もしかして”気にしすぎ症候群”かも?10のセルフチェックリストと改善策もあわせて紹介
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もしかして”気にしすぎ症候群”かも?10のセルフチェックリストと改善策もあわせて紹介

「気にしすぎ症候群」とは、細かなことに過度に心配し、日常生活や仕事、恋愛での行動が制限されてしまう状態を指します。何かと気になり過ぎて、思い通りに行動できないことが続くと、自信を失ったり、ストレスを感じたりすることもありますよね。

でも、安心してください。気にしすぎる性格は改善できるのです。この記事では、マッチングアプリで様々な人間模様をみてきた筆者が、気にしすぎの原因や特徴、改善するための具体的な方法について詳しく解説します。

気にしすぎ症候群チェックリスト

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まずは、気にしすぎ症候群かどうかをチェックしてみましょう。

1.周りにどう思われているかとても気にする

人は、誰でも自分がどう見られているかって気になりますよね?しかし、それが度を越すと心に大きな負担がかかってしまいます。

嫌われたくない」「悪く思われたくない」という気持ちは自然なものですが、その感情が強すぎると、日常生活が窮屈になり、心が疲れてしまうこともあるでしょう。しかし、周りの人は自分が考えるほど私たちに注目はしていません。周りの評価ではなく、今の自分が楽しく、安心して過ごせるかどうかを大切にしてみてください。

2.人から頼まれたら断れない

気にしすぎ症候群の人は、先ほどお伝えしたように常に他人の目を気にしてしまう傾向があります。そのため、誰かに何かを頼まれると、自分がそれを受け入れないと相手の期待を裏切ってしまうのではないかと感じ、無理をしてでも引き受けてしまうんです。

たとえ自分の責任でない場合でも、断ることに罪悪感を感じ、結局、自分を犠牲にしてまで相手の要望を優先してしまうことが多いもの。こういった傾向があるなら、気にしすぎ症候群の可能性が考えられますよ。

3.失敗をいつまでも引きずる

気にしすぎ症候群の人は、ちょっとしたミスを長く引きずり、まるで大きな問題であるかのように悩み続けてしまうことがあります。普通の人なら「まあ、いいや」と忘れてしまうような些細なことでも、ずっと心に引っかかり、後悔し続けるのです。頭では「これは小さなことだ」とわかっていても、突然思い出して心が痛くなることはありませんか?

このような場合、気にしすぎ症候群の可能性がありますよ。自分に厳しく、失敗を許せないタイプの人は、特に注意が必要です。

4.何度も同じ確認をしてしまう

家を出るときに鍵をかけたかどうか、何度も確認してしまうことはありませんか?一度確認したのに、ふと「本当にできていたかな?」と不安になることがあるという方、これは、気にしすぎ症候群の一例なんですよ。

このタイプの人は、職場でもミスが少なく、周囲から信頼されることが多いです。しかし、心配しすぎるあまり、周りの人まで不安にさせてしまうこともあるため気を付けましょう。必要以上に確認を繰り返さず、同僚と協力してダブルチェックを行うのがおすすめですよ。

5.人間関係が上手くいかない

他の人が自分をどのように評価しているのかが気になりすぎて、つい卑屈な態度を取ったり、相手を疑うような言動をしてしまうことはありませんか?また、先ほどと同様に相手にどう思われるかを過度に心配するあまり、積極的にコミュニケーションが取れなくなり、仕事や恋愛などの人間関係で問題が起こることもあるでしょう。こうした対人スキルの悩みがある場合、気にしすぎ症候群の可能性があります。

自分の気持ちをコントロールするためには、少しずつでも自己肯定感を高める努力が大切!相手の評価ばかり気にせず、自分を信じることができるようになると、日常生活ももっと楽になるかもしれません。

6.周りの目を気にして選択する

進学先や就職先、住む場所や服装など、皆さんはどのような基準で選んでいますか?「人に良く思われたい」「馬鹿にされたくない」といった他人の評価を気にして選択している場合、それは気にしすぎ症候群かもしれません。

気にしない人は、自分の好きなことやこだわりを大切にして選びますよね。しかし、気にしすぎ症候群の人は「人からどう思われるか」を優先してしまいます。もし、自分の欲や意思を後回しにしているなら、気にしすぎ症候群を疑ってみましょう。

7.誰かと一緒にいると疲れてしまう

友達や恋人と過ごす時間を、心から楽しめていますか?自分が楽しむよりも「友達が楽しめているだろうか」「彼氏と自分が釣り合っていないと思われていないだろうか」と不安になってしまう場合、それは気にしすぎ症候群の可能性が。たとえ大好きな相手と一緒にいても、気疲れしてしまい、一人になったときにやっと安心するという方も多いのではないでしょうか

本来、友達と遊ぶことや恋人と過ごすことは、心の癒しやリフレッシュのための時間であるべき。しかし、自分の気持ちよりも他人の目が気になってしまうのなら注意が必要です。

8.うまくいっているのにいつも不安を感じる

成功しているにもかかわらず、「何か問題が起こるかも」と常に不安を感じることってありますよね。何も起きていないのに、悪いことが起こるのではないかと心配してしまうのは、気にしすぎ症候群の一つの兆候。順調な状況を素直に喜べないのは、失敗を恐れる人間の性質でもあります。

特に、物事がうまく進んでいるときほど、予期せぬリスクに備えたいと感じるのは自然な反応ですよ。しかし、心配しすぎてしまうと、今ある幸せや成功を十分に楽しめなくなることもあります。

9.全部自分のせいだと思ってしまう

何かトラブルがあった時、自分に全く関係ない出来事でもまるで自分のせいで起こったかのように感じてしまうことはありませんか?「あの時もっとこうしていれば良かったのに」と、過去の出来事について自分を責めてしまうことがある場合、気にしすぎ症候群の可能性が。

例えば、恋人に浮気された際、普通なら恋人の行動が悪いと考えますが、気にしすぎ症候群の人は「自分に原因があったのではないか」と思い込んでしまうのです。結果として、何かと他人に謝ってしまったり、自分を責めることで精神的な負担が大きくなることも。

10.冗談を真に受けてしまう

いろいろなことを気にしすぎる人は、他人の何気ない一言に対しても深く考え込んでしまうことがあります。冗談で言われたことでも、それを真剣に受け止めすぎてしまい、まるで自分に対する本当の意見であるかのように捉えてしまうのです。

このような場合、必要以上に気にしすぎる傾向があるかもしれません。また、何でも深刻に受け取ってしまう場合は、日常生活に支障をきたすこともあるため、少しリラックスすることも大切ですよ。

気にしすぎ症候群の対処法は?

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では、少しでも改善するにはどうしたらいいのでしょうか。

心配ごとを書き出してみる

気にしすぎ症候群を軽減するためには、まずは心の中にある不安や心配ごとを紙に書き出してみましょう!といっても、難しく考えず簡単に箇条書きにするだけで大丈夫。

たとえば、「電話をかけるのが怖い」「業務がうまく進まないか心配」「同僚に嫌われたくない」といったことを書いてみてください。こうすることで、頭の中の不安を可視化し、自分が何に気を取られているのかを明確に把握することができますよ。

頭で考えずに行動する

気にしすぎ症候群は、頭の中で心配事が増え続けることで、心が重くなりがち。でも、心配が増える原因の一つに、時間が余っていることが理由の場合もあるんです。日常生活が忙しいと、悩む暇もなく、目の前のことに集中できます。新しいことを始める際には、失敗を恐れるのではなく、まず行動してみましょう。

心配する時間を減らし、積極的に動くことで、気持ちが楽になるはず!行動が状況を変える鍵ですので、柔軟に対応することを心掛けてください。

なるべく肩の力を抜いて!

気にしすぎ症候群から抜け出すためには、自分の性格を理解し、適切な改善策を見つけることが大切です。少しずつ考え方を変えていくことで、新たな気づきや自信が生まれます。大切なのは、焦らず自分のペースで進めることです。この記事で紹介したアドバイスを参考にしながら、自分に合った方法で心を軽くしていきましょう。あなたが気持ちを楽に過ごせる日が増えることを願っています。
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