披露宴の時間ってどれぐらいがいいの?10のタイムスケジュール別に徹底解説!
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披露宴の時間ってどれぐらいがいいの?10のタイムスケジュール別に徹底解説!

結婚式で披露宴を考えているけれど、どれぐらいの時間でどんな流れにすればよいのか…と悩んでいませんか?披露宴時間は長すぎるとゲストを飽きさせてしまい、短すぎると慌ただしくなってしまいます。一般的な披露宴の流れを知っておけば、二人だけでなくゲストにとっても思い出深い結婚式になりますよ!

今回は実際に結婚式を挙げた経験のある筆者が、タイムスケジュール別に披露宴の平均的な時間をご紹介します。また、披露宴開始時間帯別のメリット・デメリットや人気の日取りについても一緒に見ていきましょう!

理想の披露宴時間は?

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一般的に披露宴の時間は、2時間30分程度が理想といわれています。前半45分、お色直し30分、後半75分といった時間配分のことが多いです。中には3時間以上かかるのが普通という地域もあるので、家族との相談も必要になります。

いわゆる結婚式場のような会場では、1日に数組結婚式を挙げることになるので時間管理はしっかりと行いましょう。

披露宴の平均的な時間【10のタイムスケジュール別】

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全体の披露宴の時間を把握したら、次は細かいタイムスケジュールについても見ておく必要があります。目安の時間が分かれば、当日もスムーズに進めることができるので安心ですよ。

その1.披露宴開宴と新郎新婦入場

披露宴が開宴したら、音楽と共に会場へ新郎新婦が入場してくるという流れが一般的です。入場前にオープニングムービーを流すのも人気の演出!ここでは約5分ほどの時間をみておきましょう。

その2.開宴の挨拶と新郎新婦紹介

席へ着くと司会者から披露宴開始の挨拶があり、新郎新婦の紹介が始まります。司会者と事前に打ち合わせし、二人の生い立ちや馴れ初めなどを話してもらうのが一般的です。5~10分ほどの時間がかかります。

その3.主賓や乾杯の挨拶

「主賓」とはゲストの中で一番格が高い人のことで、会社の上司や恩師などに頼むことが多いです。最近では新郎新婦どちらか一方のみの主賓や、主賓がいないということも珍しくありません。挨拶を頼む場合には3~5分ほどの時間がかかることを考えておきましょう。

また乾杯の方法も近年は様々な流れになっており、主賓挨拶と乾杯を同じ人にお願いすることも。挨拶や乾杯をどんなパターンにするかで時間は変わってきますよ。

その4.定番演出のケーキ入刀

披露宴の定番演出であるケーキ入刀。一口ずつ食べさせ合う「ファーストバイト」などもあり、写真撮影タイムが設けられるパターンが多いです。盛り上がるシーンのため10分程度の時間を想定しておくと良いですよ。

その5.食事・歓談タイムとお色直し

乾杯後やケーキ入刀後に、食事・歓談タイムとなります。新郎新婦も食事やゲストとの会話を楽しんだり、写真撮影などをすることも。演出メインか歓談メインかでも想定しておく時間は変わってきます。

また、このタイミングで新郎新婦が中座し、お色直しへと行くパターンが多いです。お色直し中にプロフィールムービーなどを流すとゲストが飽きないのでおすすめ。トータルで30~45分と考えおきましょう。

その6.新郎新婦再入場とテーブルラウンド

お色直しを終えて新郎新婦が再入場し、各ゲストのテーブルを回って写真撮影などをするパターンが多いです。定番の演出としては、ゲストのテーブルにキャンドルを灯して回っていくキャンドルサービスなどがあります。1テーブル3分ほどの時間がかかるので、ゲスト数が多いと30分以上かかると考えておくと安心です。

その7.親しい人からのスピーチや余興

新郎新婦の友人や同僚といった人からの、スピーチや余興といった時間もあります。大幅に時間が延長したりしないように、事前にどれくらいの時間なのかを依頼した人にはきちんと伝えておきましょう。15~20分ほどとみておくと良いです。

その8.両親への手紙と記念品贈呈

花嫁から両親への手紙は、披露宴のクライマックスを盛り上げる定番の演出です。その後記念品や花束を贈呈する流れが一般的。10分ほどを想定しておきましょう。

その9.両家代表と新郎の謝辞

両家の代表として一般的には新郎側の父がゲストへ感謝を述べますが、新婦側の父や母でも問題はありません。その後締めの挨拶として、新郎がゲストや両親へ挨拶をするという流れになります。トータルで10分ほどの時間をみておきましょう。

その10.新郎新婦退場とゲストの見送り

挨拶後新郎新婦が退場し、司会者が披露宴終了の挨拶をします。近年はエンドロールムービーを流す演出が人気。退場後は、会場の出口でゲストを見送るという流れになっています。ゲスト人数にもよりますが、トータルで30分ほどかかると考えておきましょう。

披露宴開始時間別のメリット・デメリット

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挙式・披露宴は一般的に午前・午後・夕方からの3つの時間帯で開宴します。それぞれの時間帯でメリット・デメリットがあるので、どの時間帯が一番自分たちに合っているのか、イメージしながら確認して下さい。

その1.早め開始の「午前スタート」

午前スタートの場合、10~11時頃に挙式が始まります。スタートが早いため二次会まで開催する場合でも終了時刻が遅くなりすぎず、その後に予定を入れられたり翌日予定が入っていても参列しやすいです。

デメリットとしては、新郎新婦・ゲスト共に朝早くから準備をしなければなりません。特に遠方からのゲストがいる場合には、前泊が必要になってくるので、より負担が大きくなります。

その2.ゆっくり準備の「午後スタート」

午後スタートの場合は12~14時頃が開始時刻の目安です。お昼頃に開始となるため、新郎新婦・ゲストが余裕をもって準備することができます。また、二次会を開催する場合は待ち時間が短くて済むというメリットも!

しかし、昼食時刻が15~16時頃になるケースでは、食事が中途半端な時間となるため、朝食や夕食の時間を調整しなければなりません。また、遠方からのゲストは終了時刻が遅いと宿泊の必要が出てくるので確認が必要ですよ。

その3.予定があっても行ける「夕方スタート」

夕方スタートの場合は16~18時頃に開始となります。夜景などを楽しみながらロマンティックな結婚式にできるのが最大のメリット!日中に仕事や予定が入っているゲストでも、参列しやすい時間なのも嬉しいポイントです。

披露宴終了時刻が21時頃になるようなケースでは、小さな子供がいる人やお年寄りは参加しづらくなります。また、同日に二次会を開催するのは難しいため、二次会をやりたい場合は別日に行うか結婚式開始時刻を再検討しましょう。

結婚式に人気の日取り

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結婚式の日取りとしては土日を選ぶ人が大半で、特に土曜日の午後が一番人気です。季節は春や秋の過ごしやすい時期が結婚式にピッタリ!また、縁起の良い日取りを気にする人も多く、中でも大安の日が人気!仏滅以外では時間帯によって吉凶は変わるので、カレンダーで確認しておくのがおすすめです。

大安の土日といった人気の日取りは、1年以上先まで予約が埋まっている場所もあります。日取りにこだわる場合は、早めに確認しておきましょう。

披露宴の時間は流れをイメージして確認を!

一般的な披露宴の流れはある程度決まっているので、事前にどこの部分にどれぐらいの時間をかけるのかなどを確認しておくと当日スムーズです。時間をオーバーするようなら、優先順位を決めて調整をしてみて下さいね。事前にイメージを膨らませておけば、きっと素敵な披露宴になりますよ。
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