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これからAnnyでは新しく、「私の誕生日ストーリー」を連載することになりました。
ここでは、Anny読者の皆さまや編集部員の誕生日ストーリーに焦点を当て、インタビュー仕立てにご紹介していきます。

誕生日の素敵なストーリーを読んでほっこりしたい。
大切な誰かの誕生日をお祝いするときの参考にしたい。
そんなときに、この連載を読んでもらえたら幸いです。

記念すべき第一回目は、Anny編集部員の心に残った誕生日をご紹介いたします。

7年振りに戻ってきた家族団らん

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誕生日に欲しかったのは「家族みんなの時間」

今回取材をしたのは、編集部のEさん、23歳。
彼女は高校から親元を離れ、大学まで寮生活を続けていたため、社会人になり家族とまた暮らせるようになったのは7年ぶり。
そして彼女が23歳の誕生日に望んだことは、
「家族みんなに誕生日を祝ってもらうこと」でした。

なぜなら、誕生日を直接祝ってもらった記憶は中学生止まり。
いつも電話やメール、寮に送られてくるプレゼントできちんとお祝いはしてもらっていたものの、やはり家族から直接誕生日を祝ってもらいたかったのです。

家族みんなの笑顔がなにより嬉しい

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誕生日当日はどうしても家族の予定が合わず、誕生日2日前に誕生日パーティーが開かれました。
Eさんが外出から帰ってくると、Eさんの部屋にはたくさんの風船とメッセージカードが。
弟とお母さんが協力して、部屋を飾り付けていてくれたのです。
そしてリビングに向かうと、Eさんの大好物の数々!

「この演出と大好物、そして何より家族が揃って私の誕生日をお祝いしてくれることに、もうこの時点で胸がいっぱいになりました。ありがとう、しか言えませんでしたが、この家族に生まれてきてよかったな、とそこまで思いました」

誕生日プレゼントは、家族みんなからバッグとお財布。
そして、メッセージカードでした。
「いつもシンプルな服ばかり着ているから、ワンポイントになるようにおしゃれで派手なデザインのものにしたよ」
と選んでくれたプレゼントに、とても心が温かくなったのだとか。

この日一日、家族とおしゃべりをしながら誕生日パーティーを楽しんだEさん。
普段から家族みんなが仲良しなE家ですが、この日は一層賑やかで楽しい一日を過ごしたそうです。

誕生日は「生まれてきたことに感謝する日」

しかし、Eさんの誕生日はこれで終わりではありませんでした。

「誕生日は、生まれてきたことに感謝する日だと教えられてきました。実は昔、貧乏している時があって……誕生日プレゼントが買えない親なりの言い訳だったのかもしれませんが、私はそう教えてもらったことにも感謝しています。だから毎年、できるだけ母には感謝のプレゼントを贈るようにしているんです」

とEさん。
今年はお母さんのイメージカラーのお花を誕生日当日の仕事帰りに買い、手紙を添えてプレゼントしたそうです。
「23歳、これまで育ててくれてありがとう」
そんなメッセージを込めたお花は、Eさんの家の食卓をしばらく彩ったそうです。

感謝の気持ちは大切にしたい

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誕生日は生まれてきたことに感謝する日、というEさん。
たしかに、これまで生きてきたのは単に家族や友達など、周りの人たちのお陰でもあります。
彼氏や彼女と過ごす誕生日ももちろんいいですが、たまには家族と一緒に。
感謝の気持ちを伝える誕生日も、いいかもしれませんね。