あなたとわたしをつなぐギフト。今もその先も長く付き合える、LITSTAの革小物

あなたとわたしをつなぐギフト。今もその先も長く付き合える、LITSTAの革小物

人はどんな風にギフトを選ぶのか。

突然ですが、誰かのギフトを選ぶとき、あなたは何を考えていますか?

周りに聞いてみると、やはり一番多いのは“相手"のこと。
大切な人の好みや趣味、ライフスタイルなど、自分がわかる相手のこと全てを思い出しながら、ぴったりのアイテムを選ぶのだといいます。

しかし人々はときに、“自分の想い”をこめてギフトを選ぶともいいます。

「これで喜んでくれたら嬉しいな」
「こんな風に使ってくれたらいいな」

自分の意思を持って選ぶことで、相手にギフトで想いを伝えているのです。

今も、その先も長く付き合えるギフトを

木村:「うちに革小物をギフトに選びにくるお客様は、取り急ぎではなく、贈る方に長く使って欲しいという気持ちでいらっしゃっています。ただ贈って“おしまい”ではなく、その先ギフトとも長く付き合ってもらいたいし、自分も贈った方と良い関係をつなげたい。そんな気持ちを込めて選んでいらっしゃるのかなと思います。」

そう語ってくれたのは、レザーアイテムブランド『LITSTA』の代表である佐藤さんと木村さん。
オーダーメイドから始まり、今もお客様の声を取り入れた温かみのあるアイテムを作り出すこちらには、多くの方が“ギフトへの想い”をもって訪れているそう。

人々がLITSTAを訪れる理由、そこにはギフトとして大切な“何か”が隠されているはず。
今回はAnnyに仲間入りしたアイテムを紹介しながら、ブランドが持つ魅力をお二人と紐解いていきます。

▼ご紹介するアイテムはこちら

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革小物は、人生という舞台のための小道具

革という素材が、特別だった

前職でアパレルメーカーを経験していた佐藤さんと木村さん。
部署の関係上、ブランドを立ち上げる前から革に触れる機会が多かったと言います。

佐藤:「カジュアルウェアを製作する部門で、オリジナルアイテムやOEMなどを手がけていました。実は会社自体がインド生産に力を入れていて、レザーが盛んだったインドの革でブルゾンなどを作っていたんです。
会社で革の服に多く触れていたのが、今のブランドを始めるきっかけになりましたね。

それに、僕の中で革は特別な素材のイメージがあって。
いろいろな素材がありますが、革の素材自体、おもしろいというか変わっているというか。厚さや重さ、表面の質感や変化の仕方、さらに同じアイテムを作っても革と布帛で雰囲気が違ってくるところが好きだったんです。」

ブランド名に込められた、革小物への想い

他の素材以上に、特別な想いでレザーブランドを始められたお二人。
その中でも革小物に着目したのは、ブランド名に込められた“ある想い”もあったからなのだそう。

佐藤:「もともと小物を作り始めたのは、大きなスペースが必要ないし、ミシン1台と作業台一つがあれば簡単に始められるからでした。学生や前職時代でも、遊びでちょこちょこ製作はしていたんですけどね。
それと、ブランドの名前も関係しているんです。」

「僕が学生時代に読んでいた本の中で、うろ覚えなのですが主人公が “人生は舞台なのよ!”と言っていたんです。やたらと印象に残ったセリフでした。
そのあと友人と将来のブランド名について話すことになって、そこでそのセリフを思い出して。その英訳から頭文字をとって、名前にしたらいいんじゃないかと思ったんです。

“人生は演劇をするための舞台である。”
この言葉を英語にして“Life Is The Stage To Act”、頭文字をとって『LITSTA』と名付けました。

コンセプトにもあるように、この名前には“人生が演技するための舞台なら、演技するための小道具作りをしよう”という意味を込めています。
多くの人の舞台も、より素敵に彩りたい。そんな気持ちで、身につける革小物を作っていますね。」

お話を伺ったアトリエやお店には、ブランド名を体現するように、お財布やキーケースなど身につけるアイテムがずらり。加えて開業当初はほぼオーダーメイドで、お客様の声を聞きながらひとつひとつアイテムを製作していたそうです。

かくしてお二人は、人々の人生に寄り添う革小物を作り続けてきたのでした。

LITSTAが魅せる、革とデザインへのこだわり

アナログな革が作り出す、長く愛される色味

特別な想いを持って、アイテムを作り続けている『LITSTA』。
その代表的な一面を表しているのが、表面の革です。
佐藤さんが革を「特別な存在」と言い表すように、LITSTAで使われる革もまた特別。
製革技術の発祥の地で作られた、美しい艶を出すタンニンレザーを使用しています。


佐藤:「この革はイタリアのトスカーナ地方という、革の発祥の地で作られるもので、アナログな革なんです。
バケッタ製法と言われる伝統的な作り方をしていて、小物を作るときの丈夫さや表面の質感
経年変化するときの面白い見え方もあってこの革に決定しました。」

木村:「作る前の革には首元に骨の跡があったり、シワっぽい箇所があったり。全体にムラのある生地ですが、そこが味になっているような気もしますね。
革自体はどこも使える部位しかないので、ムラも良いアクセントとして使っています。」

さらにこの革は、使い続けることで違う姿を見せてくれます。
美しいブルーグリーンだった名刺入れも、変化後のものを手にとって見てみると、その差は一目瞭然。
驚く私たちに、佐藤さんと木村さんはこう語りかけてくれました。

佐藤:「この革って実は新品の時間の方が短くて、1年ぐらいで色が変わってしまうんです。表面の色が暗くなり艶が出て、これだけ変わったなと実感できるので、使いがいはバッチリです。かなり色が綺麗に変わるので、そこが面白いと思ってもらえるかなと思います。
だからお客様の中には、色が変化した後のアイテムを見たがる方が多いんです。」

木村:「この革がどんな色に変化するのかな、変化した後の方が好きかな、なんて。そのアイテムを使っていく時間を考えてプレゼントされる方が多いですね。」

こちらのキャメルのコインケースも......

こうやって使い続けることで色に深みがまし、触れる場所に味のあるムラが出てきます。

触れてわかる、時間をかけてその良さを知る。
そんな革の醍醐味が、贈った相手に、長く使い続けてもらえる理由となっているのかもしれません。

男女や年代を隔てず使える、バランスの良いデザイン

さらに、LITSTAが幅広い世代に愛される理由となっているのが、そのデザイン。
佐藤さんは製作の際、あえて“固定概念を作らない”ことをこだわりとしているそうです。

佐藤:「財布を作るときに、他の財布を見てデザインすることもあるし、全然関係ないものからアイデアを得ることもあります。
こう作らなきゃいけない、という固定概念は基本持たないようにしていて。財布はこうあるべきだとか、メンズやレディースではこんなデザインに、といったことは基本考えないように。なんでもありとは言いませんが、最終的にバランスの良いものを作っていますね。

革小物って、財布にしろ名刺入れにしろたくさん種類があるので、他のブランドさんとは違う、ちょっと面白いアイデアを入れられたらと思っています。なかなか難しいんですけど、面白い形だったり、お客さんが使っていて楽しめるようなアイテム作りを目指しています。」

その中でも極めて目立つのは、クラシックなデザイン。
佐藤さんもどこか懐かしいレトロな雰囲気のデザインが好きなのだそう。

こちらのIDホルダーは繋ぎ目に真鍮製の蝶番を使用しており、革と真鍮両方の経年変化を楽しむことができるアイテム。まるでお屋敷のドアのような出で立ちが、なんともおしゃれです。

コインケースの金具も、コインキャッチャーと呼ばれるなかなかお目にかかれないデザイン。なんでも数十年前に流行したデザインを、現代に落とし込んでいるのだそう。

若い人にとってはそれが新しく、年配の方にとっては懐かしいと感じることができる。
お店に立つこともある木村さんからは、そんなデザインならではのエピソードを伺うことができました。

木村:「どのアイテムも、男性や女性でデザインを分けていないので、色違いで買われる方も多いんです。
年配のご夫婦が色違いで財布を買われたときは、その後にいいなと思っていただいて、お子様の成人祝いにもを選んでいただきました。」

固定概念を作らないことことで、どんな人でも手にとってもらえるように。
佐藤さんと木村さんのその想いは、手にとった人々から脈々と語り継がれているのでした。

大切な方を想う、全ての人の手に

相手との時間、気持ちを分かち合うLITSTA

使う人のためにこだわり抜かれたLITSTAのアイテムたち。
ギフトに選ぶ方の多くは、一体どんなシーンで選んでいるのでしょうか。

木村:「お客様からお聞きするのは、誕生日、クリスマス、就職祝いなど様々です。
革小物は仕事で使うアイテムであることが多いので、就職祝いにはよく選んでいただきます。
特に特別なお祝いだと、婚約指輪をもらったそのお返しに、キーケースなど長く使える革小物を選ぶお客様もいらっしゃいますよ。」

この想いを伝えたい、そんなシーンに。

時間をかけて楽しむことができる革。
性別、世代を越えて愛されるデザイン。
LITSTAはその魅力を通し、相手との気持ちや時間を分かち合うことができます。
これこそが、多くのギフトシーンに選ばれる所以なのかもしれません。

だからこそ、選ぶなら自分の想いを伝えたいときに。

「おめでとう!」「頑張ってね。」「これからもよろしくね。」
祝福やエール、この先も一緒にいたいという気持ちを伝えるなら、ぜひLITSTAの革小物を選んでみてください。
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