事実婚ってずるいの?事実婚の6つのメリットとデメリットを徹底解説!
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事実婚ってずるいの?事実婚の6つのメリットとデメリットを徹底解説!

結婚の形が多様化する中、事実婚を選ぶ人が増えています。しかし、「ずるい」という声も少なくありません。なぜそう感じる人がいるのでしょうか?

そこで、マッチングアプリの運営に携わってきた筆者が、事実婚と一般的な結婚の違いや、そんな意見が生まれる背景についてわかりやすく解説します!ぜひ参考にしてみてください

事実婚と結婚ってどう違うの?

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事実婚とは、婚姻届を提出せずに夫婦としての共同生活を営む関係を指します。法的には夫婦と認められませんが、社会的には夫婦と見なされることが一般的。事実婚を選ぶ理由には、姓を変更しなくてよいことや、自由なライフスタイルを追求したいという考えが挙げられます。

一方で、相続や税制面での不利益、離婚時の財産分与や親権の問題が複雑になる可能性が。事実婚には、自由さと制約が共存するため、選択する際にはリスクとメリットを十分に理解することが重要ですよ。

事実婚の6つのメリット

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まずは、事実婚のメリットをご紹介しましょう。

その1.戸籍に影響がない

メリット1つ目は「戸籍に影響しないこと」。法律婚では結婚や離婚の記録が戸籍に記載されますが、事実婚の場合、別れても戸籍には影響しません。このため、事実婚を解消した後に他の相手と法律婚をしても初婚として扱われます。

この仕組みをメリットと考える人も多く、過去の婚姻歴を気にせず新たな関係を築ける点が魅力の一つですね。ただし、法的な保護が限定的なため、リスクや責任についても十分に理解することが大切ですよ。

その2.夫婦別姓が可能

メリット2つ目は「夫婦別姓が可能なこと」。最近は夫婦別姓についての法律も進んでいますが、事実婚では婚姻届を出さないため夫婦別姓が可能。夫婦別姓にすることで、結婚後も自分の姓をそのまま使えます。

例えば、苗字が変わると運転免許証や銀行口座の改姓手続きが必要ですが、それが不要に。また、職場で結婚を知られずに済む場合もあり、キャリアやアイデンティティを守ることができますね。これらの理由から、事実婚は自由で柔軟な形のパートナーシップとして注目されているんですよ。

その3.面倒な家族付き合いがない

メリット3つ目は「面倒な家族付き合いがないこと」。事実婚では、義理の家族との付き合いを避けられるのが大きな魅力。法律婚の場合、相手の家族と姻族関係が生まれ、付き合いが避けられません。しかし、事実婚ではそのような関係が生じないため、無理に親戚付き合いをする必要がありませんね。

「義実家との関係に悩まずに済むのが嬉しい」という声も多く、ストレスの少ない関係を築けるのが事実婚のメリットと言えますよ。

その4.一部の法的権利も

メリット4つ目は「一部の法的権利もあること」。事実婚でも一部の法的権利が認められていることをご存じですか?例えば、財産分与や年金分割は、事実婚の関係でも適用される場合があります。

また、社会保険制度ではパートナーを扶養に入れることも可能。「全く保障がないのは心配だけど、これなら安心」と感じる人も多いようです。すべての権利が保証されているわけではありませんが、事実婚カップルの法的立場は少しずつ進歩していますよ。

その5.周囲からは夫婦とみられる

メリット5つ目は「周りからは夫婦に見られること」。事実婚でも、周囲から夫婦として見られることが多いのもメリットの一つ。

お互いをパートナーとして認め合い、共同生活を送っていれば、友人や家族だけでなく、社会的にも夫婦とみなされるケースが多いです。「事実婚だけど、周りの人たちに祝福されて心強い」という声もよく聞きます。周囲からの理解やサポートが得られることは、事実婚カップルにとって大きな安心感につながりますね。

その6.なにより自由

メリット6つ目は「なにより自由であること」。事実婚は、法律に縛られず、二人の気持ちを大切にした関係です。お互いが納得していれば、自由な形でパートナーシップを続けることができます。

また、必要に応じて関係を見直すことも可能です。この柔軟さが、事実婚の大きな魅力。「自分たちらしい関係を築けるのが嬉しい」と感じる人も多く、形式にとらわれない生き方を選ぶ人にとって、ぴったりのスタイルと言えるでしょう。

事実婚のデメリットは?

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事実婚のメリットをご紹介していきましたが、デメリットももちろんあります。
次はデメリットをご紹介しましょう。

法律の保護不足

事実婚は法律婚と違い、法的保護が十分ではありません。たとえば、パートナーが亡くなった場合、遺産を受け取れないことがあります。また、医療や介護の場面でも、家族としての権利が認められず、緊急時に対応できないこともあるんです。

さらに、子どもがいる場合には親権や養育費の問題が複雑になることも。こうした法的保護の不足は、予想外のトラブルを招きやすいんですね。そのため、事実婚を選ぶ際は、契約書や公正証書を作成しておくことが大切。ただし、それでも法律婚と同じ保護が得られるわけではないので、慎重に準備を進める必要があります。

子供との関係が複雑に

事実婚で子どもを迎える際、親子関係の手続きは複雑に。まず、父親が法的に認められるには「認知」の手続きが必要となります。入籍していない場合、子どもは母親の戸籍に入り、父親との法的な親子関係がないため、扶養や相続の権利が得られません。

「認知届」を提出することで、これが解消されますが、事実婚では親権は母親に限られます。そのため、父親に親権を移したり、子どもの姓を父親に合わせたりする場合は、家庭裁判所での手続きが必要。こうした準備を怠らないことが、子どもの将来を守る鍵となりますよ。

夫婦関係を証明できない

事実婚では、夫婦であることを証明する場面で困ることがあります。たとえば、賃貸住宅の契約時に夫婦関係を問われる場合、入籍していれば戸籍謄本で簡単に証明できますが、事実婚では難しい場合が。さらに、どちらかが入院や手術をする際、病院によっては親族と認められず、同意書へのサインができないケースもありますよ。

委任状や証明書類を求められることが多いため、事前に必要な手続きを確認しておくことが大切です。こうした課題を乗り越えるには、しっかりと準備をしておくことが重要といえますね。

二人で話し合っておくべきこと

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では最後に、事実婚を選ぶならば話し合っておくべきことをご紹介します。

生活費について

事実婚では、法的な結びつきがない分、自由な関係を築きやすい一方で、お金に関する話し合いが欠かせません。生活費の分担や銀行口座の名義、将来のための貯蓄など、具体的なルールをあらかじめ決めておくことが重要ですよ。

曖昧なままでは、思わぬ誤解やトラブルが生じる可能性があります。2人の信頼関係を深めるためにも、話しにくいテーマだからこそ、率直に話し合い、ルールを共有することが大切ですね。

相続について

事実婚では法的な夫婦とは異なり、相続権が認められません。そのため、万が一パートナーが亡くなった場合に備え、お金について事前にしっかり話し合うことが大切。遺言書の作成は特に重要で、公正証書遺言にしておくと安心です。これにより、書き方の不備で無効になるリスクを防げます。

また、保険の受取人を事実婚のパートナーに指定できる場合もあるため、契約内容を確認しておくとよいでしょう。事実婚は自由な形でのパートナーシップですが、経済的な安定を確保するための準備を怠らないようにしましょう。

事実婚にもメリットデメリットが

事実婚にも法律婚にも、それぞれの良さと課題があります。大切なのは、自分たちの価値観や状況に合った選択をすることです。事実婚の自由を生かしつつ、責任を共有する関係を築くことが理想的と言えるでしょう。どんな形であれ、お互いを思いやる心があれば、二人らしい幸せを見つけられるはずですよ!二人にとって最適な方法を探してみてくださいね。

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