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ママの味方!アニヴァーサリープランナー辰元草子さんをピックアップ

日本アニヴァーサリー・プランナー協会の代表であるアニヴァーサリー・プランナーの辰元草子さん
『すべての人に訪れる記念日を思い出残るものに』をコンセプトに、キッズパーティーを中心に、数々の記念日や特別な日の企画プランニングをしてきたスペシャリスト。
そのプランニングは、ママやお子様のハートをがっちりつかむココロオドル空間なものばかり。

今回Anny編集部では「毎日にアニバーサリーを」を体現している辰元さんにアニヴァーサリー・プランナーとしての活動や、ご自身が考える『毎日にアニバーサリーを』を伺いました。

アニヴァーサリー・プランナーが生まれたきっかけ

きっかけは長女の娘さんの誕生日パーティー。
当時広告マーケティング会社で働いていた辰元さんは海外出張も多く、洋書を買ってその世界観に浸っていたそう。
そこで、好きな洋書の世界観を娘さんの誕生日にやろうと思ったのが始まりでした。

試行錯誤しながら演出したのがとっても楽しかった。

ただ14年前は今よりも、パーティー文化が浸透していない時代。
おしゃれなパーティーグッズがネットで買えるわけでもなく。グッズ集めに相当苦労したそう。そんな制約のあるなか、辰元さんはどのように表現していったのでしょうか。
「娘はピンクが好きだったので、ピンクな空間にしようと思いました。ピンクのテーブルクロス、バルーンをふくらませて壁に貼ったり、お花を飾ったり、クロカンムッシュを作ったり…。
いろいろな制限がある中での準備は大変でしたが、試行錯誤しながらやれたその時間がとっても面白かったです。パーティーは大成功!来てくれたお友達も喜んでくれて、写真をとってもらったりしました。」

名刺を作って、自分で名乗った『アニヴァーサリー・プランナー』

娘さんの誕生日で、誰かのお誕生日を素敵にお祝いすることに面白さを感じた辰元さん。
パーティーや、アニバーサリーな空間を演出する楽しさから、実際どのようにしてアニヴァーサリープランナーは生まれたのか。
その理由は、辰元さんの行動力にありました。
「当時、お料理教室に通っていたのですが、そこのお料理教室の先生に自分のやりたいことを伝えたら、『すごくいいと思うから、自分で肩書き決めてスタートしたらいいんじゃない』とアドバイスをいただいたんですよね。
自分で『アニヴァーサリー・プランナー』と決めて名刺を作って、そこがスタートラインでした。」
その後雑誌で連載を始めたり、店舗プロデュース、コンサルティング、セミナー講師、商品開発、レシピ提案、イベントディスプレイなど活躍は多岐に渡ります。

またアニヴァーサリー・プランナーとして、書籍を発売。本は好評でキッズ向け誕生日会の入門書になっています。

アニヴァーサリー・プランナーを続ける理由

最初は主婦業と並行しながら4年。その後本格的にアニヴァーサリー・プランナーとしての活動し始めます。
センスの良さと素敵な時間を演出する辰元さん。
彼女にとってアニヴァーサリー・プランナーのやりがいとは一体なんでしょうか。

お客様の大切な記念日は、私にたくされている

「正直、パーティープランニングのお仕事は毎回緊張するんです。その人の大切な記念日を最高にするのも最悪にするのも、私に委ねられているので緊張します。」

パーティーの準備に余念がない辰元さん。
緊張しっぱなしで大変な準備も、パーティーのお客様の『ありがとう』で嬉しさに変わるとのこと。
お客様の笑顔で全ての苦労が喜びと嬉しさと達成感に。
だからこそ素敵なパーティープランニングができるのではないでしょうか。

パーティーグッズ専門店『PARTY MARKET』コンセプトとは

そんな辰元草子さんがプロデュースする、日本初のパーティグッズ専門店「PARTY MARKET」が茅ヶ崎にオープンされました。
ここでは辰元さんセレクトのアニバーサリーグッズが多数展開されています。
誕生日パーティー定番のガーランド、ケーキピック、お洒落なお皿やコップなど見ているだけでドキドキワクワクするようなそんな店内です。
女の子向け、男の子向けだけではなくシーズンやイベントごとにおすすめのパーティーグッズが揃います。
クリスマスやひな祭りなどその時のシーズンごとに毎月、店舗の雰囲気も変わるので、お店に行くのが楽しみになりますよね。

来るだけでワクワクするお店にしたかった

「実はお店を作るときとっても迷ったんですよね。今ってネットが発達しているので、お店を出さなくてもと思っていました。ただご縁があって、お店を出すことが決まり、いざオープンしたら意外と楽しかったんです。このショップを開いてから、おばあちゃん、女子会を開く若い人たち、ウェディング関係の方など、今まで出会ったことのないお客様ともコミュニケーションできて嬉しいです。」
お店を開くことで関わる人も増え、いろんな接点が生まれたことで辰元さん自身新しい気づきや発見を得ることもあるのだとか。

「お店に来るだけで身近な人を想ったり、ちょっとした記念日もお祝いしようと想ったり、そんなきっかけになりたい!」

そう明るく笑顔でおっしゃっていた辰元さん。取材後もお店に来店した方と楽しく接客されていました。

辰元さんにとって『アニバーサリー』とは

アニバーサリーは人の人生を豊かにする

「アニバーサリーは自分の身近な人や大切な人を楽しませる、誰かに喜んでもらうってことだと考えています。記念日って人それぞれにあるものじゃないですか。その人が記念日と決めればそれは記念日ですし。
だからこそアニバーサリーがライフスタイルのように取り入れられたら、大切な人を笑顔にしたい!喜ばせたい!そう思う回数が増えることで、人生がもっと豊かになると思うんです。」
辰元さんのお話を聞いて、今まで記念日をイベントのように捉えていたけど、すごく簡単なことなんだ!とはっとされた方も多いはず。

人にお祝いされ、嬉しい体験をすれば、その人が今度は誰かのアニバーサリーをお祝いしたくなるはずです。
そのような体験が、より人生を豊かにするのではないしょうか。

アニバーサリーは誰かのことを想うことから始まる

小さい頃、毎年くる自分の誕生日がとっても嬉しかったのを覚えています。

それは両親のささやかな誕生日会が嬉しかったり、友達や関わってくれる人の「おめでとう!」が嬉しかったからです。

「全然難しいことないんです!私、普段はパーティーをプランニングしていますが、忙しかったり家族が揃わないときは、誕生日の朝、寝起きにベッドまでケーキを持ってお祝いしたりしてました。笑」と辰元さん。

大切な人の特別な日を想うことから始まる、それが『毎日にアニバーサリーを』なのかもしれません。
PARTY MARKET |
〒253-0053 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1丁目7-23
0467-40-5671
10am ~ 7pm
月曜日定休日