付き高級旅館):強羅花壇・箱根吟遊など
  • 金沢・能登(加賀屋など):大人の和旅の王道
  • 沖縄(リゾートホテル):ブセナ・ザ・リッツ・カールトン
  • 屋久島・奄美・石垣島:自然と静けさを重視する50代に

海外旅行のおすすめエリア(7〜10泊)

  • ハワイ(7泊):50代の海外旅行定番地。ワイキキ・マウイ島・カウアイ島
  • バリ・プーケット(7泊):プライベートヴィラで夫婦2人の贅沢時間
  • モルディブ(7泊):水上コテージで究極のリゾート
  • パリ・ローマ(10泊):ヨーロッパ2都市巡り。美術館・美食
  • ニューヨーク・ロサンゼルス(7泊):アメリカ東西のアクティブ旅
  • スイス・オーストリア(10泊):アルプスと音楽の国を巡る

長期滞在のおすすめ(2週間〜1ヶ月)

定年準備の視察を兼ねた長期滞在も、30周年を機に実現する夫婦が増えています。

  • ハワイ(コンドミニアム滞在)
  • 沖縄(月単位ホテルステイ)
  • 軽井沢・箱根(別荘体験)
  • 京都(町家ステイ)
  • バリ・タイ・ベトナム(ロングステイビザ活用)

予算の目安

国内2泊3日で30〜60万円、海外7泊で80〜150万円、海外10泊で100〜200万円、長期滞在1ヶ月で150〜300万円。50代夫婦が「今の経済力で今の体力で行ける」ベストなタイミングが30周年です。

夫婦で始める新しい趣味

30周年を機に、夫婦で新しい共通の趣味を始めるカップルが増えています。第二新婚期の夫婦関係を深める強力な方法です。

50代から始めて30年楽しめる趣味

  • ゴルフ:運動量・社交性・継続性のバランスが良い。80代まで続けられる
  • ワイン・日本酒:知識・味覚・コレクション性が深まる。レストラン選びも楽しくなる
  • 陶芸・絵画・書道:手仕事系は認知症予防にも
  • ダンス(社交ダンス・サルサ):体を動かしながら夫婦で楽しめる
  • 料理教室:2人で料理を学ぶと食卓が変わる
  • 登山・トレッキング:自然の中で体を動かす。装備も楽しめる
  • 音楽(ピアノ・ギター):夫婦で演奏会を開く楽しみも
  • カメラ・写真:旅との組み合わせが最強

趣味の始め方

まずは「体験教室」から始めるのがコツ。1回だけの参加で雰囲気を知り、合えば継続。夫婦で同じ教室に通うと、お互いの成長を見守れて楽しみが倍増します。月1回の教室でも、10年続ければ相当なレベルになります。

趣味を始める投資額の目安

  • ゴルフ:道具一式20〜30万円、プレー費月3〜5万円
  • ワイン:セラー・ワインで年間20〜50万円
  • ダンス:月謝2〜3万円、衣装・靴で5〜10万円
  • カメラ:ボディ・レンズ一式20〜40万円

30年分の感謝を言葉にする

30年という歳月を言葉にするのは難しい。でも、この節目だからこそ、今までで一番深い手紙が書ける可能性があります。

30年分の手紙の書き方

全部を書こうとすると書けなくなります。コツは「30年を10年ごとに分けて、各10年で印象深かった1場面を選ぶ」こと。

  1. 出だし:「結婚から30年が経ったね」と静かに始める
  2. 最初の10年(20代〜30代):新婚・子育て期のハイライト1つ
  3. 中盤の10年(30代〜40代):子育て絶頂期のハイライト1つ
  4. 最近の10年(40代〜50代):子ども独立期のハイライト1つ
  5. 相手への感謝:この30年で相手から受け取ったもの
  6. これから:次の20年、30年への夢
  7. 結び:「これからも、2人で」

手紙の分量

30周年の手紙は1,000〜2,000字が適量。便箋3〜5枚。多すぎず少なすぎず、読み終わった後に余韻が残る長さです。

手紙が苦手な人のための演出

  • 30年の写真を1冊のフォトブックに(表紙に短い言葉)
  • 家族全員のビデオメッセージ
  • 結婚式のビデオを一緒に見る時間
  • 夫婦の年表(仕事・子育て・出来事)を1枚の絵にまとめる
  • 子どもからの寄せ書きに夫婦も加える

予算別プラン(経済的余裕を活かす)

50代は人生で最も経済的に余裕がある時期の1つ。30周年の予算は、10〜20代の頃には考えられなかったスケールで組めます。

予算20万円

  • 高級ホテル1泊ディナー(12万円)+パールジュエリー(8万円)

予算50万円

  • 国内2泊旅行(30万円)+パール+ジュエリー(15万円)+フォトブック(5万円)

予算100万円

  • 海外7泊旅行(60万円)+ハイブランドジュエリー(30万円)+記念品(10万円)

予算200万円

  • 海外10泊旅行(100万円)+高級腕時計・ジュエリー(80万円)+フォトブック・記念品(20万円)

予算300万円以上

  • 海外長期滞在2週間(150万円)+ハイブランドジュエリー(100万円)+家族での大型記念パーティー(50万円)

予算を組むコツは「定年後の貯蓄に影響しない範囲で、今しかできないことに使う」こと。30周年は「今使わなければ後悔する」タイミングでもあります。ただし無理は禁物。これからの20年を見据えて計画する視点が必要です。

次の20年の設計

30周年で祝うのは過去の30年だけでなく、「これからの20年・30年」の設計スタートでもあります。50代は残りの人生の後半戦がどんなものになるかを決める重要な時期です。

次の20年で話し合うべきテーマ

  • 定年後の住まい:都心・郊外・地方・海外・二拠点生活
  • 仕事の引退時期:早期退職・継続雇用・独立・再就職
  • 経済計画:退職金・年金・資産運用・住宅ローン残債
  • 健康管理:運動習慣・食事・定期健診・医療費
  • 趣味・学び:夫婦で始めること・個人で深めること
  • 旅行計画:行きたい場所リスト・年間旅行回数
  • 親の介護:兄弟姉妹との役割分担・施設検討
  • 相続・エンディング:遺言・保険・家族への伝達

30周年にすべき「夫婦会議」

記念日の旅行中、夜のひとときに「これからの20年の夫婦会議」をしてみてください。テーマを1つずつ話し合い、互いの希望をすり合わせる。30年連れ添った夫婦でも、将来の希望はすれ違っていることが多いもの。このタイミングで言語化することが、次の20年を豊かにします。

50代の夢リスト作成

記念日を機に、夫婦それぞれの「50代以降に実現したい夢10個」を書き出してみる。書いたものを共有し、2人の夢リストを作る。そこから1年ごとに1つずつ実現していけば、40周年・50周年が「夢リストを叶えた記念日」になります。

よくある質問(FAQ)

結婚30周年は「真珠婚式」と呼ばれる理由は?

真珠が長い歳月をかけて少しずつ層を重ね、美しい輝きを持つに至る過程と、30年という長い時間を共に歩んだ夫婦の関係の重なりが似ているから。真珠婚式(しんじゅこんしき/Pearl Anniversary)はイギリス発祥の伝統で、パールジュエリーを贈り合うのが定番です。

結婚30周年の予算はどれくらいが相場ですか?

30周年はディナー+プレゼント+旅行を合わせて30〜100万円が中心帯です。レストランディナーのみなら10〜15万円、ホテルステイは20〜40万円、国内豪華旅行なら40〜80万円、海外旅行なら80〜200万円。子どもが独立して経済的余裕が出る世代なので、一生に一度クラスの体験を選ぶ夫婦が多いのが30周年の特徴です。

子どもが独立していますが、家族で祝うべき?

「夫婦2人で祝う+別の日に家族で食事」の二段構えが主流です。30周年は子どもが20代後半〜30代前半が多く、社会人・結婚・出産前後の節目。まずは夫婦2人で旅行やディナーを楽しみ、別日に子ども家族と集まって食事会、というスタイルが定着しています。30周年は「夫婦の再スタート」と「家族の報告会」の両方を楽しめる年です。

真珠婚式のプレゼントはパール以外でもいい?

もちろん大丈夫です。パールが定番ですが、妻にダイヤモンドジュエリー・高級時計・ブランドバッグ、夫に高級腕時計・万年筆・オーダースーツ・ゴルフ用品など、記念性の高い品が選ばれます。ただし真珠婚式ならではの象徴として、パールネックレス・パールピアス・タイピンのパールなど1点は伝統的なアイテムを入れる夫婦が多いです。

30周年は第二新婚期と言われますが具体的にどういう時期?

子どもが独立して夫婦2人の生活に戻る時期を「第二新婚期」と呼びます。30年前の新婚期と違うのは、経済的余裕・夫婦のお互いへの理解・時間の使い方の自由度。新婚時代に行けなかった場所、諦めていた趣味、忙しくて言えなかった言葉を、30年後に実現できる特別な時期です。

両親の介護と結婚記念日が重なります。祝う余裕がありません。

50代は両親の介護が本格化する時期と重なる世代です。泊まり旅行が難しければ、近場のホテルランチ、自宅での記念ディナー、ケータリングディナーで夫婦時間を確保する方法があります。介護の合間の2〜3時間でも「2人の時間」を意図的に作ることが、この先の夫婦関係を支える力になります。祝いのスケールより、「祝うこと自体」に価値があります。

30周年にジュエリーを贈りたい。パール以外のおすすめは?

真珠以外で選ばれているのはダイヤモンドのエタニティリング、結婚30年の証としてのペンダント、大粒のダイヤモンドピアス、高級ブランドの時計。妻への贈り物なら15〜50万円、ハイブランドなら100万円超の選び方も。30周年は「生涯使えるジュエリー」を選ぶ最後のタイミングとして、ワンランク上の品を選ぶ夫婦が多いです。

旅行は国内と海外、どちらが多い?

30周年旅行は「国内5割・海外5割」くらいの比率です。国内では京都・箱根・沖縄、海外ではハワイ・ヨーロッパ・東南アジアリゾートが人気。特に「30年前に行けなかった憧れの地」を選ぶ夫婦が多く、モルディブ・タヒチ・バリなどのリゾートや、パリ・ローマなどのヨーロッパ都市が選ばれています。滞在は10日〜2週間の長期旅行が人気。

夫婦で同じ趣味を始めたいです。30周年から始められるものは?

50代から始めて何十年と楽しめる趣味として、ゴルフ・陶芸・ワイン・着物着付け・登山・ピアノ・夫婦で参加するクッキング教室などが選ばれます。30周年の記念として2人で教室に通い始める、道具を揃える、という演出も効果的。新しい共通項は夫婦の関係を再活性化してくれます。

50代で体力的に心配。アクティビティは控えめにすべき?

50代前半はまだアクティブに動ける世代です。海外旅行・温泉めぐり・美術館・食べ歩きなど、60代になると体力的にきつくなるアクティビティを今のうちに楽しむのが30周年の正解。ただし長時間のフライト・高地・過酷なツアーなどは健康状態と相談して。持病があれば主治医に相談してから計画を立てましょう。

これからの20年、30年をどう設計すればいい?

30周年は「次の30年」を設計するのに最適なタイミング。定年後の住まい・生活費・趣味・旅行・健康管理・相続など、夫婦で話し合うべきテーマが多い時期。記念日旅行中の夜に、これからの20年の夢リストを一緒に作る夫婦が増えています。現実的なライフプランと夢の実現、どちらも言語化する価値があります。

30周年と25周年・40周年の違いは?

25周年は「三世代でのお祝い」、30周年は「第二新婚期の夫婦再スタート」、40周年は「孫との時間を大切にした祝い」と性格が分かれます。30周年の特徴は「夫婦2人の時間に還る」こと。子ども・孫・両親介護からつかの間離れて、2人だけの時間を丁寧に過ごすことが、この節目にしか味わえない贅沢です。

結婚30周年の準備、Annyが全部サポートします。

50代夫婦のための高級レストラン、真珠婚式のジュエリー、夫婦2人の長期旅行まで、累計1万組のお祝いをサポートしてきたAnnyが、あなたの30周年を形にします。

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