前厄・本厄・後厄
厄年・厄払いの完全ガイド
人生の節目に訪れる、三つの厄。
平安時代から伝わる知恵で、自分と家族の一年を穏やかに。
2026年の厄年早見表から、お祓いの段取り、厄除けギフトまで総合的に解説します。
本ガイドは、年間数万件のお祝いをサポートするAnny(運営:株式会社ギフトモール)のお祝いデータベースと、神社神職・寺院僧侶・民俗学研究家への取材をもとに編集しています。
このガイドでわかること
- 2026年の厄年早見表(男女別・前厄/本厄/後厄)
- 厄年の数え方と、数え年・満年齢の違い
- 厄払いと厄除けの違い、選び方
- 初穂料の相場と、のし袋の書き方
- 当日の服装・持ち物・所要時間
- 厄年の方に贈る縁起物ギフトの選び方
厄年とは
厄年とは、人生で災厄が起こりやすいとされる年齢で、平安時代から続く日本の民間信仰です。
厄年の由来と歴史
厄年の起源は平安時代の陰陽道(おんみょうどう)にさかのぼります。当時の貴族社会では、中国から伝わった陰陽五行説をもとに「人生には特定の年齢で災厄が集中する」という考え方が広まりました。
『源氏物語』『蜻蛉日記』などの平安文学にも厄年の記述があり、貴族たちはこの年に物忌み(ものいみ・身を慎むこと)や加持祈祷を行っていました。
江戸時代になると庶民にも厄年の概念が広がり、寺社での厄除け・厄払いが定着。現代まで続く「厄年は神社仏閣でお祓いを受ける」という習慣が形成されました。
厄年の年齢には、以下のような実際的な意味があるとされます。
- 男性42歳・女性33歳=体の変調が出始める中年期の入り口
- 男性61歳・女性61歳=還暦にあたる人生の節目
- 男性25歳・女性19歳=社会的責任が増える青年期
先人の知恵として「この年は体調に気をつけよう」という警告の意味が込められています。
2026年の厄年早見表(男性)
| 区分 | 数え年 | 生まれ年 |
|---|---|---|
| 前厄 | 24歳 | 2003年(平成15年)生まれ |
| 本厄 | 25歳 | 2002年(平成14年)生まれ |
| 後厄 | 26歳 | 2001年(平成13年)生まれ |
| 前厄 | 41歳 | 1986年(昭和61年)生まれ |
| 本厄(大厄) | 42歳 | 1985年(昭和60年)生まれ |
| 後厄 | 43歳 | 1984年(昭和59年)生まれ |
| 前厄 | 60歳 | 1967年(昭和42年)生まれ |
| 本厄 | 61歳 | 1966年(昭和41年)生まれ |
| 後厄 | 62歳 | 1965年(昭和40年)生まれ |
2026年の厄年早見表(女性)
| 区分 | 数え年 | 生まれ年 |
|---|---|---|
| 前厄 | 18歳 | 2009年(平成21年)生まれ |
| 本厄 | 19歳 | 2008年(平成20年)生まれ |
| 後厄 | 20歳 | 2007年(平成19年)生まれ |
| 前厄 | 32歳 | 1995年(平成7年)生まれ |
| 本厄(大厄) | 33歳 | 1994年(平成6年)生まれ |
| 後厄 | 34歳 | 1993年(平成5年)生まれ |
| 前厄 | 36歳 | 1991年(平成3年)生まれ |
| 本厄 | 37歳 | 1990年(平成2年)生まれ |
| 後厄 | 38歳 | 1989年(平成元年)生まれ |
| 前厄 | 60歳 | 1967年(昭和42年)生まれ |
| 本厄 | 61歳 | 1966年(昭和41年)生まれ |
| 後厄 | 62歳 | 1965年(昭和40年)生まれ |
数え年と満年齢の違い
| 数え方 | 0歳の起点 | 年齢の加算 |
|---|---|---|
| 数え年 | 生まれた時に1歳 | 毎年1月1日(元日)に全員+1歳 |
| 満年齢 | 生まれた時に0歳 | 誕生日に+1歳 |
厄年は古来「数え年」で数えるのが正式。数え年は満年齢に「+1歳(誕生日後)〜+2歳(誕生日前)」を足した年齢になります。近年は満年齢で厄払いを受け付ける神社も増えているため、迷ったら参拝先に確認するのが確実です。
前厄・本厄・後厄の3年間
厄年は本厄だけでなく、前厄・後厄を含めた3年間を注意する期間とされます。
- 前厄:本厄の前年。厄の兆しが現れ始める時期とされ、身の回りの変化に気をつける
- 本厄:最も厄が強いとされる年。お祓いを受けるのが一般的
- 後厄:本厄の翌年。厄が抜けていく年だが、余韻が残るとされ引き続き注意
「3年間も気をつけるのは大変」と感じる方も多いですが、解釈は家庭によって自由。本厄だけ厄払いを受ける方、3年連続で受ける方、どちらも一般的です。
厄払いと厄除けの違い
| 名称 | 場所 | 宗教 | 儀式 |
|---|---|---|---|
| 厄払い(厄祓い) | 神社 | 神道 | 祝詞・お祓いで厄を祓う |
| 厄除け | お寺 | 仏教 | 読経・護摩焚きで厄を除ける |
基本的には同じ目的の儀式ですが、執り行う場所と宗教が異なります。家の宗派、地元の習慣、行きやすさなどで選んで構いません。迷ったら「氏神様の神社」または「先祖代々のお寺」が基本です。
厄払いを受ける時期
正式な時期は以下の通りです。
- 正式:元日〜節分(2月3日前後)までの立春前
- 現代の主流:1月1日〜1月下旬(年始のご挨拶とまとめて)
- 間に合わなかった場合:立春から1年以内
- 誕生日前後:満年齢を基準にする場合、誕生日の前後1ヶ月
立春(2月4日前後)は新しい年の始まりとされ、それまでに厄払いを済ませて「清々しく新年を迎える」という考え方です。ただし、神社・お寺は通年で厄払いを受け付けているため、自分の都合に合わせて構いません。
初穂料の相場と熨斗袋マナー
| 相場 | 対象 |
|---|---|
| 5,000円 | 小〜中規模の神社・お寺 |
| 8,000円〜10,000円 | 大きな神社・有名寺社 |
| 10,000円〜30,000円 | 特別祈祷・家族分まとめて |
のし袋の書き方:
- 神社:「初穂料」「御初穂料」「玉串料」
- お寺:「御祈祷料」「お布施」
- 水引:紅白の蝶結び(または無地の白封筒)
- お札:新札が望ましい
- 下段に自分のフルネームを書く
厄払い当日の服装
| 性別 | おすすめ | NG |
|---|---|---|
| 男性 | ジャケット+襟付きシャツ+スラックス/スーツ | ジーンズ・スウェット・サンダル・半ズボン |
| 女性 | ワンピース・セットアップ・パンツスタイル | ミニスカート・肩出し・派手な柄・露出の多い服 |
色は黒・紺・グレー・ベージュなどの落ち着いた色が無難。靴は脱ぐことがあるので綺麗な靴下・ストッキングを選びましょう。
厄年の方への縁起物ギフト
厄年を迎える家族・友人・同僚へのプレゼントは、古くから決まった「厄除けの縁起物」があります。
- 長いもの:ネクタイ・ベルト・マフラー・ネックレス。「長く災いを遠ざける」意味
- うろこ模様のもの:蛇のうろこ柄のアイテム。財布・ストール・ネクタイ。「脱皮して厄を落とす」象徴
- 七色のもの:七色ブレスレット・万華鏡・オパール。「七色の光で厄を跳ね返す」言い伝え
- 厄除けお守り・数珠:神社・お寺で授与されたお守りを贈る
- 健康・美容アイテム:マッサージ器・スキンケアセット・ヘルシー食材のギフト
- 縁起のいい和菓子:紅白饅頭・大福・どら焼きなど
Annyで人気の厄除けギフト
Annyには、厄年の方への贈り物として選ばれる縁起物ギフトが豊富に揃っています。
- 名入れネクタイ・ベルト:長いものギフトの定番
- 七色ブレスレット:天然石の7色ブレスレット
- うろこ柄ストール・マフラー:シルクのうろこ柄ストール
- 厄除けお守り付きアクセサリー:パワーストーンと神社お守りのセット
- 健康ギフト:フットマッサージャー・栄養ドリンクセット
- カタログギフト:本人が選べる実用派ギフト
有名な厄除けで知られる神社・お寺
- 明治神宮(東京):全国的な知名度。予約なしで祈祷可能
- 八坂神社(京都):疫病除けで名高い。祇園祭でも有名
- 成田山新勝寺(千葉):護摩祈祷の迫力ある儀式
- 川崎大師(神奈川):関東有数の厄除け寺として人気
- 住吉大社(大阪):関西の厄除けスポット
- 松尾大社(京都):酒造りの神として有名、厄除けでも知られる
- 氷川神社(埼玉):武蔵国一宮、家族連れにも人気
遠方の有名寺社より、地元の氏神様(神社)・菩提寺(お寺)で受けるのが最も丁寧です。
厄年を過ごす5つの知恵
- 健康診断を受ける:古来、厄年は体調不良が出やすい年。人間ドックを受ける絶好の機会
- 無理な挑戦を控える:起業・引っ越し・大きな投資は避ける、または慎重に判断
- 人間関係を大切に:家族・友人・同僚との絆が心の支えになる
- 規則正しい生活:夜更かし・過度な飲酒を避け、睡眠を十分に
- お守りを身につける:厄除けお守りを財布や鞄に。毎日の心の支えに
「厄年=怖い年」ではなく「自分を見つめ直す年」として受け止めるのが現代的な解釈です。
厄年に対する現代の考え方
厄年の信仰は千年以上続いていますが、現代では解釈が多様化しています。
- 伝統を重んじる派:3年連続で厄払いを受け、厄年中の大きな変化を避ける
- 節目として使う派:本厄だけ厄払いを受け、自分の生活を見直すきっかけにする
- 気にしない派:科学的根拠はないと考え、特に何もしない
- プラスに転じる派:「厄年だからこそ結婚・出産などの慶事で厄を払う」と考える
どの考え方も正解。自分と家族が納得できる形で向き合うのが一番です。
厄年でやってはいけない8つのこと
- 「厄年だから」と過度に行動を制限する(ストレスが本当の災厄に)
- 厄払いの初穂料をケチる(気持ちの表れなので相場を守る)
- 厄払い当日の暴飲暴食(清め終えた体を大切に)
- 御札・お守りを無造作に扱う(神棚または清浄な場所へ)
- 他人の厄年に配慮を欠く(縁起物プレゼントは喜ばれる)
- 厄年の家族に「運が悪い」と言う(心理的負担になる)
- 厄払いを「家族で代わりに受ける」(本人が受けるのが基本)
- 厄払い後に古いお札を捨てる(翌年の節分に神社へ納める)
よくある質問(FAQ)
Q. 厄年は数え年?満年齢?
古来は数え年が正式。満年齢に+1〜2歳して計算します。近年は満年齢で受け付ける神社も増えているので、参拝先に確認するのが確実です。
Q. 2026年の厄年(本厄)は何歳?
男性の本厄は25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳・61歳。男性大厄42歳は1985年生まれ、女性大厄33歳は1994年生まれの方です。
Q. 前厄・本厄・後厄とは?
本厄は大きな災厄が降りかかる年。前厄は兆しが現れる前年、後厄は厄が抜けていく翌年を指します。この3年を「厄の3年」とします。
Q. 厄払いはいつまでに受ければいい?
正式には元日から節分(2月3日前後)まで。間に合わない場合は立春から1年以内であれば問題ありません。誕生日前後に受ける方も増えています。
Q. 厄払いと厄除けの違いは?
神社で行うのが「厄払い」、お寺で行うのが「厄除け」。儀式は神道と仏教で異なりますが、目的は同じです。
Q. 厄払いの初穂料の相場は?
5,000円〜10,000円が一般的。大きな神社・お寺では10,000円が目安。のし袋に「初穂料」「御祈祷料」と表書きし新札を入れます。
Q. 厄払いに行く服装は?
平服でOKですが露出・派手な色は避ける。男性はジャケット+スラックス、女性はワンピース・セットアップが無難です。
Q. 厄年に結婚・出産・引っ越しをしても大丈夫?
現代では気にしない家庭が多数派。「厄払い後に行う」「慶事で厄を払う」という解釈もあり、不安な場合は先に厄払いを受けて臨みます。
Q. 友人・家族から厄年祝いをもらったらお返しは?
半返しが基本。いただいた額の半額〜3分の1相当の品を「厄除け御礼」として贈ります。1〜2ヶ月以内が目安です。
Q. 厄年のプレゼントはどんなものが喜ばれる?
「長いもの」「うろこ模様」「七色のもの」が縁起物。ネクタイ・ベルト・ストール・ネックレスなどが定番です。
Q. 男性の大厄(42歳)と女性の大厄(33歳)は特別?
はい。男性42歳は「死に」、女性33歳は「散々」の語呂合わせから大厄と呼ばれ、健康管理と無理を避ける意識が大切です。
Q. 厄払いは毎年受けるもの?
通常は前厄・本厄・後厄の3年間、または本厄だけ。毎年受ける必要はありません。人生の節目に気持ちを新たにするタイミングで。
厄除けギフト・縁起物ギフト
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