このロックグラスを生み出したのは、人々の感情や情を呼び起こし、鳥肌が立つ様なアイテムを手がけるブランド「100percent」。
「SAKURASAKU Rock glass」は、自分の実家近くの桜を見ながら、ブランドのデザイナーさんが想起したもの。
なんと学生の頃から温めていたデザインだといいます。
彼がこのグラスに込めているのは、ずばり“無作為"であることです。
例えば、我々がコップを手に取り、それをテーブルに置くこと。
同じ場所に置くか、別の場所に移動するか、そこには意図するものがありません。
そして桜が春に自然と咲くことも、決められているものではありません。
そんな無作為に起こる事象をデザインに落とし込み、気付いた時に価値を感じるようなグラスにしたといいます。
グラスの底に合わせて滲んだ結露の桜、いわばこれは“無作為"が生み出した価値。
まさに鳥肌が立つような、美しいロックグラスだったのです。