結婚手続きをスムーズに進めるための4つのステップと注意すべき3つのポイント
結婚は人生において大きな節目であり、プロポーズから入籍までの流れはワクワクする一方で、やらなければならない手続きが山積みで大変だと感じる方も多いでしょう。でも、事前にしっかりと準備しておけば、スムーズに進めることができます。
この記事では、今年入籍したばかりの筆者が結婚手続きをスムーズに進めるための4つのステップをご紹介します。結婚準備の不安を少しでも解消できるよう、一緒に確認していきましょう!
この記事では、今年入籍したばかりの筆者が結婚手続きをスムーズに進めるための4つのステップをご紹介します。結婚準備の不安を少しでも解消できるよう、一緒に確認していきましょう!
ステップ1.必要書類のチェックリスト
まず入籍にあたり、忘れてはいけないのが「必要書類の準備」です。
・婚姻届
・本人確認書類
・戸籍謄本
・本人確認書類
・戸籍謄本
婚姻届は役所で受け取ることができますが、インターネットでダウンロードして事前に準備することも可能です。書き損じたときのことを考えて、余分に用意しておくと安心でしょう。次に必要なのが本人確認書類です。運転免許証やマイナンバーカードなどを用意しますが、氏名や住所が記載されているものであれば問題ありません。
また、本籍地以外の役所で婚姻届を提出する場合は、戸籍謄本も必要になります。本籍が遠方にある場合、取り寄せに時間がかかることがあるので、余裕を持って準備しましょう。
また、本籍地以外の役所で婚姻届を提出する場合は、戸籍謄本も必要になります。本籍が遠方にある場合、取り寄せに時間がかかることがあるので、余裕を持って準備しましょう。
ステップ2. 入籍に必要な婚姻届の書き方
婚姻届はシンプルそうに見えても、意外と書き方で迷うことも。以下に間違いやすいポイントをあげたので、記載の際は確認してみてください。
・住所
・証人欄
・消せるボールペンは使用NG
・証人欄
・消せるボールペンは使用NG
住所の記入については、普段書き慣れている住所とは微妙に異なる場合が多いため、住民票や戸籍謄本の記載通りに正確に記入することが大切です。また、証人欄に関しては、氏名だけを記入して住所や本籍の記入を忘れるミスがよくあるので、全ての項目を忘れずに確認しましょう。
さらに、婚姻届は公的文書であるため、消せるボールペンの使用は認められていません。消せるボールペンではなく、必ず消えないインクのものを使いましょう!
さらに、婚姻届は公的文書であるため、消せるボールペンの使用は認められていません。消せるボールペンではなく、必ず消えないインクのものを使いましょう!
ステップ3. 役所での手続きの流れ
次に、婚姻届を提出する役所についてです。基本的には二人の住所地や本籍地の役所で手続きすることが多いですが、全国どこの役所でも可能となります。お近くの役所に届けるのも良いですし、思い出の土地などで提出するのもロマンチックですよね♪役所によって受付時間が異なることもあるため、行く前に確認をしておくと安心です。婚姻届の受理は平日に行くとその場で受理してもらえますが、時間外の場合は受付のみとなってしまうので、入籍日にこだわりがある人は要注意です!
また、万が一書き損じなどがあった場合のために印鑑を持っていくと、訂正印として使用できるので安心です。ただしゴム印などは不可になりますので、朱肉を使う印鑑で◎
また、万が一書き損じなどがあった場合のために印鑑を持っていくと、訂正印として使用できるので安心です。ただしゴム印などは不可になりますので、朱肉を使う印鑑で◎
ステップ4. 入籍時もらっておいた方がいい書類や確認事項
無事に婚姻届が受理されたら、その後の手続きに必要な書類を揃えておきましょう!
・新しい住民票
・婚姻届受理証明書
・印鑑登録
・戸籍謄本の確認
・婚姻届受理証明書
・印鑑登録
・戸籍謄本の確認
新しい住民票には新しい名字や住所が記載されるため、各種証明書として使用することができます。また、婚姻届受理証明書は結婚が正式に認められた証として利用できる書類です。さらに、新しい姓になった場合は印鑑登録を行うことで、証明書を発行してもらえるようになります。
最後に、戸籍謄本の確認も重要です。パスポートなどの変更手続きに必要となる場合があり、婚姻届を提出してから新しい戸籍が反映されるまでの期間は役所や時期によって異なるため、事前に確認しておくと安心◎
最後に、戸籍謄本の確認も重要です。パスポートなどの変更手続きに必要となる場合があり、婚姻届を提出してから新しい戸籍が反映されるまでの期間は役所や時期によって異なるため、事前に確認しておくと安心◎
入籍後に必要な手続き7選
image by PIXTA / 49208724
その1.免許証の手続き
運転免許証は氏名や住所が変更になると、必ず手続きが必要です。運転免許証の変更は、最寄りの警察署や運転免許センターで行えます。
手続きには新しい住民票が必要になるため、忘れずに持っていきましょう。
手続きには新しい住民票が必要になるため、忘れずに持っていきましょう。
その2.マイナンバーの手続き
マイナンバーカードも運転免許証と同様に、氏名や住所が変更になると、必ず手続きが必要です。変更手続きは、引越し後の役所で行えます。14日以内に手続きをする必要があるので、注意しましょう。手続きの際に必要なのは基本的にマイナンバーカードのみですが、自治体ごとに異なる場合もあるので、事前に調べておきましょう。
ほとんどの手続きで本人確認書類が必要になるので、はじめに運転免許証かマイナンバーカードを変更しておくと、その後の手続きがスムーズになるのでおすすめです◎
ほとんどの手続きで本人確認書類が必要になるので、はじめに運転免許証かマイナンバーカードを変更しておくと、その後の手続きがスムーズになるのでおすすめです◎
その3.住所変更の手続き
引っ越しを伴う場合、役所で転出届や転入届を提出しなければなりません。今住んでいる市区町村の役所で転出届を提出し、「転出証明書」をもらいます。手続きは、引越し前あるいは引越し後14日以内にしておきましょう。転出届は郵送で提出することも可能で、その場合転出証明書は3〜10日位で自宅に届きます。
そして引越しの後、引越し先の役所へ行き転入届を提出しなければなりません。こちらも手続きは、引越し後14日以内にしておきましょう。届出の際は、転出証明書が必要になります。なお、同じ市区町村内で引越しをする場合には引越し後14日以内に転居届の手続きも必要になるため、忘れずに手続きしておきましょう!
そして引越しの後、引越し先の役所へ行き転入届を提出しなければなりません。こちらも手続きは、引越し後14日以内にしておきましょう。届出の際は、転出証明書が必要になります。なお、同じ市区町村内で引越しをする場合には引越し後14日以内に転居届の手続きも必要になるため、忘れずに手続きしておきましょう!
その4.各種保険や年金の手続き
健康保険や国民年金の手続きは新住所の役所で行うことができ、婚姻届の提出から14日以内に行う必要があります。本人確認書類と印鑑が必要になりますので、忘れずに持っていきましょう。
結婚を機に扶養に入る場合は、役所ではなく勤務先の手続きとなりますので注意が必要です。
結婚を機に扶養に入る場合は、役所ではなく勤務先の手続きとなりますので注意が必要です。
その5.パスポートの手続き
氏名と本籍の都道府県が変更になった場合、パスポートの変更が必要となり、手続きは住所登録のあるパスポートセンターで行えます。
手続きには新しい戸籍謄本、または婚姻届受理証明書が必要になりますので、忘れずに持っていきましょう。新しいパスポートは申請した日に発行されるわけではなく、受け取りまでには約7日ほどかかってしまうので、余裕をもって手続きするのがおすすめです。
手続きには新しい戸籍謄本、または婚姻届受理証明書が必要になりますので、忘れずに持っていきましょう。新しいパスポートは申請した日に発行されるわけではなく、受け取りまでには約7日ほどかかってしまうので、余裕をもって手続きするのがおすすめです。
その6.金融機関やクレジットカードなどの手続き
クレジット会社や金融機関の変更手続きも早めに行なっておくと安心です。書類の返送が必要な場合は取り寄せておくと、スムーズに手続きができますのであらかじめ調べておきましょう。
金融機関の口座情報の変更は、新しい住民票を忘れずに。同時に印鑑が変更になった場合は、銀行印の変更も一緒に行うと手間が省けておすすめです◎ネット銀行であればオンラインでいつでも手続きが可能ですが、窓口での手続きは15時までとなりますので、時間に注意して手続きを行いましょう。
金融機関の口座情報の変更は、新しい住民票を忘れずに。同時に印鑑が変更になった場合は、銀行印の変更も一緒に行うと手間が省けておすすめです◎ネット銀行であればオンラインでいつでも手続きが可能ですが、窓口での手続きは15時までとなりますので、時間に注意して手続きを行いましょう。
その7.会社の手続き
職場では、新しい氏名や住所、扶養家族などの変更手続きを行う必要があります。申請方法などは職場によって異なるため、事前に確認しておくと安心ですね。最近では職場でも旧姓を使用できることが多いです。
扶養家族が増える場合には、「健康保険被扶養者異動届」と「国民年金第3号被保険者関係届」という書類の提出が必要となります。扶養に入る条件などもあるので、希望がある場合は予め確認しておきましょう。
扶養家族が増える場合には、「健康保険被扶養者異動届」と「国民年金第3号被保険者関係届」という書類の提出が必要となります。扶養に入る条件などもあるので、希望がある場合は予め確認しておきましょう。
ポイント1.婚姻届の不備には気をつける
婚姻届に不備があると、せっかく決めた入籍日が延期になってしまうこともあります。たとえば、「署名・押印の間違い」や「証人のサインや本籍が抜けている」など、先輩カップルの多いミス。
提出する前には二人で一度見直してみると安心ですし、念には念を入れて役所の職員に確認してもらうのも良いでしょう。
提出する前には二人で一度見直してみると安心ですし、念には念を入れて役所の職員に確認してもらうのも良いでしょう。
ポイント2.扶養に入る場合の確認
結婚を機に、どちらかの扶養に入ることを考えている方もいるでしょう。ただし、扶養の条件は意外と複雑。年収や働き方、健康保険の種類によって手続きが変わるため、「思っていたのと違う!」「もしかして扶養に入れない?」なんてことも少なくありません。
2人でしっかりと条件を確認して話し合いをしておきましょう。特に共働きの場合は、扶養に入った方がメリットがあるかなど考慮する必要がありますので、要チェックです。
2人でしっかりと条件を確認して話し合いをしておきましょう。特に共働きの場合は、扶養に入った方がメリットがあるかなど考慮する必要がありますので、要チェックです。
ポイント3. 期限に注意が必要な書類について
結婚に関連する手続きの中には、期限が設けられているものも多いです。忘れないようにスケジュールを組み、早めに対応しましょう!
マイナンバーの変更手続きは、婚姻届を提出してから14日以内に行う必要があります。同様に、健康保険や国民年金の変更手続きも婚姻届を提出した日から14日以内に済ませましょう。また、引越しをした場合には、転入届を引越し後14日以内に提出する必要があります。
マイナンバーの変更手続きは、婚姻届を提出してから14日以内に行う必要があります。同様に、健康保険や国民年金の変更手続きも婚姻届を提出した日から14日以内に済ませましょう。また、引越しをした場合には、転入届を引越し後14日以内に提出する必要があります。
しっかりと準備を進め、スムーズで幸せな結婚生活をスタートさせよう!
結婚という一大イベントが終わっても、手続きがたくさん待っているのは少し大変かもしれません。でも、一つずつこなしていけば大丈夫。
新しい生活を迎えるために大切なステップとして、前向きに取り組んでみてくださいね。