婚約指輪はいらない?後悔しないために知っておきたい5つのポイント
恋愛

婚約指輪はいらない?後悔しないために知っておきたい5つのポイント

婚約指輪は一生に一度の特別な贈り物として、多くのカップルに選ばれています。しかし、最近では「婚約指輪はいらない」と考える人も増えているようです。理由はさまざまですが、経済的な事情や実用性を重視する場合が多いでしょう。

ですが、後になって「やっぱり欲しかった」と後悔するケースも少なくありません。この記事では、婚約指輪を選ばなかった場合の後悔を防ぐために考えるべきポイントを紹介します。これまでの恋愛相談で得た筆者の経験も交えて、お伝えしていきます。

婚約指輪をいらないと考える理由とは?

image by PIXTA / 41695771

婚約指輪を「いらない」と考える人には、さまざまな理由があります。価値観の変化や経済的な事情、そして実用性の観点などが主な要因です。

ここでは、婚約指輪を省略する理由について、具体的に見ていきましょう。

その1 経済的な理由が大きい

婚約指輪は高価なものであり、購入にはかなりの費用がかかります。結婚式や新生活の準備など他にも出費が多いため、「婚約指輪よりも他のことにお金を使いたい」と考えるカップルが増えているのが現実です。

経済的に余裕がない場合、実用性の低い婚約指輪よりも、新生活に役立つ家具や旅行にお金を回すことを選ぶケースが多いでしょう。

その2 実用性の低さを感じる

婚約指輪は普段使いすることが難しいアイテムです。デザインが華やかで、大きな宝石が付いているため、日常生活で着けるには不便なこともあります

指輪を大切に保管していても、結局は箱の中で眠ってしまうことが多いため、「もったいない」と感じる人も少なくありません。

その3 結婚指輪だけで十分と思う

婚約指輪と結婚指輪の両方を揃えるのは、少し贅沢だと考えるカップルもいます。結婚指輪は、夫婦の証として日常的に身につけるものであり、「結婚指輪さえあれば十分」という意見も多いです。

結婚指輪には二人の愛や絆がしっかりと込められているため、それだけで満足するケースが少なくありません。

その4 周囲に流されない価値観

最近では、婚約指輪の文化に対して懐疑的な意見が増えてきました。SNSやメディアでは高価な指輪が勧められることもありますが、それに対して疑問を抱くカップルもいます。

「周りに流されず、自分たちの価値観を重視したい」と考え、婚約指輪をあえて選ばないケースも多いです。これは、二人の価値観を尊重する姿勢が表れているのでしょう。

その5 特別な思い出で代替する

婚約指輪を選ばない代わりに、二人だけの特別な思い出を作る選択をするカップルもいます。例えば、婚約旅行や記念品を用意することで、指輪の代わりに思い出を共有するのです。

こうした方法で記念日を形に残すことが、二人にとってかけがえのない選択になる場合も少なくありません。

婚約指輪を選ばなかった後に後悔する理由とは?

image by PIXTA / 98980301

婚約指輪を「いらない」と決めたものの、後から後悔するケースも少なくありません。その理由はさまざまですが、特に以下のような状況が考えられます。

指輪は一生に一度の特別な記念品とされるため、時間が経つにつれてその価値や象徴性に気づくことも多いのです。

その1 周囲の期待に応えられなかった

結婚後に親や友人から「婚約指輪はどんなデザインにしたの?」と聞かれることがあります。そのときに、指輪がないことで「少し寂しい」と感じてしまう場合も。

特に親世代では婚約指輪が一般的であるため、周囲からの期待を感じることも少なくありません。

その2 記念として残るものがない

婚約指輪は、二人の愛の証として残るものです。時間が経ってから、手元に形として残るものがないことに物足りなさを感じる人もいます。

写真や思い出とは違い、手に取って見られるアイテムがないことが、後悔の一因となることもあるでしょう。

その3 パートナーとの意見の食い違い

婚約指輪について、カップルの意見が一致しないこともあります。例えば、彼が「指輪を贈りたい」と思っていた場合、それを断ることで相手を少し傷つけてしまうことも。

後になって、「やっぱり受け取っておけばよかった」と感じることも少なくありません

その4 特別な瞬間を逃したと感じる

婚約指輪のプレゼントは、プロポーズや婚約の象徴的なシーンです。その特別な瞬間を省いてしまうことで、後から「もう少しロマンチックなプロポーズにすればよかった」と感じることがあります。

特別な体験がなかったことが、後々心に残る場合も多いです。

その5 将来的な後悔や未練

時間が経つにつれて、他のカップルが婚約指輪をしている姿を見るたびに、「私も欲しかったかも」と感じることがあります。

若い頃は経済的な理由で選ばなかったとしても、将来に余裕が出てきたときに、改めて欲しくなるケースもあるでしょう

婚約指輪がなくても後悔しないためのポイント5つ

image by PIXTA / 67914735

婚約指輪を選ばない場合でも、後悔しないための工夫や対策があります。大切なのは、自分たちの価値観に合った選択をすることです

形にこだわらず、特別な思い出や記念品で二人の絆を象徴することで、心から納得できる選択ができるでしょう。

その1 パートナーとしっかり話し合う

まずは、パートナーと十分に話し合いましょう。お互いの価値観や考え方を理解し、納得のいく決断をすることが重要です

婚約指輪に対する期待や希望が異なる場合もあるため、お互いに本音で意見を交換することがポイント。感情的にならず、冷静に意見を共有することで、将来に向けた良好な関係が築けるでしょう。

その2 代わりの記念品を選ぶ

指輪の代わりに、二人で共有できる特別なアイテムを選ぶことも一案です。例えばペアウォッチやネックレスなどは、指輪とは違った形で思い出を残すことができ、二人の絆を深めるきっかけになります。

アイテム選びには、二人の趣味やライフスタイルを反映させると、さらに特別感が増すでしょう。

その3 長期的な視点で考える

今の感情だけでなく、将来を見据えて考えましょう。時間が経ってからの自分の気持ちを想像してみることも大切です。

結婚生活が始まると、価値観やライフスタイルが変わることもあり、「やっぱり指輪が欲しかった」と感じる瞬間が訪れることもあります。先を見据えた判断をすることで、後悔のない選択ができるでしょう

その4 将来のライフイベントに備える

婚約指輪を選ばない代わりに、将来のライフイベントに向けた準備を進めることも一つの方法です。例えば新生活のための貯金や家族旅行の計画など、二人で共有できる目標に向けてお金を使うことで、より充実した日々を過ごせるでしょう。

形に残るものがなくても、二人の将来に向けた投資が後悔を減らすポイントとなります

その5 記念日や節目に新たなジュエリーを購入する

婚約時に指輪を選ばなかったとしても、結婚後の記念日や特別な節目に、新たなジュエリーを購入するという方法もあります。結婚1周年や出産記念など、二人にとって特別な日に新たなジュエリーを贈ることで、その時々の思い出が形に残るでしょう。

時間が経ってからも楽しみが増え、後悔することなく満足感を得られます。

後悔のない選択をして二人の未来を輝かせよう

婚約指輪を選ぶかどうかは、カップルの価値観によって異なります。大切なのは、お互いが納得できる決断をすることです。

今回紹介したポイントを参考にしながら、自分たちにとって最適な選択を見つけてください。後悔のない決断をして、二人の新しいスタートを心から楽しみましょう!
Asset 1 Twitter Facebook LINE Pinterest