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サプライズにはいろいろな形がある

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「大切な人の喜んでいる顔が見たい。」
誕生日や記念日、イベントなどのアニバーサリーシーンでは、その純粋な想いがプレゼントやサプライズといった形となって表現されます。
だから、その表現方法は人それぞれ。
相手が喜ぶ顔を思い浮かべながら、それぞれが試行錯誤していくものです。
とはいえ、みんながどんなプレゼントやサプライズをしているのかは気になるところ。
今回は女子大生のRさんが彼氏からうけた愛のこもったサプライズをご紹介します。

お金がなくても、アイディア次第で素敵サプライズに

都内大学に通う、大学4年生のRさん。
ぱっとした明るい笑顔が印象的なRさんは、同じ女性から見ても愛され力満点。
忘れられないアニバーサリーの経験として、2年前、当時お付き合いをしていた彼氏からの想いのこもったサプライズエピソードを聞かせてくれました。
「2年前の3月、当時大学4年生の彼氏がいました。もうすぐ付き合って1年記念日を迎えるところだったんですけど、彼はその時卒論を書いているときでバイトもできず、正直あまりお金がなかったんですね。
こちらとしても別に高価なものは欲しくなくって、『気持ちがこもっていればなんでもいいよ〜』って言っていました。
あわよくば、料理を作ってくれればいいなって(笑)」

仕掛けがかったチョコレート

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「記念日当日、彼からチョコレートボックスを渡されました。
中に入っていたチョコレートは普通の見た目で、8個入り。さっそく食べようとすると、彼に『一番左上のやつから食べて!!』と言われて。
言われた通りに食べてみると、そのチョコの下にメモが入っていたんです。
そのメモには、『原宿』の文字が。
よく分からないまま、彼に連れられて2人で原宿に直行することになりました。」

2人の思い出の場所で……

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「いざ原宿に行くと、2人の初デートの場所だったバッティングセンターに向かったんです。そこでバッティングしたり、昔話で盛り上がったり。一通り楽しんだあと、ある一枚の紙をもらいました。
そこには、以前バッティングセンターに行った時の写真と、彼からのメッセージが。
驚いていたら、彼に『今日は、2人の思い出が詰まった場所に一緒にいくよ。』って言われて、私は続けて2つ目のチョコレートを口にしました。」

甘い思い出が詰まったアルバムのプレゼント

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こうしてRさんは、チョコレートを食べて、2人の思い出の地に向かうというのを8回繰り返したそうです。
「最終的に、その場その場で計8枚の紙をもらって、1冊のアルバムが完成しました。
1日で8ヶ所まわったから結構ハードだったんですけど(笑)、懐かしい場所を一緒にまわれて2人の絆を実感できたし、かつ形に残るアルバムがもらえてとっても嬉しかったです。
本当に心にのこる、思い出深い1日だったと思います。」

「考えてくれた時間」がなにより嬉しい

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彼なりに必死で考えた、心こもったサプライズ。
「アルバムを作るのに相当時間がかかっただろうし、実行する上で恥ずかしかった部分もあると思う。それなのにしっかりやり切ってくれてた、その気持ちが一番嬉しかったです。」
とRさんは語ります。
2人が築き上げてきたストーリーを入れ込んだサプライズは、一層深く心にのこるもの。
この素敵なサプライズアイディアを参考にしつつ、ぜひオリジナリティーあふれるサプライズを考えてみてくださいね。
大切な人を思い浮かべながら、喜ぶ顔をみるために必死で考えた時間。
それこそが、相手の心に響くはずだから。

(インタビュー・文:編集部はなちゃん)