当てはまったら要注意!モラハラ夫の特徴5つと見分け方5選を徹底解説
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当てはまったら要注意!モラハラ夫の特徴5つと見分け方5選を徹底解説

「もしかして夫ってモラハラなのかな」「彼氏と結婚する前に、モラハラかどうか見分けたい!」という思いを持っている人もいるでしょう。もしも自分の夫がモラハラだった場合、しかるべき対応をとらないと危険です。

この記事では友だちに彼氏や夫との関係について相談されがちな筆者が、モラハラ夫の特徴5つと見分け方5選を徹底解説します。ぜひ参考にしてくださいね。

モラハラとは

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モラハラと聞くと直接体に危害を与えるものが想像されますが、精神的な攻撃も含まれます。具体的には、殴る蹴る、物を投げつけるなどのほかにも暴言を吐く、無視をする、家計費を渡さずに経済的に困窮させるなど。モラハラをされると、自分に自信がなくなり、「相手の言っていることが正しく、自分はダメな人間だ」と思い込んでしまうこともあるとされています。

モラハラをする相手と一緒にいると、金銭を搾取されたり精神的に支配されたりして別れるには苦労することも多いです。モラハラに気付いたら、エスカレートしないようにすぐに手を打ってくださいね。

モラハラ夫の特徴5つ

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モラハラをする夫には、いくつかの特徴があります。ひとつ当てはまる程度で苦言を呈すれば直してくれる場合は過度に心配する必要はありません。しかし、いくつも当てはまるうえにあなたの意見を聞いてくれなかったり、怒って罵倒してくるときは要注意。モラハラの可能性が非常に高いと言えるでしょう。また、「夫に意見するなんてできない」と思った場合は、長年モラハラを受け続けたことで委縮しているかもしれません。迅速に信頼できる人に相談してくださいね。

ここでは、モラハラ夫の特徴5つをご紹介します。

その1.外面はいいが、家では高圧的

モラハラ夫は外面はいい反面、家では高圧的なのが特徴です。外では誰にでも優しく人当たりもいいので、「理想の旦那さん」と思われていることも。その場合は、あなたが友だちに夫の高圧的な言動を相談しても信じてもらえないかもしれません。また、あなたの相談相手が夫に相談内容を漏らしてしまうと事態は深刻かつややこしくなってしまいます。

夫の家での様子を相談する相手は慎重に見極めましょう。共通の知人に夫の話をするのは避けたほうが無難です。モラハラをする男性はプライドが高いことが多いので、恥をかかされたと思うと家での過激な言動がエスカレートする恐れもあります。

その2.店員さんや後輩への当たりがきつい

モラハラ夫は、妻以外に店員さんや後輩への当たりがきついこともあります。自分に逆らいにくい立場の相手に傍若無人に振る舞うのです。反対に、社会的地位が高い人や媚びを売ったほうが自分に得がある相手には過剰にゴマをすり、平身低頭の態度で気に入られようとします。

人によって態度を変え、悪びれる様子もない場合はモラハラの可能性が高いでしょう。このタイプは妻以外にもハラスメント的言動をしているので、コンプライアンス違反を部下から訴えられていずれ会社から処分されることもあるかもしれませんね。

その3.運転中に声を荒らげることがある

車の運転中に声を荒らげることがある場合は、モラハラの片鱗と考えられます。渋滞や割り込みなど、運転していると気分を害される状況に遭遇することもありますよね。その際に暴言を吐いたり運転が荒くなったりする人には気を付けましょう。まだ暴言の矛先が妻に向いていないとしても、気に入らないことがあると感情的になる人は最も身近な存在である妻に強く当たるようになります。

運転には、その人の性格が強く反映されると言いますよね。運転中の言動が目に余るときには、落ち着いた状況で冷静に話し合うと良いでしょう。

その4.男尊女卑の思考や、母親を見下した言動がある

男尊女卑の思考や、母親を見下した言動がある夫はほとんどの場合モラハラです。何かにつけて女性を馬鹿にする男性は、妻をひとりの人間として尊重するという意識が抜け落ちています。したがって、妻の意思や感情をないがしろにしても罪悪感もないので改善も期待できないでしょう。

また、母親のことは大好きなものの妻にはモラハラをするという男性も多いようです。妻と母親を比較して嫌味を言うことも。嫁姑問題が起こっても、母親の味方をされてしまいます。このような男性と結婚生活を続けても、つらいことのほうが多いかもしれませんね。

その5.感情の起伏が激しく、激昂すると手が付けられない

モラハラ夫は感情の起伏が激しく、激昂すると手が付けられない傾向にあります。気に入らないことや嫌なことがあると、物に当たったりひどくなると妻に手を上げたり暴言を吐いたりして気が済むまで感情を放出するのです。このような相手と生活を共にすることは困難ですよね。

自分のことを大切にしてくれない相手とずっと一緒にいると、だんだんと自分でも自分のことを大切にできなくなってしまいます。こうなると悪循環に陥ってしまうので注意してくださいね。

モラハラ夫の見分け方5選

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モラハラ夫は、数年かけて徐々にひどくなったり正体を表すこともあります。しかし、結婚直後は「もう妻は自分から逃げられない」と気持ちが緩むことで本性が出ることもあるのです。その際の違和感をそのままにしないようにしてください。もしもモラハラがひどい場合は、傷が浅いうちに離婚するのも一つの手です。

ここでは、モラハラ夫の見分け方5選をご紹介します。

その1.妻を見下し、自分のほうが優位に立ちたいという言動が目立つ

妻を見下し、自分のほうが優位に立ちたいという言動が目立つ人はモラハラ夫でしょう。妻の身に起こった良いことや昇進を喜ばない、妻の家庭での役割に感謝せず「誰でもできる」「無能」などと言う場合は早急な対処が必要です。真剣に怒り、不快だと伝えてもへらへらしていたら道のりは険しいことを覚悟してください。

夫が、自分の非を認めて反省し言動を改めるには何年もかかるかもしれません。また、何年かかっても夫のモラハラ気質は変わらないこともあります。

その2.無視や暴力をふるったり、暴言が激しい

無視や暴力をふるったり、暴言が激しい夫は典型的なモラハラです。男性からの暴力は、生命の危機に直結します。子どもがいれば、暴力の矛先が子どもにも向かうかもしれません。そうならないとしても、母親が父親に殴られているような家庭は子どもの生育環境として不適切です。

自分と家族の心身を守るために、一刻も早く夫から離れてください。行政でもDV被害者へのサポートをしているところがあるので探して連絡してみましょう。

その3.怒った後は異常に優しく、何度も謝ってくる

モラハラ夫は激しく怒った後は異常に優しく、何度も謝ってくることがあります。これは、「こんなに謝ってくれているのだから」「本当は私のことが好きなんだ」と思わせて囲い込むことが目的です。本当に妻のことが好きで大切なら、相手に怒りを感じていても妻が恐怖を感じるほど激しく怒ったり無視をしたりしません。「謝ればいい」と思っている時点で妻を軽んじているでしょう。

このことから、怒った後の見せかけの甘さに騙されないことが重要です。「何度も謝るなら、そんなに怒らないようにするためにはどうしたらいいか考えよう」と言ってみましょう。不機嫌な顔をしたら改善する気がないと考えられます。

その4.妻の行動や服装を把握し、コントロールする

モラハラの始まりとして、妻の行動や服装を把握してコントロールすることもあります。「短いスカートは履かないでほしい」「ひとりで外出するのは許さない」などはやきもち焼きや束縛が激しいだけかと思ってしまうかもしれません。しかし、結婚生活はお互いを信頼していないと成り立ちませんよね。

したがって、これらの言動は妻をコントロールして自分の支配下に置きたいという気持ちの表れです。夫も無意識に行っている場合もあるので、嫌だと伝えたらはっとするかもしれません。そこで自覚できる夫なら、関係の改善を十分見込めるはずですよ。

その5.生活費を十分に渡さない

生活費を十分に渡さないこともモラハラに該当します。共働き家庭で夫が家計費を家に入れなかったり、専業主婦の妻に生活費を渡さないなど金銭的に追い詰める夫もいるようです。

「同僚の奥さんは月〇万で食費やりくりしているから、うちもそれしか渡さない」などもモラハラに値する可能性があります。それぞれの家庭で、家族の人数や近所のスーパー、実家からの援助など背景は様々です。他人の家庭の支出は、あくまで参考程度にしかなりません。収入や貯金、毎月の入支出をふたりで把握するところから始めましょう。

夫がモラハラだと分かったら逃げることを検討しよう

この記事を読んで、「モラハラ男性だったということに気付かず、今の夫と結婚してしまった」と悔いている人もいるかもしれませんね。結婚するまで巧妙にモラハラ気質を隠している場合は、見抜くのが非常に難しいです。自分を責めず、まずは信頼できる人に相談してください。夫がモラハラだと分かったら、心身の不調に陥る前に別居や離婚などの手段で逃げることを検討してくださいね。
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