子供にプレゼントしたい人気の絵本24選。名作から最新人気作家まで。

こちらはエリック・カールが絵を描いた作品。
この『くまさん　くまさん　なに　みてるの？』の他にも『しろくまくん　なにがきこえる？』などシリーズになっているので、セットでプレゼントしても喜ばれます。
子供が大好きな動物が、エリック・カールの色鮮やかでやさしいトーンで描かれている楽しい絵本です。

エリック・カールの本をプレゼントするときには、同じタイトルの日本語と英語の本をセットでプレゼントするのもおすすめです。
子供向けに簡単な英語で書かれているので、お母さんと一緒に英語に親しむきっかけにぴったり。
日本語で親しんだ内容を、まったく違った言葉で聴くことで、違う言葉があることを感じて外国語の扉を開けてくれたらとの願いを込めてプレゼントするのも素敵ですね。

『だるまさん』では「だるまさんが…、だるまさんが…」と、ひたすらだるまさんが楽しいリズムでおもしろい動作をします。
文字の少ない絵本ですが、言葉だけではなくイラストに動きがあるので、子供たちはゲラゲラ笑って何度も読んでとせがまれるシリーズです。
手頃な値段なので3冊セットでプレゼントしたいですね。

2歳、3歳の子に人気の作品。
絵本は横に開くもの！という常識をやぶって、上に開く絵本です。
そんな普通と違う開き方だけでも、子供には大人気。登場する虫や動物に合わせて一緒にぴょーん！とジャンプをさせると、小さな子供も大喜びしてくれます。
おなじシリーズに『ごろん、ごろん』『うわーっ』などもありますよ。

絵本に興味を持ち始めた小さな子供は、言葉のくりかえしや、擬音が大好き。
こちらも、ひたすら「がたん　ごとん」と電車がすすんでいきます。
子供と一緒に電車ごっこをしたり、おもちゃの電車で遊んだりして世界を広げることもできますね。
小さな電車のおもちゃと一緒にプレゼントすると尚喜ばれそう。

小さなヤギ、中ぐらいのヤギ、大きなヤギの「がらがらどん」が橋をわたっている途中にトロルに出会ってしまうお話。
パッと見は怖そうに見えるイラストですが、ヤギたちが橋を渡る音、トロルの低くてこわーい声などを上手に表現すると、子供は大喜びする絵本です。
小学低学年からなら自分で読むこともできるので、進級祝いにプレゼントするのもおすすめですよ。

小学校の教科書にも登場する名作です。
おおきなおおきなかぶを、おじいさん、おばあさん、まご…とみんなで協力して抜くのですが、ひたすら助けを呼ぶ同じ展開ながらも「うんとこしょ、どっこいしょ」のかけ声を子供に読んでもらったり、いろいろな楽しみ方のできる作品です。
自分で本を読めるようになった頃にプレゼントすると「自分で１冊読んだ！」という達成感を味わうことができます。

ブレーメンの町の音楽隊に入ろうと出掛けたとろばといぬとねことおんどりが、ご馳走を食べるどろぼうたちを追い出す、グリムの昔話です。
誰もが知っている物語ですが、実は動物たちが飼い主に家を追い出されたりする、悲しい場面もあります。
そんな悲しい場面を経ながらも、最後はハッピーエンドで終わるので、読むだけで子供たちの成長を促すことのできる素敵な作品です。

やさしい動物たちのイラストが人気のaccototo（ふくだとしお・あきこ）さんの絵本です。
犬からスタートする『うしろにいるのだあれ？』、イルカからスタートする『うしろにいるのだあれ－うみのなかまたち』、ブタからスタートする『うしろにいるのだあれ－のはらのなかまたち』など6種類があります。
このイラストのタオルなども出ているので、タオルと一緒にプレゼントしても喜ばれますよ。

独特の絵で子供たちが大好きな世界をたのしい絵本にしています。
怪獣の出てくる「おまえうまそうだな」、お父さんがウルトラマンになる「おとうさんはウルトラマン」など、お父さんと子供が一緒に読んでも楽しめる作品が多いので、ぜひお父さんが読み聞かせてあげてほしいです。

こちらは「ママのスマホになりたい」や「このママにきーめた!」などの作品で話題となったのぶみさんの作品。
情報番組、「スッキリ！！」に出演されたことで人気に火が付いたのぶみさんの作品は、大人も一緒に考えさせられるようなものばかりです。
「あたまのうえのかみさま」は、イヤイヤ期まっさかりの女の子が主人公。
子どもと一緒に「やさしさ」の大切さを味わいたい、心があたたかくなる作品です。

犬のバムとカエルのケロが繰り広げる、日常の中のちょっとした冒険が描かれた「バムとケロシリーズ」は、どんな子でも楽しく読める作品。
「バムとケロののさむいあさ」「バムとケロのそらのたび」「バムとケロのにちようび」などシリーズになっているので、１冊プレゼントしてもよし、２－３冊セットでプレゼントしてもよしの作品です。

もぐらが管理人をする１０階建てのくすのきだんちには、いろいろな動物や鳥が住んでいます。
みんな好きなこともやることも違います。
でも、みんな仲良く楽しく暮らしています。
絵本を通して子供たちに、自分とは違う他者を受け入れる気持ちを育んで欲しいと思える素敵なシリーズです。
「くすのきだんちは１０かいだて」「くすのきだんちはゆきのなか」「くすのきだんちのコンサート」「くすのきだんちのなつやすみ」など。

森に住むキツネとオオカミが、いろいろなことを通して友情を深めていきます。
「ごめんねともだち」「ありがとうともだち」「あしたもともだち」「あいつもともだち」など、入学前の子供が園生活で向き合う友人関係を解決するヒントがあると私は思っています。
子供の成長を見守りながら、友達を作る時期、ありがとうと感謝する時期、ごめんねを言えるようになる時期に合わせて少しずつプレゼントしたい作品です。

誕生から40年以上も経つロングセラー、「しろくまちゃんのほっとけーき」は、誰もが一度は目にしたことのある作品。
まあるくて、大きくて、ふわっふわのほっとけーき。
こんなに美味しそうにほっとけーきが描かれた作品は他にないのではないでしょうか。
こぐまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作るというシンプルなお話ですが、ホットケーキが焼けるまでの過程を、たくさんの擬音を使ってとっても美味しそうに描かれています。
鮮やかな「オレンジ」を基調とした色で描かれた数々の名場面は、子どもたちの心に強烈に印象に残っていき、大人になってもそのワクワクの気持ちが色褪せることはありません。

表紙にドキっとしてしまうちょっとこわーい絵本。
「とけいがなりますボンボンボン」こんな時間におきているのはだれだ？
ふくろう、くろねこ、どろぼう……。
いえいえ、夜中はおばけの時間。
あれ？まだ寝ていない子がいますよ。
おばけになってとんでいけ！
おばけがなかなか寝ない子をおばけの世界に連れていってしまいます。
シンプルなはり絵と独特のストーリーで、子どもたちをひきつけてやまない作品です。

発売されて以来、子どもたちの圧倒的な支持を誇り、読み継がれる本になった「おしいれのぼうけん」。
保育園のお昼寝の時間に騒いでいたさとしとあきらは、子どもたち皆が怖がるおしいれに入れられてしまいます。
さとしとあきらは上の段と下の段で、汗でべとべとの手をにぎりあい、暗くて狭いおしいれの中で冒険がはじまります。
ほぼ鉛筆一本で描かれた世界のなかに、子どもたちの躍動感があふれ、物語にぐぐっとひきこまれていき、子どもたちの汗がにじんだ手のひらの熱さが伝わってくるような作品です。

幼い豆太とやさしいじさまの心温まる物語。
臆病な豆太が勇気を奮い立たせるできごとがあり、本当のやさしさ・思いやりの意味が伝えられます。
切り絵で表現された絵はどこか美しくて少し怖い印象。
小さな子どもの心の中にひっそりと残る作品です。

世界初！パンツをぬがしてから読む絵本です。
しろくまさんのパンツがなくなっちゃった！
パンツがみあたらなくて、こまっているしろくまさんのもとへねずみさんがやってきて、いっしょにさがしにいくことに。
しましまのパンツ、おかしのパンツ、花柄のパンツ、へんてこりんなパンツ…そしてさいごは、あっとおどろく発見が！
めくって楽しい型ぬきしかけ絵本です。

アメリカ発の、クチコミで大ヒットした仕掛け絵本。
この作品にはたった1つだけルールがあります。
それは「このボタンを押しちゃダメ」ということ。
でも、不思議なモンスターが「おしたらどうなるんだろう?」「おしちゃおうか?」としつこく誘惑してきて…
好奇心をくすぐられて、子どもたちはおなかを抱えて大笑い。
何度も何度も「また読んで! 」とせがまれそうなプレゼントです。

誰もが知る名作、「不思議の国のアリス」。
限られた中でルイス・キャロルの原作により忠実にと、工夫をこらした構成、圧倒的であでやかな画面は迫力満点。
ポップ・アップ絵本の可能性を大きく押し広げたこの作品は、わくわくドキドキと読者を魅了することでしょう。