自分は自己肯定感が低い?10個の設問でセルフチェックしてみよう!
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自分は自己肯定感が低い?10個の設問でセルフチェックしてみよう!

突然ですが、みなさんは自己肯定感が高い人でしょうか。よく「自己肯定感は高い方がいい」と耳にしますが、日本人の自己肯定感は先進国の中でも低い方に位置しています。そのため、みなさんの周りにも自己肯定感が低い人が低めの人が多いはず。しかし、自分では自己肯定感が高いのか低いのか自覚していない人も多いのです。

そこで、今回は心理カウンセラーの資格を持つ筆者が、セルフ自己肯定感チェックについてご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。

そもそも自己肯定感って何?

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そもそも自己肯定感とは何を指すのか、また、自己肯定感が低いことによるデメリットなどについて、よく分からないという方も多いでしょう。ここでは、自己肯定感について簡単に解説していきます。

自己肯定感とは?

自己肯定感とは、自分の価値を認め、受け入れる感覚のことです。自分自身を尊重し、自分の強みや弱みを理解した上で、ありのままの自分を大切にすることができる状態を指します。自己肯定感が高い人は、他人の評価に左右されることなく、自分の意見や感情に自信を持って行動でき、失敗や困難に直面しても、学びや成長の機会として捉え、自己批判を過度にしないことが特徴です。自己肯定感を高めることで、精神的な健康や人間関係の向上にも繋がります。

日本人の自己肯定感は低い?

日本人の自己肯定感は、一般的に低いと言われています。文化的背景として、謙遜や他者との調和を重視する傾向があり、自分を前面に出すことを避ける場面が多いため、自分の価値を積極的に認めることが難しいのです。また、他人と比較して自分を評価することが多く、成功や成果に対して自己評価が厳しくなる傾向があると言われています。このため、自信を持つことが難しく、自己肯定感が低くなることが少なくありません。

自己肯定感が低くなる原因とは?

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「私なんて」「自分よりもあの子の方がすごい」など自己肯定感が低い人には共通の口癖や特徴があります。しかし、なぜ自己肯定感が高い人・低い人に分かれてしまうのでしょうか。ここでは、自己肯定感が低くなる原因について解説していきます。

その1. 過去のトラウマや否定的な経験

過去のトラウマや否定的な経験が自己肯定感に大きな影響を与えることがあります。幼少期や思春期に受けた批判や失敗体験が、自己評価に深く刻まれ、その後の人生に影響を与えることがあると言われているのです。特に親や教師からの否定的な言葉、いじめや社会的な疎外感は、自身の存在価値を疑わせる原因となるでしょう。また、両親から褒められてこなかったことも自己肯定感の低さに大きく影響する傾向が見られます。

その2. 過度なプレッシャー

現代社会では、成功や達成に対するプレッシャーが強く、特に社会的な期待に応えようとするあまり、自己肯定感が低くなることがあります。周囲の期待に応えられなかったり、社会的な基準に達しないと感じることで、自分に対してネガティブな評価を下しがちです。例えば、キャリア、外見、家庭の状況など、社会の期待に沿えないと感じることが自己肯定感を下げる傾向があります。

その3.他人と比較してしまう

無意識のうちに他人と自分を比較してしまうのも自己肯定感が低くなる原因です。特に他人の成功や幸せを目の当たりにすると、自分はダメなんだと感じやすくなります。例えば、学生時代に友人がテストやスポーツでいい成績を残した時、自分と比べてしまったことはありませんか。このような比較が続くと、慢性的に自信を持つことができなくなり、自己肯定感が低下します。他人を意識することは大切ですが、あくまで自分自身のペースや価値を大切にすることが大切です。

自己肯定感の低さが恋愛に与える影響は?

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自己肯定感が低いことは良くないことだと良く耳にしますが、本記事を読んでいる人の中には、恋愛面への影響も気になる人も多いでしょう。ここでは、恋愛面に与える影響について簡単に解説していきます。

その1.依存的な関係になる

自己肯定感が低いと、自分に自信が持てず、相手に過剰に依存してしまうことがあります。自分を大切にすることができず、相手の評価や愛情を求めすぎてしまい、恋愛関係が不安定になりやすいです。相手からの愛情が確認できないと、不安や恐れを感じやすくなり、関係が長続きしにくくなります。

その2.自己犠牲的になる

自己肯定感が低いと、相手のために自分を犠牲にしてしまうことがあります。相手のニーズや願望を優先しすぎて、自分の欲求や感情を無視してしまうことが多く、結果的に不満を抱えやすくなるでしょう。このような自己犠牲的な態度が続くと、関係におけるバランスが崩れ、ストレスや不安を感じることが増え、最終的に関係が壊れることもあります。

その3.過度な不安や束縛につながる

自己肯定感が低いと、相手の気持ちに対して過度に不安や疑念を抱くことがあります。自分に自信がないため、相手が自分を愛しているのか、関係が続くのかについて常に不安を感じ、疑い深くなるのです。そのため、相手を束縛してしまう傾向が他の人よりも強いでしょう。このような不安や束縛が原因で、相手に対する信頼感が欠け、関係がぎくしゃくすることがあります。

自己肯定感チェック

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それでは、ここからは自己肯定感をセルフチェックしてみましょう。就職活動の時に自己分析が大切なことと同様に、自分の人生をより良くする上で自分自身をよく知ることは大切なこと。結果に恐れずにチェックしてみて下さいね。設問は全部で10個です。いくつ当てはまるか数えてみて下さい。

自己肯定感リスト

1 自分のことが好きになれない
2 他人の目が気になる
3 生きづらさを感じている
4 人から褒められても素直に受け取れない
5 両親から愛されて育ったと思えない
6 他の人に自慢できる特技がある
7 SNSを開くたびに「いいね」を待っている自分がいる
8 一度決めたことに対してズルズルと悩むことがある
9 ふとした時にネガティブな言葉が漏れている
10 出かける際に洋服選びに時間がかかる

結果はいかに...!

当てはまる数が0の人は自己肯定感が高いです。特にトレーニングする必要はありません。1〜4の人は自己肯定感が普通で、5〜7の人はやや低めです。ちょっとした時に自己肯定感の低さが出てしまうでしょう。当てはまる数が8〜10の人は自己肯定感が低め。無意識に「自分はダメな人間なんだ」と思い込んでしまうことがあるようです。

自己肯定感を高める方法

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自己肯定感のチェックができたところで、自己肯定感が低かった人は、自分を変えていきたいですよね。そこで、最後に自己肯定感を高める方法について解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

その1.小さな成功を積み重ねる

自己肯定感を高めるために効果的なのは、小さな成功体験を積み重ねることです。大きな目標を達成する前に、まずは達成可能な小さな目標を設定し、それをクリアしていくことが自信を育む基本。例えば、毎日決めた時間に運動をする、タスクを1つ終わらせるなど、日々の小さな成功が自己肯定感を強化します。達成感が自己評価を向上させ、「できる」という自信につながりますよ。

その2.自分を他人と比較しない

自己肯定感を高めるためには、他人と自分を比較しないことが大切です。他人の成功や外見と自分を比較してしまうことは、自己評価を低くする原因となります。代わりに、自分のペースで成長を感じ、過去の自分と比較して進歩を実感することが重要です。自己評価を他人の基準ではなく、自分自身の成長や努力に基づいて行うことで、自己肯定感を高めることができます。

その3.感謝の気持ちを持つ

感謝の気持ちを持つことは、自己肯定感を高める上で効果的な方法です。感謝することで、ポジティブな感情が増え、自分自身を肯定的に捉えることができます。日常生活の中で小さなことに感謝する習慣を持つことで、幸福感を実感できるようになるでしょう。例えば、感謝したいことリストを作成し、手紙を書いたり、プレゼントを贈ったりして感謝することでネガティブな面が取り除かれます。感謝の気持ちが、心の健康を促進し、自己肯定感を高める助けとなるのです。

自己肯定感を高めて、自分らしく幸せな人生を送ろう♪

本記事では、自己肯定感のチェックだけでなく、自己肯定感を高める方法についても解説しましたが、参考になるポイントはありましたか。自己肯定感が低かった人は、「やっぱり自分はダメなんだ」と捉える必要はありません。むしろ、本記事を読んで自分を変えるチャンスを得たんだと思考を変えてみて下さい。自己肯定感が高まれば、あなたの日々や人生は多少問わずに変わるはずです。みなさんが自分らしく日々を過ごし、一度きりしかない人生を謳歌できることを願っています。
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