『中川政七商店』で見つけた、物語あるプレゼントをあの子に。
原宿・表参道エリア、キャットストリートの裏にオフィスを構えるAnny(アニー)。そんな我々Anny編集部がお送りする連載、『プチプレ』探しの旅も第4弾となりました。
今回も表参道『中川政七商店』から、モノづくりとデザインの織りなす物語溢れる『プチプレ』をチョイス。
「どんな人にもその人なりのストーリーがあるように、モノにもストーリーがある。」贈る相手とプレゼントについて考える私、編集部の深読み派・こなみがご紹介します。
シンプルな石鹸に秘められた思い 「THE SOAP」
私がチョイスしたのはこちらの「THE SOAP」(1080円)。
シンプルなパッケージデザイン、見た目そのままの大胆なネーミング。そのすべてに惹かれ、石鹸としては高額な値段ながらも購入を決めたのでした。
オフィスに持ち帰り洗面台にそっと置いてみると、飾らない存在にもかかわらず、変わらず人を惹きつける魅力を放っていました。
手に取れば優しい石鹸の香りが広がり、少し使ってみると洗い上がりはすべすべ。シンプルな見た目ながら上質な使い心地をもつ石鹸だったのです。
そんな魅力ある「THE SOAP」、深読み派の私としてはそのストーリーが気になって仕方ありません。家に帰り調べてみたところ、ある想いが込められていたのです。
この石鹸を生み出した「THE」という会社は、世の中の定番と呼ばれるモノや本当に「THE」と呼べるモノを作ることをコンセプトとしていました。
「これこそは」と呼べるものづくりのために、ありとあらゆる研究を重ね生まれたプロダクトは、どれも人々の新しい定番になりえる魅力あふれるものばかり。
誰でも、どこでも使えて環境に優しい「THE SOAP」もそんなコンセプトから生まれた至極の石鹸だったのです。
就活中の後輩に、「君こそは」と言われる人になってほしいから
そんなストーリーを改めて知った私は、ある人のためにこの石鹸を贈ろうと、もう一度お店を訪れました。
ある人とは、現在就職活動を頑張っている大切な後輩。
シンプルな中にも魅力を放ち、「これこそは」と言わしめるこの石鹸のように、行きたい企業に「君こそは」と言ってもらえるようエールを込めて贈りたいと思ったのです。
モノやデザインに込められた心に響くストーリー。あなたもそんなストーリーを通して心のこもったプレゼントを贈ってみませんか?
Writen by 編集部 こなみ