親しき中にも礼儀あり!二世帯住宅はやめた方がいいと言われる6つの理由&上手くいく方法教えます
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親しき中にも礼儀あり!二世帯住宅はやめた方がいいと言われる6つの理由&上手くいく方法教えます

今からマイホームを建てる方の中には、二世帯住宅にしてこのタイミングで親と同居しようと考えている方もいるかもしれません。ですがその計画はちょっと待って!二世帯住宅にはさまざまなデメリットがあると言われているんです。今回は結婚5年目を迎えても仲良し夫婦な筆者が、二世帯住宅で起こりがちなメリット&デメリット、上手くいく二世帯住宅の建て方についてご紹介。二世帯住宅を検討しているなら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

二世帯住宅で起こりがちな6つのデメリットって?

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二世帯住宅を建てようと考えているならちょっと待って!まずはさまざまなデメリットがあることをチェックしておいてください。以下のポイントを避けるような家を建てられると、満足のいく二世帯住宅になりそうですね。

1.プライバシーが筒抜けになりやすい

二世帯住宅のデメリットとして、まず多くの人が思い浮かべるのがプライバシーの問題ではないでしょうか。

玄関が1つだったりリビング共有などの場合はもちろん、玄関が別々であってもいつ出掛けた、いつ帰ってきたなどが筒抜け。なんとなくいつも親世帯のことを気にしながら生活することになると、ストレスが溜まってしまいますね。

2.生活リズムの違いで揉めることも

これは先ほどご紹介した「プライバシーが筒抜けになりやすい」にも通じることですが、親世帯は朝型、子世帯は夜型などの場合、生活音や食事の時間帯など生活リズムの違いで揉めることもあるでしょう。

二世帯住宅を建てようと考えているなら、平日や休日の過ごし方などを事前に把握し、防音性を高めたりお互いの生活に支障が出ない工夫をする必要があります

3.共有部分の使い方でストレスを感じやすい

あまり費用を掛けられない状態で二世帯住宅を建てると、共有部分が多くなります。キッチンやお風呂を使いたいのに時間が被ってしまったり、掃除の仕方や物の使い方の違い、好みのインテリアの違いなど、さまざまな問題が発生しストレスになってしまいますよ

4.さまざまな負担の分担について揉めがち

「親子だから大丈夫」と、あまり細かく話し合わないまま二世帯住宅を建ててしまうと、費用面や家事の分担などで揉めることがあります

住宅ローンを組む場合数十年単位の話になってきますし、細かいところでは光熱費はどうするのか、食事の用意や風呂掃除など、特に共有部分に関しての分担で意見が分かれるでしょう。

5.売却するのが難しい

二世帯住宅というのは二世帯で生活することを考えて作られているので、部屋数が多かったりお風呂やキッチンが2つあったりしますよね。通常のファミリーにとっては無駄に大きく無駄に高い、なかなか売りにくい物件となります。

6.相続の際問題が起こりやすい

親が亡くなった際には相続が発生しますが、二世帯住宅を親世帯と共同名義で購入していると、相続の際に揉めるかもしれません。

あなたに兄弟がいた場合、親の遺産を兄弟で分けることになりますが、その際に二世帯住宅の扱いをどうするのかがポイントになってきます。そのまま住み続けるには、親世帯分の遺産を何らかの方法で兄弟へ渡す必要が出てきますね。

もちろんメリットもあります!

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ここまで二世帯住宅のデメリットについてまとめましたが、もちろん二世帯住宅ならではのメリットも。家族として一緒に協力して暮らすことができれば、心強い味方と言えますね。

1.家を建てる際の費用負担が少なく済む

物価が上昇しているのに年収がなかなか上がらない昨今。マイホームを建てるというのも難しいと感じている人も多いと思います。

二世帯住宅の場合親世帯からの援助があったり、親が持っている土地に建てるなど、費用面での負担が少なく済むのが大きなメリットですね。

2.にぎやかで寂しくない

二世帯が一緒に暮らすということは、家族の人数も増えてにぎやかな毎日が送れます。いつも家に誰かがいるという状況も多く、共働きだったとしても子供に寂しい思いをさせずに済みそう

3.子育てを手伝ってもらえる

特に子供が小さいうちは、夫婦2人だけでは手が回らないこともありますよね。親にサポートを頼みたいと思っても、例えば遠方に暮らしている場合など、なかなか頼みづらい状況もあると思います。

その反面二世帯住宅ならばいつでも親世帯がそばにいてくれるので、子育てに協力してくれる場面も多く、生活が安定しやすくなるでしょう。

上手くいく二世帯住宅の建て方って?

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さまざまなメリット・デメリットを知った上で二世帯住宅を建てるなら、以下のポイントを押さえると末永く円満に暮らせるはず。家自体の構造で対応する部分と、お互いの思いやりで解決する部分があるので、しっかりと話し合って意見がすれ違わないようにしておきましょう。

1.それぞれの世帯の生活スタイルが守れる間取りにする

親世帯と子世帯は年代の違いもあり、生活リズムが違う場合も多いでしょう。お互いの暮らし方を邪魔されるのはストレスが溜まってしまうので、それぞれの世帯の生活スタイルが守れる間取りを目指しましょう

建築費用は高くなりますが、完全分離型の間取りならマンションの隣同士に住んでいるような感覚です。適度なプライバシーとにぎやかさのバランスが取りたいなら、リビングなど一部のスペースを共有する部分共有型が◎。

2.防音性を高めた住宅にする

小さな子供はどうしても走り回ったり、大きな声で騒いだりします。たまに聞く孫の声は微笑ましく感じられても、それが毎日となるとストレスになる可能性がありますよね。また上下分離の二世帯住宅なら、上階の足音が結構響くもの。

完全分離型や部分共有型など、どんな間取りを採用するとしても、基本的には防音性を高めた住宅にしておくとトラブルになりにくいでしょう。

3.暮らす上でのルールをしっかり話し合っておく

二世帯住宅を建てる前には費用の負担割合、暮らし始める前には光熱費や食費などを含めた費用負担の仕方と、日々の家事分担など、暮らす上でのルールをしっかり話し合っておくとスムーズです。

ルールを決めたとしても、急な予定変更や体調不良などイレギュラーなときには柔軟に対応して。誰か一人が我慢したり、大きな負担を感じたりしないように、思いやりを持った関係性を続けたいですね。

4.お互いの暮らしに干渉しない

特に親世代から見れば、いくつになっても子供は子供。ついつい心配になったり気になったりして、子世代の生活に口を出したくなってしまうこともあるでしょう。

ですが「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、それぞれが独立した世帯という意識を忘れないで。お互いの暮らしにはあまり干渉しないようにしてくださいね。

親子とはいえ適度な距離感を保つのが上手くいくコツ!

今回は結婚5年目を迎えても仲良し夫婦な筆者が、二世帯住宅で起こりがちなメリット&デメリット、上手くいく二世帯住宅の建て方についてご紹介しましたが、参考になる部分はありましたか?いくら親子だとはいえ、別世帯となった2家族が二世帯住宅で暮らすのは、一筋縄ではいかないことも多いはず。一番大切なのはお互いの家族を尊重し、思いやりを持ってベストな暮らし方を見つけることでしょう。この記事がそのお手伝いになれば幸いです!

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