似てるけどココが違う!サイコパス&ソシオパスの違いと特徴13選まとめ
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似てるけどココが違う!サイコパス&ソシオパスの違いと特徴13選まとめ

対人コミュニケーションにおいて、偏った傾向がある「サイコパス」。似たような言葉として「ソシオパス」がありますが、両者がどう違うのか、はっきりと説明できる人は少ないかもしれません。この記事では結婚5年目を迎えても仲良し夫婦な筆者が、サイコパスとソシオパスの大きな違いや、サイコパスが持つ特徴とソシオパスが持つ特徴についてご紹介。もしも気になる彼や友人に対して違和感を感じたら、相手の行動や言動を振り返りつつ、この記事を参考にしてみてください!

サイコパスとソシオパスの大きな違いって?

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サイコパスとソシオパスは、「反社会性パーソナリティ障害」という括りでまとめられることが多いタイプです。相手の気持ちに共感することができなかったり、コミュニケーション能力が高く一見すると良い人だと思われやすい、しかしその本質は冷淡で自己中心的…といった特徴を持っているところが似ていますね。

大きなポイントとしてはサイコパスは先天的、ソシオパスは後天的だと言われます。サイコパスはそもそも脳の構造的に衝動が抑制できないのに対し、育ってきた環境によってソシオパス的な人格が作られていくんです。

またサイコパスに比べてソシオパスは、衝動的な行動が多い点が大きく違うでしょう。計画を立てて悟られないように相手を上手くコントロールできるのがサイコパス、そのときの感情で無計画に行動してしまうのがソシオパス、といった感じでしょうか。

サイコパスが持つ7つの特徴って?

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まずはサイコパスとはどのような人なのか、その特徴についてご紹介します。サイコパスはコミュニケーション能力が高く、人当たり良い振る舞いが上手いので第一印象は好評。友人や恋人など関係性が近くなってくると、相手を自分の所有物のように扱ったり、自己中心的な行動が増えたり…意外に思われることも多いんです。

1.相手を言いくるめる高いトーク力を持っている

サイコパスは相手の気持ちや考えを上手に読み取って、高いトーク力で言いくるめていくのが得意。

相手が喜びそうなことを察して言えますし、感動するようなサプライズもお手の物でしょう。そのようにして自分のことを信頼させ、思い描く方向へ誘導していくんです。

2.さらっと嘘をついたり言い訳が多い

普通の人なら、嘘をつくとき多少の罪悪感を感じるものですが、サイコパスは罪悪感も無くさらっと嘘をつきます。自分がやったミスの言い訳も上手いですし、トーク力で丸め込んでしまうでしょう。

3.愛想が良く演技力が高い

サイコパスは共感性があまり無いにも関わらず、サイコパスであることを知られないように演技したり、愛想良くふるまうのが上手いんです。

困っている人に手を差し伸べたり率先して会話を広げたりと、状況に合わせた自分を演じるので、相手に良い印象を与えつつ都合の良いようにコントロールします。

4.プライドが高く謝らない

サイコパスは常に自分が一番で正しいと思っています。プライドが高くまず謝ることはないでしょう。

言い訳をしながら論点をすり替えて、気付くと謝罪からしれっと逃げていたり、責任転嫁しているかも。

5.急に怒り出すときがある

普段は愛想が良く見えるサイコパスですが、自分にとって不利な状況に陥ったとき本性が見えるでしょう。そんなに怒らなくても…と思うほど突然怒り出すときがあります。

特に普段下に見ている相手や自分にとって必要のない相手に対しては、怒りの度合いが大きくなってしまうかも。

6.他人の喜怒哀楽に共感できない

サイコパスは共感性に乏しいので、相手の喜怒哀楽には共感しないでしょう。このシチュエーションなら相手はどんな気持ちになるのか、多くの人なら想像できるはずの気持ちが分からないので、「なんでこんなことで落ち込むの?」「何が楽しいの?」と疑問に思っています。

7.何を考えているか分からない

「目は口程に物を言う」という言葉がありますが、サイコパスには当てはまらない表現かもしれませんね。

表情から感情が読みにくいのはサイコパスの大きな特徴。何を考えているのか探られたくないので、本当の気持ちを悟られないために、気持ちとは違う表情をわざと作ったりします。

ソシオパスが持つ6つの特徴って?

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それでは一方ソシオパスの場合、どのような特徴を持つのでしょうか。大きく見ると善悪の判断が欠如していることが、あらゆる行動に影響を与えていると言えます。自分の利益や保身のために嘘を付いたり、その時の感情に任せて衝動的に行動したり。社会のルールやモラルが守れないというのも困ってしまいますね。

1.他人を騙しても何とも思わない

ソシオパスもサイコパスと同様に自分が一番。自分の利益のためなら他人に嘘をついて騙しても何とも思いません

自慢話に嘘を混ぜて自分を大きく見せようとする、話がコロコロ変わる、都合が悪くなるとごまかす…そんな様子が見られたら、利用されないよう気を付けてくださいね。

2.モラルに反する行為を平気で繰り返す

多くの人は約束を破ったり法律違反をしてしまうと、反省して二度と同じことをしないように気を付けますよね。

ですがソシオパスは違法行為を平気で繰り返す傾向があります。「ルールを破ってはいけない」「違反行為は悪いことである」という意識が欠けているので、モラルに反した行動を平気でしてしまうんです。

3.責任感・義務感が欠けている

社会生活のルールやモラルを軽視しがちなソシオパス。自分の置かれた立場に課せられた「〇〇しなければならない」という意識が薄いので、責任感・義務感に欠けているところも目立ちます

支払いが滞っているのに別のことにお金を使ってしまう、無断欠勤をしたり突然仕事を辞めてしまうなど、決まりを守れない人が多いでしょう。

4.無謀で衝動的な行動が多い

自分の利益のためにあれこれ考えて動く一方、無謀で衝動的な行動が多いのもソシオパスの特徴。後先考えない行動力を持っています。

腹が立ったら状況を考えず激しく怒ったり、無計画に仕事を辞めたり。安全を軽視して危ないことに手を出したり。先々のことを考えない行動が目立ちます

5.罪悪感を感じず反省しない

相手に迷惑を掛けたり悲しませたりしたとき、申し訳無さや後悔を感じて反省するものですが、ソシオパスは善悪を感じる部分の脳の働きが鈍い傾向があり、罪悪感を感じず反省しないという特徴があります。

嘘がバレても気にしませんし、何かミスをしても反省の色なし。誰かを傷つけても良心が痛むどころか、別の人に責任を擦り付けようとする場合も。

6.他者に危害を加える攻撃性を持っている

社会の一員として生きていると、腹が立っても気持ちをコントロールしますよね。仕返しが怖くて我慢するという場面もあるでしょう。

ですがソシオパスは攻撃性が高く、ブレーキが利き辛いことがありますね。ムカつく相手をいじめたりすぐ逆上したり、すぐ手が出てしまう可能性があります。

どちらもターゲットにされないよう注意して!

今回はサイコパスとソシオパスの大きな違いや、サイコパスが持つ特徴とソシオパスが持つ特徴についてご紹介しましたが、参考になるポイントはありましたか?大きな括りとしては同様に扱われるサイコパスとソシオパスですが、細かく見ていくと違いがありますね。身近な人に対して何か違和感を感じたら、今までの関係性をよく振り返ってみてください。
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