お祝いの専門家が書く、結婚38周年の完全ガイド
結婚38周年完全ガイド
何婚式?名称の複数説・ルビー婚式2年前の使い方・プレゼント・旅行・予算まで
「結婚38年って、何婚式?」と検索すると、水銀婚式やガラス婚式という言葉が出てくる。でも正直に言えば、どちらも「そういう説がある」という程度の名称で、日本では知られていません。珊瑚婚式(35年)を過ぎ、ルビー婚式(40年)まであと2年。60代前半〜半ばという、定年退職前後のこの時期に38周年は訪れます。仕事中心だった日々から、2人で過ごす時間の割合がじわじわと増えていく。「これからどこへ行こうか」「次の記念日は何をしようか」という話が、ふいに増える年。累計1万組以上のお祝いをサポートしてきたAnnyが、38周年の名称の整理から、過ごし方・プレゼント・旅行・予算まで、本当に使える情報にまとめました。
結婚38周年(水銀婚式・ガラス婚式)とは
結婚38周年の名称には複数の説があり、統一されていません。英国の一部リストでは「水銀婚式(Mercury Anniversary)」、別の資料では「ガラス婚式(Glass Anniversary)」と紹介される場合があります。どちらも国際的に定着した呼称ではなく、日本では珊瑚婚式(35年)やルビー婚式(40年)のような知名度はありません。60代前半〜半ば・定年退職前後という時期に迎えるこの年は、「ルビー婚式の2年前として計画を立て始める年」として過ごすのが実用的です。予算3〜15万円のディナーや旅行を軸に、2人の第二の人生をどう使うかを静かに話し合う記念日として位置づけられます。
Annyで記念日を予約した方からも、こんな声が届いています。
結婚記念日で利用させて頂きました。記念日コースは、ホールケーキ付き個室でしたので、2人で楽しく過ごせ、料理も美味しく食べました。最後は部屋の灯りが消えた?停電と思いきや、担当スタッフさんが、ケーキを持って祝福して頂き感動です。
Annyで予約されたお客様の声
38周年の名称と複数の説
結婚記念日の名称体系は国・地域・文化によって異なり、大きな節目以外は統一されていません。38周年も複数の名称が見られます。
水銀婚式(英国の一部リスト)
英国の伝統的な記念日リストの一部で38周年に「水銀婚式(Mercury Anniversary)」が割り当てられている資料があります。水銀は常温で液体のまま存在する唯一の金属で、独特の銀色の輝きと流動性を持ちます。固体でも気体でもない、その曖昧さと特殊な美しさが、38年という「節目でも非節目でもない」この年の性質と重なっているとも読めます。
ただし、水銀は現代では環境・健康への毒性が広く知られており、「水銀が38年の象徴」というのは古い文献の表現です。現代的な贈り物として水銀そのものは使われませんが、「しなやかに形を変えながら本質は変わらない」という意味の象徴として解釈されます。
ガラス婚式(英国の別資料)
英国の別の記念日リストでは38周年に「ガラス婚式(Glass Anniversary)」を割り当てるものがあります。ガラスは透明で、磨けば磨くほど輝きを増す素材。同時に衝撃に弱く、丁寧に扱うことを求められる。38年の夫婦関係が持つ「透き通った信頼」と「丁寧に守り続けてきた関係」を重ねた命名です。
なお「ガラス婚式」は15周年の名称としても使われることがあり、文献によって割り当て年が異なります。38周年の名称として広く定着しているわけではありません。
正直な整理
水銀婚式・ガラス婚式はどちらも「そう呼んでいる地域や文献がある」という意味での名称です。ルビー婚式(40年)やサファイア婚式(45年)のような国際的な知名度は持っていません。38周年を大切にしたいなら、名称より「この年に2人でどんな時間を作るか」の方が重要です。
水銀婚式の象徴的な意味
水銀という素材が38周年の象徴として持つ意味を考えてみます。
固体でも気体でもない、液体金属
水銀は「金属なのに液体」という独特の性質を持ちます。固い殻に閉じこもらず、かといって気体のように拡散しない。この「しなやかに形を変えながら、金属としての本質を保つ」性質は、38年の夫婦関係が持つ柔軟さと重なります。お互いの変化を受け入れながら、2人の核心は変わっていない。その姿です。
銀色の輝き
水銀の輝きは他の金属とは違い、液体ならではの滑らかな反射を持ちます。年月とともに積み重なってきた夫婦の歴史が、そのような独特の光を持つようになる。38年という時間がなければ生まれない輝きです。
プレゼントへの応用
水銀そのものをプレゼントするわけではありませんが、水銀ガラス製の花瓶やキャンドルホルダー(5,000〜3万円)、ミラーガラスを使ったインテリア雑貨(8,000〜4万円)は「水銀婚式の雰囲気」に合うプレゼントです。「これが38年の象徴だと知って選んだ」という理由を手紙に書いて渡すと、インテリア雑貨が記念品に変わります。
ガラス婚式の象徴的な意味
ガラスという素材が38周年の象徴として持つ意味は2層あります。
透明さ=嘘のない関係
ガラスの最大の特徴は透明であること。38年という時間を経た夫婦関係には、無駄な見栄や取り繕いが消えています。お互いを知り尽くしているから、透明でいられる。ガラス婚式の「透明さ」は、38年分の信頼の結果です。
磨くほどに美しくなる
ガラスは丁寧に磨くほど輝きが増します。38年の夫婦関係も同じです。放置すれば曇り、丁寧に関われば光る。記念日にわざわざ時間を作ること自体が、ガラスを磨く行為に似ています。
プレゼントへの応用
ガラス婚式にちなんだプレゼントとして、クリスタルのペアグラス(1〜5万円)、ガラスの一輪挿し(5,000〜2万円)、スワロフスキーや江戸切子などの高品質なガラス工芸品(1〜8万円)が選択肢です。使うたびに38周年を思い出せる実用的なものが向いています。
珊瑚婚式(35年)とルビー婚式(40年)の中間として
38周年を「珊瑚婚式の3年後、ルビー婚式の2年前」として捉えると、この年の使い方が見えてきます。
珊瑚婚式の3年後
35周年の珊瑚婚式で節目を祝ってから3年が経ちました。珊瑚婚式で大きな旅行をした夫婦も、家族を招いた食事をした夫婦も、38周年は「あの節目の3年後の自分たち」を確認する年です。珊瑚婚式で思い描いた「これからの5年」が、現実と比べてどうか。38周年のディナーはそれを静かに確認する場になります。
珊瑚婚式(35年)の詳細は結婚35周年(珊瑚婚式)完全ガイドをご覧ください。
ルビー婚式まで2年
40周年のルビー婚式は、「情熱の色」ルビーにちなんだ大きな節目です。38周年は、その2年前。「40周年はどうしようか」という話を始めるのは、38周年の今からでも早くはありません。誰を招くか、どこで祝うか、予算をどう準備するか。2年前から設計すると、ルビー婚式を迎えるときの余裕が生まれます。
ルビー婚式(40年)の詳細は結婚40周年(ルビー婚式)完全ガイドで詳しく解説しています。38〜39周年を含む36〜39周年のまとめは結婚36〜39周年まとめガイドも参考にしてください。
38周年の過ごし方パターン5選
60代前半〜半ばの夫婦が38周年を祝うとき、「2人の時間の作り方」と「40周年への助走」を意識した5つのパターンがあります。
パターン1:夫婦2人だけの個室ディナー
静かに2人で過ごしたいなら個室ディナーが最適です。周りを気にせず38年分の話ができる空間。2〜5万円のコース。Annyの結婚記念日レストランプランで個室・コース・記念日対応の条件で探せます。
パターン2:1泊旅行でゆっくり過ごす
まだ体力が十分にある60代前半〜半ばだからこそ、少し遠くまで足を伸ばせます。国内温泉1泊か、近場の海外旅行か。Annyの記念日宿泊プランで条件に合う宿が探せます。40周年に大きな旅行を計画しているなら、38周年は国内1泊で行ったことのない場所を選ぶのもいい。
パターン3:水銀・ガラスをテーマにしたプレゼント交換
ペアのクリスタルグラスや江戸切子など、「ガラス婚式にちなんだ」プレゼントを交換する。名称を知っている夫婦にとっては、38周年ならではの過ごし方になります。自宅でお取り寄せのごちそうを囲みながら渡すだけで、十分な記念日になります。
パターン4:「40周年の計画」を2人で立てる
38周年のディナーを「2年後のルビー婚式をどう祝うか話し合う場」として使う。旅行先の候補、誰を招くか、予算感。これを2人で楽しく計画する時間が、38周年の記念日そのものになります。「旅行の計画を立てる夜」は、旅行に行くのと同じくらい楽しい。
パターン5:孫と一緒に家族で食事
38周年は節目ではありませんが、孫が生まれて初めての記念日や、子どもが帰省する機会と重なった場合は家族全員での食事にしても自然です。三世代での大きな祝いは40周年に取っておき、38周年は軽い形で家族が集まる、という使い分けも選択肢の一つです。
夫から妻へ:38周年のプレゼント
クリスタル・ガラス工芸品(1〜8万円)
江戸切子のペアグラス、スワロフスキーのオブジェ、クリスタルの花瓶など。「ガラス婚式にちなんで選んだ」という理由を添えると、工芸品が38周年の記念品に変わります。毎日使えるペアグラスは実用性も高い。
旅行・体験ギフト(5〜20万円)
「40周年の前哨戦として、2人で行ったことのない場所へ行こう」という形で渡す旅行券。行き先を妻に選ばせるか、夫が全部手配するか、どちらも向いています。Annyの宿泊特集でも記念日向けプランが揃っています。
上質なジュエリー(3〜15万円)
「38年間、いつもそばにいてくれた感謝」を込めたネックレスやブレスレット。35周年の珊瑚婚式と素材を変えて選ぶと、38周年ならではの贈り物になります。
フォトブック(1〜3万円)
38年分の写真を1冊に。最近の家族写真・旅行写真を中心に、昔の写真を少し混ぜると「38年の軌跡」が1冊に凝縮されます。制作に2〜3週間かかるため早めに発注を。
妻から夫へ:38周年のプレゼント
上質な革小物・アクセサリー(1〜5万円)
退職前後の夫には、毎日使える上質な財布・名刺入れ・ベルトが向いています。「38年、ありがとう」を刻んだ革小物は、使うたびに記念日を思い出させます。
趣味への投資(2〜8万円)
ゴルフ・釣り・カメラ・読書など、定年後に時間が増えた趣味への投資。「38年見てきたから、これが合うと思って選んだ」という一言が、どんなプレゼントの価値も上げます。
2人で行く旅行の手配(5〜20万円)
妻が全部計画した旅行を夫に連れていく。出発の朝に「行き先はここ」と告げるサプライズ形式は、38周年に向いています。「まだ一緒に行っていない場所がある」という事実が、プレゼントの中身になります。
38周年の記念ディナーの選び方
60代前半〜半ばの夫婦のディナーは「2人だけの時間の質」を最優先に選びます。
個室を選ぶ理由
38年連れ添ってきた2人が「38年前の話」「子どもの頃の記憶」「これからの計画」を話すとき、周りに聞かれたくない内容が出てきます。個室はその「2人だけの空間」を保証します。コスト的に個室料金が割増でも、その価値はあります。
「記念日での利用」を事前に伝える
Annyの備考欄で「結婚38周年です」と事前に伝えると、ケーキや花束のサービスが付く店舗があります。Annyの結婚記念日プランで予約すると、こういった対応もスムーズです。
和食か洋食かの選び方
60代前半〜半ばは、脂っこい料理より出汁ベースの和食が胃に優しい夫婦も増えてきます。「食べやすさ」を優先するなら和食の個室、「特別感」を優先するなら洋食コースという使い分けが向いています。パートナーの好みで決めるのが一番です。
38周年の旅行:40周年前に行ける場所へ
60代前半〜半ばはまだ体力がある時期です。「40周年(ルビー婚式)に行きたい場所は取っておく」という発想で、38周年の旅先を決めると計画が立てやすくなります。
40周年と差別化した旅先を選ぶ
ルビー婚式(40年)に温泉旅行を計画しているなら、38周年は海外旅行か都市のホテルステイを選ぶ。40周年に海外旅行を考えているなら、38周年は国内の行ったことのない県を選ぶ。2年で2つの旅行を積み重ねると、40周年のルビー婚式が「38年の旅の延長線上」として際立ちます。
まだ行けていない国内の場所
子育て中に行けなかった場所・いつか行こうと思っていた場所。60代前半〜半ばの体力があるうちに実現する価値があります。能登の里山・山陰の海岸・南九州の離島など、「移動が少し大変」な場所はこの年代が行くのに適した時期です。
宿の選び方
部屋付き露天風呂・夕食付きプラン・エレベーター完備。この3条件が揃っていれば、60代前半〜半ばの夫婦は旅行をほぼ確実に満足できます。Annyの宿泊特集でも記念日向けの宿泊プランを探せます。
予算別の38周年プラン
予算3万円以内:自宅+プレゼントプラン
お取り寄せのごちそう(5,000〜1万円)+ペアグラスまたはフォトブック(1〜2万円)+手紙。外出しなくても38周年らしい記念日が作れます。
予算5〜12万円:個室ディナー+プレゼント
個室レストランのコース(2〜4万円)+ガラス工芸品または旅行券(3〜8万円)。38周年の中心帯予算。体力的に無理のない外食で、記念日らしい特別感を確保できます。
予算12〜20万円:国内旅行1泊+プレゼント
温泉旅館1泊(5〜10万円)+プレゼント3〜8万円。40周年に大きな旅行を計画しているなら、38周年はこのくらいの予算が自然です。
予算20万円以上:海外旅行または特別な国内旅行
まだ体力がある今行っておきたい場所への旅行。40周年に同じような旅行をするか、差別化して両方楽しむかは2人で相談して決めます。
ルビー婚式(40年)まで2年の設計図
38周年からルビー婚式(40年)まで2年。この2年を意識的に使うと、40周年が充実します。
39年目:ルビー婚式の具体的な計画を立てる
39周年からは「来年はルビー婚式だ」という意識が生まれます。旅行先を絞る、誰を招くか決める、予算を積み立て始める。体力・健康状態を考慮した「現実的なルビー婚式の設計」を1年前から進めておくと、40周年に余裕が生まれます。39周年の詳細は結婚39周年(クレープ婚式・レース婚式)完全ガイドで解説しています。
38〜39周年で「2人だけのルール」を1つ作る
毎年記念日に必ずどこかへ行く、毎年手紙を交換する、毎年写真を1枚撮る。どんな小さなことでも、「2人でやり続けていること」が1つあると、40周年・45周年・50周年と節目を重ねるたびに積み上がります。38周年から始めた習慣が、金婚式のときの「2人だけの歴史」になります。
ルビー婚式(40年)の詳細は結婚40周年(ルビー婚式)完全ガイドで解説しています。36〜39周年のまとめは結婚36〜39周年まとめガイドも参考にしてください。
よくある質問
結婚38周年は何婚式ですか?
名称は複数の説があり、統一されていません。英国の一部文献では「水銀婚式」、別の資料では「ガラス婚式」と紹介されています。いずれも国際的に広く定着した呼称ではなく、日本では珊瑚婚式(35年)やルビー婚式(40年)のような知名度はありません。「38周年の公式名称」と断言できるものは存在しません。
水銀婚式にちなんだプレゼントは何がいいですか?
水銀そのものをプレゼントするわけではありませんが、水銀ガラス(ミラーガラス)製のインテリア雑貨や花瓶が「水銀婚式の雰囲気」に合います。より実用的にはクリスタルのペアグラスや江戸切子も選択肢です。「38周年にちなんで選んだ」という理由を手紙に書いて渡すと、プレゼントが記念品に変わります。
ルビー婚式(40年)まで2年、38周年に大きく使っていいですか?
40周年に大きく使う予定があるなら、38周年は控えめに。逆に「40周年は家族で三世代で祝う予定だから、38周年は2人だけで遠くに行こう」という使い分けも向いています。38周年と40周年の役割を2人で先に決めると、どちらも後悔のない使い方ができます。
38周年の予算はどれくらいですか?
ディナー+プレゼントで3〜12万円が中心帯です。旅行を加えると8〜20万円。珊瑚婚式(35年)の3年後・ルビー婚式(40年)の2年前という位置にある38周年は、「節目の間の年」として予算を節約する年にする夫婦も多い。
38周年に手紙を書くのは大げさですか?
大げさではありません。節目の年だけ手紙を書く必要はなく、38周年に「38年ありがとう」と書いた一枚が届くことが、むしろ相手にとって意外で心に残ることが多い。プレゼントがなくても、手紙一枚で38周年らしい記念日になります。
結婚38周年のお祝いをAnnyで予約する
個室ディナー・記念日プラン・温泉旅館まで、38周年のお祝いに必要なものをAnnyで揃えられます。ルビー婚式の2年前、この記念日を2人の時間で満たすために。