披露宴を盛り上げるファーストバイトの演出はコレ!定番とゲスト参加型を3つずつご紹介
ケーキ入刀のセレモニーの際に、+αでおこなわれるファーストバイト。ウェディングケーキを新郎新婦が仲睦まじく食べさせ合うこの演出は、見ているゲストもほほえましい気持ちになれる演出です。「ファーストバイトの演出が気になるけど、みんなどんな風にやっているのかな?」と気になっている方も多いでしょう。
この記事では、ウェディング業界でたくさんの披露宴をサポートしていた筆者が、ファーストバイトの意味や、定番・ゲスト参加型のファーストバイトの演出を3つずつご紹介します。
この記事では、ウェディング業界でたくさんの披露宴をサポートしていた筆者が、ファーストバイトの意味や、定番・ゲスト参加型のファーストバイトの演出を3つずつご紹介します。
ファーストバイトの意味・由来
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ケーキ入刀の演出とあわせておこなわれるファーストバイトは、披露宴での大きなシャッターチャンスのひとつ。新郎新婦の仲の良さが伝わる微笑ましい写真を収めようとゲストも盛り上がるシーンです。
ファーストバイトはどんな演出?BGMはどんなものが良い?
ファーストバイトとは、ウェディングケーキを新郎新婦がお互いに食べさせ合う演出。英語では「First bite」と表記され、biteには「噛む」や「一口」という意味があります。ケーキ入刀後、そのままファーストバイトの演出に移るのが一般的な流れ。
ファーストバイトのBGMとしては、明るく楽し気な曲やキュートな印象の曲がおすすめです。ケーキ入刀からそのままファーストバイトに移るので、演出の内容次第ですが、よほど長くならない限りはケーキ入刀の曲をそのまま使用することを筆者はおすすめしていました。
ファーストバイトのBGMとしては、明るく楽し気な曲やキュートな印象の曲がおすすめです。ケーキ入刀からそのままファーストバイトに移るので、演出の内容次第ですが、よほど長くならない限りはケーキ入刀の曲をそのまま使用することを筆者はおすすめしていました。
どんな意味があるの?
ファーストバイトは、もとは欧米でおこなわれていた儀式が由来となっています。欧米では「悪魔は甘いものを嫌う」という言い伝えがあり、魔除けの意味で甘いケーキを食べるようになったのが始まり。
新郎新婦の食べさせ合いにも意味があり、新郎から新婦へ食べさせる一口には「一生食べるものに困らせません」、新婦から新郎への食べさせる一口には「一生おいしいご飯を作ります」という意味や想いが込められています。素敵ですよね!
新郎新婦の食べさせ合いにも意味があり、新郎から新婦へ食べさせる一口には「一生食べるものに困らせません」、新婦から新郎への食べさせる一口には「一生おいしいご飯を作ります」という意味や想いが込められています。素敵ですよね!
ファーストバイトをキレイに見せるコツ
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ファーストバイトはゲストの注目を浴びる演出。そして絶好のシャッターチャンス。せっかくですからキレイに映りたいですよね!ファーストバイトをかわいくキレイにおこなうにはいくつかのポイントがあるのでご紹介します。ぜひポイントを押さえてより素敵な写真を残してくださいね。
1.じつは1番やってしまいがち!顎を上げない
「あーん」と誰かに食べさせてもらうと、じつは自然と顎が上がってしまうのです。ファーストバイトは注目を浴びるシーンなので、力が入りいつも以上に顎が上がりがち。あまりにも顎を上げてしまうと、餌付けのような写真になってしまうので注意が必要です。
時は姿勢を正して、顎を引くように心掛けてくださいね。このとき、手は胸の少し下からお腹の前の位置で重ねると美しい立ち姿になりますよ。
時は姿勢を正して、顎を引くように心掛けてくださいね。このとき、手は胸の少し下からお腹の前の位置で重ねると美しい立ち姿になりますよ。
2.お互いの目線を合わせる
これもやってしまう人が多いのですが、人にものを食べさせてもらうと目線が上にいきがちです。目線が上になると、笑った時に白目になってしまう可能性も高くなってしまいます。せっかくのシーンで白目の写真は嫌ですよね。
ファーストバイトのときは、しっかりお互いの目線を合わせてくださいね。恥ずかしいかもしれませんが、照れた表情でファーストバイトする瞬間もかわいいので安心してくださいね。どうしても恥ずかしい場合は、上ではなく少し下に目線を落とすほうが良いかもしれません。
ファーストバイトのときは、しっかりお互いの目線を合わせてくださいね。恥ずかしいかもしれませんが、照れた表情でファーストバイトする瞬間もかわいいので安心してくださいね。どうしても恥ずかしい場合は、上ではなく少し下に目線を落とすほうが良いかもしれません。
3.スプーンの位置にも気をつける
ケーキを食べさせるご新郎のスプーンの位置が高いと、どうしても顎が上がってしまいます。ゲストに見えやすいようにという気持ちから、スプーンの位置が高くなってしまう方も多くいらっしゃいますが、スプーンはご新婦の口に合わせるのもキレイに食べるポイントのひとつ。事前に彼に伝えて気をつけてもらいましょう。
ご新婦からご新郎への一口は、この後に紹介する演出によっては高い位置からおこなうこともあるかもしれません。この場合は盛り上がりますし、写真としても楽しさが伝わる写真になるので問題なしです♪
ご新婦からご新郎への一口は、この後に紹介する演出によっては高い位置からおこなうこともあるかもしれません。この場合は盛り上がりますし、写真としても楽しさが伝わる写真になるので問題なしです♪
4.最高の笑顔
絶対にハズせないのはやっぱり笑顔!注目を浴びるシーンなので、照れや緊張で表情が固くなってしまうことも。また、ご新郎がケーキを取り分けている間、真顔で下を向いてケーキを取り分ける姿を見てしまうご新婦も多くいらっしゃいます。ご新郎がケーキを取り分けているときもにこやかにご新郎を見守ってくださいね。
食べた後もにっこり笑顔でご新郎を見つめると、おふたりの仲睦まじい姿にゲストも幸せな気持ちになること間違いなしです!
食べた後もにっこり笑顔でご新郎を見つめると、おふたりの仲睦まじい姿にゲストも幸せな気持ちになること間違いなしです!
ファーストバイトでの人気の定番演出3選
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ファーストバイトでは、ただ食べさせ合うだけではない演出方法もあります。「せっかくなら盛り上がる演出をファーストバイトでも取り入れたい!」という方のために、定番ながらも盛り上がる人気のファーストバイトの演出を3つご紹介します。
1.おふたりらしい意味を込めて「同時ファーストバイト」
ファーストバイトでは、ご新郎からご新婦、ご新婦からご新郎の順でおこないますが、「同時ファーストバイト」ではお互い手を交差させて同時にケーキを食べます。
ファーストバイトには、新郎から新婦へ「一生食べるものに困らせない」、新婦から新郎へは「一生おいしいものを作ります」という意味があることをご紹介しました。近年では共働きや男性が食事を作るスタイルも増えているので、「お互い協力し合う」という意味を込めて、同時に食べさせ合うのも良いですね。
ファーストバイトには、新郎から新婦へ「一生食べるものに困らせない」、新婦から新郎へは「一生おいしいものを作ります」という意味があることをご紹介しました。近年では共働きや男性が食事を作るスタイルも増えているので、「お互い協力し合う」という意味を込めて、同時に食べさせ合うのも良いですね。
2.たっぷりの愛と笑いを届ける「ビッグスプーン」
ファーストバイトでケーキを食べさせる際に使用するのは通常小さなスプーンですが、ご新郎へ食べさせるスプーンのみ、とっても大きなサイズのスプーンで食べさせる演出も人気。ケーキの量は愛情を示すといわれていたりもしますが、ここはたっぷりのケーキをご新郎に食べさせちゃいましょう!
スプーンの大きさは普段見かけないけど片手ではモテるサイズから、両手でないとモテない特大サイズまで幅広くあります。また、野球好きのご新郎ならバット、医療関係にお勤めであれば注射器など、趣味やお仕事に関係するモチーフも人気ですよ。これからの生活で使用するしゃもじやフライパンを使用すれば、料理するたびに結婚式のことを思い出しそうですね。
スプーンの大きさは普段見かけないけど片手ではモテるサイズから、両手でないとモテない特大サイズまで幅広くあります。また、野球好きのご新郎ならバット、医療関係にお勤めであれば注射器など、趣味やお仕事に関係するモチーフも人気ですよ。これからの生活で使用するしゃもじやフライパンを使用すれば、料理するたびに結婚式のことを思い出しそうですね。
3.ゲストの予想を裏切る「セルフバイト」
本来お互いが食べさせ合うファーストバイトですが、それぞれ自分自身(セルフ)で食べる演出もあります。おすすめは、「同時バイト」と思わせておきながら手をクロスさせて自分の口へ運ぶ方法。結局セルフで食べるおふたりの姿にゲストも「そっちかー!」となることでしょう。
とはいえ、手をクロスさせれば仲の良さは十分伝わり写真映えもバッチリ。「食べさせ合うのはちょっと……」という恥ずかしがり屋のおふたりにもおすすめです。
とはいえ、手をクロスさせれば仲の良さは十分伝わり写真映えもバッチリ。「食べさせ合うのはちょっと……」という恥ずかしがり屋のおふたりにもおすすめです。
ゲスト参加型のバイト演出3選
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通常新郎新婦がおこなうファーストバイトですが、ゲストがおこなうバイトの演出も人気があります。「ゲストの方にも一緒に盛り上がってもらいたい!」「ゲストの方にもスポットを当てたい!」という方は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
1.感動的であたたかなシーンとなる「ラストバイト」
それぞれの親御さんが新郎新婦にケーキを食べさせるのが「ラストバイト」という演出。「これからはふたりで力を合わせて食べていきなさい」という意味が込められ、両親が子どもにしてあげる最後のセレモニーとしても人気です。
親御さんから食べさせてもらうというのは照れくささもあるかもしれませんが、そんな姿が微笑ましくも感動的なシーンとなります。ご両親へのサプライズ演出にされても良いですね。
親御さんから食べさせてもらうというのは照れくささもあるかもしれませんが、そんな姿が微笑ましくも感動的なシーンとなります。ご両親へのサプライズ演出にされても良いですね。
2.先輩の見本を見せてもらう「お手本バイト」
新郎新婦のファーストバイトの前に、先輩夫婦にお手本を見せてもらう演出。先輩夫婦としては、新郎新婦それぞれのご両親にお願いするケースが多く見受けられます。「ラストバイト」の意味合いだと泣いてしまうかも……という場合は、「お手本バイト」としてご両親に登場してもらう方法もおすすめですよ。
ほかにも、先に結婚したご友人や親族のご夫婦にお願いするのも良いですね。お手本バイトのあとは、夫婦円満の秘訣を司会者から聞いてもらうのも盛り上がりますよ。
ほかにも、先に結婚したご友人や親族のご夫婦にお願いするのも良いですね。お手本バイトのあとは、夫婦円満の秘訣を司会者から聞いてもらうのも盛り上がりますよ。
3.普段言えない感謝の想いを込めて「サンクスバイト」
新郎新婦が感謝を伝えたいゲストに、それぞれウェディングケーキを食べさせる演出が「サンクスバイト」。兄弟姉妹や親友はもちろん、おふたりのキューピッド役や、お世話になった会社の先輩や上司など、感謝を伝えたいゲストを指名してくださいね。その際に、司会者から指名したゲストとのエピソードも紹介してもらうと良いでしょう。
また、誕生日が近いゲストや近々結婚の予定があるゲストの方にお願いするのもおすすめ。祝福の意味を込めたサンクスバイトは特別なプレゼントにもなりますね。
また、誕生日が近いゲストや近々結婚の予定があるゲストの方にお願いするのもおすすめ。祝福の意味を込めたサンクスバイトは特別なプレゼントにもなりますね。
おふたりらしいファーストバイトで披露宴を盛り上げよう
おふたりの仲の良さが伝わるファーストバイト。見ているゲストも幸せな気持ちになる演出です。今回ご紹介したように、ファーストバイトにもさまざまな演出を取り入れることができます。
ぜひおふたりらしさを活かしたファーストバイトで、おふたりはもちろん、ゲストの方の心にも残るシーンにしてくださいね。
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