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お食い初めから七五三まで|0〜7歳のお祝いカレンダー

生後100日から7歳まで、子どもの成長に寄り添うお祝い行事を時系列で完全解説。意味・段取り・費用の目安まで。

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監修: 株式会社ギフトモール|100万点以上のギフト取扱実績・国内最大級のお祝いデータを活用

お食い初め(100日)→初節句→初誕生→ひな祭り・端午→七五三。0〜7歳の主なお祝いを時系列でまとめました。

子どもが生まれると、生後100日のお食い初めから始まり、初節句、1歳の誕生日、節句のお祝い、そして3歳・5歳・7歳の七五三まで、7年間でさまざまなお祝い行事が続きます。このガイドでは、それぞれの行事の意味と段取り、準備の目安時期を時系列で整理しました。「次に何をすればいいかわからない」という不安が、読み終わる頃には少し軽くなるはずです。

子どもが生まれた日から、親の「はじめて」がいくつも重なっていきます。お食い初めの準備をしながら、次はひな人形か五月人形か、その次は一升餅か、と頭の中でお祝い行事が次々と浮かんでくる。そういう経験をされる方は多いはずです。

でも、それぞれの行事の「意味」を知っておくと、準備の気持ちが変わります。ただこなすイベントではなく、この子の成長を願って手を動かしている、という実感が湧いてくる。そのために、まずは全体像を把握しておきましょう。

0〜7歳のお祝い行事カレンダー

0歳から7歳まで、子どもの成長に合わせたお祝い行事を時系列でまとめました。

時期行事概要
生後100日お食い初め「一生食べものに困らないように」と祈る儀式。祝い膳を用意して食べさせる真似をする
初めての節句初節句女の子は桃の節句(3月3日)、男の子は端午の節句(5月5日)。ひな人形・五月人形を飾る
1歳の誕生日初誕生・一升餅・選び取り一升餅を背負わせる(健康祈願)と選び取り(将来の才能占い)がセットで行われることが多い
毎年3月3日ひな祭り女の子の健やかな成長を願う節句。ひな人形を飾り、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物でお祝い
毎年5月5日端午の節句(こどもの日)男の子の健やかな成長と出世を願う節句。五月人形・こいのぼりを飾り、柏餅やちまきを食べる
2歳・3歳・4歳・5歳・6歳・7歳の誕生日誕生日のお祝い毎年の誕生日。ケーキを囲んで家族でお祝いする年齢層。外食でのお祝いも定着してきている
3歳(11月15日前後)七五三(3歳)女の子・男の子ともに祝う。女の子は被布、男の子は袴または洋装
5歳(11月15日前後)七五三(5歳)主に男の子が対象。羽織袴姿で神社に参拝
7歳(11月15日前後)七五三(7歳)女の子が対象。帯を締める本格的な着物(四つ身)を初めて着る節目

この表を見てみると、誕生日以外のお祝い行事が最初の7年間に集中していることがわかります。子どもが生まれてからの数年は、次のお祝いの準備をしながら今のお祝いを楽しむ、そういうペースで進んでいきます。

お食い初め(生後100日)

生後100日を迎えた赤ちゃんに、初めての食事を「食べさせる真似」をする儀式です。「一生食べ物に困らないように」「丈夫な歯が生えるように」という願いを込めて、祝い膳を用意します。

なぜ「100日」なのか

平安時代から続く風習で、生後100日前後に乳歯が生え始めることから、この時期に食の儀式を行うようになったとされています。100日を無事に過ごせたことへの感謝と、これからの健やかな成長への願いが重なった行事です。

祝い膳の構成

お食い初めの献立は、一汁三菜が基本です。赤飯・鯛の尾頭付き・お吸い物・煮物・香の物の5品が伝統的な形。そこに「歯固め石」を添えます。歯固め石は神社の境内で拾った小石や、料理店が用意してくれるものを使います。「石のように丈夫な歯が生えますように」という意味があります。

食べさせ方の作法

食べさせる真似を「養い親」が行います。養い親は祖父母など、長寿の方が担うのが習わし。赤飯→お吸い物→赤飯→鯛→赤飯→お吸い物の順で3回繰り返し、最後に歯固め石を赤ちゃんの歯茎に軽く当てます。実際に食べさせるのではなく、口元に食器を近づける「真似」で十分です。

詳しいやり方は お食い初めの食べさせ方ガイド で解説しています。

自宅か外食か

自宅で祝い膳を手作りする家庭もあれば、産後間もない母親の負担を減らすためにレストランを選ぶ家庭も増えています。個室で赤ちゃん連れ対応をしてくれる和食店を選ぶと、当日の段取りがぐっと楽になります。

お食い初めに対応したレストランを探す

お食い初めレストランを見る

また、お食い初めガイド一覧 では、時期の決め方・服装・メニュー選びなど、詳細なテーマごとに情報をまとめています。合わせて参考にしてください。

初節句(初めての桃の節句・端午の節句)

赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句が「初節句」です。女の子は桃の節句(3月3日)、男の子は端午の節句(5月5日)に行います。

ひな人形と五月人形はいつ買う?

節句の1〜2ヶ月前には用意できているのが理想です。ひな人形は2月初旬には飾り始め、遅くとも3月2日の夜には片付けるのが習慣とされています(「ひな人形を出しっぱなしにすると婚期が遅れる」という言い伝えがあります)。購入は1月中に済ませておくと余裕があります。

五月人形は4月中旬ごろまでに飾れるよう、2〜3月に購入するのが一般的です。

生まれたばかりで節句が来たときは

たとえば2月生まれの女の子は、翌月にすぐ初節句が来ます。産後の体が回復しきっていない場合や、人形の準備が間に合わない場合は、翌年に初節句を行う選択肢もあります。しきたりより家族の状況を優先してください。

初節句のお祝い会

両家の祖父母を招いて、お祝い膳を囲むのが一般的なスタイルです。桃の節句なら菱餅・ひなあられ・はまぐりのお吸い物・ちらし寿司、端午の節句なら柏餅・ちまき・たけのこ料理が定番。赤ちゃん連れ対応のレストランで外食という選択肢も定着しています。

初誕生日(1歳・一升餅・選び取り)

1歳の誕生日は、子どもにとって最初の大きな節目です。「一升餅」と「選び取り」という2つのセレモニーがセットで行われることが多く、家族や祖父母が集まるお祝いの機会になります。

一升餅の意味と作法

「一升」と「一生」をかけた言葉遊びから来ています。約1.8kgの丸い餅を風呂敷やリュックに入れて赤ちゃんに背負わせ、「一生食べ物に困らないように」「一生健やかに歩めるように」と願います。重さで赤ちゃんが転んだり座り込んだりしますが、それも愛嬌のうち。泣いてしまうことも多いので、機嫌のいい時間帯を選ぶのがコツです。

地域によっては「踏み餅」として、餅の上に立たせる形式もあります。

選び取りのやり方

赤ちゃんの前にいくつかのアイテムを並べ、最初に手にしたものでその子の将来や才能を占う行事です。算盤や筆・本・お金・ハサミ・スプーンなどが定番ですが、最近はサッカーボールやカメラなど現代的なアイテムを加えるアレンジも広まっています。どのアイテムを選んでも「よかった」と言えるポジティブな解釈を用意しておくのが、楽しく進めるポイントです。

1歳の誕生日ケーキ

砂糖を使わない「スマッシュケーキ」(赤ちゃんが両手でぐちゃぐちゃにするケーキ)がSNSで広まり、インテリアや撮影小道具と一緒に手作りする親御さんも増えています。ただ、アレルギーが心配な場合は食材の確認を忘れずに。

2歳・3歳の誕生日

2歳・3歳になると、ケーキのろうそくを消すという行為の意味が少しずつわかるようになってきます。「ふ〜ってして」と言うと、目を輝かせて息を吹きかけてくれる。その瞬間が、年に一度のお楽しみになっていく年齢です。

家族でお祝いする黄金期

この時期は、子ども本人が「今日は自分のお誕生日だ」という感覚を持ち始める頃です。大きなサプライズよりも、家族全員で「おめでとう」と囲む食卓の記憶が、何年も後まで残ります。シンプルに、一緒にいることが何より喜ばれる年齢です。

外食デビューのタイミングとして

赤ちゃん期が終わり、椅子にしっかり座れるようになってくる2歳ごろから、ファミリー向けのレストランでのお祝いが増えます。個室がある・騒音を気にしなくていい・子どもメニューがある、といった条件で選ぶと当日の緊張が減ります。

三歳の七五三

七五三は、3歳・5歳・7歳の子どもの健やかな成長を神社でお祈りする行事です。もともとは江戸時代の武家・公家の習慣が庶民に広まったもので、3歳の七五三はいわば「子どもの個性が芽生え始めた年齢」への感謝と願いが込められています。

3歳の「髪置き(かみおき)」

3歳の七五三は「髪置き」の儀式に由来します。昔は生後7日で剃った頭髪を3歳から伸ばし始めるという慣習があり、そこから来ています。現代では女の子・男の子ともに3歳で祝うケースが増えていますが、地域によっては女の子のみ3歳で行う場合もあります。

女の子は被布(ひふ)姿が定番

3歳の女の子は、帯を締めずに着られる被布姿が一般的です。丸みのある被布は着崩れしにくく、着付けも比較的短時間で済みます。動きやすさから、子ども本人も被布のほうがご機嫌でいてくれることが多いです。

男の子の3歳七五三

男の子は5歳が中心ですが、3歳から祝う家庭も増えています。この場合も被布姿か、スーツ・ロンパースなど洋装で参拝する形が多いです。

写真撮影:前撮りか当日か

当日は神社参拝・食事会とスケジュールが詰まるため、スタジオ撮影を数週間前に済ませておく「前撮り」を選ぶ家庭が増えています。10月〜11月に写真スタジオが混み合うため、夏ごろから予約を入れておくのが安心です。衣装レンタルと撮影がセットになったプランが多く用意されています。

五歳の七五三(男の子の袴)

5歳の七五三は「袴着(はかまぎ)」の儀式に由来します。男の子が初めて袴を着けることを祝う行事で、現代の七五三でも男の子の5歳が一番賑わうシーズンです。

袴着の意味

昔は男女ともに5歳になると袴を着始める習慣があり、それを祝う儀式が袴着でした。今は男の子の行事として定着しています。羽織袴姿で神社に参拝し、千歳飴を持って記念撮影するのが定番の風景です。

着付けにかかる時間

袴の着付けは20〜40分ほどかかります。5歳になると活発で長時間じっとしていられないことも多いので、スタジオ撮影は余裕のある日程で予約し、当日は参拝から食事会まで動線を短く設計するのがポイントです。

衣装レンタルの準備時期

10月に予約が集中します。夏のうち(7月〜8月)に衣装選びと予約を済ませておくと、希望のサイズ・デザインが確保しやすいです。

七歳の七五三(女の子の四つ身)

7歳の七五三は「帯解き(おびとき)」の儀式に由来します。それまで使っていた紐を外して、初めて大人と同じように帯を締める着物(四つ身)を着る節目です。女の子がぐっと大人に近づく瞬間として、七五三の中でも特別な意味を持ちます。

四つ身着物とは

四つ身は子ども用の着物の寸法のひとつで、大人の四分の一幅の布を4枚使う仕立て方から名前がついています。7歳になると子どもの体格が着物の着付けに耐えられるようになり、帯と帯締めをきちんと締める正式な着こなしができるようになります。

着付けと当日の段取り

7歳は帯を締めるため着付けに時間がかかります。当日は着付け30〜60分を見込み、参拝前に余裕を持ったスケジュールを組みましょう。着崩れ防止のために肌着・腰ひも・帯板などの小物を事前に用意しておくことが大切です。

長時間の参拝や食事中に着崩れが気になる場合は、記念撮影だけスタジオで済ませて、参拝は動きやすい服装で行く家庭もあります。正解は一つではありません。

七五三後の食事会

着物姿のままアクセスできる個室レストランでの食事会が人気です。参拝後の移動距離が短いほど子どもの疲労を抑えられます。Annyのレストラン予約では、七五三に対応した個室プランを紹介しています。

七五三の食事会に対応したレストランを探す

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七五三の準備・マナーについては 七五三ガイド で詳しく解説しています。

毎年のひな祭り・端午の節句の祝い方

初節句が過ぎた後も、3月3日と5月5日は毎年訪れます。最初の数年は人形を飾る・ケーキやちらし寿司を用意するという行為そのものが家族の習慣になり、気づけば「毎年この季節にやること」として定着していきます。

ひな祭りの楽しみ方

ひな人形を飾り、ちらし寿司とはまぐりのお吸い物をテーブルに並べる。それだけで十分なお祝いになります。子どもが3〜4歳になると「お雛様は誰?」「どうして飾るの?」と聞いてくるようになります。その問いに答えながら、人形の名前や飾り方を教えることが自然な文化の継承になります。

菱餅の色(緑・白・ピンク)にはそれぞれ意味があります。緑は大地と健康、白は清純・雪、ピンクは桃の花と魔除けを表すとされています。

端午の節句の楽しみ方

こいのぼりを飾り、柏餅を食べる。シンプルですが、この繰り返しが子どもの記憶に積み重なっていきます。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として使われてきました。

ベランダや部屋の中に飾れるミニサイズのこいのぼりも普及しており、住宅事情に合わせた楽しみ方が広まっています。

行事食を一緒に作る体験として

3歳を過ぎると、ちらし寿司に具材を並べたり、柏餅の形を一緒に作ったりという参加型のお祝いができるようになります。食べるだけでなく「一緒に作った」という記憶は、その後の節句への親しみを育てます。

成長の記録(写真・動画・手形・アルバム)

お祝い行事は一瞬で過ぎ去ります。準備に追われた記憶よりも、残った写真や動画が「あのときの自分たち」を教えてくれる。だから記録の準備は、行事の準備と同じくらい大切です。

写真・動画の記録タイミング

お食い初めは「食べさせる真似の瞬間」と「家族全員が揃った正面からのショット」が後から見て最も嬉しい写真になります。七五三は「着物姿で神社の鳥居の前」が定番ですが、着付け中の子どもの表情や、祖父母との何気ないやり取りを動画に収めておくのもおすすめです。

手形・足形のタイミング

お食い初め・1歳誕生日・七五三のタイミングで手形・足形を残しておくと、成長の変化が目に見える形で残ります。インク不要の押し型キットや粘土型が市販されており、手軽に制作できます。A4サイズのフレームに日付と一言メッセージを添えてまとめると、子どもが成長したときに見返せる宝物になります。

ニューボーンフォト〜七五三までのアルバム化

産院でのニューボーンフォト→お宮参り→お食い初め→初節句→1歳→3歳七五三→5歳七五三→7歳七五三という流れを、同じフォトスタジオで続けて撮影する家庭も増えています。スタジオによっては「成長記録プラン」を用意していて、毎回の撮影データをまとめてフォトブックにしてくれるサービスもあります。

祖父母との関わり方

子どものお祝い行事は、祖父母とのつながりを深める機会でもあります。一方で、距離感や頻度・プレゼントの問題で気を遣うことも多いのが現実です。

どの行事に呼ぶか

すべての行事に両家の祖父母を招くと、大人の数が多くなりすぎて赤ちゃんのペースが乱れることがあります。お食い初め・七五三は特に重要な節目なので招く場合が多く、毎年の誕生日はどちらか片方の祖父母を交互に、というような調整をする家庭もあります。大切なのは「子ども本人が楽しめる規模・雰囲気」を基準にすることです。

遠方の祖父母との工夫

遠方に住む祖父母には、写真や動画をリアルタイムで共有するのが喜ばれます。お食い初めの当日をビデオ通話でつないで一緒にお祝いする、という形も一般的になっています。七五三の前撮り写真をアルバムにして送るのも、祖父母への贈り物として喜ばれます。

プレゼントのやり取り

ひな人形・五月人形は「母方の実家が用意する」という慣習がありましたが、地域や家庭によって異なります。事前に両家でどうするかを話し合い、認識を揃えておくことが大切です。七五三の衣装代を祖父母が負担するケースも多く、どちらが何を担うか事前に共有しておくとスムーズです。

費用シミュレーション(0〜7歳の主要お祝い出費)

0歳から7歳の行事全体を見渡すと、まとまった出費が断続的に続くことがわかります。事前に「どの時期に何がかかるか」を把握しておくと、準備の見通しが立ちやすくなります。以下はあくまで参考の目安です。地域・選択肢・規模によって大きく異なります。

行事主な費用の内訳費用の目安
お食い初め料理(外食または仕出し)・衣装外食プランで1〜3万円前後/自宅手作りなら食材費のみ
初節句(ひな人形)ひな人形・飾り台・収納箱コンパクト収納タイプで2〜5万円、七段飾りで10万円以上も
初節句(五月人形)五月人形・こいのぼりコンパクトタイプで1〜5万円程度
1歳誕生日一升餅・ケーキ・選び取りアイテム・食事会一升餅1,000〜3,000円+食事会代
3歳七五三衣装レンタル・着付け・写真撮影・神社祈祷料・食事会撮影込みで5〜15万円程度(前撮り+当日の場合)
5歳七五三衣装レンタル・着付け・写真撮影・神社祈祷料・食事会3歳七五三とほぼ同等の目安
7歳七五三衣装レンタル・着付け・写真撮影・神社祈祷料・食事会3歳七五三とほぼ同等の目安

ひな人形・五月人形は一生ものとして購入する場合、品質や収納性、将来の保管場所まで含めて選ぶと後悔が少ないです。毎年の節句で出すたびに「ちゃんと選んでよかった」と思えるものを、予算の中で選んでください。

七五三は衣装レンタル・着付け・撮影・祈祷・食事会が重なるため、計画的に予算を組んでおくことが大切です。前撮りと当日参拝を別の日に分ける場合、衣装レンタルが2日分かかるケースもあるので、業者に事前確認を。

よくある質問

Q. お食い初めは生後何日目にやるのが正しいですか?
生後100日目が目安ですが、ちょうど100日にこだわる必要はありません。100日前後の週末など、家族が集まりやすい日を選ぶのが現実的です。地域によっては110日、120日に行うところもあります。赤ちゃんや母親の体調を最優先に考えてください。
Q. 初節句はひな祭りと端午の節句のどちらですか?
生まれた性別によります。女の子は桃の節句(3月3日)、男の子は端午の節句(5月5日)が初節句となります。生後すぐに節句の時期が来た場合、翌年に初節句を行う家庭も多くあります。
Q. 一升餅と選び取りはどちらが先ですか?
決まった順序はありません。一升餅を先に行い、その後に選び取りをする流れが一般的です。赤ちゃんが泣いてしまうこともあるので、機嫌のいい時間帯を選ぶのがポイントです。
Q. 七五三は数え年と満年齢のどちらでやればいいですか?
もともとは数え年が慣習ですが、現在は満年齢で行う家庭が増えています。3歳の七五三は特に満年齢で行うと着物を上手に着せやすく、写真映えする場合が多いです。きょうだいの年齢を揃えて一緒に行うケースもあります。
Q. 七五三のお参りはいつ行けばいいですか?
正式には11月15日ですが、10月初旬〜11月下旬のあいだであれば問題ありません。混雑を避けるなら10月の週末か、11月15日以降がおすすめです。神社によって七五三の受付期間が異なるので、事前に確認してください。
Q. ひな人形・五月人形は誰が用意するものですか?
地域の慣習により異なります。母方の実家が用意する地域が多いですが、近年は両家で費用を折半したり、夫婦で選んで購入するケースも珍しくありません。事前に両家でよく話し合い、認識をすり合わせておくのがトラブル回避の一番のポイントです。
Q. 七五三の食事会はどこがおすすめですか?
着物姿のまま移動できる、神社近くの個室レストランが人気です。子どもが長時間着物を着ていると疲れやすいので、参拝後30分以内にアクセスできる場所を選ぶと安心です。Annyのレストラン予約では七五三に対応した個室プランを紹介しています。
Q. 0〜7歳のお祝い全体でどのくらいの費用がかかりますか?
行事ごとに異なり、選択肢によって幅があります。お食い初め・初節句(人形代を含む)・1歳誕生日・七五三(3回)が主な出費です。それぞれの目安は記事内の費用シミュレーションをご覧ください。いずれの行事も「どこまでやるか」は家庭の価値観次第です。

お食い初めの地域差

お食い初めは全国共通の行事に見えて、地域によってかなりやり方が違います。住んでいる場所が変わったり、両家の実家が離れていたりすると、「うちのやり方」が必ずしも正解じゃないと知ってびっくりする、というケースは珍しくありません。

食べさせる順番の地域差

標準的な順番は「赤飯→お吸い物→赤飯→鯛→赤飯→お吸い物→歯固め」とされていますが、関西ではお吸い物の代わりに白みそ仕立てのお雑煮を使う地域があります。また、鯛の代わりに地元で縁起の良い魚(鯉や鱒など)を使う地域もあります。

「養い親」の担い方の違い

食べさせる真似をする「養い親」は、長寿の方が担うというのが基本ですが、誰が担うかは地域・家によって異なります。関東では父方の祖父が担うことが多く、関西では母方の祖母が主導するケースも見られます。九州の一部では父方・母方が交互に役を分担する形式も残っています。どちらが担っても儀式の意味は変わりません。主役は赤ちゃんです。

100日・110日・120日の違い

生後100日にこだわるのが一般的ですが、関西や九州の一部では110日・120日に行う慣習がある地域があります。これは「食べ始めが早すぎない」という意味を込めた独自の解釈から来ているとされています。いずれも生後3〜4ヶ月のタイミングに変わりはなく、どれが正しいかではなく、その土地に伝わる形を選ぶのが自然です。

両家の「違い」をどう調整するか

夫の実家は「鯛を用意するのが当然」、妻の実家は「仕出し膳を頼む」というように、両家の常識が噛み合わないことがあります。大事なのは事前に一言「うちではこうやっていたけどどうする?」と確認しておくこと。どちらかの正解を押し付けるのではなく、今この家族のやり方として決めればいい。

初節句で飾る人形の選び方

ひな人形・五月人形は、子どもの成長を願って飾るものです。でも現実的には「どこに置くか」「誰が買うか」「毎年出し入れする手間をどう考えるか」という問題が先に来る、という家庭は少なくありません。

大きさと住宅事情

七段飾りのひな人形は、飾ると畳一畳ほどのスペースが必要になります。マンション暮らしや収納が限られている家庭では、ガラスケース入りの親王飾り(お内裏様とお雛様の2体のみ)や、木製台の上に飾るコンパクトな収納飾りが選ばれています。場所を取らない分、毎年気軽に出せるというメリットもあります。

五月人形も同様で、大型の鎧兜飾りではなくコンパクトな兜単体のものや、ぬいぐるみタイプのものを選ぶ家庭が増えています。

価格帯と品質のバランス

ひな人形は数万円から数十万円まで幅があります。一般的に、顔の作り込みや衣装の素材が価格に反映されます。正絹(本絹)の衣装は風合いが良く長持ちしますが、ポリエステル素材でも丁寧に作られたものは十分に見栄えがします。「一生もの」として選ぶなら素材と職人の産地(京都・江戸・松川など)も確認してみてください。

祖父母からのプレゼント問題

「母方の実家が用意する」という慣習は今も根強く残っていますが、その認識が両家でずれていることがあります。「当然こちらが買う」と思っている父方の祖父母と、「うちが主体で選ぶ」と思っている母方の祖母がぶつかる、というケースは実際にあります。

トラブルを防ぐには、赤ちゃんが生まれた直後に夫婦でまず話し合い、「人形は●●家が用意する予定」と早めに両家へ伝えることです。選ぶのは夫婦主導で、費用負担の有無や金額感だけ祖父母に確認する、というスタンスが今の時代にはフィットしています。

長く使える選び方の視点

子どもが大きくなってもひな人形を飾り続ける家庭と、小学校入学あたりで飾らなくなる家庭に分かれます。長く飾ることを想定するなら、収納しやすさ・虫干しのしやすさ・防虫剤の使用可否まで確認しておくと後悔が少ないです。購入時にお店で「何年後もこの状態を保てますか?」と聞いてみるのは失礼ではありません。

兄弟姉妹がいる場合の配慮

2人目・3人目が生まれると、上の子へのケアが行事の準備と同じくらい重要になってきます。赤ちゃんを主役にしたお祝い行事は、上の子には「自分は後回しにされた」と映ることがあります。

上の子の嫉妬と向き合う

お食い初めや七五三の当日、赤ちゃんや下の子ばかりに注目が集まると、上の子がぐずったり、わざと泣いたりすることがあります。これは嫉妬のサインで、「自分も愛されたい」という当然の気持ちの表れです。

対策としてシンプルに効くのは、行事の前後に上の子との「ふたりの時間」を意識的に作ることです。当日の朝に上の子が好きなごはんを作る、行事が終わった後に上の子だけと散歩に行く、そういう小さな配慮が記憶に残ります。

同じ年に複数の行事が重なるとき

たとえば、下の子のお食い初めと上の子の七五三が同じ秋に重なる、というケースがあります。別々に開催すれば各行事で主役感が出る一方、費用と段取りが二倍になります。一方、まとめて行う場合は費用と参加者の負担は軽くなりますが、どちらかが「添え物」になるリスクがあります。

どちらが正解かはその家族次第ですが、まとめて行う場合は「今日は○○ちゃんも○○くんも主役だね」と言葉で強調することで、両方に「自分の日」という実感を持たせることができます。

記念日が重なる子どもへの配慮

誕生日が近い兄弟姉妹や、七五三の年が重なった場合、まとめてお祝いされることに慣れていく子どもも多いです。でも「本当は自分だけのお祝いがほしかった」という声を大きくなってから聞く親もいます。できるなら、たとえ小さくても「あなただけの時間」を年に1度作る意識を持っておくと、子どもの自己肯定感の育ちに響きます。

子どもの記憶に残るのは何歳から

「どうせ覚えていないのに、こんなにお金と労力をかける意味があるのか」。お食い初めや初節句を控えた親御さんから、こういう声を聞くことがあります。正直な疑問だと思います。

3歳の壁と幼児期健忘

人間の記憶は3歳前後から持続しやすくなると言われています。脳の記憶システムが成熟するのがこの時期で、それ以前の出来事はほとんどの人が明確には思い出せません。これを「幼児期健忘」と呼びます。

つまり、お食い初め(生後100日)や初節句(0〜1歳)の記憶は、子ども本人にはほぼ残りません。でも、それは「やる意味がない」ということと同じではありません。

写真と動画が「記憶」を作る

子どもが成長してアルバムを開いたとき、「これが自分のお食い初めか」と初めて知る。その写真を通じて「こんなに大勢に祝ってもらったんだ」という感覚が生まれます。体験の記憶がなくても、記録された形で愛情を受け取ることができる。これが、記憶に残らない年齢のお祝いに意味がある理由です。

3歳以降は本人が主役になる

3歳の七五三あたりから、子ども本人が「今日は特別な日」という感覚を持てるようになります。着物を着ることを楽しみにしている、千歳飴を嬉しそうに持って歩く、神社でお賽銭を自分で入れる。こうした体験は、子ども自身の「お祝いされた記憶」として積み重なっていきます。

5歳・7歳になると、前の七五三をぼんやり覚えている子もいます。「前より大きくなった」という実感を、着物の着付けや写真を通じて感じ取っている。3歳以降のお祝いは、子どもが自分で意味を理解し始める段階に入ります。

親の記憶として残すことの価値

0〜2歳のお祝いは、究極的には親のためでもあります。「あのとき、こんなに小さかった」「あの日、家族全員で笑っていた」という記憶は、子育ての疲れがピークになった時期に自分を支えてくれることがあります。写真や動画は、未来の自分へのプレゼントでもあります。

お食い初めから七五三まで、7年間のお祝い行事を並べてみると、実は一つひとつのイベントは完全にオリジナルです。同じ七五三でも、3歳・5歳・7歳でまったく違う表情の子どもがそこにいます。毎年のひな祭りも、昨年と同じ食卓に見えて、その年だけの何かが必ずある。

大切なのは、完璧にこなすことより、その子の成長を感じながら一緒にいること。準備が間に合わなかった年も、泣いてばかりだったお食い初めも、ぜんぶ後から笑える話になります。

食事会や外食を考えているなら、お食い初めレストランと七五三レストランのページで、子ども連れ対応・個室プランを探してみてください。

この記事は、Annyのお祝い専門コンシェルジュが、お客様からいただいた声と、お祝いの場に関わってきた経験をもとにまとめています。

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