神社で結婚式を挙げる時の和の美しい婚礼衣装と和装の代表的なスタイル3選を解説!
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神社で結婚式を挙げる時の和の美しい婚礼衣装と和装の代表的なスタイル3選を解説!

神前での挙式は明治時代に後の大正天皇の御成婚から民間に広まった伝統あるスタイルです。雅楽の響く神殿で三三九度や玉串奉奠など厳粛な儀式が執り行われますよ。親族杯を交わし結縁がある人の結びつきの儀式を行うので原則として挙式には親族のみが列席します。ただし最近では席に余裕があれば友人や知人の列席が可能なところも増えてきているので事前に確認しましょう。

さらに神社での挙式は親世代になじみが深く理解を得やすいです。神職に先導された神殿へと向かう花嫁行列はとてもおごそかで和の魅力にあふれていますよ。そこで今回は、恋愛コーディネーターの経験を持つ筆者が神社で結婚式を挙げる時の和の美しい婚礼衣装や和装の代表的なスタイルを解説します。

日本らしい情緒が息づく伝統の神前式!

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近年、神前式が少しずつ人気を盛り返してきています。和装への憧れとともに日本人らしい伝統の挙式スタイルが見直されつつあるからでしょう。ここからは雅楽の調べに包まれ挙げる古式ゆかしい結婚式について解説していきます。

格調の高さや清雅さを求めるなら一般の神社

神前式には式次第のなかに親族固めの杯の儀式がありますが近年までは親族以外の参列は認められていませんでした。ですがここ最近はニーズに応え親しい友人などの参列を受け入れるところもだいぶ増えています。町の神社で式を挙げるのがおすすめですが神社は挙式場ではないのでまず挙式が可能かどうかを問い合わせてみましょう。また披露宴会場への移動や着付けの場所などをあらかじめ手配しておく必要もあることを忘れないようにしましょう。

安心感や利便性を選ぶなら挙式専用の寝殿がおすすめ!

神前式の高まりにともなってホテルや結婚式場に神殿が併設されているケースも多くなりました。附属チャペルと同じような感覚で神前式が挙げられます。また有名な神社や大きな神社では結婚式場を付設してるところもありますよ。いずれも挙式から披露宴への移行がすみやかにで便利でしょう。

神社で結婚式を挙げる時の和の美しい婚礼衣装とは?

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神前式は雅楽の演奏にのせ巫女が舞を披露する神楽奉上や新郎新婦の薬指に赤いひもを結びあう縁結びの儀が執り行われます。また神殿の御柱を廻って誓いの言葉を奉読する儀式もありますよ。好きな神社がある場合は挙式を行っているかを問い合わせてみましょう。ここからは神社で結婚式を挙げる時の和の美しい婚礼衣装について解説していきます。

顔映りの良い色や織、紋様のものを選ぶ

近年は日本ならではの花嫁衣裳を着て嫁ぎたいと願う女性が増え和婚がブームになっています。すべてを白で統一した白無垢、色鮮やかな打掛を羽織る色打掛、ブームの引き金となった黒引き振袖、これらが挙式用の三大和装ですよ。白無垢は生地の織柄や質感を色打掛や振袖は色や織、文様などをチェックし顔映りの良いものを選びましょう。

大柄な人は白無垢なら光沢の美しい緞子、色物なら大きめの柄を選ぶと映えますよ。小柄な人は白無垢なら織柄が浮かび上がって見える唐織、色物の場合は小さな柄ゆきが似合うでしょう。おなかも意外に目立たないので和装はおめでた婚にも向いていますよ。

モダンな装いと洋髪の新和装も人気

お色直しのパターンとしては挙式時に和装、披露宴では洋装へと着替えるケースが多いですが白無垢から打掛だけを替えて色打掛で披露宴にのぞむパターンもおすすめです。また最近人気が上昇しているのが新和装。ドレス感覚で着られるモダンな装いと洋髪をアレンジした華やかな髪型と合わせやすいことが人気の理由。ですが新和装は格式の点では少し劣るため挙式時ではなくお色直しに着るのが一般的ですよ。

試着には着物に慣れた人に同行してもらうとベター

衣装の調達方法にはレンタルと反物を選んで着物に仕立ててもらういわゆるオーダーメイドがあります。和装の試着では洋服の上から打掛や振袖を羽織るため胸元が大きめに開いた服を着ていくと良いでしょう。羽織ったときに後ろ姿や外袖の柄の流れもチェックします。ですが日頃着なれないものだけに試着をしても似合うかどうかの判断が自分ではつきにくいのが和装。細かいルールも多いので着物に詳しい人と一緒に選ぶのが理想ですよ。

和装の代表的なスタイル3選!

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色や柄の入った打掛にオーガンジーやレースなどの素材を使った打掛を羽織るモダンな和装が新和装。斬新でポップな色柄の引き振袖を新和装と呼ぶこともあります。ドレス感覚で楽しめるので洋髪と併せてお色直しで着る花嫁が増えていますよ。ここからは和装の代表的なスタイルを解説していきます。

1.白無垢

白無垢は打掛から掛下、帯、下着、小物まですべてを白で統一した格調高い婚礼衣装です。純白が花嫁の純粋無垢を表していますよ。神に仕える意味と嫁ぎ先の家風に染まるという意味合いがあります。白無垢を着るとよりおごそかで本格的な式になるでしょう。

2.色打掛

色打掛は金糸、銀糸などの詩集や箔などの技法でおめでたい吉祥模様をほどこした打掛を羽織ります。打掛の色は赤、緑、黒などが一般的。打掛は白が基本ですが色打掛に合わせた色地のものを着ることもありますよ。由緒正しい場で雅なたたずまいが映えますよ。

3.黒引き振袖

黒引き振袖は江戸時代の武家の婚礼衣装として用いられたのが最初で昭和30年代頃までは定番のスタイルでした。凛としたたたずまいが今の和装ブームの火付け役に。一般的な振袖とは違っておはしょりをせず裾を引いて着ますよ。また最近は黒地以外に赤、緑、紫などの色振り袖を選ぶ人もいます。

和の装いが美しい!かつらと小物はどうする?

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和装の基本スタイルといえば文金高島田。かつらは重くて苦しいというイメージがありましがた最近では改良され軽くて圧迫感のないものが増えています。髪の色や額の形、びんの張り具合、まげの高さなどはかつらによりいろいろなので自分に合うものを見つけましょう。ここからは和装に合わせる小物とかつらを紹介していきます。

かつら合わせは念入りに!自分に似合うものを

伝統的な和の婚礼衣装には文金高島田と呼ばれるかつらを着けるのが基本です。その上から角隠しや綿帽子で頭をおおいますよ。長時間かぶることになるかつらは事前に必ずかつら合わせを行いますが頭にフィットしたなるべく軽いものを選ぶのがおすすめ。ゆるすぎるとずれて不格好になってしまったり逆にきつすぎると頭が痛くなったり気分が悪くなったりすることもあるからです。試着の時に少しでも違和感があれば我慢せずに伝えるようにしましょう。

また髪の色や額の形、まげの高さなどかつらにはさまざまなタイプがあります。着物を美しく見せるために作られた髪型なので日本女性ならきっと顔立ちに合うものが見つかるでしょう。なおかつら合わせのあとに髪を切ったりパーマをかけたりするとサイズが合わなくなることもあるのでかつら合わせの時にはできるだけ当日を見越した髪型にしておきましょう。

レンタルに含まれない自分で用意するものを確認

和装ならではの小物もさまざまあり武家の習わしが受け継がれたどれも意味のあるものばかり。なお和装をレンタルする場合は草履や小物は含まれていることがほとんどですが直接肌に触れる下着や体形補整用のタオルなどは自分で用意しますよ。購入の必要があるものは何か早めにレンタル先に確認しておきましょう。

和の魅力にあふれた格式高い挙式スタイル!

結婚式のスタイルや会場を決めるときに相手方とこちらの希望が合わないことは多々あります。そのような時は親はできるだけもめないことを第一に考えましょう。結婚する前から両家の間に摩擦を生じさせてしまうとこれから先も小さなことでもめるようになるものです。それでは結婚する二人が何かと苦労することになりかわいそう。トラブルを避けるためにはまず親同士は直接話し合わないをルールにしてみましょう。話し合うのはお互いの家族間だけでそして両家のすり合わせは結婚する当人がします。親はお互いふたりが決めたのだからというところで納得するようにしましょう。もし親戚やご近所の手前、格好がつかないと思うような形に収まったとしてもグッとこらえましょう。周囲には子どもが勝手に決めてしまいましてと言っておけば済んでしまう話ですよ。

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