180~150日前まですること3選と180~90日前まですること5選!結婚式の準備を始める時期とは?
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180~150日前まですること3選と180~90日前まですること5選!結婚式の準備を始める時期とは?

かつては結婚するとなるとじっくり1年ほどかけて準備することが主流でしたがだんだんと準備期間も短くなる傾向があり、最近では半年で結婚式というカップルも珍しくありません。準備期間の短縮に伴い結婚マナーも以前よりカジュアルになってきていますが押さえておきたい最低限のラインはあります。結婚式は新郎新婦が主役で自分たちの披露の場でもありますが時間やお金を使って来てくださるゲストへのおもてなしの場でもあるという意識が大切。

また結婚準備期間を通し親をはじめとして周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れないことも心に留めておきましょう。短期間での準備を効率よく進めるコツを知っておくと余裕ができ周りの人たちに心配りもできるようになりますよ。そこで今回は、恋愛コーディネーターの経験を持つ筆者が180~150日前まですることや180~90日前まですることを紹介します。

結婚スケジュール!180~150日前まですること3選

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結婚式の180~150日前まですることはお互いに自分の親に結婚の意思を報告することとお互いに相手の家を訪問し親に正式な結婚の挨拶をすることです。事前に相手のプロフィールや人柄を伝えられるように準備し親の都合を優先した上で訪問の日時を決めましょう。

1.親に結婚の意思を伝える

結婚の意思が固まったらできるだけ早く自分の親にその気持ちを伝えるようにしましょう。自分の親への報告は電話やメールで済まさずにきちんと顔を合わせて伝えるのが基本です。遠方にいてやむを得ず電話で伝える時には一方的な報告にならないように親の質問にしっかりと返答をしましょう。またお互いの親への報告は同時期にしてどちらか一方の親だけ知っていてもう一方は知らされていないという状態は避けるようにしましょう。

さらに親に報告する前に二人の間で挙式の日程や式場などをだいたい決めてしまっているケースもあると思います。ですが自分たちで全部決めたからといった報告の仕方はトラブルのもとです。たとえ決めていても相談する形で話しましょう。親を思いやる気持ちと親を立てる姿勢が大切ですよ。

2.相手の親にあいさつに行く

それぞれが親に結婚の意思を伝えたらお互いの家を訪問し合って正式に結婚のあいさつをします。最近はこだわらなくなってきましたがもらう側から先に出向くのがマナー。一般的にはお嫁さんをもらう立場の男性が女性宅を訪問しそのあと女性が男性宅を訪問します。交際中からお互いの家を行き来していて相手の親と面識がある場合でもけじめとしてきちんとしたあいさつが必要ですよ。

訪問日程は相手の都合に合わせて事前に決めましょう。時間帯によっては食事の準備が必要になるのであいさつだけで帰るのか、食事もしていくのかはお互いに打ち合わせて親に伝えておきましょう。時間はいつでも良いと言われた時は午後の早い時間にすると親側が食事に気を遣わずに済みますよ。

3.挙式スタイルと式場を検討する

挙式は二人がこれから将来をともにすることを誓う神聖な儀式です。主な挙式スタイルにはキリスト教式・神前式・人前式・仏前式の4つがあり信仰に関わらず雰囲気やあこがれ、着たい意匠などを重視して挙式スタイルを選ぶ傾向が強くなっていますよ。それぞれの式の特徴を理解しさらに両家の親の意見も取りまとめながら納得のいくスタイルを選びましょう。

半年前から結婚準備を始める場合は急がなくてはならないのは式場選びとそれに合わせた衣装選びです。なぜなら遅くなるほど希望する式場や衣装が予約しにくくなるから。両家の顔合わせや結納準備を進めるのと同時に挙式スタイルの検討を始めできるだけ早い段階で式場を押さえるようにしましょう。

結婚スケジュール!180~120日前まですること

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ここからは結婚式の180~120日前まですることについて紹介していきます。結納や両家食事会などを行う場合はその形式や場所などを決めますよ。また婚約スタイルは両家の親の意見を取り入れ地方のしきたりもチェックしておきましょう。

自分たちに合った婚約のスタイルを選ぶ

婚約とは結婚の約束を交わすこと。二人の間で結婚を約束し合うだけでも婚約は成立しますが何らかの儀式をして正式に周囲の人に知らせることでこの約束はより確実なものになります。婚約には日本の伝統的な儀式である結納から婚約指輪を贈るだけのシンプルなスタイルまでいろいろ方法がありますよ。お互いの希望や予算について話し合い自分たちに合ったスタイルを選ぶようにしましょう。

また婚約の形式は家によって考え方に違いがあったり地域によって伝統的なしきたりがあったりする場合もあります。婚約のスタイルをめぐって両家の間でトラブルになることもあるので親にもよく相談し両家の親も納得のいくスタイルにすることが理想ですよ。

結婚スケジュール!180~90日前まですること5選

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ここからは結婚式の180~90日前まですることについて紹介していきます。親は口に出さなくてもどんな会場に決めてくるのか気になっているでしょう。会場の下見に行った時は「こんなところに行ってきたよ」と親に報告すると良いでしょう。撮ってきた写真を見せて感想や意見を聞いてみるのも会場選びの参考になるはずですよ。

1.披露宴のスタイルを決める

披露宴はお世話になっている方や親しい友人たちを招待しパートナーを紹介して今後のお付き合いをお願いするための場です。披露宴スタイルや会場、料理、演出などを決める時は時間を割いて自分たちのために集まってくれる人たちをどのようにもてなしたら喜んでもらえるかを一番に考えて準備を進めましょう。ホテルや結婚式場の披露宴では着席してゆっくりとコース料理を味わうスタイルが一般的。

実際に全体の9割がこの着席スタイルを選んでいます。ほかにカジュアルなビッフェスタイルがありこちらは着席と立食の2つのタイプがありますよ。それぞれメリットやデメリットがあるので招待客の顔ぶれに合わせて選ぶと良いでしょう。

2.披露宴の会場を検討する

ホテルや結婚式場などはチャペルや神殿などを併設しているところが多く人前式もあわせて1カ所で挙式と披露宴の両方を行うことができます。同じ会場で行う方が新郎新婦の準備だけでなく招待客にとっても移動の手間がなく負担になりません。ちなみに挙式と披露宴がセットになったお得なパックプランもありますよ。教会や神社で挙式を行う場合は別に披露宴会場を探さなければなりませんが逆に披露宴だけを行いレストランで挙式ができない場合もあります。

このように式場と披露宴会場を別の場所で行うことになったら一番に考えなくてはならないのは招待客の移動について。限られた時間の中で移動しなくてはならない招待客の負担をできるだけ少なくするように工夫しましょう。2つの会場はできるだけ近くが原則。まずは式場と披露宴会場のどちらを優先させるのかを決めてから準備を進めましょう。

3.挙式・披露宴の予算を立てる

結婚費用は婚約費用、挙式・披露宴費用、新生活費用、新婚旅行費用の4つに分けられます。平均総額は約450万円と言われていますが何にどれくらいお金をけるかは本人たちの経済力と価値観次第。まずは自分たちの総予算を出しどこにこだわってお金をかけたいかを二人で話し合うことが大切です。

結婚にかかる費用は二人で折半が基本ですが、男女差の大きい衣装代はそれぞれの負担にしたり披露宴の費用は招待客の人数に応じて負担するなどお互いに納得のいく分け方にすると良いでしょう。

4.会場の情報を集め下見に行く

挙式や披露宴のスタイル、会場の種類などが把握できたら具体的に会場を絞り込む作業が必要です。インターネットや結婚情報誌などからさまざまな情報を集め気になるところをいくつかピックアップしたら資料請求して検討しましょう。もっと詳しく知りたい会場の候補が出てきたら実際に二人で下見に行きましょう。

また会場選びに迷う時はどんな結婚式にしたいかを改めて二人で話し合ってみましょう。ある程度のこだわりや方向性を最初に決めておくとたくさんある会場で迷った時の指針になりますし軌道修正もしやすくなりますよ。

5.ブライダルフェアに参加する

ブライダルフェアはホテルや結婚式場が実際にどんな結婚式を行っているかを公開する無料のイベントです。気になる会場の下見に便利ですよ。模擬挙式や披露宴に列席して雰囲気を実感したりドレスの試着、引き出物やパーティアイテムの展示見学、さらに無料または格安で料理の試食ができるところもあるので雑誌などに掲載されているブライダルフェアの予定をチェックして気軽に出かけてみると良いでしょう。

何件もの会場を1日に回れるツアーもありますが予約が必要なものもあるので事前に確認をしましょう。

一方的な結婚報告はNG!事前に二人で意見をまとめておこう

お互いの年齢が若いことやつき合って日が浅いことなどを理由に「もう少し待っても良いのではないか」などと言われることもあるでしょう。その場合は二人の間でも勢いだけで結婚しようとしていないか、結婚後のこともよく考えているかなど一度振り返ってみましょう。そのうえでやはりこの人しかいないという結論に至ったらお互いがいかに理解し合っているのか、十分わかり合っているかということを親に伝え理解を深めることが大切ですよ。
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