ガーデンウェディングは最悪って本当?成功させるための4つの対策
屋外でおこなうガーデンウェディング。どこか海外のような雰囲気もあることから人気があります。一方で、ネットには「ガーデンウェディングは最悪だった」なんて情報も見かけて不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
そんな不安を解消するために、ウェディング業界出身の筆者が、ガーデンウェディングが「最悪」だと言われる理由や成功させるための対策をご紹介します。
そんな不安を解消するために、ウェディング業界出身の筆者が、ガーデンウェディングが「最悪」だと言われる理由や成功させるための対策をご紹介します。
ガーデンウェディングが「最悪」といわれる5理由
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ガーデンウェディングは、「開放的」「オシャレ」「写真映えする」など屋内のウェディングにはない魅力がたくさんある一方で、ガーデンウェディングだからこそのデメリットがあります。このデメリットが、「ガーデンウェディングは最悪」と思わせてしまう理由ともいえるでしょう。
1.天候に大きく左右される
天候の影響を大きく受けるのは、ガーデンウェディング最大のデメリットともいえます。雲一つない晴天であれば、屋内の結婚式では味わえない最高のロケーション!ですが、雨や気温の変化が起こる可能性はゼロではありません。急な雨で結婚式の進行がストップしたり、内容を変更せざるを得ない可能性も起こり得ます。
風が強い日は装飾が飛ばされたり、ヘアスタイルや服装が乱れてしまうことも。
風が強い日は装飾が飛ばされたり、ヘアスタイルや服装が乱れてしまうことも。
2.自然界や周辺環境の影響
天候と似ていますが自然界の影響も受けます。夏や雨上がりなどは湿気が多く、新郎新婦もゲストもヘアメイクが崩れやすくなる可能性があるでしょう。夏は蚊や蜂の発生も増えるので、虫が苦手なゲストはとくに不快に感じるかもしれません。
また会場の立地や周辺環境によっては車の騒音や鳥や動物の嗚き声、仕方がありませんが緊急車両のサイレンが聞こえることもあります。中には式の最中に選挙カーの声が……というケースも。
また会場の立地や周辺環境によっては車の騒音や鳥や動物の嗚き声、仕方がありませんが緊急車両のサイレンが聞こえることもあります。中には式の最中に選挙カーの声が……というケースも。
3.衣装や靴の汚れが避けられない
ガーデンウェディングでは、芝生や舗装されていな場所を歩くこともあるため、とくに靴は汚れがつきやすいです。雨が降ったあとであれば靴に泥が付く可能性もあります。足元が芝生や石畳の場合、ヒールを履いたゲストはとくに歩きにくさを感じるでしょう。
ドレスも汚れる可能性があるので、式場の提携ではないショップからレンタルした場合は、ガーデンウェディングであることをショップに伝えておくと良いでしょう。
ドレスも汚れる可能性があるので、式場の提携ではないショップからレンタルした場合は、ガーデンウェディングであることをショップに伝えておくと良いでしょう。
4.選べるドレスが限られることも
ガーデンウェディングの衣装では、ある程度の動きやすさが必要となります。ボリュームのあるドレスは動きにくいのでオススメではありません。
後ろ姿が豪華になることで人気のロングトレーンは地面を引きずるため、動きにくさや汚れの観点からガーデンウェディングには不向きといえます。
後ろ姿が豪華になることで人気のロングトレーンは地面を引きずるため、動きにくさや汚れの観点からガーデンウェディングには不向きといえます。
5.衛生面を気にするゲストもいる
ガーデンウェディングでは、屋外に料理やデザートが並ぶこともあるでしょう。ゲストの中には、「風でほこりや汚れが付いているのでは」と気にする方もいるかもしれません。
暑さが厳しい夏場は、衛生面から屋外に出せるものに制限が出ることもあります。
暑さが厳しい夏場は、衛生面から屋外に出せるものに制限が出ることもあります。
ガーデンウェディングを成功させるための4つの対策
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開放感や自然を感じられるガーデンウェディング。屋外ならではのデメリットに、「やっぱりガーデンウェディングは難しそう……」と思われるかもしれませんね。ですが、大丈夫!ガーデンウェディングを成功させるための対策があるのです。
1.雨天時だった場合のことを事前に決めておく
臨時の屋根を用意できたり室内会場に変更できたりと、基本的には会場も雨天時の対策をしているところがほとんどです。式場を決める段階で、雨だったときの対応を確認しておきましょう。室内に変更となる場合は、ガーデンとはガラリと雰囲気が変わってしまう場合もありますので、会場の雰囲気もしっかり確認してイメージしておくと良いですね。
結婚式の最中に突然雨が降り出すことも考えて、ゲスト用の傘やタオルを用意しておくのもオススメです。また、結婚式の日取りを雨の少ない冬のシーズンを選ぶ方法も。この場合は寒さや、ガーデンを使用する時間を短時間にするなどの対策をしておいてくださいね。雨とあわせて風が強かった場合の対策も考えておくと安心です。
結婚式の最中に突然雨が降り出すことも考えて、ゲスト用の傘やタオルを用意しておくのもオススメです。また、結婚式の日取りを雨の少ない冬のシーズンを選ぶ方法も。この場合は寒さや、ガーデンを使用する時間を短時間にするなどの対策をしておいてくださいね。雨とあわせて風が強かった場合の対策も考えておくと安心です。
2.季節に合わせた準備をしておく
ガーデンウェディングは季節ならではの対策も必須です。春なら「花粉症」、夏なら「暑さ」「虫」、秋・冬なら「寒さ」対策をしましょう。
・【春】ティッシュを用意
・【夏】日傘、クールダウンアイテム、ドレスコートで配慮、虫よけグッズ、コールドドリンク
・【秋や冬】ブランケット、カイロ、ホットドリンク
・【夏】日傘、クールダウンアイテム、ドレスコートで配慮、虫よけグッズ、コールドドリンク
・【秋や冬】ブランケット、カイロ、ホットドリンク
上記のような対策のほか、演出でも季節対策が可能です。夏であればかき氷を振る舞ったり、かき氷のシロップ当てクイズ、冬は新郎新婦自らホットドリンクのサーブといった演出も盛り上がりますよ。
3.ゲストへの案内は念入りにおこなう
事前にガーデンウェディングであることは伝えておきましょう。新郎新婦側でも季節に合わせた対策はしますが、ゲストも自分で季節に合わせた服装で対策を練れた方が安心できます。ガーデンウェディングは通常の結婚式より、雰囲気が多少カジュアルにな雰囲気になるため、ドレスコードに関しても「通常の結婚式とおなじでOK」「カジュアルでOK」など案内があると安心するでしょう。
また、ガーデンウェディングでは立っている時間が長かったり、足元が舗装されていない場合も多くあります。ピンヒールだと疲れたり歩きにくかったりするので、とくに女性ゲストへは「ローヒールOK」など、靴に対しての+αの案内があると親切ですね。
また、ガーデンウェディングでは立っている時間が長かったり、足元が舗装されていない場合も多くあります。ピンヒールだと疲れたり歩きにくかったりするので、とくに女性ゲストへは「ローヒールOK」など、靴に対しての+αの案内があると親切ですね。
4.ご高齢者や小さなお子さまへの配慮も
ゲストの中にご高齢の方や小さなお子さまがいる場合は、特に配慮が必要です。暑さ・寒さ対策だけでなく、イスを多めに設置したり、テントを設置して休憩できるスペースを作るといった対策も検討しましょう。
それでも体力的に大変なことも考えられるので、しっかりとエアコンが効く屋内スペースの確保もしておくと安心です。
それでも体力的に大変なことも考えられるので、しっかりとエアコンが効く屋内スペースの確保もしておくと安心です。
ガーデンウェディングに代わるアイデア3選
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対策を練っても、「やっぱりゲストの満足度や天気の心配が気になる……」という方もいらっしゃるでしょう。「ガーデンウェディングの魅力である『開放感』や『ナチュラルな雰囲気』があれば室内ウェディングでも良いかも?」という方は、ここで紹介する事例で希望がかなえられるかもしれません。
1.大きな窓やガラス張りの会場を選ぶ
挙式や披露宴会場に大きな窓がたくさんあれば開放感もバッチリ!自然光も降り注ぎます。窓から海や豊かな自然が臨めれば、さらに屋外にいるかのような雰囲気が味わえるでしょう。
2.装飾でナチュラルな雰囲気を作る
内装に木がたくさん使われている会場であれば、ナチュラルな雰囲気が作りやすいですね。そうでなくても、木やグリーンを装飾として取り入れればナチュラルな雰囲気となります。
テーブルクロスを、少しくすみが入ったグリーンや茶色を取り入れるとさらにナチュラルな雰囲気に。ペーパーアイテムには葉っぱやお花をモチーフにしたデザインを取り入れる方法もあります。会場の装飾として木製アイテムや麻紐など自然を感じるアイテム、かわいさを取り入れるならレースもオススメです。
テーブルクロスを、少しくすみが入ったグリーンや茶色を取り入れるとさらにナチュラルな雰囲気に。ペーパーアイテムには葉っぱやお花をモチーフにしたデザインを取り入れる方法もあります。会場の装飾として木製アイテムや麻紐など自然を感じるアイテム、かわいさを取り入れるならレースもオススメです。
3.写真はロケーションフォトを利用
ガーデンのような自然の中でふたりの写真を残したいなら、前取りでロケーションフォトを利用しましょう。結婚式当日だとどうしても慌ただしくなってしまいます。前撮りであれば気持ち的にも余裕があり、ゆっくりと写真が撮れるのがポイント。
写真だけに集中すればよいので、ガーデンウェディングよりも自分たちの理想とする場所で撮影できたり、思い描く世界観が作りやすいかもしれません。
写真だけに集中すればよいので、ガーデンウェディングよりも自分たちの理想とする場所で撮影できたり、思い描く世界観が作りやすいかもしれません。
ガーデンウェディングは対策とゲストへの配慮が成功のカギ!
屋外ならではのデメリットがありつつも、やっぱり人気のガーデンウェディング。「ガーデンウェディングは最悪」という意見が出るのは、おもに参列したゲストから。しっかりとした対策と新郎新婦からの配慮があれば、ゲストの高い満足度へとつながるでしょう。
対策をしっかりおこなって、理想のガーデンウェディングで最高の1日にしてくださいね。
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