別れ話は電話でできる?穏便に別れる方法5つと電話での切り出し方5選を紹介
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別れ話は電話でできる?穏便に別れる方法5つと電話での切り出し方5選を紹介

「もう別れたい!会いたくないんだけど、別れ話は電話でしていいの?」「遠距離の恋人と別れたいけど、話すとしたら電話をするしかない。どうすればいい?」という疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、電話で別れ話をしたことがある筆者が、穏便に別れる方法5つと電話での切り出し方5選を紹介します。

電話で別れ話はできるのか

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ふたりの関係性や状況にもよりますが、電話で別れ話をすることは可能です。しかし、別れ話は直接会ってするほうが誠実で、基本的な方法であることも事実。したがって、電話で別れを告げることには慎重になる必要があります。

それでも電話で別れ話をしたい事情もありますよね。もう相手の顔を見たくなかったり、遠距離ですぐに会うことが難しいなどさまざまな理由があるでしょう。その際には、電話で別れることを検討してくださいね。

電話で穏便に別れる方法5つ

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別れ話は、付き合ったり告白するよりも難しいことです。お互いに別れたいと思っていれば比較的スムーズに話が進みますが、相手が別れたくない場合は電話だと収拾がつかなくなることがあります。その際には、電話だけにこだわらずに直接会って話すことも大切です。

DVをされたなど、絶対に会いたくなかったり危険があるとき以外は電話は手段であることを念頭に行動してください。ここでは、電話で穏便に別れる方法5つをご紹介します。

電話で穏便に別れる方法その1.最初に「別れたい」とメッセージを送っておく

電話で別れ話を穏便にするには、最初に「別れたい」とメッセージを送っておきましょう。電話をして急に「別れたい」と言ってもすぐに納得できる人は少ないです。しかし、メッセージを送った後に電話をすれば衝撃は小さくなりますよね。

電話で別れ話をするには、お互いに自分の気持ちを伝え合える状況を整えることが大切です。学生の人は、「別れ話を親に聞かれたくない」などの理由で家で電話をするのは嫌かもしれません。しかし、外などの落ち着かない場所で電話をするのは誠意に欠けます。どうしてもひとりになれるタイミングがなければ、カラオケなどで電話をかけるようにしましょう。

電話で穏便に別れる方法その2.冷静に話す

電話で穏便に別れ話をするには、冷静に話すことが重要です。電話は、相手の顔が見えないので感情が高ぶるとキツイ口調になりがちですよね。しかし、それは厳禁。電話をする前に話すことを整理して、冷静に話すことを心がけましょう。

相手は、別れ話をされたら疑問や怒り、悲しみが湧いてくるはずです。そこであなたが自分の気持ちを説明できなければ、別れ話がうやむやになってしまうかもしれません。一度別れると決めたらその決意が揺らがないように気持ちを固めてくださいね。

電話で穏便に別れる方法その3.相手の言い分を聞く

電話で穏便に別れるには、相手の言い分を聞きましょう。別れ話は、切り出した側がある程度別れたい理由を話した後は、相手の意見も聞くことが大切です。自分の気持ちを話すと満足して、ただ受け入れてほしいという気持ちになりがちですが相手も思うところがたくさんあります。

相手の話を聞いた後で別れたくないと思うことは稀ですが、相手の意見を傾聴することでケンカ別れを防ぐことができますよ。また、相手も自分の話を聞いてもらえた上で別れた際にはあなたへの恋心を早めに吹っ切ることができるでしょう。

電話で穏便に別れる方法その4.時間をかけて話し合う

別れ話の正攻法は、時間をかけて話し合うことです。お互いに別れたいと思っている状況だとしても、1本の電話数分で別れることは珍しいでしょう。複数回電話してお互いが別れることを決意したり、思い出話をして徐々に受け入れていく過程が必要になる場合もあります。

別れ話をされたら、別れたいと思った理由を知りたいはずです。あなたが自分に冷めていることは相手も気づいていることのほうが多いので、何が嫌だったのか、どうして関係を続けられないと思ったのかを端的に説明すると良いでしょう。

電話で穏便に別れる方法その5.同じコミュニティにいる場合は、今後のことを話し合う

電話で別れ話をするときは、今後のことも話し合っておきましょう。特に別れる相手と同じコミュニティにいる場合は、お互いの友だちに別れたことや内容をどの程度言うか、会ったときには友だちのように接するか極力かかわらないかなどを相談しておいたほうが、関係がこじれません。

その際に決めた約束事は、お互いに必ず守るようにしましょう。特に、恋人関係だったからこそ打ち明けてくれた秘密などを他の人に話す行為は厳禁です。

電話での別れの切り出し方5選

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電話で別れ話をすると決めたら、次に悩むのはどうやって切り出せば良いのかということですよね。まず、声のトーンは低めにはっきりとした口調で話すことを心がけましょう。言いにくいことこそ聞き取りやすい声でしっかり伝えることが大切です。また、電波が悪くて何度も聞き返すのはストレスになるので、電波状況の良いところで電話を掛けるのも忘れずに。

ここでは、電話での別れの切り出し方5選をご紹介します。

電話での別れの切り出し方その1.「別れたいと思っている」と単刀直入に話す

電話で別れを切り出すときには、「別れたいと思っている」と単刀直入に話しましょう。対面であれば、あなたの醸し出す雰囲気や表情で何か重要な話があると分かってもらえることがほとんどです。しかし、声しか伝わらない電話ではあなたの様子が普段と違うことは分かっても、それ以上のことは分かりません。

したがって、相手があなたの体調不良や機嫌の悪さを心配する前に別れたいことを伝えましょう。また、別れ話に入るまでの雑談が長引くほど、別れを切り出しにくくなりますよ。

電話での別れの切り出し方その2.「最近自分の気持ちが分からない」と言う

電話で別れ話をする際に、「別れたい」とはっきり言えない場合は「最近自分の気持ちが分からない」と切り出してみましょう。本来は、別れを切り出す側がためらうくらいなら、それは別れるタイミングではありません。

しかし、「別れ」という言葉を伝えると相手が逆上する可能性があるときには、このようにふんわり伝えるという手もあります。相手の反応に合わせて、小出しに気持ちを伝えていきましょう。この場合は、一度の電話で話をまとめるのは難しいので、徐々に相手の気持ちが固まっていくのを待つ時間が必要かもしれません。

電話での別れの切り出し方その3.「今のあなたへの気持ちは恋愛感情ではないと思う」と伝える

電話での別れ話を始めるときに、まず「今のあなたへの気持ちは恋愛感情ではないと思う」と伝えてみましょう。こう伝えることで、相手を嫌いになったわけではないことや、情が残っていること、人としては好きだということを匂わせることができます。

マンネリ化したカップルで、なんとなく付き合っているけれど恋愛感情はなくなってしまった場合におすすめです。しかし、筆者自身は別れるときに未練は感じたくないので別れるときに中途半端な優しさはいらないと思うタイプ。恋人がこのタイプだったら、変に言葉を連ねずに「別れよう」とはっきり伝えることも検討してくださいね。

電話での別れの切り出し方その4.「ふたりの関係を考え直したい」と相談する

電話での別れ話では、「ふたりの関係を考え直したい」と切り出してみてください。付き合いが長くなったり、遠距離恋愛だったりすると「付き合っている意味あるのかな」と思ってしまうこともありますよね。この方法は、特に遠距離恋愛の場合に別れ話の導入として使用すると良いでしょう。

すぐに会うのが難しいときには、別れ話も電話することがあるはず。また、電話で別れても一度会ってけじめをつけることもあるかもしれません。相手と十分に話し合いができる、話し合いをしたいと思う相手のときにはこのように伝えることをおすすめします。

電話での別れの切り出し方その5.「他に好きな人ができてしまった」と謝る

電話で別れ話をするときに、「他に好きな人ができてしまった」と言うのは最終手段です。相手がまだ自分を好きでいてくれている場合、もしも本当に好きな人ができてもそれを理由に別れを告げられたらすごく傷つくはず。別れを告げるときには違う理由を言うことも検討してください。

しかし、相手が別れ話に応じてくれないなど対応に難航する場合は反対に嘘でも「好きな人ができた」と言って別れても良いでしょう。相手との関係性や状況を見極めてくださいね。

関係性によっては電話での別れ話もおすすめ

恋人との関係性によっては、電話で別れ話をしたほうがスムーズに別れられることもあります。お互いに別れを予感していたり、別れ話だけのために会うのが難しい場合は、だらだらと関係を続けるよりも電話で話して恋人でなくなるほうがお互いにすっきりするかもしれません。電話は相手の顔が見えないことで対面よりも別れを切り出しやすいかもしれませんが、相手の心情に寄り添った言葉選びや対応を忘れないようにしてくださいね。
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