幸せの象徴「サムシングブルー」を結婚式に取り入れる8つの方法
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幸せの象徴「サムシングブルー」を結婚式に取り入れる8つの方法

結婚式についてあれこれ調べていると、よく見かける「サムシングブルー」。「なんとなく取り入れると良い気がするけど、あまりよくわからない」という方も多いかもしれません。素敵な言い伝えがある「サムシングブルー」を結婚式に取り入れる方法を、ウェディング業界出身の筆者がご紹介します。「身につけるもの」と「そのほかのもの」で各4つずつ、合計8つの方法をご紹介するのでぜひチェックしてみてくださいね。

サムシングブルーが持つ素敵な言い伝えとは?

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サムシングブルーを取り入れる方法の前に、まずは起源や由来をご紹介します。ロマンティックな言い伝えがあるサムシングブルー。その背景を知ったら、あなたもきっとどこかに取り入れたくなりますよ。

それではさっそくサムシングブルーが持つ背景を見ていきましょう。

サムシングブルーの起源と由来

サムシングブルーはヨーロッパで200年以上つづいている伝統的なおまじないです。はじまりは、イギリスの童謡集「マザー・グース」に収められた歌という一説も。歌の中には4つのアイテムが登場し、これらを結婚式で取り入れると幸せになれるとされています。

この4つのアイテムを「サムシングフォー」と呼び、その中のひとつがサムシングブルーです。

サムシングブルーの意味は?具体的にどんなもの?

「サムシングブルー(なにか青いもの)」は純潔や清らかさを意味し、幸せを呼ぶ色とされている青のアイテムを結婚式に取り入れるというもの。

欧米では花嫁が身につけているガーターベルトに青いリボンを付け、それを新郎が口で外しゲストへ投げるというブーケトスのような演出が古くからおこなわれてきました。日本では大胆過ぎるので取り入れるカップルは少ないですが、サムシングブルーを取り入れる花嫁さまは多くいらっしゃいます。

そのほか、「サムシングフォー」にはどんなものがあるの?

サムシングブルーのほかのサムシングフォーについてご紹介します。1つめが「サムシングオールド(なにか古いもの)」。先祖からつづく受け継がれてきたもので幸せと富の象徴とされ、母親や祖母が着たウェディングドレスやアクセサリーを使用するのが一般的です。2つめが「サムシングニュー(なにか新しいもの)」。新しいものを身につけることで、新しい人生や家族、未来など輝かしい未来を願います。3つめが「サムシングボロード(なにか借りたもの)」。すでに結婚して幸せな生活をしている友人や家族からアイテムを借りることで、幸せのおすそ分けをしてもらうというものです。

これら3つに「サムシングブルー」を加え「サムシングフォー」と呼ばれています。

「サムシングブルー」を身につけるもので取り入れる方法4選

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欧米ではガーターベルトに青いリボンを付けるのが伝統というご紹介をしましたが、日本ではどのように結婚式でサムシングブルーが取り入れられているのか気になりますよね。サムシングブルーは純潔や清らかさの象徴なので、人目に付かないところにサラッと取り入れるのがおすすめとされています。

それでは、身につけるものでサムシングブルーを取り入れる方法を見ていきましょう。

1.結婚指輪やアクセサリーの装飾に

結婚指輪の内側にブルーサファイアをあしらうアイデアは、サムシングブルーを取り入れる方法として人気があります。青い宝石は男性も取り入れやすいので、ペアで取り入れるのも素敵ですね。

当日身につけるヘッドドレスやイヤリングなどの装飾にブルーサファイアや青いビジューが使われているものを選ぶ方法もあります。特別な意味を持つ青い輝きが、あなたを上品で洗練された印象をプラスしてくれるでしょう。

2.足元に取り入れる

当日履くブライダルシューズで青を取り入れる方法もあります。「青い靴は目立ってしまうのでは?」と心配される方もいるかもしれませんが、ドレスの裾から靴が見えることはほとんどありません。

どうしても心配であれば、ビジューなどアクセントで青が使われている靴を選んでみてはいかがでしょうか。

3.ブーケにそっと忍ばせる

ブーケのアクセントとして青い花を取り入れるのも人気があります。青いお花というとパッと浮かばないかもしれませんが、「トルコキキョウ」「アガパンサス」「クレマチス」「アジサイ」「ブルースター」など、意外とあるんですよ。

季節によって取り入れられるお花の種類が変わってくる可能性もあるので、担当者にぜひご確認くださいね。

4.ネイルで青を取り入れる

ネイルで青を取り入れてさりげなくサムシングブルーを楽しむのも素敵ですね。淡いブルーなら清楚で上品な印象に、濃く深い青ならグッと大人っぽい印象になりますよ。

当日のドレスとのバランスもありますので場合によっては1本の爪だけにしたり、ネイルアートでほんの少しブルーを取り入れるのも良いですね。

「サムシングブルー」を身につけるもの以外で取り入れる方法4選

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サムシングブルーは身につけるアイテムとして取り入れるのが基本ですが、衣装との相性やバランスによって、身につけるアイテムでサムシングブルーを取り入れるのがむずかしいこともあるかもしれません。

身につけるアイテム以外でのサムシングブルーの取り入れ方も4つご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

1.大切な結婚指輪を置くリングピロー

挙式の際に結婚指輪を置いておくリングピローは、サムシングブルーをさりげなく取り入れやすいアイテム。青いリボンを掛けたり、ワンポイントで青いお花を飾る方法が人気です。

手作りの場合は淡いブルーの生地を使用するのも素敵ですね。

2.ゲストが手に取るペーパーアイテム

招待状や席次表などのペーパーアイテムにサムシングブルーを取り入れる方法もあります。ゲストが手にするものなので、中には「サムシングブルーだ!」と気づいてくれるゲストもいらっしゃるかも。

気づいたゲストもより幸せな気持ちになることでしょう。

3.シャッターチャンスでもあるウエディングケーキに

ウェディングケーキのエディブルフラワー(食用花)、砂糖菓子やデコレーションでもサムシングブルーを取り入れられます。ウェディングケーキなら、ケーキ入刀の際にゲストの方から注目を浴びますし、しっかり写真におさめられますね。

ただしひとつ注意点があります。青は食欲を減退させる色なので、ケーキそのものを青にするのは避けるのがおすすめですよ。

4.会場装飾に青を取り入れて空間づくり

披露宴のテーマカラーを青にして、会場装飾でサムシングブルーを取り入れることもできます。青は多くの人が好む色で誠実さを与える色でもあるので、会社関係やご年配のゲストが多い披露宴でも安心して取り入れられるのもポイント。

かわいらしさや爽やかな雰囲気にするなら明るく淡い青、大人っぽさや都会的な雰囲気にしたいなら深い青がおすすめです。

サムシングブルーで輝かしい未来へのおまじないをかけよう

ヨーロッパでの結婚式における伝統のサムシングブルー。素敵な由来から日本でも人気が広がり、多くのカップルが取り入れています。認知度も高いため、結婚式でサムシングブルーを取り入れると、「サムシングブルー発見!」なんてゲストにも楽しんでもらえるかもしれません。ぜひ幸せの象徴であるサムシングブルーを取り入れてはいかがでしょうか。

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