恋愛における偽善者とは?偽善者にならない方法5選と見抜く方法
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恋愛における偽善者とは?偽善者にならない方法5選と見抜く方法

「偽善者」とは、その字の通り「偽りの善い人」のことです。相手のことを思い遣れる優しい人ではなく、自分の利益を考えて行動します。ただし、恋愛における偽善者とは、自己犠牲に近いものがあるため辛い恋愛になるでしょう。そこで恋愛における偽善者にならないう方法と相手の偽善を見抜く方法を紹介します。

この記事は年間100組のカップルを担当してきた元ウエディングプランナーが、多数のカップルを見てきた経験を踏まえて紹介します。

恋愛における偽善者とは?

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恋愛における偽善者とは、自己犠牲の上でなるものです。最初にお伝えしたように、偽善者とは自分の利益を優先させています。恋愛の場合は、「嫌われたくない」「好きでいてほしい」という愛情の欲が偽善につながるものです。つまり恋愛における偽善者になってしまうと、恋愛は楽しいものではなくなります。相手の顔色ばかり伺うようになり、本来の自分を大切にできなくなってしまうでしょう。

また、恋愛偽善者は相手にとっても窮屈です。偽りの自分で無理をしているのですから、相手も居心地が良いものではありません。結果として、恋愛はバランスを崩してしまいます。

恋愛における偽善者にならない方法5選

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恋愛における偽善者になると、その恋愛は上手くいかなくなります。自分も相手も辛くなり、理想とする恋愛のバランスが保てなくなるでしょう。そこで恋愛における偽善者にならない方法を5つ紹介します。

その1.嫌われることを怖がらない

恋愛の偽善者にならないためには、嫌われることを怖がらないことです。相手に嫌われることに恐怖を感じてしまうと、良い自分を演じてしまうようになります。もちろん好きな人に良く思われたいという気持地は当然の心理です。しかし、それが偽りになってしまえば、それは自分ではありません。

何も考えずに嫌われてしまうのであれば、それは相性が悪いということです。嫌われることだけに怖さを感じることのないように気をつけましょう。

その2.優しさを間違えない

恋愛における偽善者にならない方法は、優しさを間違えないことです。偽善者と優しい人には大きな違いがあります。優しさとは、相手のために行動することです。時には、厳しさを与えることも一つの優しさになるでしょう。

たとえば、相手が仕事で忙しくて構ってくれない時、あなたはどんな行動をとりますか?「大丈夫。私のことは気にしないで頑張って。」と伝えるのは、それが無理をしているのであれば偽善者になってしまいます。「仕事優先だけど、私のことも忘れずに考えてね。」と伝えて応援できるのが優しさです。ケースバイケースではありますが、優しさを間違いないようにしましょう。

その3.自分らしさを大切にする

恋愛の偽善者にならないためには、自分らしさを大切にすることです。偽善者を演じていると、どんどん自分らしさがなくなってしまいます。本音を隠して無理をしてしまい、辛く苦しい恋愛に変わってきてしまうでしょう。

「自分らしさ」とは、決して自己中心でわがままになることではありません。楽しい時に笑い、悲しい時に泣くことです。感情に素直になることが自分らしさであり、自分らしくいられることが本当の恋愛へとつながります。

その4.自分に自信を持つ

恋愛の偽善者にならないためには、自分に自信を持つことです。恋愛の偽善者になってしまう人は、自分に自信がない人が多くいます。自信がないからこそ、自分を偽ってしまうのです。「こんな自分じゃ嫌われる」その気持ちが強いほど、恋愛の偽善者になります。

偽善者になる前に、もっと自分を磨く努力をしましょう。容姿だけでなく、仕事や趣味などを充実させることも自信になります。自信が出ると、そのままの自分を受け入れることができるようになるのです。その結果、恋愛の偽善者になることもなくなります。

その5.恋愛はバランスだと心得る

恋愛の偽善者にならないためには、恋愛はバランスだと心得ることです。相手の顔色を見て尽くすことが恋愛ではありません。お互いに支え合うバランスこそが恋愛です。恋愛の偽善者になってしまうと、お互いのバランスは崩れます。与えるだけになってしまい、与えてもらうことが減ってしまうでしょう。

つまり恋愛の偽善者は、恋愛を破滅に導くということです。偽善者になることで恋愛が成功することはありません。自分らしさを大切にする中で、相手とのバランスをしっかり考えるようにしてください。

恋愛における偽善者を見抜く方法5選

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恋愛における偽善者がわからず、それを優しさだと勘違いしてしまうことがあります。恋愛の偽善者を見抜けなければ、相手も自分も苦しい恋愛となるのです。優しさではなく偽善者であることを見抜く方法を紹介します。

その1.言葉ではなく行動で判断する

恋愛の偽善者を見抜くには、言葉だけでなく行動で判断することです。相手の言葉を信じることは大切ですが、それが行動と伴っているかを確認します。優しい言葉をたくさんくれていても、実際に口だけで行動しないこともあるでしょう。それは実際に優しさで言葉にしているわけではないためです。

人は言葉ではどんなことでも伝えることができます。それを実際に行動に移しているかどうかが重要です。

その2.相手の表情を見逃さない

恋愛の偽善者を見抜くには、相手の表情を見逃さないことです。「楽しい」と言った時、相手は楽しそうに笑っていますか?「大丈夫」と言った時、相手は泣きそうな顔をしていないか確認しましょう。何を言っても表情には出てしまうものです。

すべての言葉を鵜呑みにするのではなく、相手の表情から感情を読み取ります。言葉と表情が一致しない時、本音は表情にあると思ってください。

その3.誰のための言動なのかを考える

恋愛の偽善者を見抜くには、誰のための言動なのかを考えることです。本当に自分のことを思って言ってくれていることなのでしょうか。もしくは自分のプラスになることを必死に並べているのかを考えます。

偽善者は、相手のことを考えていません。あくまで自分優位であり、相手に良く思われたいという傲慢さがあります。優しい言葉に聞こえても、それが誰のための言葉なのかを見極めてください。

その4.厳しいことも言ってくれるかを見る

恋愛の偽善者を見抜くには、厳しいことも言ってくれるかを見ることです。相手のためを思って厳しいことを言うことは、思い遣りであり優しさとなります。相手に伝えることはリスクでもあるため、偽善者にはできないことです。

もし間違ったことをしてしまった時、「それは間違っている」と指摘してくれるでしょうか。もし厳しいことも言ってくれるのであれば、恋愛の偽善者ではありません。反対に間違っているのに「それで正解」というような相手であれば、自分の本心を伝えることができない偽善者である可能性が高いです。

その5.向き合い話し合う

恋愛の偽善者を見抜くためには、向き合い話し合うことです。恋愛は言葉にしなければ相手に気持ちが伝わることはありません。しっかりと向き合って、話し合うことです。向き合って話し合うことで、相手の自信のなさや不安が見えてきます。

それまで偽善者であった人でも、しっかり向き合う話し合うことで変わることもあるでしょう。恋愛の偽善者は信頼関係が成り立っていないことでなり得ます。しっかりとお互いのことを話し合うようにすると良いです。

恋愛の偽善者は幸せになれない!

恋愛における偽善者になってしまうと、どんどん本来の自分を見失ってしまいます。偽りの善い人を演じていても、自信をなくしてしまうようになるでしょう。恋愛の偽善者になりそうな時は、自分を大切にできる方法を考えてください。優しさと偽善を混同させないようにしてください。
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