お祝いの専門家が書く、結婚36周年の完全ガイド

結婚36周年完全ガイド
何婚式?名称の複数説・60代前半夫婦の祝い方・プレゼント・旅行・予算まで

珊瑚婚式(35年)を終えた翌年、36周年をどう祝うか迷う夫婦は多い。検索するとボーン婚式、モスリン婚式という言葉が出てきますが、どちらも「そういう説がある」という程度で、日本では馴染みが薄い。60代前半という、定年退職を前後するこの時期に36周年は訪れます。仕事中心だった生活から、夫婦で過ごす時間が増え始め、「これからの2人」を現実的に考え始める年。名称の知名度は低くても、この年の持つ意味は決して軽くない。累計1万組以上のお祝いをサポートしてきたAnnyが、36周年の名称の整理から、過ごし方・プレゼント・旅行・予算まで、本当に役立つ情報だけにまとめました。

公開:2026年5月31日|監修:Anny お祝い専門コンシェルジュ

結婚36周年(ボーン婚式・モスリン婚式)とは

結婚36周年の名称には複数の説があり、統一されていません。英国の文献では「ボーン婚式(Bone China)」、別の資料では「モスリン婚式」と紹介される場合があります。いずれも日本ではほぼ知られておらず、珊瑚婚式(35年)やルビー婚式(40年)のような周知度はありません。60代前半・定年退職前後という時期に迎えるこの年は、「珊瑚婚式の翌年として静かに2人の時間を確保する年」として過ごすのが実用的です。予算3〜15万円のディナーや旅行を軸に、退職後の第二の人生を2人で設計し始める記念日として位置づけられます。

Annyで記念日を予約した方からも、こんな声が届いています。

結婚記念日で利用させて頂きました。記念日コースは、ホールケーキ付き個室でしたので、2人で楽しく過ごせ、料理も美味しく食べました。最後は部屋の灯りが消えた?停電と思いきや、担当スタッフさんが、ケーキを持って祝福して頂き感動です。

Annyで予約されたお客様の声

36周年の名称と複数の説

結婚記念日の名称体系は国・地域・時代によって異なり、5年・10年・25年・50年のような大きな節目以外は統一されていません。36周年も複数の名称が存在します。

ボーン婚式(英国の文献)

英国の一部の記念日リストで36周年に割り当てられるのが「ボーンチャイナ婚式(Bone China Anniversary)」です。ボーンチャイナは牛骨灰を原料に含む高級陶磁器で、英国ウェッジウッドやロイヤルドルトンが代表的なブランドです。軽くて薄く、光を通すほどの透明感がありながら、同時に割れにくい硬さを持つ。この「軽やかな優雅さと揺るがない強度の共存」が、36年の夫婦関係の成熟を表すとして割り当てられています。

プレゼントとしてボーンチャイナのカップ&ソーサーやティーセットを贈る夫婦もいます。毎朝2人で使えるペアマグカップは、実用性と象徴的な意味の両方を持つ贈り物になります。

モスリン婚式(別の文献)

モスリン(Muslin)は軽くて柔らかい綿織物で、かつては高級素材として扱われていました。繊細な手触りと上品な質感を持つ素材として、36年の夫婦関係の「しなやかな深み」を表すとされています。ただしこの呼び名も36周年の公式名称として広く採用されているわけではなく、資料によって記載が大きく異なります。

正直な整理

「36周年の正式名称は何か」という問いへの答えは、「統一された公式名称は存在しない」です。ボーン婚式・モスリン婚式はどちらも「そう呼んでいる地域や文献がある」という意味での名称であり、珊瑚婚式(35年)や金婚式(50年)のような権威を持っていません。36周年のお祝いで大事なのは名称より、「定年退職前後という節目に2人で時間を作れたか」という事実です。

ボーンチャイナ婚式の象徴的な意味

ボーンチャイナという素材は、36年の夫婦関係に重ねると興味深い意味を持ちます。

軽さと強さの共存

ボーンチャイナは通常の磁器より30〜40%軽いにもかかわらず、衝撃に強い。この「軽さと強さの共存」が、36年の夫婦の関係性を表しています。20〜30代の頃のような重さや必死さはなく、お互いへの信頼が土台にあるから関係が軽やかでいられる。しかし36年という歳月が積み重ねた「強さ」は本物。この2つが同居しているのが36年目の夫婦です。

光を通す透明感

良質なボーンチャイナは、光にかざすと向こう側がうっすら透けるほどの透明感を持ちます。36年連れ添った夫婦は、もうお互いに隠し事ができないほど「見通せる」関係です。全てを知っている上で、それでも一緒にいる。この透明な関係性を、光を通すボーンチャイナに重ねて贈り物を選ぶのは、36周年らしい美しい発想です。

プレゼントへの応用

ボーンチャイナのペアカップ(3,000〜2万円)、ウェッジウッドやロイヤルドルトンのティーセット(1〜5万円)、ボーンチャイナの器セット(5,000〜3万円)が選択肢です。毎日使うものへのプレゼントは「36周年に贈られたもの」として、年月とともに馴染んでいきます。Annyのギフトモールでも記念日向けのギフトが揃っています。

珊瑚婚式(35年)翌年としての位置づけ

35周年の珊瑚婚式を経た翌年として、36周年をどう位置づけるかが大事です。

節目の翌年は「落ち着いた年」にする

珊瑚婚式を盛大に祝ったなら、翌年の36周年は少し落ち着いたスタイルが自然です。大きな演出を求めるより、2人だけの静かな時間を確保することを優先します。「去年はみんなで盛大に、今年は2人でゆっくり」という対比が、記念日の記憶を豊かにします。

次の節目(ルビー婚式・40年)に向けた充電期

36周年から40周年のルビー婚式まで4年間は「60代の充電期間」です。この4年間の過ごし方が、40周年を盛大に迎えられるかどうかに影響します。36周年は「毎年の記念日を大切にする習慣を、改めて確認する年」として使えます。

珊瑚婚式(35年)の詳細は結婚35周年(珊瑚婚式)完全ガイドをご覧ください。

定年退職前後の夫婦としての36周年

36周年の夫婦の多くが60代前半。日本の多くの企業で定年が60〜65歳に設定されているため、36周年前後に定年退職を経験する夫婦が多数派です。これは結婚記念日の意味を大きく変えます。

仕事中心から「夫婦の時間」中心への転換

退職すると、平日の時間の使い方が根本から変わります。「仕事がある日の記念日」と「退職後の記念日」では、お祝いの形が全く違ってくる。36周年が退職後初めての記念日なら、それ自体が特別な意味を持ちます。「退職後の最初の結婚記念日」は、新婚の頃以来久しぶりに「平日の昼間から2人でどこかへ行ける」という自由の始まりでもあります。

「これからの20年」を2人で設計する機会

60代前半は、残りの人生をどう過ごすかを現実的に考え始める時期です。旅行に行きたい場所、やってみたいこと、2人の住まいのこと。36周年の記念日のディナーや旅行は、こういった「次の20年の設計」を2人でゆっくり話す場として使えます。レストランの個室で2時間、携帯を置いて「これからの話」をする。それだけで36周年は特別な夜になります。

体力がある今だからできることをやっておく

60代前半はまだ体力が十分あります。「40代に行きたかったけど行けなかった場所」「50代に計画したけど子どもの受験で断念した旅行」を、退職後の36周年で解禁する夫婦がいます。体力的に難しくなる前に「やりたいことをやる」という発想が、60代前半の記念日の使い方として正解に近い。

36周年の過ごし方パターン5選

パターン1:夫婦2人だけの個室ディナー

36周年で最も選ばれるのが夫婦2人だけの個室ディナー。珊瑚婚式の翌年として落ち着いたスタイルに向いています。個室レストランで2〜5万円のコース。退職後なら平日ランチの個室利用という選択肢も広がります。Annyの結婚記念日レストランプランから探せます。

パターン2:近場の温泉旅館で1〜2泊

退職後の夫婦には平日の温泉旅行が向いています。週末より空いていて落ち着いた雰囲気の宿が多く、料金も割安になる場合があります。箱根・熱海・伊豆・草津・由布院など。夕食・温泉・朝食の流れに集中できる宿を選ぶと、移動で疲れない36周年旅行になります。Annyの記念日宿泊プランで平日プランも探せます。

パターン3:国内の「まだ行っていない場所」への旅行

仕事中に行けなかった場所を退職後の36周年で解禁。北海道・山陰・四国・長崎・奄美大島など。60代前半の体力と経済力が充実しているうちに、遠い場所を優先しておくのは賢い選択です。

パターン4:ボーンチャイナのプレゼント交換+自宅特別ディナー

高級ボーンチャイナのティーセットを交換し、自宅でお気に入りのお取り寄せ食材やデリバリーコースで特別な夜を過ごすスタイル。「36周年はボーン婚式だから、2人でボーンチャイナのカップでお茶を飲もう」という発想は、シンプルでありながら記念日らしさを作れます。

パターン5:近場の海外旅行(韓国・台湾・香港)

退職後の初めての「自由な海外旅行」として36周年を使う夫婦もいます。ソウル・台北・香港は飛行時間2〜4時間。費用は10〜20万円。「仕事が忙しくて行けなかった海外への2人旅、36周年でやっと実現した」という記念日の物語は、40周年・50周年に語り継がれます。

夫から妻へ:36周年のプレゼント

ボーンチャイナのティーセット・食器(3,000〜5万円)

ウェッジウッド・ロイヤルドルトン・ノリタケなどの高品質ボーンチャイナ。36周年の象徴として意味を伝えやすく、毎日の生活に溶け込む実用的な贈り物です。「36年間一緒にいてくれたお礼に、これからも毎日使えるものを」という言葉を添えると受け取り方が変わります。

アクアマリン・ブルートパーズのジュエリー(2〜10万円)

清潔感のあるブルー系の石は、60代のファッションに馴染みやすく実用的です。「珊瑚婚式のサンゴ色から、36周年は静かなブルーへ」というカラーストーリーを添えると贈り物に物語が生まれます。

旅行券・体験ギフト(5〜20万円)

退職後の自由な時間に使える旅行券は、36周年のプレゼントとして特に喜ばれます。「行き先は妻が全部決めていい」という形で渡すと、サプライズの要素が加わります。

2人の36年フォトブック(1〜3万円)

結婚式から現在まで36年分の写真を1冊に。完成に2〜3週間かかるため早めの発注が必要ですが、「36年分の記録を1冊に」という贈り物の説得力は他に代えがたいものがあります。

妻から夫へ:36周年のプレゼント

退職後の趣味に使えるアイテム(3〜10万円)

退職後に時間が増える夫の趣味に特化したプレゼントは外れにくい。ゴルフの新しいドライバー、釣りの上質なリール、読書のための上質な椅子・照明、料理器具の上位モデル。「36年見てきたから、これが合うと思った」という言葉は、値段以上の重みを持ちます。

上質な革小物・時計(3〜15万円)

退職後も長く使える上質な財布・ベルト・腕時計。仕事で使うものから「自分の時間を彩るもの」へと選ぶ軸が変わる時期です。「仕事で疲れた36年間、これからは自分の時間のために使って」というメッセージを込めて。

2人で行く旅行の計画(5〜20万円)

妻が全部決めた旅行を夫に「連れていってあげる」形は、36周年ならではのプレゼントです。定年退職後の夫に「旅行を全部任せてもらう経験」を贈る妻の姿が、2人の関係に新しい風を入れます。

36周年の記念ディナーの選び方

36周年のディナーは「落ち着いた空間で2人がゆっくり話せること」を最優先に選びます。珊瑚婚式の翌年のため、大きな演出より空間の質を大事にする夫婦が多い年代です。

個室か、席間の広い席か

完全個室が理想ですが、席間が広くゆったりした半個室でも十分です。60代の夫婦が「2人でゆっくり話せる空間」は、食事の内容より空間設計で決まります。

平日ランチという選択肢

退職後なら平日ランチの記念日も選べます。昼間の個室ランチは週末ディナーより落ち着いた雰囲気があり、ランチ価格で夜と同等のコース料理を楽しめる店舗も多い。「退職後初めて平日昼間から記念日ランチをした」という体験は、それ自体が36周年の記念になります。

「記念日での利用」を事前に伝える

Annyの備考欄で「結婚36周年です」と事前に伝えると、ケーキや花束のサービスがつく店舗があります。Annyの結婚記念日プランで予約すると、こういった対応もスムーズです。

36周年の旅行:退職後の「新しい旅のスタイル」を作る

退職後の旅行は、仕事中の旅行とは質が変わります。「観光地を何か所回れるか」より「宿でどれだけゆっくり過ごせるか」が評価軸になっていきます。

移動を絞った滞在型の旅

36周年旅行のおすすめは「1泊2日で1か所に泊まり、観光は最小限にする」スタイルです。部屋付き露天風呂・夕食・翌朝食・チェックアウト後の散歩だけで完結する旅。ここに「2人でゆっくり話す夜」が加われば、36周年らしい旅になります。

「珊瑚婚式とは違う場所」を選ぶ

35周年と同じ場所に行かないことが、36周年の旅を記憶に刻む最も簡単な方法です。旅先が違えば、36周年の記憶が自然と35周年と分けられます。

記念日向けの宿泊プランはAnnyの宿泊コンテンツで特集しています。

予算別の36周年プラン

予算3万円以内:静かな2人の夜

個室ランチまたはディナー1〜2万円+プレゼント1万円以内。退職後の収入変化がある場合でも実施できる規模。ボーンチャイナのペアカップ(3,000〜8,000円)+手紙という組み合わせは、費用と気持ちのバランスが良い。

予算5〜12万円:ディナー+プレゼント定番セット

個室ディナー2〜4万円+ジュエリーまたは旅行券3〜8万円。36周年の中心帯予算です。旅行なしでも、食事と贈り物の組み合わせで十分な記念日感が生まれます。

予算12〜25万円:温泉旅行を組み合わせる

近場の温泉旅館1〜2泊(5〜12万円)+プレゼント5〜10万円。退職後の平日旅行は価格帯が下がる場合もあり、同じ予算で質の高い宿を選べる可能性が上がります。

予算25万円以上:国内遠方または海外

「退職後初めての自由な旅行」として遠方を解禁するプラン。仕事で行けなかった国内の遠地や近場の海外(韓国・台湾)。体力が十分ある今だからこそできる旅として36周年に使い切る発想です。

ルビー婚式(40年)まで4年間の設計図

36周年からルビー婚式(40年)まで4年間あります。この4年を意識的に使うと、40周年が充実します。

37年目:退職後の新しい生活リズムを確立する

定年退職後、最初の1〜2年は生活リズムの再構築期です。37周年は「退職後の新しい2人の生活が形になってきた」確認の年として位置づけられます。新しい趣味を2人で始めるのも、37周年前後が始めやすいタイミングです。

38〜39年目:ルビー婚式(40年)の準備を始める

39周年から「来年はルビー婚式だ」という意識が生まれます。三世代での会食を計画するか、夫婦2人の旅行にするか。誰を招くか、どこで祝うか、予算をどう用意するかを1年前から考え始めると、40周年の準備に余裕が出ます。

ルビー婚式(40年)の詳細は結婚40周年(ルビー婚式)完全ガイドで解説しています。36〜39周年のまとめガイドは結婚36〜39周年まとめガイドも参考にしてください。

よくある質問

結婚36周年は何婚式ですか?

名称は複数の説があり、統一されていません。英国の文献では「ボーン婚式(Bone China)」、別の資料では「モスリン婚式」と紹介される場合があります。いずれも国際的に広く定着した呼称ではなく、日本では珊瑚婚式(35年)やルビー婚式(40年)のような知名度はありません。36周年の「公式名称」と断言できるものは存在しません。

36周年にボーンチャイナのプレゼントを選んでいいですか?

問題ありません。ボーンチャイナは実用性と象徴的な意味の両方を持つ贈り物として36周年に向いています。贈るときに「ボーンチャイナが36周年の象徴とされている理由」と「36年間の感謝」を手紙に書いて添えると、プレゼントに深みが加わります。

定年退職後の初めての記念日として36周年を特別にしたい、何をすればいい?

「退職後初めて平日昼間から2人でどこかへ行く」という体験だけで36周年は特別になります。平日ランチの個室予約、平日の温泉旅館1泊、退職後初めての海外2人旅――どれも「仕事中はできなかったこと」という共通点があります。Annyの記念日プランは平日の予約にも対応しています。

36周年の予算はどれくらいですか?

ディナー+プレゼントで3〜12万円が中心帯です。旅行を加えると8〜25万円。退職後の収入変化がある場合は予算を絞りながら、「時間の使い方で豊かさを作る」スタイルが向いています。

ルビー婚式(40年)まであと4年、今から何か準備しておくことはある?

39周年から計画を立て始めれば十分です。36周年の今は「毎年記念日に何かをする習慣を続けること」が最大の準備です。37・38・39周年に何かを残しておくことで、40周年を迎えたときの夫婦関係の深さが変わります。

結婚36周年のお祝いをAnnyで予約する

個室ディナー・記念日プラン・旅行まで、36周年のお祝いに必要なものをAnnyで揃えられます。珊瑚婚式翌年の「静かな2人の記念日」を、Annyの累計1万組以上のサポート実績で後押しします。

結婚36周年完全ガイド何婚式?名称の複数説・60代前半… Annyでお祝いを予約
お店を探す