生理的に無理な人って?5つの特徴と5つの上手に付き合うコツ
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生理的に無理な人って?5つの特徴と5つの上手に付き合うコツ

はっきりとした理由がないのに、<b>特定の人物に対して苦手意識や嫌悪感を抱いてしまう</b>ことがあります。絶対的に悪い人でも自分にとっての敵でないにも関わらず、強い拒否反応が出てしまうのは何故なのでしょうか。今回は、生理的に無理な人の特徴と上手に付き合うコツを紹介します。

この記事は、結婚式場で多数のカップルの恋愛を見てきたプランナーが経験を踏まえて紹介します。

生理的に無理な人の特徴5選

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生理的に無理な人とは、本能で相手を拒絶してしまう人です。明確な理由がないとされていますが、実際には生理的に無理だと思われる人には共通している特徴があります。まずは生理的に無理な人の特徴を5つ紹介しましょう。

その1.清潔感がなく不快

生理的に無理な人の特徴は、清潔感がなく不快である人です。清潔感とは、汚れがなく衛生的であること。また人格が正しく誠実であることを言います。清潔感がない人は、人としての魅力を感じることができません。見た目や臭い、また生き方や考え方に拒絶反応を起こしてしまいます。

清潔感がないとは、具体的には「髪や肌が汚い」「身に着けているものが不衛生」「嘘つき」「裏表がある」などです。このように心身の清潔感がない人は、本能的に遠ざけてしまう対象となるでしょう。

その2.自信家で上から目線

生理的に無理な人の特徴は、自信家で上から目線な人です。自分に自信があるのは、決して悪いことではありません。しかし、過剰にナルシストである人は、一緒にいても嫌悪感を抱いてしまいます。

また自分に自信があることで、周囲に高圧的で威圧的な態度を取ることも多いです。馬鹿にして見下すような言動をする人は、生理的に受け付けないのも当然でしょう。

その3.人の悪口ばかり言う

生理的に無理な人の特徴は、人の悪口ばかり言う人です。人のことを悪く言う人の近くにいると、自分まで暗い気持ちになります。口から出る言葉が負の感情ばかりで、人の荒ばかり探しているように感じられるでしょう。

「あの人と話すと誰かの悪口ばかり」と思うと、一緒にいることが苦痛になります。そして生理的に受け付けなくなってしまうのです。

その4.損得勘定で動く

生理的に無理な人の特徴は、損得勘定で動く人です。損得勘定で動く人は、自分が損になるようなことはしないため、打算的で計算高いと言えます。自分の利益ばかりを追求しているので、一緒にいると不快な気持ちになることもあるでしょう。

また損得勘定で動く人は、人によって態度を変えることがあります。上司にはごますりをして、部下には偉そうに振る舞うような様子を見ると、生理的に受け付けない対象となるでしょう。

その5.言動が荒い

生理的に無理な人の特徴は、言動が荒い人です。言動が荒い人は、乱暴で優しさを感じられません。一緒にいると萎縮してしまうこともあり、なるべく距離を取りたいと感じてしまいます。

また言動が荒い人は、人や物を大切にすることができません。相手の気持ちを思い遣ることができず、自分の感情に任せて物事を進めようとします。威圧的であり、自分勝手なところが気になり、生理的に無理だと感じる人が多いです。

生理的に無理な人と上手に付き合うコツ5選

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生理的に無理な人は、本能で相手を拒絶しています。そのため無理をして上手に付き合おうとしてもストレスを感じてしまうでしょう。それでもコミュニケーションを取る必要がある時に、上手に付き合うコツを紹介します。

その1.無理に付き合おうとしない

生理的に無理な人でも接触効果で好きになろうとする人がいます。しかし、無理に付き合おうとするのは逆効果です。本能で相手を拒絶しているというのは、潜在意識で苦手だと感じています。それを無理に克服しようとすれば、心身に大きなストレスとなるでしょう。

生理的に無理な人は、無理に付き合おうとしないことです。相手を好きになろうとしたり、受け入れようとしたり、深く関わることはありません。可能な範囲で必要最低限のコミュニケーションを取れば良しとすると良いです。

その2.良いところを探す

生理的に無理な人は、どうしても悪い部分ばかりが目についてしまいます。同じことをしていても、不快な気持ちになってしまうのは生理現象です。しかし、「生理的に無理」というフィルターを外すと良いところもあるもの。一人の人間として相手を見ることで、良いところが見えてきます。

「こんな良い面がある」と知れば、少し相手に対しての受け皿が大きくなるもの。完全に好きになることができなくても、上手に付き合うことができるようになるでしょう。

その3.相手に期待しない

生理的に無理な人に対して、良い方に変わってもらうことを期待する人がいます。しかし、人は簡単には変われません。期待してしまうと、何も変わらないことに怒りや苛立ちを感じてしまいます。

「過去と他人は変わらない。 変えられるのは、未来とあなただけ」というのは、アメリカの精神科医の言葉。相手に期待をするのではなく、自分が変わる努力をした方が良いと思いましょう。

その4.生理的に無理な気持ちを否定しない

生理的に無理な人と上手に付き合うコツは、生理的に無理な気持ちを否定しないことです。明確な理由もなく不快に感じる相手と一緒にいると、自分が心の狭い嫌な人間のように思えてしまいます。しかし、「なんとなく嫌い」と感じてしまうのは、人間として仕方のないことです。相性の問題や防衛本能のようなものもあるため、自分の気持ちを否定することはありません。

「この人は生理的に無理だから仕方ない」と受け止めてしまいます。そうすることで必要最低限の会話を割り切ってできるようになるでしょう。

その5.改善できるところを伝えてみる

生理的に無理な人と上手に付き合うコツは、改善できるところを伝えてみることです。押し付けるわけではなく、あくまでもアドバイスとして伝えてみましょう。たとえば清潔感がない人に対しては、「髪型こうすると似合いそう」「白い洋服を着たら素敵なんじゃないかな?」と。人の悪口ばかり言う人には、「良いところも探すと楽しくなるよ」「悪口を言うのはもったいないよ」と。プラスの言葉にして話します。

もちろん相手に期待をするのは禁物ですが、それで改善してくれればお互いに気持ち良く付き合うことができるものです。ダメ元で良いので、相手が不快にならないような言葉で助言してみてください。

生理的に無理な人へのNG対応3選

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生理的に無理な人がいるのは、人間として仕方のないことです。本能で相手を拒絶してしまうため、自分の意思ではどうにもならないこともあります。しかし、生理的に無理だからといって何をしてもいいわけではありません。相手を不快にさせないように、意識的に行動するようにしましょう。

その1.無視をする

生理的に無理な人に対して、無視をするような行動はNGです。相手を無意識に拒絶してしまうことがありますが、意識的に無視をするような行動は避けてください。生理的に無理な人とは、直接対決したわけではありません。無視をされれば相手を深く傷つけることになります。

自分から積極的に話しかける必要はないです。ただし最低限、話しかけられたことには無視をせずに対応するようにしましょう。

その2. 周囲の人に悪く言う

生理的に無理な人のことを周囲に悪く言うのはNGです。自分が無理であっても、周りの人も無理であるとは限りません。自分の生理的な現象を他の人に同調させるようにすれば、同じように誰かの「生理的に無理な人」となってしまいます。

生理的に無理な感情は、自分の中だけにしまっておくべきです。あからさまに態度に出して周囲に悟られるのも避けるようにしましょう。

その3.生理的に無理な原因を探す

生理的に無理な原因を必死で探そうとすると、余計に深みにはまってしまいます。生理的に無理というのは、ほとんどが原因や理由がないものです。ただ「なんとなく」という部分が大きいので、それは追求しなくて良いでしょう。

なんでダメなのかと考えるほど、どんどん相手を拒絶してしまいます。悪いところばかり見えてきてしまうので、無理に原因を探さないようにしてください。

生理的に無理な人とは上手に距離をとろう

生理的に無理な人は、本能で相手を拒絶してしまう相手です。それは意識して改善できるものではないため、仕方がないと割り切るのが良いでしょう。それでもコミュニケーションが必要な時は、生理的に無理であることを受け入れて大人の対応をします。自然現象ですので、上手に付き合いながら対応していくようにしてください。
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