お見舞いにプリザーブドフラワーはあり？適切な選び方とおすすめアイテム

飾るだけで気分が明るくなるお花のギフトは、お見舞いに最適です。
しかし、病院によっては生花持ち込み禁止の場合もありますので、お見舞いの際には注意が必要です。
お見舞いに生花を持参できないときには、プリザーブドフラワーを選んでみませんか。

水やりなどの手入れが必要なく、長期間楽しめることで人気のプリザーブドフラワー。
生花を使って、特殊な液体に着けて水分を抜いたプリザーブドフラワーは、自然の色や風合いが感じられるお花ギフトです。

プリザーブドフラワーを禁止している病院は少ないのですが、病院によっては禁止されている場合もあります。
心配な場合は、入院先の病院に確認してから用意するといいでしょう。

お見舞いにふさわしいプリザーブドフラワーには、ボックス型やブーケ型のアレンジメントがあります。
また、退院後にもインテリアとして楽しめるもの、触れて癒されるぬいぐるみとアレンジされているもの、上質なタオルと一緒に贈ることができるものなども、贈って喜ばれるお見舞いになります。

以下に、お見舞いにぴったりなプリザーブドフラワーを紹介していきます。

ボックス型のフラワーアレンジメントは、そのまま飾ることができる手軽さとともに、病室などの限られたスペースでは、コンパクトさが嬉しいお花です。

プロによるアレンジメントは見栄えも良く、花瓶に活ける花とはまた違った魅力があります。
貰って嬉しいお見舞い向きなギフトが、プリザーブドフラワーボックスなのです。

ブーケ型のプリザーブドフラワーは、花瓶に活けても、そのまま置いても決まる、美しいお見舞いです。

ボリューム感があって華やかな花束は、貰う喜びのあるお見舞いでもあります。
「相手を元気づけたい」
そんな気持ちを込めて華やかに贈りたい、プリザーブドフラワーのブーケです。

お見舞いのためのお花というイメージを進化させて、より喜ばれるギフト選びをするなら、インテリア性の高いアイテムを選んでみませんか。

飾るために花瓶が必要な花ではなく、花をアレンジして楽しむ実用的なインテリアのセレクト。
時計やフォトフレームなど、入院中にも活用できるおしゃれなアイテムが、喜んでもらえるお見舞いになりそうです。

本物の花を使っていながら、枯れることなく長期間楽しめるのが「FLOWERiUM®」です。
ベッドサイドや窓辺などでお日様の光にキラキラと輝く花は、美しさも格別。

場所を取らず、安心して置くことができる人気のフラワーギフトなら、生花とはまた違った楽しみ方ができそうです。

生花の色合いを残したプリザーブドフラワーとは違って、ドライフラワーは独特な"色褪せ"を楽しむものです。
この色褪せがドライフラワーの特長なので、お見舞いにドライフラワーを選ぶ際には、「枯れているように見える」縁起の良くないものは避けるようにします。

ドライフラワーをお見舞いに選ぶ場合には、枯れているという印象を与えることのない花を上質なタオルなどとセットにして贈るといいでしょう。

プリザーブドフラワーと同様、手もかからず、匂いや花粉の心配もないのが、造花です。
近年はクオリティーが高く、一見しただけでは造花とはわからないもの多くあり、インテリアとして楽しむ方も増えています。

しかし、お見舞いにする場合には、無機質と感じたり、造花なんて失礼だと思う人もいます。
いつまでもそのままの姿を保つ造花は、病気が長期にわたることを示唆しているようにも思われるので、お見舞いに贈る際は細心の注意が必要です。

造花を贈る場合は、デザイン性が高く高級感があり、インテリアとして飾ることができるものを選ぶようにしましょう。

生花から作られたプリザーブドフラワーは、お見舞いにもおすすめです。
以下に、プリザーブドフラワーがお見舞い向きな理由を紹介します。

生花から作られていますが、プリザーブドフラワーには香りもなく、花粉が出ることもありません。
病院で生花が禁止される理由には、花粉によるアレルギーの発症や細菌などへの感染の心配などがあります。
それらの心配のないプリザーブドフラワーは、「お見舞い向きのお花」なんです。

また、普段なら心地よい香りであっても、体調のすぐれない患者さんにとってはストレスになることもあります。
プリザーブドフラワーには、香りの心配もないので安心です。

飾るときれいな生花ですが、贈られた場合には、毎日水を変えたり、枯れた花びらや葉を摘んだりと、確実に手入れが必要となります。

入院している本人はもちろんのこと、ご家族の手を煩わせて負担になることもあるので、生花を持参するときには、よく考えてからにするといいでしょう。

プリザーブドフラワーは、手がかからず置いておくだけで大丈夫。
生花のように見えて、気軽に花の美しさを楽しんでもらえるのも魅力の一つです。

生花の切り花は、冬場は10日程、夏場は4、5日程度しかもたないものです。
プリザーブドフラワーは、長くて数年楽しむことができるため、退院後も飾ってもらえるギフトになります。

長期入院をされている方にとっても、プリザーブドフラワーは美しい姿のまま長く楽しめる花の贈り物になります。

お見舞いとしては問題のないプリザーブドフラワーですが、そもそもお見舞いの花には、選んではいけない、タブーとされている花があります。

鉢植えの花は「根付く」＝「寝付く」をイメージさせることからお見舞いには適さないとされます。
鉢植えは、お見舞いとしては縁起の悪い贈り物になるため、鉢植えのように見えるデザインのプリザーブドフラワーは避けます。

お見舞いにプリザーブドフラワーを持参する際には、ボックス型のものやブーケ型のものなどを選ぶといいでしょう。

お見舞いに花を持参する場合には、縁起が悪いとされている花も避けます。
例えば、
・シクラメン（死・苦を連想させる音から）
・椿（花がぽろっと落ちることが首切りを連想させるため）
・菊（弔事に使われることが多いため）
・あじさい（花びらが4枚であり、枯れて色あせる姿を見せることから）

花は、贈る場面によって強いメッセージ性を持つことがありますので、花言葉や咲く姿などにも気を付けます。
お見舞いは、相手が体調を崩し、デリケートになっている場面です。
花をお見舞いにする際には、種類も慎重に選ぶようにします。

お見舞いにプリザーブドフラワーを選ぶ場合には、色も重要な要素になります。
お見舞いに持参する花には、赤・白・紫系の花を避けます。

赤は、血液を想像させることから。
また、白は弔事に使用される印象があるためです。
同じように、紫や青なども、白と同様に弔事をイメージさせるため避けた方が無難です。

これらの色の花も、カラフルなアレンジメントに数本入っている程度であれば気にする必要はありません。

お見舞いに花を持参する際には、贈る花の本数にも気を付けます。
数字には、「忌み数」と言われる、シーンによっては縁起が悪いとされる数字があります。

忌み数は、「4（死）」「6（無）」「9（苦）」などが知られています。
せっかくのお見舞いに、花の本数で縁起の悪さを感じさせてしまうことのないよう、花の本数は、忌み数を避けて用意することをおすすめします。

お見舞いの際に、贈る相手に、より喜んでもらえる花の選び方があります。
以下に、お見舞いにふさわしいプリザーブドフラワーを紹介します。

お見舞いに花を持参する際には、パッと見て元気が出るような、オレンジや黄色、ピンクなどの色を選ぶのがおすすめです。

また、花は病室に飾ることを想定して、あまり派手過ぎない色を選ぶことも大切です。
柔らかい印象のパステルカラーなどは、淡い色ながらも華やかさがしっかりあるので、病室の雰囲気を明るくしてくれそうです。

限られた空間に必要なものがたくさんあるのが、入院生活です。
荷物の収納に困っている場合などは、大きすぎるプリザーブドフラワーは迷惑になってしまいます。

プリザーブドフラワーを贈る際には、病室の広さを考えて、適切なサイズのものを選ぶといいでしょう。
花は退院時の持ち帰りに苦労する可能性もあるため、持ち運びにも考慮して選ぶのがおすすめです。

長く楽しめるプリザーブドフラワーには、実用的な機能が付いたアイテムもあります。
とくに、部屋に飾ることができてインテリア性の高い時計やフォトフレームなどは、プレゼントにも最適です。

また、ハーバリウムやぬいぐるみとセットになったもの、壁に飾るタイプのものなどもあります。
インテリア性の高いものは、病室を飾ることができると同時に、退院後にも自宅で飾って楽しめる贈り物になります。

お見舞いにふさわしい、プリザーブドフラワー。
相手を元気づけることができて、病室を華やかにしてくれるフラワーギフトです。

生花の美しさを長期間保ってくれることと、自然な風合いを楽しむことができること、手入れが必要ないことなど、メリットもたくさんあります。

プロのフラワーアレンジメントをそのまま楽しむことができたり、他のギフトとセットになったギフトも豊富など、お見舞い向きのアイテム揃いのプリザーブドフラワー。

さまざまなスタイルで励ますことができるのが、プリザーブドフラワーのお見舞いです。