哲也さん「彼女にプロポーズがバレないよう隠すのは少し気を遣いましたが、大変だと思うことはありませんでした。
一番悩んだのは、どんなプロポーズにするかという計画でした」
そんな哲也さんをサポートしたのは、アニヴェルセルのプロポーズプランナーの方々でした。
今回お話を伺ったのは、哲也さん宜慧さんご夫妻のプロポーズに深く関わった、アニヴェルセル東京ベイの石河愛(いしこあい)さんです。
石河さん「日本と台湾の約2,000kmの遠距離を行き来し、さらに言葉の通じない中で愛を育んだお二人ですが、宜慧さんご本人もご家族も、異国へ嫁ぐことに少なからず心配な気持ちがあると伺っていました。
そんな中で、プロポーズの日を両家の『家族になる記念日』したいという哲也さんの思いを受け、こちらのプロポーズをご提案いたしました」
石河さん「大変だったのは、台湾のご家族との中継です。
計画時には、投影場所や方法を決定するまでに何度も試行錯誤をしました。
そしてプロポーズ実行時には、強風でスクリーンが煽られたり、プロポーズ直前に台湾との通信状況が不安定になったりと、成功するまでは一瞬たりとも気が抜けませんでした。
ですのでプロポーズが無事終わった後は、とにかくホッとしました。
プロポーズの日その場にいた全員が、まるで自分自身がプロポーズするかのような感覚で哲也さんの緊張感を共有していたので、成功した後の彼の安心感が伝染してきたのかもしれません。
また、家族の大切さを改めて感じ、自分の家族にも無性に会いたくなりました」