【連載】私の誕生日ストーリーvol.2「大切な想いに気づけた学生最後の誕生日」

【連載】私の誕生日ストーリーvol.2「大切な想いに気づけた学生最後の誕生日」

誰もが持っている、誕生日のストーリーをあなたに

誰もが生まれた時に与えられる、誕生日という特別な日。
その誕生日には、どんな人も思い入れあるストーリーを持っているはずです。

我々Annyは、そんな誰かの誕生日にフィーチャーした連載を開始いたしました。
誕生日の素敵なストーリーを読んでほっこりしたい、大切な誰かの誕生日をお祝いするときの参考にしたい。そんなときに読んだ頂けたら幸いです。

第2回目の主人公は、社会人なりたてほやほやの女性。
彼女の持つ、素敵な誕生日の想い出について伺いました。

思い出深い、学生生活最後の誕生日

「誕生日なんて普通の日だと思ってた」

「誕生日なんて普通の日だと思ってました。っていうのも、周りがあんまり派手に祝う感じではなかったので。家でもプレゼントはーいって感じで、そんな特別にお祝いされる文化がなかったんです(笑)」

そう語ってくれたのは、今回の主人公である22歳女性・会社員のAさん。
そんなAさんにとって、自分の考えを変えてくれた素敵な誕生日が「大学4年・学生生活最後の誕生日」なんだそうです。

仲間からの愛が詰まったプレゼント

誕生日当日は、彼女の入っていたアカペラサークルでの大きなイベントの日でした。
イベント終わりの打ち上げで、Aさんの誕生日のお祝いは盛大に行われたそうです。
みんなに見守られるなか、同期の仲間たちが持ってきてくれたのは美味しそうなケーキ。そして、サークル員らしいアカペラでの歌のプレゼントでした。

「サークルに入ってから本当に気を使わないで過ごせる友達と出会えて、私なりにみんなのことを大事に思ってた分、歌のサプライズとか、私が泣いてる姿を見て涙を流してくれた友達がいることとか、いろんな大切なものを改めて見つけられた誕生日でした。」

大切な仲間たちがくれたサプライズに、思わず涙がこぼれたというAさん。その時、この日に生まれてきてよかったと、産んでくれた母親への感謝の想いも溢れてきたそうです。

母親の想いが胸に響いた瞬間

「その瞬間に、母がいつも言ってる『あなたを大切に思う気持ちは世界中の誰にも負けない』って言葉がより一層心に響いたんです。」

ここまで産み育ててくれた、大好きな母のこの言葉。
今までとりとめて気にしていなかったAさんですが、誕生日で感じた母への感謝とともに、母の大きな愛のある言葉が胸に響いたといいます。

誕生日を通して、心から信頼できる仲間や母の想いを知ったAさんは、過去最高の誕生日プレゼントを受け取ったと感じることができたのでした。

誕生日には、誰かを想う気持ちが詰まっている

「サークルの仲間たち」と「母」、2つの大切な想いに気づくことができたAさん。
「素敵な友達に大切に思ってもらえてたことと、大好きな母の想いに気付けたことが最高の誕生日プレゼント」と笑顔で話すAさんは、誕生日がより好きになったそうです。

珍しく高価なプレゼントより、大切なのは人々の想い。
誕生日にはそんな誰かを想う気持ちがたくさん詰まっていると思います。
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