【世界のアニバーサリー】モノより○○重視!世界から見た「日本のギフト文化」

【世界のアニバーサリー】モノより○○重視!世界から見た「日本のギフト文化」

今回は日本のアニバーサリーに注目

世界のお祝い文化やプレゼントなど、海外の興味深いアニバーサリー文化に注目してきたAnnyの連載、「世界のアニバーサリー」。
今回は少し趣向を変え、海外から見た日本のギフト文化についてご紹介します。
世界共通のギフトという文化を通して、日本はどう見られているのでしょうか?

日本は「ギフト大国」だった!

早速日本のギフトについて調べてみると、世界の文化の特徴について紹介しているサイト「Giftypedia」が。
他の国と比べてもわかるように、日本のページがとても長い!
日本にはそれだけ多くの”アニバーサリー”と独自のギフト文化があるということなのでしょう。
そんな日本のギフト文化については、

「日本では、昔からアニバーサリーにとらわれず、『義理』にもギフト文化が根ざしている。
さらに日本では『何を贈ったか』よりも、『贈ったという行動』が大切にされている」

と書かれています。
たしかに、お中元など特にビジネスの面においては、贈ったという事実が重要であることもありますね。
自分ももらったから、ちゃんとお返しをする。
自然としているプレゼント・お返しも、この「義理」が身に染み付いているからこその行動なのかもしれません。

世界から見た、日本の定番プレゼント

続いて、日本で贈られているプレゼントは、どのように見られているのでしょうか?
先ほどのGiftypediaやギフトメディア「 Cloud 9 Living」によると、

「子供達の進学・進級祝いはゲームやiPhoneなどの電子機器がおすすめ!」
「地元のお菓子は鉄板のプレゼントです」

というコメントがありました。
ゲームでも有名な日本。
しかし実際に子供へのプレゼントで電子機器をプレゼントするのは、ちょっとした冒険ではないでしょうか……?
また、地元のお菓子を手土産にするのも、日本独自の文化なのかもしれませんね。

プレゼントより、ラッピングが大事?

また日本のギフトといえば、海外でよく話題になっているのは「ラッピング」。
とにかく日本のギフトラッピングは素晴らしい!と噂です。
こちらの動画も、日本ではごく一般的なラッピングなのですが、コメント欄は
「素晴らしい!」
「もっと早くこの方法を知りたかった」
とラッピングを大絶賛。

また、Giftypediaでは、
「日本ではギフトを飾り立てることは、ギフトの中身と同じぐらい大切な事。
そのラッピングにはたくさんのルールがあります」
とした上で、日本のラッピングガイドを公開。
オレンジは幸せと愛の象徴、白は結婚式のカードにもおすすめなど、
ラッピングやカードで使われる色にはそれぞれ意味があると書かれています。

ホワイトデーは、チョコより○○なものをプレゼント

またGiftymediaの日本のページで注目していただきたいのが、ホワイトデーについての記述。
まずバレンタインについて

「2月14日は女性が好きな人へチョコを渡します。(本命チョコ)
また男友達にもチョコを渡します。(義理チョコ)」

という記述がありますが、その後に

「3月14日はホワイトデーと呼ばれ、日本では男性がバレンタインにもらったチョコより高いスイーツをプレゼントします」

と書かれています。
暗黙の了解で、ちょっといいものをプレゼントすることになっているホワイトデー。
日本の文化としてはっきりこのように紹介されていると、少々男性が気の毒に見えてしまうのは私だけでしょうか。

おわりに

いかがでしたか?
海外では「日本ではギフトはとても大事なもの」と紹介されているのを読むと、日本独自のギフト文化はきちんと守っていきたい、と思わせられます。
今まで日本の視点から、各国の個性が光る「世界のアニバーサリー」を紹介してきましたが、世界から見た「日本のアニバーサリー」はもっと独特で、不思議なものなのかもしれません。
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