制度を上手く使うのがカギ!一人っ子が直面する親の介護問題5選と解消法まとめ
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制度を上手く使うのがカギ!一人っ子が直面する親の介護問題5選と解消法まとめ

いつまでも元気に見える親もいずれ少しずつ弱ってきて、子世代に介護問題が降りかかってくる可能性があります。特に一人っ子の場合だと、あれこれひとりで考えたり手続きをしたり、さらに金銭的な負担があることも。今回は結婚5年目を迎えても仲良し夫婦な筆者が、一人っ子が直面しやすい介護問題と一人っ子介護が楽になるポイント、ぜひチェックしておきたい介護にまつわる制度・サービスについてご紹介。一人っ子で親の介護について考えると不安になる…という方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

一人っ子が直面しやすい5つの介護問題って?

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一人で親の介護を担わなければならない一人っ子は、さまざまな介護問題に直面しがち。一緒に悩んだり話せる兄弟がいないのは心細いですし、一人で全てやろうして自滅してしまうパターンも多いんです。

1.体力的な負担が自分ひとりに掛かってくる

親の介護度にもよりますが、自分でできないことが増えてくればくるほど、介護をする側の負担が増えてきます。

兄弟がいれば交代で対応できることも、一人っ子の場合は全て一人。トイレのサポートなども必要になるレベルだと、夜間もしっかり休むことができません。ベッドや車椅子の移乗、入浴介助なども重労働。介護する人の体力的な負担はかなり大きいですね。

2.介護に対するプレッシャー

一人っ子は昔から何でも一人で対処してきた人が多いと思います。その意識は介護に対しても出やすく、「一人で頑張らないと!」と、すべてを抱えこんでしまいがち

家事に育児に仕事に介護が加わると、さまざまな問題に直面したとき精神的な余裕がなくなってしまいます。「どうしたらいいんだろう…」と一人で考えて、孤独感やプレッシャーに苛まれることもしばしば

3.金銭面の負担をひとりで抱える可能性

消耗品などの小さなものから、施設の利用料や家のバリアフリー化…介護というのは、さまざまなサービスを利用しようと思うと金銭的な負担も大きくなってきます

兄弟がいる場合は2人、3人で分担することもできますが、一人っ子の場合は親の資産以外は全て自分持ち。年金内で足りないときは金銭的な負担も抱える可能性があります。

4.いつまで続くか分からない不安

人間誰しも何歳まで生きるかは分かりません。親だからこそいつまでも長生きしてほしいと思いつつ、介護疲れのような状態にあるときは、「この生活はいつまで続くんだろう…」と、不安になり未来を悲観してしまうでしょう。

5.過度なストレスから虐待してしまう可能性

体力的、精神的、金銭的に追い詰められてしまうと、心の余裕がなくなり親に当たってしまうこともあるかもしれません。

特に認知症が進んでできないことが増えたり、暴言が出る、話を理解してくれないなど、気持ちのすれ違いや無力感を感じたとき、「私はこんなに頑張っているのに…」と、虐待につながってしまう恐れがあります。

一人っ子介護が楽になるポイントって?

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ここまで一人っ子が直面しがちな介護問題について見てきましたが、さまざまな負担を抱え込まないためには、相談できる人に頼ったり使えるサービスをしっかり活用することが大切です。

1.一人で全てやろうとしない

あなた自身が自宅で親の介護をするときは、親との閉鎖的な関係ばかりになり、精神的に辛くなる場面が増えがちです。なので、全てを一人でやろうと思わなくて大丈夫

兄弟という肉親はいないけれど、さまざまなサービスやサポートがたくさんあります。介護が楽になるアドバイスがもらえたり、知らなかった制度を知ることができたり。周りには案外味方が多いということを知ってくださいね。

2.親が元気なうちに方針を話し合っておく

親が弱ったときの話をするのはなかなか気が進まないかもしれませんが、実際その状況になってからだと、どんな生活を望むのか聞けなくなってしまいます。

もし認知症になったら、体が動かなくなったら。費用はどこから出せそうか、施設の利用は望むのか…親が元気なうちだからこそ話し合い、少しでも寄り添った介護ができると良いですね

3.介護に関する情報をしっかり取り入れる

例えば認知症の人がどんな風に老いどんな考えをしやすいのか、その傾向を知っておくだけでもイライラが減るかもしれません。

また介護にまつわるサービスに関しても、「そんな制度があるなら早く知りたかった!」と思うような、助かるものがさまざま。普段から介護に関する情報をしっかり取り入れておくことで、いざというときに慌てたり無理をしないで済むでしょう。

4.自分自身の人生も大切にする

介護のために仕事を辞める選択をする人もいますが、金銭的にも苦しくなりますし、人間関係も狭くなりがち。それは親の介護に人生を捧げることになってしまいます。

親の介護が終わっても、あなた自身の人生はまだまだ続いていくんです。親孝行の気持ちは持ちつつ、自分自身が苦しくならないような介護を目指すのがお互いのためですよ。

ぜひチェックしておきたい介護にまつわる制度・サービスって?

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介護にまつわる制度・サービスというのは、意外にたくさん用意されています。体力的にも精神的にも削られやすい介護だからこそ、使えるものは上手に使って少しでも楽になるようにしてくださいね!

1.介護度によって利用内容が変わる…デイサービス・デイケア

要介護1~5の人は、日帰りでさまざまなレクリエーションをしたり、入浴や昼食などの介護サービスを受けられるデイサービスが助かる!

要支援1~2の人も使えるのがデイケア。リハビリを受けて機能回復を目指します。いずれにしても昼間手が離れる時間ができるので、その間に介護する側もリフレッシュできそうですね。

2.たまには息抜きしてもOK…ショートステイ

ショートステイとは施設に短期宿泊できるもの。泊まりで日々の介護をしてもらえるので、何か予定があるときはもちろん、介護する側の息抜きに使ってもOKなんです。また介護施設への入所待ちの期間に利用する人も多いですね。

3.遠方に住んでいる場合に頼りたい…訪問介護

一緒に住んでいるけれど、昼間は仕事で親を一人にしてしまう…そんな不安を解消してくれるのが、訪問介護でしょう。

身体介護はもちろん生活援助や、通院の際に付き添ってくれるなど、あらゆるサポートをしてくれます。これは遠方に住んでいる一人暮らしの親の介護にも使えますね

4.金銭的な負担を軽くしてくれる…高額介護サービス費など

介護は金銭的な負担も大きく、費用面で希望のサービスを受けさせてあげられない場合も。ですが費用の軽減制度もさまざまあるので、使えるものがないかチェックしておくことが大切です。

高額介護サービス費制度や医療費控除、高額医療・高額介護合算療養費制度など、条件に当てはまれば負担が軽くなりますよ!

5.困ったら誰かに相談…相談窓口

介護のことは友人に話してもなかなか解決しないもの。その道のプロに相談すると意外な解決策が見つかったりするので、精神的な負担が軽くなるはずです。

地域住民の暮らしを支えてくれる民生委員や、ケアマネジャーが高齢者にまつわる悩み事を解決してくれる地域包括支援センター、自治体の相談窓口では必要な介護サービスにつないでくれるでしょう。

さまざまなサービスや人を頼って心の余裕をキープ!

今回は結婚5年目を迎えても仲良し夫婦な筆者が、一人っ子が直面しやすい介護問題と一人っ子介護が楽になるポイント、ぜひチェックしておきたい介護にまつわる制度・サービスについてご紹介しましたが、参考になるポイントはありましたか?一緒に向き合える兄弟がいないからこそ、「自分でなんとかしなくちゃ」と頑張ってしまうのが一人っ子介護。親への優しい気持ちを持ちながら介護をするためには、さまざまなサービスや人を頼ることが大切ですよ。自分の人生を我慢せず親をしっかりサポートしてあげられるよう、この記事が参考になれば嬉しいです!

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