東京湾景/吉田 修一
¥562
品川埠頭の倉庫街で暮らす亮介は、25歳の誕生日に、携帯サイトで涼子と出会った。 「愛してないから、こんなに自由になれるの」、「それでも、お前と一緒にいたかったんだよ」……品川とお台場、東京湾を挟んだ向かいの地で繰り広げられる男女の出会いの物語。 リアルで切ないラブストーリーは、読んでいるうちに思わず感情移入してしまいます。 近いようで遠い二人の距離。果たして分かり合うことができるのか?
肩ごしの恋人/唯川 恵
¥648
第126回直木賞を受賞した、等身大の女性の恋愛を描いた物語。 女の武器を存分に使うるり子と、恋に対して臆病な萌。女の幸せ探しや家族の在り方が、対照的な二人の生き方を通して描かれています。 女の本音と日常をリアルに写した、痛快で圧倒的な物語です。
きみはポラリス/三浦しをん
¥637
三角関係、同性愛、片想い、禁断の愛…恋愛はこの地球上で、一つとして同じ形はありません。 また、恋愛には「これだ」という定義は無いけれど、人は生まれながらにして恋を知っています。 誰かを大切に思ったときに放たれる特別な光を、様々な形の恋愛で描いた最強の恋愛短編集。
つめたいよるに/江國 香織
¥497
江國香織のデビュー作である「桃子」を含む、初々しい恋愛物語21編を集約した短編集。 死んでしまった犬のデュークとハンサムな男の子、出会いと別れの不思議な一日を綴った「デューク」、コンビニバイトの大学生のクリスマスイブについて描かれた「とくべつな早朝」など、不思議でどこか懐かしさを感じる珠玉の物語が詰まっています。
最終便に間に合えば/林 真理子
¥583
恋愛に冷めた男女の、孤独で狡猾な恋愛を描いた短編集。 世間から注目を集める造花デザイナー・美登里が、仕事で訪れた札幌で、7年ぶりに昔の彼と再開する物語を描いた「京都まで」など、話題作を含め様々なストーリーを楽しむことができます。 ぐいぐいと引き込まれるような展開は、最後まで一気に読み進めたくなるでしょう。
ニキの屈辱/山崎 ナオコーラ
¥1,404
「人のセックスを笑うな」の著者である、山崎ナオコーラの恋愛小説。 若手新鋭写真家のニキと、ニキのアシスタントのオレの間で生まれた一つの恋愛。 不器用で恋愛下手なニキを愛しく思うオレでしたが、写真家としての道を切り開いていくにつれ、二人の関係は少しずつ変わっていって……。 ラストの切なさは、心をキュウっと掴まれたような感覚に陥ります。
片想い/東野圭吾
¥886
大学時代の部活仲間・美月から、飲み会の帰りに打ち明けられた驚きの秘密。 その秘密は、思いがけぬ形となって仲間に影響を与えていきます。 一人一人が、大切なものを必死で守ろうとする姿は、胸を打たれるものがあります。 ページ数はかなりボリューミーながらも、一気に読み進められてしまう東野さんの文章力はさすがの一言です。
百瀬、こっちを向いて。/中田 永一
¥617
「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…」 人間レベルの低い僕は、ある日突然野良猫のような目つきの美少女・百瀬と付き合うことになる。 でもそれには、百瀬の秘密と策略があって……。 学生特融の甘酸っぱく切ない恋愛を描いた「百瀬、こっちを向いて」のほか、心を潤す4編の恋愛小説を綴ったおすすめの短編集です。
真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉/本多 孝好
¥464
6年前に恋人が死んだあの日から、ずっと5分ずれたままの僕の時間。 ある日突然目の前に現れたのは、秘密の恋をする双子の女の子、かすみだった。 偶然の出会いから生まれた運命の奇蹟を描いた、新感覚の恋愛小説です。 是非、side-Bとセットでプレゼントしてください。
ひとり日和/青山 七恵
¥562
第136回芥川賞を受賞した、選考委員たちも大絶賛の珠玉の恋愛小説。 キオスクで働く20歳の知寿は、ひょんなことから71歳の吟子さんの家に居候することになる。 二人の共同生活を通して、知寿は恋をし、成長していく。 読後は晴れやかな気持ちになるような、瑞々しく温かな物語です。
新しい靴を買わなくちゃ/北川 悦吏子
¥494
パリで偶然出会った日本人の男女の、運命的な恋を描いたおとぎ話のような恋愛小説。 靴が導いた、運命の三日間とは……? コミカルと切なさが入り混じった、奇跡のようなラブストーリーは、恋する気持ちをググッと高めてくれるはず。 映画化もされているので、合わせて楽しむのもおすすめです。