会えないほど好きになる4つの男性心理とは？距離を深める愛のヒント

あなたは彼のことを、どのくらい理解した上で好きになりましたか。彼の性格、価値観、仕事や周りの環境など、全部知った上で好きとなったわけではないですよね。このように、人は相手のことをそこまで知らなくても好きになってしまうのです。

では、なぜ相手のことを知らないのに好きになれるかというと、それは「想像力」が働くから。人は、相手の見えない部分を良いように美化するという心の仕組みを持っています。そしてそれは、外見だけではなく相手の内面も美化して、勝手に相手のことを魅了的に感じるようになるのです。

また、相手の魅力度を実際よりも高く見積もる傾向もあるため、会ってないときに自然と惚れていくようになります。

男性は会っていないときに、相手の魅力を高く見積もる傾向があります。しかしその反面、実際に相手が目の前にいるときは、悪い部分も見えてしまうものです。

例えば現実で会っているときは「髪がサラサラだと思ってたけど、実は傷んでるな」というような悪い部分が見えてしまいます。ですが、会っていない想像の中では、相手のことを「綺麗でいい人だったな」といい部分ばかりを想像しやすくなるのです。

このように、脳は「不快」を避けて「快」を求める性質があります。そのため、会っているときは減点されやすく、会っていないときは加点されやすいということが言えるのです。

男性は独立したいという気持ちを大切にする傾向があります。会えない時間を通して、恋愛以外の仕事や趣味、友人との関係にエネルギーを注ぎ、自分自身の達成感や成長を感じることができるのです。このような時間が、感情的な余裕や自信を生み、あなたとの関係にもいい影響を与えるようになります。

お互い依存せず自立した状態で会うことで、あなたが彼にとっても、魅力的に映るようになるでしょう。そうして彼との関係が深まっていくようになります。

男性は会えない時間が続くと、あなたに対する気持ちが強くなり、再会がより特別なものとして感じられます。会えないことで孤独感や寂しさが生まれ、その感情があなたへの思いを強くするのです。

そして、次に会うときにその寂しさが解消されると、あなたとの再会が特別なものとなります。頻繁に会うだけでは得られないこの感情は、あなたへの愛情の強化につながるでしょう。

会えない時間があることで、お互い冷静に自分の気持ちを整理する時間が増えます。忙しい日常の中では感情に流されやすく、相手に対する本当の気持ちが見えにくくなることがあるのです。

ですが、物理的な距離があることで自分が相手をどのように思っているのか、関係をどう育てていきたいのかをじっくり考える時間を持てるようになっていきます。

定期的に会わないことで、お互いに新鮮な感覚を保てるようになります。頻繁に会うとデートや会話がパターン化してしまい、マンネリ化しやすくなってしまうでしょう。ですが、感覚を空けることで次に会うときの期待感や緊張感が高まり、感情が新しくなるのです。

また、その間にお互いが新しい経験を積むことで、次に会ったときの話題が増えたり、新しいデートプランを考えるきっかけになります。これにより、常に刺激的で長く続く関係を築くことができるでしょう。

会えない時間が長引くと、相手に対する不安や寂しさが次第に強くなり、関係が揺らぐことがあります。特に、連絡頻度が減ったり、相手の行動がわからなくなると、「他に誰かいるのではないか」「気持ちが離れてしまったのでは」といった不安が生まれやすいです。

また、この不安が蓄積されると、相手の行動を疑ったり、過度に依存しやすくなったりします。

男性は会えない時間が長くなると、他の女性に興味を持ち始める可能性があります。これは、物理的な距離や時間の経過が、相手への感情を気薄にさせるリスクがあるためです。特に接触があまりにも減少すると、身近な女性や新しい出会いに目が向くことがあります。

また、男性は新しい刺激を求める傾向があるため、会えない間に新しい人との交流や出会いがあると、そちらに興味が移ってしまう可能性があるでしょう。

男性はそもそも脳の構造が論理的思考なので、相談事を受けると「なんとか解決してあげたい」と思うようになっています。そこであなたから感謝されることにより、「もっと役に立ちたい」という気持ちが芽生えるのです。

そのため、悩みを持ちかけられ、その解決策を考えている最中は「あなたをどうやったら喜ばせてあげられるだろう」ということが相手の頭の中にあります。人は脳内で何回もその人のことを考えると、実際に会ったときと同じように、相手に親近感が湧くようになっているのです。

また、彼があなたのために何かをするという構図が作られると、「こんなにあの人のことを考えているということは、自分はあの人のことが好きなのかな」と相手の脳が勘違いを起こすようになり、あなたに好意を持つようになります。

こちらのポイントは「小さな悩み相談」というところです。「誰にも解決が出来ない」という大きすぎる悩みは持って行かないようにしましょう。

会えないときに自分を意識させるには、まず好印象を与えて、その後少しだけ引くようにしましょう。会えない時間もあなたのことを考えさせるためには、相手の心に引っかかりを残すことが大切になってきます。

例えば、あなたも出かけたときに「家の鍵かけたかな？」と一度不安になると、一日中そのことを考えてしまうことがありますよね。それと同じで、人は心に引っかかりがあると、1人のときにずっとそのことばかり考えてしまう性質があるのです。そしてそれは、不安や心配事のようなネガティブな感情の方が大きくなります。

つまり会った時や電話では楽しく話していたのに、LINEはそっけなくするなど、駆け引きをすることは相手の気を引くのにとても有効な方法となるのです。

彼からのLINEをマメに返すのではなく、すぐに返信したり何時間も返事を遅らせたりと、ランダム要素を入れるようにしましょう。ある瞬間には早めに返しますが、たまには半日くらい返さない。また既読スルーしてみるというのも一つの方法です。

これは「その⒉好印象を与えて引く」でお伝えしたことと同じで、あなたからの返事が来ないことに対して、彼の心に引っかかりを残すことができます。そのため、あなたのことを考える時間が多くなり、彼の脳内で無意識のうちにあなたに好意を寄せるようになるのです。

「秘密の共有」は恋愛においてよく使われる方法です。人は、2人だけの秘密を共有すると「この人は特別な存在だから秘密を打ち明けた」と脳が勘違いを起こします。

また、「やってはいけない」「しゃべってはいけない」というように禁止されるほど、その約束を破りたいという葛藤が無意識に起こるのです。そのように心に引っかかりが残るため、あなたとの関係がより印象的になります。

「これ、絶対に言わないで欲しいんだけど」や「〇〇くんに初めて話すんだけど」のように2人だけの秘密を作るようにしましょう。

また、男性心理から「自分しか知らない事」と実感することで優越感が生まれ、彼があなたとの記憶を美化することになるのです。