女性はマリッジブルーになりやすい?症状と乗り越えるための5つの対策
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女性はマリッジブルーになりやすい?症状と乗り越えるための5つの対策

「結婚が決まって幸せいっぱいのハズなのに、なぜか気持ちが沈みがち。」「楽しみにしていたパートナーとの生活も最近なんだか前向きに考えられない。」こんな状況に陥ったら、それはマリッジブルーかもしれません。ブライダル業界で数多くのカップルをお手伝いした筆者が、マリッジブルーの症状と乗り越えるための対策方法をご紹介します。

マリッジブルーとは?なりやすいタイミングはある?

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マリッジブルーという言葉は聞いたことがある方もきっと多いことでしょう。ですが、具体的な説明となるとわからない方もいらっしゃるかもしれません。男性女性ともに約7割もの人が経験するといわれているマリッジブルー。

まずはマリッジブルーとはどんなものか、なりやすいタイミングやどのぐらいつづくものなのかを見ていきましょう。

マリッジブルーとは?

マリッジブルーとは、結婚を控えたときに起こる、気分の沈みや体調の不調を感じること。結婚式の準備や結婚後の生活への不安や不満がストレスとなり、心や体の不調として現れるのです。とくに、苗字が変わったり仕事への影響が出たりなど環境の変化が大きい女性がマリッジブルーになりやすいといわれています。

中には、「これから家族を養っていかなければ」という責任からマリッジブルーになる男性もめずらしくありません。男性も女性もマリッジブルーになる可能性が大いにあるのです。

マリッジブルーにはいつからなりやすい?

マリッジブルーになりやすいタイミングとして1番多いのは「婚姻届けを出す前(提出1ヶ月前〜)」。婚姻届提出前となると、パートナーとこれからともに歩む人生を具体的に考えるようになり、「大丈夫かな」と不安になる人が多いようです。

次いで「結婚式準備期間」「新婚生活の準備中」がおなじぐらいの割合、以降「結婚した直後」「プロポーズされた直後」の順でマリッジブルーになる人が多いといわれています。パターンとしては、婚姻届提出前にマリッジブルーの症状が少し見え始め、結婚式準備期間中でピークになる傾向が多いようです。

マリッジブルーがつづく期間はどのぐらい?

1ヶ月ほどつづく人が最も多く、次に1週間ほどの短期間で終わる人、もしくは3ヶ月の長期となる人が多いと言われています。

あまりにも長期的に辛い症状がつづく場合はクリニックなど専門の期間へ相談された方が良いケースもあり、我慢しつづけるとうつ病へと進行してしまう可能性も。「マリッジブルーからなかなか抜け出せない」となったら専門機関の受診も検討なさってくださいね。

マリッジブルーの主な症状はこの5つ

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マリッジブルーになるとどんな症状がでるのでしょうか。マリッジブルーの症状は「精神的な症状」「肉体的な症状」の大きく2つに分けられます。

今「マリッジブルーかも!?」と悩んでいる方は、次のような症状がないかチェックしてみてくださいね。

1.落ち込みやすくなったり不安を感じるようになる

マリッジブルーの症状として1番多いのが「落ち込み」や「不安感」。普段だったら気にしないような事柄に、落ち込んだり不安になったりします。中には突然涙が出てくる人も。

生活のリズムが崩れ、日常生活に支障をきたしてしまうケースもめずらしくありません。パートナーとの結婚について考えたときに、落ち込みや不安を感じたら、マリッジブルーを疑ってみましょう。

2.周囲の人に対してイライラしてしまう

パートナーのちょっとした一言にイラっとしてしまったり、パートナーに対してつい言葉がきつくなったり攻撃的な態度を取ったりしてしまうこともあります。

パートナーだけでなく、家族や友人など周囲の人に対してもイラっとしてしまうので、周囲の人たちと衝突が増えた場合はマリッジブルーになっているかもしれません。

3.いろんなことにやる気が出ない

大好きだった仕事が急につまらなく思えたり、身だしなみに気を遣わなくなってしまったりするケースも。パートナーに会うのさえ億劫になることもあります。

なにごとも意欲がなくなってしまい、中には食べる意欲がなくなる人も。食生活が乱れると体調面でも悪影響が出てしまいます。また、せっかく決めたドレスのサイズが変わってしまうこともあるので、気をつけてくださいね。

4.寝つきが浅くなったり、眠れなくなる

眠りにつく前に考え事をする人は多いかもしれません。このときに、「パートナーとうまくやっていけるのか」や「この幸せがずっとつづくのか」といった結婚に関する不安がつぎつぎと湧き出て眠れなくなったり、夜中に目が覚めるなど眠りが浅くなったりする場合はマリッジブルーの可能性があります。

睡眠がきちんととれていないと、頭が働かなくなりあらゆる物事への判断力の低下や、日常生活の安全面においても影響が出るので注意が必要です。

5.疲労感や頭痛、胃痛

マリッジブルーは精神的な症状がメインではありますが、不眠のほか、さまざまな肉体的な症状が出るケースもじつは多いのです。気分の落ち込みから疲労を感じやすく、常に全身的な疲労感に悩まされる人も。

また、「頭痛」「胃痛」といった症状が見られるケースも多くあります。

マリッジブルーを乗り越えるための5つの対策

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結婚を控えて幸せいっぱいの期間を、マリッジブルーの辛い症状を抱えながら過ごすのは辛いですよね。でも安心してください。マリッジブルーを乗り越えるための方法はちゃんと存在します。

ここではマリッジブルーを乗り越えるための対策を5つご紹介するので、今まさにマリッジブルーで悩んでいる方はぜひ参考になさってみてくださいね。

1.そもそもの原因やモヤモヤをハッキリさせる

「マリッジブルーかも?」と思ったらまずおこないたいのが原因をハッキリさせること。なにごとも原因がわからなければ解決の糸口が見つかりません。不安や不満に感じている原因が「何に対してなのか」「誰に対してなのか」をご自身の中でハッキリさせましょう。

マリッジブルーになりやすい人は責任感が強い人。「こんなことで不満を抱くなんて……」と思わずに、まずは自分の気持ちとしっかり向き合って、原因を見つけてくださいね。

2.パートナーや家族など信頼できる人に想いを話してみる

原因がハッキリしたら、悩んでいることや不安な気持ちや不満に思っていることを信頼できる人に話してみましょう。誰かに聞いてもらうことで心がフッと軽くなることもあります。周りにマリッジブルーの経験者がいたらその人に相談してみるのもおすすめですよ。

パートナーには相談しにくいかもしれませんが、マリッジブルーになるのはパートナーとの結婚を真剣に考えているからこそ。あなたの誠実な気持ちをパートナーは深い愛情と捉え、ふたりの関係がより深まるかもしれません。怖がらずにしっかりと想いを伝えて、お互いの考えや価値観を確認してみてくださいね。

3.これから訪れる楽しい未来を想像する

パートナーとの楽しい未来を想像するのも効果的!ふたりでやりたいことや行きたい場所など、パートナーとの楽しい生活をイメージすることで、結婚に対してポジティブな気持ちを取り戻すことができるでしょう。

また、パートナーとの楽しかった思い出や、プロポーズされたときのことを思い出すのもマリッジブルーを乗り越える方法としておすすめです。

4.ひとりの時間を作る

マリッジブルーになってしまったときは、いったん結婚に関するから離れる方法もあります。パートナーからも結婚式の準備からも離れて、ひとりの時間を思いっきり楽しんでみましょう。一人旅や深夜までの女子会など、独身のうちにしかできないことを思う存分楽しむことで、気分転換にもなります。

結婚に関することから少し離れることで、パートナーに対しての想いがより強くなり、結婚に向けてポジティブな気持ちで進んで行けるでしょう。

5.結婚に関するあらゆることを見直せる認識を持つ

どうしても結婚に対して前向きになれない状況であれば、結婚式を延期するなどスケジュール見直しや、結婚式を中止にすることもできます。婚約自体を解消することだって可能です。1番大切なのはあなたの気持ちと体調。「ここまで話が進んでいるのに」「婚約してしまったのに」と考える必要はありません。

「どうしようもなくなったときは結婚を止められる」と思えるだけで気持ちに余裕が生まれるでしょう。ラクな気持ちで今できる対策をしてみたら、スッと気持ちも状況も変わる……ということもあるかもしれませんよ。

マリッジブルーを乗り越えて、あなたの幸せをつかもう!

マリッジブルーは結婚を控えた多くの人が経験していること。そして、あなたが結婚に対して真剣に考えているからこそ陥るものなのです。マリッジブルーを乗り越えることで、パートナーとの絆が深まり、より幸せな結婚生活が送れることでしょう。 「マリッジブルーかも?」と思ったら、慌てずに今回の記事を参考に乗り越えて、幸せをつかんでくださいね!

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