マタニティウェディングをするプレ花嫁さんへの注意点5選とおすすめの演出5つ
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マタニティウェディングをするプレ花嫁さんへの注意点5選とおすすめの演出5つ

「マタニティ期間に結婚式を挙げることになったけど、どんなことに注意すればいいの?」「妊娠していても安全にできる結婚式の演出が知りたい!」というプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか。

この記事では元看護師であり自身もプレ花嫁である筆者が、マタニティウェディングの注意点5選とおすすめの演出5つをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

マタニティウェディングとは

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マタニティウェディングとは、妊娠中に結婚式を挙げることです。妊娠が分かってから結婚式を計画した人も、予期せぬ妊娠で結婚式は妊婦として迎えるという人もいるでしょう。どちらにせよ、結婚式も妊娠もおめでたいこと。しかし、妊娠中は日常生活で注意すべきことがたくさんあります。

まずは体を第一に、決して無理をしないことが最も重要です。つわりがひどかったり、トラブルがあったら結婚式を中止することを検討してください。それを念頭に置いてこの記事を読んでくださいね。

マタニティウェディングの注意点5選

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マタニティウェディングは、新婦の体調を第一優先にすることが大前提です。会場やドレス、演出や二次会の有無などすべてを「母体に負担が少ないこと」を条件に選択してください。妊娠中の体調は個人差が大きいのものの、長時間立ちっぱなしだったり冷えてしまうような屋外での式は避けましょう。

ここでは、マタニティウェディングの注意点5選をご紹介します。

その1.衣装はぎりぎりまでサイズ合わせを行い、おなかに負担がかからないようにする

マタニティウェディングでは、衣装はぎりぎりまでサイズ合わせを行いおなかに負担がかからないようにしてください。会場によっては、結婚式の2週間ほど前までは何度でも衣装変更ができるところもあります。また、原則衣装変更NGの会場でも妊娠中なら柔軟に対応してくれることも。妊娠が分かった時点でプランナーさんに確認しておきましょう。

慣れないドレスを着て歩き回る結婚式では、おなかに負担がかかります。したがって、少なくともドレスは締め付けが少ないタイプや、大きいサイズを選びましょう。ブライダルインナーも、腹部の締め付けがないものを選んでください。

その2.急な体調不良に備えてプランナーさんに常にそばにいてもらう

急な体調不良に備えて、プランナーさんに常にそばにいてもらうようにしてください。普段は体調が安定している人も、油断は禁物です。妊娠していなくても、結婚式当日は緊張や寝不足から体調を崩してしまう花嫁さんもいます。とくに妊娠中は急な体調不良になることがありますよね。

結婚式で体調不良になったしまった場合は、決して無理をしないでください。プランナーさんに合図してすぐに中座し、控室で休むようにしましょう。万が一おなかが張ったり腹痛が生じた場合は、かかりつけの産科に連絡して医師の指示を仰いでください。

その3.階段やドレスにつまづかないようにゆっくり歩く

マタニティウェディングでは、階段やドレスにつまづかないようにゆっくり歩きましょう。転倒しておなかを強く打ってしまうと、流産の原因になることがあります。したがって、転ばないように移動や階段は慎重に行ってください。エスコートする新郎にも、ゆっくり歩くことや歩幅を合わせてもらうこと、ドレスを踏まないようにすることなどを伝えておきましょう。

ゆっくり歩くことで、フラワーシャワーのときもゲストと目を合わせてお礼を言うことができますよ。神前式では細かな段差も多いので、新郎に手を差し伸べてもらうなどさまざまな工夫をしてください。

その4.羽目を外して暴飲暴食しないように気を付ける

結婚式は楽しくて、テンションがあがってしまうもの。しかし、羽目を外して暴飲暴食しないように気を付けてください。お酒はもちろん厳禁ですが、妊娠中は食べ過ぎると胎児に影響を及ぼす食べ物もたくさんあります。事前に式場に伝えておけば新婦に出されるメニューからは撤去されているはずですが、ビュッフェスタイルの食事を提供する場合は、自分で該当の食品を避けることが必要です。

また、満腹になるまで食べてしまうとドレスの締め付けで気分が悪くなってしまうこともあります。食事は物足りないなと思う程度でとどめておくと安心です。

その5.なによりも自分の体を大切に!体調が悪くなったら控室に戻ろう

マタニティウェディングではなによりも自分の体を大切にして、体調が悪くなったら控室に戻ってください。体調不良のタイミングによっては、「これから写真撮影があるのに」「披露宴が始まったばかりなのに」ということもあるでしょう。しかし、そのためらいは全く必要ありません。

式場のプランナーさんや司会者はプロです。イレギュラーな事態が起きても、上手く場を回してくれるので決して無理をしないでください。衣装を脱がせてもらったり、横になったりとできるだけ体調を慮った行動を取りましょう。

マタニティウェディングでおすすめの演出5つ

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マタニティウェディングは、体に負担をかけないことが一番です。しかし、そのなかでもゲストに喜んでもらえるような演出を考えたいですよね。新婦の体調が安定していれば、ほとんどの結婚式の演出は可能です。そのなかでも、妊娠しているからこそより感動する演出も。

ここでは、マタニティウェディングでおすすめの演出5つをご紹介します。

その1.ジェンダーリビールケーキで赤ちゃんの性別発表

マタニティウェディングの演出で、ジェンダーリビールケーキでの赤ちゃんの性別発表は鉄板です。マタニティウェディングは、安定期に入ってから行うことがほとんど。したがって、結婚式本番には赤ちゃんの性別が分かっていることが多いでしょう。ウェディングケーキをジェンダーリビールケーキとして作ってもらって、ゲストと一緒に食べることがおすすめです。

ジェンダーリビールケーキは、一般的には2種類の具材しか入れずに作りますが結婚式で提供するケーキなのでトッピングや後添えの果物を追加できるようにしておくと良いでしょう。

その2.休憩時間を長く取れる!複数回のお色直し

複数回のお色直しは、休憩時間を長く取れるのでマタニティウェディングにおすすめです。妊娠中はトイレが近くなったり、疲れやすかったりしますよね。トイレは式の間いつでも行くことができますが、お色直しを理由に裏に引っ込む時間が増えることで心理的な安心感が増します。

疲れてしまった場合は、お色直しの前後に少し控室で休憩しましょう。休憩時間が取れることで体への負担も軽減します。また、お色直しでドレスを何度も変えるのが大変なときには髪型やアクセサリーチェンジでも良いでしょう。

その3.自分が母になったからこそ感謝の気持ちがあふれるかも!花嫁の手紙

結婚式の定番である花嫁の手紙も、マタニティウェディングに適した演出です。披露宴の場で読まれる花嫁の手紙は、家族への感謝の気持ちを伝えるためのもの。式のプログラムのなかで、最も感動する場面になることも多いです。自分が母になったからこそ、ここまで育ててくれた家族への感謝の気持ちがあふれるかもしれませんね。

人前で手紙を読んだり、泣いてしまうのは恥ずかしいという人は手紙を渡すだけでもかまいません。どのような形でも、感謝の気持ちを伝える演出を取り入れると良いでしょう。

その4.ゲストのパワーをもらおう!ダーズンローズセレモニー

ダーズンローズセレモニーという演出を見聞きしたことはあるでしょうか。これは、12本のバラをゲストから新郎が1本ずつもらい、新婦に花束として渡すものです。新婦はそのなかの一輪を取って、新郎の胸元に飾ります。12本のバラには1本ずつ「希望」「愛情」などの意味が込められているため、それらすべてを花嫁に手渡したいという新郎の気持ちを伝えるセレモニーです。

ダーズンローズを携えて2回目のプロポーズを行うことも多く、ゲストも花嫁も幸せな気持ちになれるでしょう。

その5.プロフィールムービーで妊娠をサプライズ報告

結婚式中に妊娠を発表したいときには、プロフィールムービーのなかで妊娠を報告するサプライズも盛り上がります。プロフィールムービーとは、披露宴の始まりなどで流す新郎新婦の人となりを紹介するものです。その最後に妊娠を報告する一文や報告を入れるとゲストは驚きと喜びに沸くはずですよ。

注意点として、サプライズするメンバーはゲストのみに留めましょう。式場スタッフや親族には事前に報告しておくこと。とくに両家の両親には伝えておかないと、非常識だと思われてしまうことがあります。

マタニティウェディングは、体調と相談しながら楽しもう!

マタニティウェディングは、赤ちゃんも一緒に結婚式ができる幸せなものでもあります。体調と相談しながら、楽しい一日にしましょう。何よりも大切なのは、無理をしないことです。母体と赤ちゃんの安全が一番なので、直前の予定変更や中止もやむを得ないことを頭に入れておきましょう。
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