
披露宴を楽しむための心・マナー4選と披露宴の流れとふるまい方の6つのポイントを解説!
ホテルや結婚式場の披露宴では着席してゆっくりとコース料理を味わうスタイルが一般的です。実際の全体の9割がこの着席スタイルを選んでいますよ。ほかにカジュアルなビッフェスタイルがありこちらは着席と立食の2つのタイプがありますが、それぞれメリットやデメリットがあるので招待客の顔ぶれに合わせて選ぶと良いでしょう。またホテルや結婚式場などはチャペルや神殿などを併設しているところが多く、人前式も合わせて1か所で挙式と披露宴の両方を行うことができます。同じ会場で行う方が新郎新婦の準備だけでなく招待客にとっても移動の手間がなく負担になりません。そこで今回は、恋愛コーディネーターの経験を持つ筆者が披露宴の流れとふるまい方のポイントなどを解説します。
披露宴のスタイルを決めよう!

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親族や友人など親しい間柄の人たちを招待し人生の伴侶を紹介すると同時に今後の末永いお付き合いをお願いするのが披露宴です。つまりは日頃の感謝の気持ちを込めてゲストをおもてなしする場。そのため披露宴は二人だけが満足して終わることなく招待客にとって快い空間や楽しく過ごせる時間であるように心を砕きましょう。
フォーマルかカジュアルかは招待客の顔ぶれで考える
披露宴のスタイルには大別して着席スタイルとビッフェスタイルがあり、さらにビッフェ形式には立食と着席の2通りあります。格式を大切にし出される料理をゆっくり楽しんでほしいならフォーマルな着席スタイルが向いていますよ。着席スタイルは二人がゲストを招待してご祝儀をいただく招待制が一般的。
対して招待客の大多数が友人など気の置けない間柄ならばにぎやかで開放的な立食ビッフェスタイルにすると会話のはずむ楽しいパーティーになりやすいでしょう。着席ビッフェは前述の2つのスタイルのちょうど中間のイメージ。ビッフェ形式の場合は招待客から定額の会費をいただく会費制をとることが多いですよ。
対して招待客の大多数が友人など気の置けない間柄ならばにぎやかで開放的な立食ビッフェスタイルにすると会話のはずむ楽しいパーティーになりやすいでしょう。着席ビッフェは前述の2つのスタイルのちょうど中間のイメージ。ビッフェ形式の場合は招待客から定額の会費をいただく会費制をとることが多いですよ。
ビッフェ形式を選ぶなら配慮・気遣いを十分に
いずれの形式にするかはできれば招待客の顔ぶれによって相応しいものを考えましょう。親族など年配のゲストが多い時に立ちっぱなしの立食は向きません。またビッフェ形式はカジュアルになりがちなため上司や取引先の人がゲストに多い時にも避けた方が無難と言えるでしょう。
とはいえ立食やビッフェといった形式が失礼にあたるわけではありません。気を遣うべきゲストのために多めに椅子を用意し会場にも配慮をお願いしておくと良いでしょう。さらに招待客にも事前に趣向を知らせておきましょう。
とはいえ立食やビッフェといった形式が失礼にあたるわけではありません。気を遣うべきゲストのために多めに椅子を用意し会場にも配慮をお願いしておくと良いでしょう。さらに招待客にも事前に趣向を知らせておきましょう。
披露宴の流れとふるまい方の6つのポイント!

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新郎新婦は高砂席で神妙な顔をしているものとされたのは昔の話で今は主役の二人も楽しんでこその披露宴です。ゲストは招待客としてというより大切な人の人生の一大イベントを盛り立ててあげおようという気持ちで出席しましょう。ここからは披露宴の流れとふるまい方のポイントについて解説していきます。
その1.新郎新婦の入場は華やかに
新郎新婦の入場はおごそかな挙式から一転ぜひ晴れやかな表情で登場しましょう。新郎は歩きにくい新婦をエスコートしてゆっくりと歩を進めますよ。また新婦はボリュームのあるスカートの場合は足先で軽く裾を蹴り上げ、スリムラインならひざでスカートを持ちあげながら歩きましょう。その際体を前に倒すと裾を踏みやすいので注意。おじぎの時はひじを張った姿勢のまま腰から上だけを15度ぐらい倒すようにしましょう。
その2.主賓からの祝辞は笑顔で
祝辞は立って承るのが原則ですが「おかけください」と言われたら座ってもかまいません。必ず手を止め顔だけでなく体ごと主賓の方へ向けて拝聴し最初と最後には一礼をしましょう。ちなみに媒酌人を立てた場合は媒酌人のあいさつはこの前となります。ともにゲストにあいさつする気持ちで新郎新婦も立ちますよ。
その3.ドキドキのケーキ入刀
二人の初めの共同作業として行うケーキカット。プラスの演出としてファーストバイト(新郎新婦が互いにケーキを食べさせ合う)があり行う人も多いです。新婦は両手でナイフを握りその上から新郎が軽く右手を添え左手は新婦の腰に当てますよ。撮影の絶好のチャンスとゲストが集まるので最高の笑顔を見せましょう。
その4.お色直しをしてキャンドルサービス
キャンドルサービスは装い新たな二人にいっそうの注目が集まります。各テーブルを回る演出はここで行われますが特定のテーブルだけに長く留まることのないようにしましょう。盛り上がったゲストからキスの要望がとぶこともありますが断って座がしらけるよりもおでこやほっぺに「チュ!」でスムーズに収拾を図りましょう。
その5.スピーチや余興を楽しむ
出し物の最初と最後には必ず二人で一礼をしましょう。座ったままでも問題ありませんがこの日のために友人たちが用意してくれた演出なのできちんと体ごと向けて楽しみましょう。さらに余興に誘われたら快く参加しましょう。
その6.感謝の気持ちを込めてお見送り
お見送りの際は招待客一人ひとりにていねいな感謝の言葉をかけます。プチギフトを渡すなら新郎がかごを持ち新婦が手渡しするような息の合ったところを見せましょう。また「あの人とはあんなにゆっくり話しているのに私とは」といったように招待客に差をつけるような扱いは絶対に避けましょう。全員に等しく気持ちをおくるのがマナーですよ。
披露宴を楽しむための心とマナー4選!

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披露宴は結婚を祝いに集まってくれた人たちをもてなすためのものなのでホスト側として守るべきマナーがあります。まず笑顔を絶やさないことが第一。そして今日の自分は注目の的だということを忘れないことです。スピーチや余興の時は必ず食べる手を止めまた食べている間はエレガントなしぐさを心がけましょう。さらに緊張で酔いが回りやすいので飲み過ぎにも気をつけましょう。
1.食事やお酒をこぼした
食事やお酒をこぼしてしまったらおしぼりでそっとおさえなるべく早いタイミングで介添人に伝えましょう。慌ててこするとシミが広がる可能性があるので要注意。介添人ならそういうことに慣れているので対処を任せましょう。
2.気分が悪くなった
気分が悪くなっても我慢して倒れたりしてはせっかくの披露宴が台なしになってしまいます。介添人などに早めに伝えることが肝心。着物やドレスが原因なら中座せずに対処できる場合もあります。中座しなければならないときはお化粧直しなどの口実で介添人がうまくタイミングを見計らってくれますよ。
3.トイレに行きたくなった
主賓の祝辞など場の静まっているときだけは避けますが我慢せずに中座しましょう。中座する時は皿上に八の字になるようにナイフとフォークを置きます。ナイフの刃は内側へ向けフォークは背を下にしておきましょう。また新婦は介添人に相談すると席を外しやすいタイミングを指示してもらえます。トイレの後はもちろん着付けの乱れに気をつけましょう。
4.お酒がなかなか断れない
相手に強くお酒をすすめられても「あまり強くないもので」「少々酔っ払ってしまいました」とやんわり断り逆に相手にお酌をするなど上手に切り抜けられればベストです。それでもお酒をすすめられたら笑顔で受け口だけつけて足元に用意された容器にわからないようにそっと捨てるようにしましょう。
困ったときはプロデュース会社を利用すると安心!
限られた結婚準備期間の中で式場と披露宴会場をそれぞれ別に手配するのはとても大変なこと。たとえ手配できても気配りを欠いた結婚式になってしまう可能性があります。そのような時にはウエディングプロデュース会社への依頼を検討してみましょう。個人では手配できない会員制のレストランを押さえてくれたり移動の車や婚礼衣装の準備など二人の結婚式をトータルでサポートしてくれたりしますよ。
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