2つの演出選びのコツと会場内の装飾8選を解説!結婚式の余興でクイズはあり?
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2つの演出選びのコツと会場内の装飾8選を解説!結婚式の余興でクイズはあり?

演出や余興は出席者層や全体の雰囲気を考慮して決めましょう。気心の知れた友人ばかりのパーティーならくだけた雰囲気で多少の遊び心のある演出も許されます。ですが親族や年配の方が多い時にはひんしゅくをかってしまうこともありますよ。また落ち着いた雰囲気にしたい時ににぎやかな余興は合いません。そして大事なのは新郎新婦らしさが出ていることです。無理に凝る必要はありませんがふたりの趣味や友人の特技などを活かして心に残る演出を考えてみましょう。そこで今回は、恋愛コーディネーターの経験を持つ筆者が人気の余興などについて解説していきます。

2つの演出選びのコツ!

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演出を独創的にしようとこだわりすぎると扱いきれず失敗することもあります。あまり難しく考えずみんなで楽しめる内容にしましょう。また結婚式の余興でクイズを出題するのもとても盛り上がりますよ。ここからは演出選びのコツについて解説していきます。

その1.出席者層に合わせる&雰囲気に合わせる

出席者の年齢や新郎新婦との関係からどんな演出や余興をよろこんでくれそうか考えましょう。友人中心の場合は多少くだけていてもOK。目上の人が多い場合は失礼にならないものを考えましょう。また落ち着きのある大人っぽい雰囲気を目指したいのに派手でうるさい演出や余興をしたのでは台なしになります。新郎新婦の希望する雰囲気に合った演出や余興を考えましょう。

その2.会場の設備を確認する&時間内に終わるか

やりたい演出や余興のための設備が会場にない場合は必要な物を持ち込みできるかを事前に確認しましょう。また会場のレイアウトがその演出や余興に適しているかも重要ですよ。さらにプログラムの中で演出や余興に用意された時間におさまるものを考えます。また余興は5~10分が目安。あまり長いと出席者や新郎新婦に飽きられるので気をつけましょう。

こんな余興はNG!

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サプライズは相手にバレないように準備するのが鉄則です。関係する人間はできるだけ少なく口止めも忘れないようにしましょう。もしうっかりバレてしまったらどこか一部でもサプライズ要素を入れて軌道修正すれば大丈夫ですよ。

出席者層に合わない余興&練習なしのぶっつけ本番

幅広い年齢層が集まる場合は若者ノリの演出や余興では年配の人は楽しめません。あまり奇抜なものは避けましょう。逆に友人のみの集まりで真面目すぎるとしらけてしまいますよ。そして余興は必ず練習をしましょう。どんなに自信があっても練習不足なことは見る人に伝わってしまいます。また本番は意外と緊張するもの。実力を発揮するために練習をして臨みましょう。

新郎新婦の暴露話&余計なおせっかい

結婚相手以外との恋愛遍歴や不名誉なことは言わないこと。冗談のつもりでも関係者が傷つくこともあります。判断に迷ったらその話を盛り込んでもよいかを本人に確認しましょう。また結婚を機に親子関係の修復など仲を取り持つサプライズ演出を考える人もいますが、かえって新郎新婦やご家族を傷つけることもあるので絶対にやめましょう。

下品な余興や下ネタ&危険物や生ものの持ち込み

お祝いの席で下品なネタはNG。女性や親戚でも冗談として笑える程度のものならかまいませんが反応に困るような過剰なものはやめましょう。例えば裸踊りは男性にはウケが良くても女性にはひかれます。また派手なパフォーマンスをしたいからといって火や爆発物など危険物を使ってはいけません。臭いの強い生魚など生鮮食品を持ち込むのもみんなの迷惑になるのでやめましょう。

受付回りや会場内の装飾8選!

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最初に出席者を迎えるのが受付です。受付はパーティーの顔なので会場内の装飾とテイストをそろえ統一感を持たせましょう。インスタントカメラで写真を撮りその写真をウォールポケットに入れたりボードに貼ったりと装飾の一部にしてもおすすめ。ここからは受付回りや会場内の装飾について解説していきます。

1.友人手作りのウエルカムボード

絵の得意な友人による新郎新婦の似顔絵をウエルカムボードにしたり小物づくりの得意な友人が作ったウエルカムベアを飾ったり、物づくりが得意な友人に装飾小物を頼めば手作りならではのインパクトある受付になりますよ。また司会の一言として「本日の似顔絵ウエルカムボードは新郎ご友人の○○さんによる作品です。ふたりの幸せそうな表情が印象的ですよね。○○さん手を挙げていただけますか。ありがとうございます」などがあっても良いでしょう。

2.ふたりの好きな物をディスプレイ

例えば趣味にサーフィンやスノーボード、写真、またはコレクションしている物などふたりの好きな物で受付を飾ります。新郎新婦の人柄がわかるのでお互いの出席者にどんな人と結婚するのか伝わりやすくなりますよ。また飾る物によっては出席者にメッセージを書いてもらっても記念になるでしょう。

3.ふたりの仕事関係の物を飾る

ふたりの自己紹介も兼ねて仕事にまつわる物を飾ってみましょう。例えば手がけた商品や営業している商品など。具体的なものがあると出席者がふたりをよりよく知ることができますよ。また学生時代の友人など職場が違う出席者にとっては新鮮に感じられるでしょう。

4.出席者参加型の企画を演出する

開宴するまで出席者参加型の企画を用意して楽しんでもらいましょう。例えば入刀用のケーキにデコペンやフルーツで出席者に最後の仕上げをしてもらうなど。ほかにも花やリボンなどを配って会場を装飾してもらっても良いですよ。ちなみにデコレーションしすぎてぐちゃぐちゃにならないためにも出席者の人にお願いするのはあくまで仕上げのみが無難です。

5.職場のコスプレでお出迎え

新郎新婦が制服を着る職場で働いているなら受付係の人にその制服を着てもらいましょう。例えば作業着、和服、会社の制服など。職場以外の友人がふたりの仕事姿をイメージできて楽しめますよ。さらに親戚や上司も出席する時は雰囲気に合わせたコスプレにしましょう。くれぐれもやりすぎないように注意しましょう。

6.海外挙式や結婚披露宴の写真を飾る

海外挙式や結婚披露宴のパーティーなら挙式や披露宴の様子を撮影した写真を会場に飾りましょう。挙式や披露宴に出席していない人にとっては興味があり喜ばれますよ。披露宴と二次会が同じ日なら会場に相談したり会場の近所ですぐにプリントしてもらえる写真屋さんを探しておきましょう。

7.新郎新婦と出席者の写真を展示する

出席者と新郎新婦が一緒に写っている写真を会場内に飾ります。出席者は自分の写っている写真を探して楽しめたり自分の知らない新郎新婦の一面が見られますよ。なお出席者の中で写真のない人がいると失礼になるので気をつけましょう。

8.サンキューボードで見送る

定番のウエルカムボードならぬサンキューボードを用意します。出席者の名前や感謝のメッセージを書いたボードをつくり二次会が終わって出席者を見送る時出入口に飾って感謝の気持ちを伝えましょう。メッセージは「thank you」など全員に向けたものでも良いですし一人ひとりにあててカードに書いたものを飾っても良いでしょう。

幅広い客層でも安心!人気の余興

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新郎新婦の側からそれぞれ1~2組、演奏やマジックなど得意なものがある人ならあらかじめ内容を決めてお願いするのも良いでしょう。全組マジックだったといったように内容が重複しないよううまく調整しましょう。

歌・楽器演奏&新郎新婦クイズ

安心して楽しめる音楽系の余興は今やすっかり定番になりました。ハッピーソングのほか新郎新婦の思い出の曲などエピソードの披露とともに演奏するとより感動的ですよ。また新郎新婦にまつわるクイズを出題するのもおすすめ。楽しいエピソードや人となりを伝えるような内容を盛り込むと場がにぎわいますよ。またさまざまなゲストに回答してもらう配慮もわずれずに。

ダンスなど趣味披露&友人インタビュー&マジックや隠し芸

趣味の仲間を招待しているならば仲間と一緒に本人が参加するととくに盛り上がります。ダンスなどスペースが必要な余興の場合は事前に会場側に相談しておきましょう。また新郎新婦との想い出やエピソードなどを列席者へのインタビュー形式で紹介します。

突撃取材でなく事前に軽く打ち合わせをしておいた方が聞かれる側も戸惑いがありません。さらに腕に覚えのある人に芸を披露してもらうとそれだけで楽しい余興になります。特別な機材などを必要とする場合はその手配や会場側とのすり合わせを忘れないようにしましょう。

連絡場所として受付を有効活用!

受付では出欠席の確認や会費を集めるだけでなく余興やゲームで必要なものを事前に配ったり聞いたりすると便利です。例えば新郎新婦への質問タイムを設ける場合にはふたりに聞きたいことをアンケートしたり、チームに分かれてゲームをする場合にはチーム名を書いたカードを配ったりふたりにプレゼントする写真を撮ったりなど。受付は全員が通る場所なので有効に使いましょう。
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