この記事の目次
正しくお礼を伝えるには「お礼状マナー」を知っておこう!
カップルにとって人生最高のイベントの1つ、結婚式(wedding)。
当日は来訪者だけでなく、遠方よりご祝儀を贈ってくれた沢山の方々にお祝いされてきっとハッピーな日になったと思います。
内祝いは式を挙げたカップルにとって、お祝いを贈ってくれた方全員にお礼をするチャンス。
それなら、品物に添える言葉で、贈る相手に感謝の気持ちを誠実に伝えたいですよね。
お礼状のマナーをここで確認して、二人を祝福してくれた相手を今度は自分たちがハッピーにしてあげましょう。
当日は来訪者だけでなく、遠方よりご祝儀を贈ってくれた沢山の方々にお祝いされてきっとハッピーな日になったと思います。
内祝いは式を挙げたカップルにとって、お祝いを贈ってくれた方全員にお礼をするチャンス。
それなら、品物に添える言葉で、贈る相手に感謝の気持ちを誠実に伝えたいですよね。
お礼状のマナーをここで確認して、二人を祝福してくれた相手を今度は自分たちがハッピーにしてあげましょう。
お礼を贈る前に、内祝いの主旨を確認しておきましょう。
内祝いは元来「家(うち)」で宴会などを開いた際、出席した方や遠方で呼べなかった方に対して「土産」を渡したことから来ていると言われています。
核家族化が進み宴会の風習が薄れてきた現在、内祝いはお祝いを頂いた人の返礼の品を指すようになりました。様々なお祝い事で内祝いは用意されますが、今回注目する結婚の内祝いは特にその内容と贈り方に注意したいものの一つです。
例えば、贈る品には二人の末長い縁を連想させる縁起物(年輪が重なるバームクーヘンなど)が好まれます。
内祝いは元来「家(うち)」で宴会などを開いた際、出席した方や遠方で呼べなかった方に対して「土産」を渡したことから来ていると言われています。
核家族化が進み宴会の風習が薄れてきた現在、内祝いはお祝いを頂いた人の返礼の品を指すようになりました。様々なお祝い事で内祝いは用意されますが、今回注目する結婚の内祝いは特にその内容と贈り方に注意したいものの一つです。
例えば、贈る品には二人の末長い縁を連想させる縁起物(年輪が重なるバームクーヘンなど)が好まれます。
品物と同じくらい大事な「御礼状」の書き方
お礼の気持ちを伝えるには、品物に添える御礼状にも一工夫必要です。次の三つのポイントは、どんな文面にする場合でも守るべきマナーです。御礼状の執筆の際は、事前チェックと事後チェックの両方でぜひ確認してください。
・句読点(。)を使わない
・同じ語句の繰り返し、忌み言葉は避ける
・書状の最後に「結び・名前(旧姓)・住所・連絡先」を記載
・同じ語句の繰り返し、忌み言葉は避ける
・書状の最後に「結び・名前(旧姓)・住所・連絡先」を記載
忌み言葉は「割れる」や「ほどける」など夫婦の別れなどを連想させる縁起の悪い言葉として、お祝いの書状では避けるべきものです。
同じ理由で、語句の繰り返しは再婚をイメージさせる「重ね言葉」として嫌われます。
それぞれ様々な種類があるので、自分で見つけきれない時は、忌み言葉と重ね言葉をチェックしてくれるネット上のフリーソフトなどで文面をチェックすると良いでしょう。
同じ理由で、語句の繰り返しは再婚をイメージさせる「重ね言葉」として嫌われます。
それぞれ様々な種類があるので、自分で見つけきれない時は、忌み言葉と重ね言葉をチェックしてくれるネット上のフリーソフトなどで文面をチェックすると良いでしょう。
内容構成
御礼状は二人の感謝の気持ちを伝える一方で、式後の二人の様子を報告する機会でもあります。内容構成には二人のラブラブさ加減だけではなく、お祝いの品をどう使っているかなど、新生活の一場面をそっと文章に織り込みましょう。
・時候の挨拶
・お礼の文章やお礼の品について
・新生活の様子
・今後のお願いと結びの文
・お礼の文章やお礼の品について
・新生活の様子
・今後のお願いと結びの文
以上の項目を文章化する時、特に気をつけたいのはその文体です。
目上の方や、仕事の同僚、友人などに対する普段の言葉遣いと同様に、御礼状の文面でも新郎新婦との関係性を反映させて書かなければなりません。
時候の挨拶から順番に、相手の立場で分けて文例を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
目上の方や、仕事の同僚、友人などに対する普段の言葉遣いと同様に、御礼状の文面でも新郎新婦との関係性を反映させて書かなければなりません。
時候の挨拶から順番に、相手の立場で分けて文例を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
時候の挨拶
「拝啓」より始まる普段の手紙と同様、御礼状でも時候の挨拶は導入として印象が良いものです。季節と相手を選んで、それぞれ使い分けていきましょう。
上司など目上の人物に対して
謹啓
(厳寒/1月、向春/2月、春暖/3月、陽春/4月、立夏/5月、初夏/6月、盛夏/7月、残暑/8月、初秋/9月、寒露/10月、初霜/11月、師走/12月)の候
(宛先人の名前)様におかれましてはご清祥のこととお慶び申し上げます
(厳寒/1月、向春/2月、春暖/3月、陽春/4月、立夏/5月、初夏/6月、盛夏/7月、残暑/8月、初秋/9月、寒露/10月、初霜/11月、師走/12月)の候
(宛先人の名前)様におかれましてはご清祥のこととお慶び申し上げます
同僚・友人などの人物に対して
春/風薫る心地よい季節となりました、夏/暑い陽射しがつづいております、
秋/秋が深まり空気が気持ちよく感じる季節となりました、冬/寒さが一段と厳しくなりました
お元気でしょうか
秋/秋が深まり空気が気持ちよく感じる季節となりました、冬/寒さが一段と厳しくなりました
お元気でしょうか
親戚に対して
拝啓
春/桜のつぼみもほころぶ、夏/初夏の風が心地よい
秋/小春日和の穏やかな日が続いていますが、冬/日ざしの明るさに春の気配を感じるようになりましたが、
皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます
春/桜のつぼみもほころぶ、夏/初夏の風が心地よい
秋/小春日和の穏やかな日が続いていますが、冬/日ざしの明るさに春の気配を感じるようになりましたが、
皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます
お礼の文章やお礼の品について
第二パートは結婚式への出席に対する感謝の言葉や、お礼の品を贈る旨を伝えるパートです。御礼状の本文とも言える大事な箇所なので、しっかりと例文を確認しておきましょう。
上司など目上の人物に対して
この度は 私どもの結婚に際しまして結構なお祝いを賜り 誠にありがとうございました
新しい生活では (相手の名前)様より頂いたオーブントースターで 毎朝香ばしいトーストを堪能させていただいております
ささやかではございますが お礼のしるしに心ばかりの品をお贈りさせていただきます
ご笑納頂けましたら幸いと存じます
新しい生活では (相手の名前)様より頂いたオーブントースターで 毎朝香ばしいトーストを堪能させていただいております
ささやかではございますが お礼のしるしに心ばかりの品をお贈りさせていただきます
ご笑納頂けましたら幸いと存じます
同僚・友人などの人物に対して
先日は私たちの結婚式にご出席いただき、誠にありがとうございました
(相手の名前)様の 綺麗なペアの食器セットは
毎日の食卓を鮮やかに彩ってくれるので とても重宝しております
新居にもようやく引越しが完了したので、ぜひ一度遊びにいらしてください
(相手の名前)様の 綺麗なペアの食器セットは
毎日の食卓を鮮やかに彩ってくれるので とても重宝しております
新居にもようやく引越しが完了したので、ぜひ一度遊びにいらしてください
親戚に対して
この度はふたりの結婚に際し 温かいお心遣いをいただき 誠にありがとうございました
ささやかながら 心ばかりの品をお礼のしるしにお贈りしますので お納め下さい
ささやかながら 心ばかりの品をお礼のしるしにお贈りしますので お納め下さい
新生活の様子を伝えよう
式後の二人の様子を報告しましょう。
二人の明るい未来への展望や家庭への希望を認めると良いです。ラブラブな二人の幸せな生活ぶりを知ることで、祝福した方全員がしあわせな気持ちとなるでしょう。
二人の明るい未来への展望や家庭への希望を認めると良いです。ラブラブな二人の幸せな生活ぶりを知ることで、祝福した方全員がしあわせな気持ちとなるでしょう。
上司など目上の人物に対して
・なにぶん未熟な二人ではございますが力を合わせて 温かな家庭を築いていく所存です
・いただいたお言葉を決して忘れず 皆様によろこんでいただけるような家庭を作っていく所存でございます
・いただいたお言葉を決して忘れず 皆様によろこんでいただけるような家庭を作っていく所存でございます
同僚・友人などの人物に対して
今後は仕事と家事の両立を目指して頑張ります。今後ともよろしくお願いします。
今後は二人でやさしい家庭を築いていこうと思います。
今後は二人でやさしい家庭を築いていこうと思います。
親戚に対して
・なにぶん未熟な二人ではありますが、仲良く助けあいながら、これからの人生を歩んでいきたいと思っております
・皆さんからいただいた温かい言葉と励ましを胸に、2人で力を合わせて幸せになりたいと思っております
・皆さんからいただいた温かい言葉と励ましを胸に、2人で力を合わせて幸せになりたいと思っております
今後のお願いと結びの文
今後も二人を見守っていって欲しいというお願いと結びの言葉が、御礼状を締めくくります。二人の結婚をこころより祝福してくれた人たちとは、末長くお付き合いしていきたいものです。
上司など目上の人物に対して
・下記住所に新居を構えましたので お近くへお越しの際は ぜひお立ち寄りください
今後とも どうぞご指導のほど よろしくお願い申し上げます
・何分にも未熟な二人ではございますが 末長くご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます
今後とも どうぞご指導のほど よろしくお願い申し上げます
・何分にも未熟な二人ではございますが 末長くご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます
同僚・友人などの人物に対して
・今度実家に帰った時にはあらためて夫(妻)を紹介します。
これからもよろしくお願いします。
・新居にも気軽に遊びに来てくださいね お待ちしております
これからは夫婦共々宜しくお願いします
これからもよろしくお願いします。
・新居にも気軽に遊びに来てくださいね お待ちしております
これからは夫婦共々宜しくお願いします
親戚に対して
・未熟な二人ですが 今後ともどうぞよろしくお願いいたします
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
・何かと至らない私どもですが、今後ともお力添えのほどお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
・何かと至らない私どもですが、今後ともお力添えのほどお願い申し上げます。
文章マナーはお礼を伝える便利なツール
新婚ほやほやの二人からのメッセージは、祝福した全員が心待ちにしているものです。式を終えたら、なるべく早く内祝いの手配を済ませ、二人の感謝の気持ちと幸せな様子を皆に伝えましょう。その時、正しい文章マナーに則った御礼状が添えられると、相手にとって内祝いの品が一層嬉しいものとなりますよ。