
結婚式で読まれる手紙の4つの基本的な流れと結婚式に読む手紙の文例を解説!
親に感謝を伝える手紙は素直な表現が決め手となります。親との関係や思い出はそれぞれ違うので具体的なエピソードを加えると心に届く温かいあいさつになるでしょう。またあまり長い手紙になると伝えたいことがぼやけてしまうのでポイントを絞ってまとめるようにしましょう。そして1週間ほど前には書き上げて声に出して読む練習をしておきましょう。花嫁の手紙は披露宴演出の定番ですが最近では新郎が手紙を読むこともありますよ。
ただ本来なら親に感謝を伝えるのは結婚式前日や当日朝に家ですませることなので披露宴の場を借りて行っているのを忘れずに。必須の演出ではありませんが楽しみにしている親もいるので行わないなら事前に親に言っておきましょう。そこで今回は、恋愛コーディネーターの経験を持つ筆者が結婚式で読まれる手紙の基本的な流れなどを解説していきます。
ただ本来なら親に感謝を伝えるのは結婚式前日や当日朝に家ですませることなので披露宴の場を借りて行っているのを忘れずに。必須の演出ではありませんが楽しみにしている親もいるので行わないなら事前に親に言っておきましょう。そこで今回は、恋愛コーディネーターの経験を持つ筆者が結婚式で読まれる手紙の基本的な流れなどを解説していきます。
花嫁から親への感謝の手紙!

image by PIXTA / 6034682
結婚式で読む手紙はアルバムや日記を手掛かりにしてエピソードを考えますよ。そしてエピソードをもとに手紙をまとめて何度も読む練習をしましょう。大切なのは素直な気持ちで感謝を伝えることですよ。ここからは感謝の手紙を書く際の注意点について解説していきます。
感謝の気持ちを親に伝えるまたとない機会
花嫁から親に感謝の言葉を贈るシーンは披露宴のクライマックス。どんな言葉、どんな内容であってもきっと感動的なフィナーレとなるでしょう。照れくさいと省略したい人もいるかもしれませんが良い機会なので感謝の気持ちを素直に表現してみてはいかがでしょうか。一生の思い出になると手紙を喜ぶ親も多いですよ。ただ思い入れの強いものだけに書くのに意外に時間がかかることもあるので慌ただしくなる結婚式直前よりも2~1週間前に用意しておくことをおすすめします。
上手でなくて良い!自分の言葉でつづる
手紙は導入、エピソードを交えた思い出、抱負、結びの4部で構成するととてもスムーズです。600~800字前後ゆっくり朗読して2分半ほどになる長さを目安にすると良いでしょう。また感謝の気持ちは飾らず自然体でつづることを心がけましょう。大切なのは文章の上手、下手ではありません。なるべく具体的な思い出を盛り込むのがおすすめです。親からもらった温かい言葉や忘れられない出来事、一緒に旅行した風景などを思い返してみると内容をまとめやすいのではないでしょうか。
涙がとまらず読めない!そんな時は司会者が代読
書き上げたら1~2日おいてから読み返しますよ。書いているうちに気分が高揚し必要以上に感傷的になっていることも多いためです。感傷がすぎると招待客を置いてけぼりにしてしまうので気をつけましょう。新郎に客観的な意見を聞いてみるのもおすすめです。そして手紙が完成したら必ず声に出して読む練習をしましょう。読み上げる時は早口にならないよう気をつけます。本番では感極まり涙でつまってしまうこともあるためいざというときの代読用に事前に司会者に手紙のコピーを渡しておきましょう。
結婚式に読む手紙の文例!
両親へ手紙を書く時は自分らしい言葉を使うようにしましょう。例えば「お父さん、お母さん、今日まで28年間ほんとうにお世話になりました。私がお父さんの跡を継ぐと決心して言葉にした日のこと覚えていますか?困ったような怒ったような、そして照れたようなあれほど複雑なお父さんの表情を見たのは後にも先にも初めてでした。そして一言、わざわざ苦しい仕事に就かんでもいいと小さくつぶやいて部屋を出ていってしまいましたね。お母さんもかげからそうっと仕事場をのぞいてはハラハラしながらつたない私の仕事ぶりを見守ってくれていましたね。気づいていました。前にも増して気苦労をかけていたのだろうと思いました。今日、私は結婚します。この仕事こそが結び付けてくれた○○さんとの出会いを大切にしふたりで温かい家庭を築いていきますね。
なにより○○さんとなら手を携えてお父さんの跡を継いでいけるそう思うと、うれしくてたまらないのです。自分の腕以外のことにはとんと不器用だったけどいつもゴツゴツとして大きな手で抱擁してくれたお父さん。そんなお父さんの背後を大きな愛でしっかりと守ってきたお母さん。○○さんとふたり理想とするお父さんとお母さんのような夫婦になれるように頑張りますね。○○さんのお父さん、お母さん、志ばかりでまだまだ未熟な私ですがこれからどうぞよろしくお願いします。よちよち歩きのふたりをどうぞ温かい目で見守ってください」などゲストが思い浮かべやすいエピソードを交えつつ新郎の親への言葉も添えるとなお良いでしょう。
なにより○○さんとなら手を携えてお父さんの跡を継いでいけるそう思うと、うれしくてたまらないのです。自分の腕以外のことにはとんと不器用だったけどいつもゴツゴツとして大きな手で抱擁してくれたお父さん。そんなお父さんの背後を大きな愛でしっかりと守ってきたお母さん。○○さんとふたり理想とするお父さんとお母さんのような夫婦になれるように頑張りますね。○○さんのお父さん、お母さん、志ばかりでまだまだ未熟な私ですがこれからどうぞよろしくお願いします。よちよち歩きのふたりをどうぞ温かい目で見守ってください」などゲストが思い浮かべやすいエピソードを交えつつ新郎の親への言葉も添えるとなお良いでしょう。
結婚式で読まれる手紙の4つの基本的な流れとは?

image by PIXTA / 6040861
ここからは結婚式で読まれる手紙の基本的な流れについて解説していきますよ。手紙を読む前は「みなさま本日はご多用のところお運びいただいてほんとうにありがとうございます。この場をお借りして両親への手紙を読ませていただくことをお許しください」など列席者に一言あいさつしましょう。
その1.両親に対する呼びかける
導入部分は感謝の言葉から入るのが一般的です。例えば「お父さん、お母さん、今まで〇年間お世話になりました。半年前は突然、結婚すると言い出し驚かせてしまいごめんなさい。あれから今日まで結婚準備をするなかで久しぶりに家族みんなで外食をしたり一緒に片づけをしたり、小さいころに戻ったようでいろいろなことを思い出しました」など堅苦しい言葉を使わず自分らしい言葉を使うようにすると良いですよ。
その2.具体的なエピソードを織り込む
エピソードは招待客にもわかりやすいものを織り込みます。例えば「お父さん。お父さんは休みのたびに私や弟たちをプールに連れて行ってくれましたね。帰りのお楽しみはアイスでした。ベンチに並んで座りとけないようにみんな大急ぎで食べたのを覚えていますか?いつも休日を私たちのために使ってくれていたこと、あの頃はなんとも思っていなかったけれど今はそのあたりがたさがよくわかります。
お母さん、この半年間たくさんの準備を手伝ってくれてありがとう。遠足の準備や修学旅行の準備、いつもお母さんはあれこれと世話を焼いてくれました。正直うるさいなぁと思ったこともあるけれどいつだって準備万端、安心して出かけることができたのはお母さんのおかげだったんだとやっと気づくことができたよ。今日この日が迎えられたのもお母さん、そしてお父さんのサポートがあったからです」などエピソードを絞って書き必要以上にダラダラ長くならないようにしましょう。
お母さん、この半年間たくさんの準備を手伝ってくれてありがとう。遠足の準備や修学旅行の準備、いつもお母さんはあれこれと世話を焼いてくれました。正直うるさいなぁと思ったこともあるけれどいつだって準備万端、安心して出かけることができたのはお母さんのおかげだったんだとやっと気づくことができたよ。今日この日が迎えられたのもお母さん、そしてお父さんのサポートがあったからです」などエピソードを絞って書き必要以上にダラダラ長くならないようにしましょう。
その3.これからの希望を
抱負はどのような家庭を築きたいかなどこれからの抱負について書きますよ。例えば「今日、私は結婚しました。今までつくってもらったたくさんの思い出を胸にこれからは○○さんと一緒に新しい道を歩んでいきます。○○さんのお父さま、お母さま、未熟な私ですがこれからどうぞよろしくお願いいたします」などが良いでしょう。
その4.両親の健康を願う言葉で結ぶ
結びは変わらぬつきあいを願う言葉などで結びましょう。例えば「お父さん、お母さん、今までほんとうにありがとう。ずっと元気でいてね。そしてこれからもよろしくお願いします」など新郎の両親への言葉を添えるのも良いですよ。
素直な気持ちで感謝を伝えて!
あいさつに新鮮な雰囲気を添えるためには自分の言葉で自分の身近なエピソードを具体的に伝えるのがとても効果的です。両親へのねぎらいの言葉も添えて温かみをプラスするのも良いでしょう。人生の一大慶事に間違いがないよう使って良い言葉や使ってはいけない言葉をきちんと知って慶びや感謝の言葉を届けましょう。
男性へのおすすめプレゼントなら、Anny(アニー)におまかせ!
バイヤー厳選のおしゃれなプレゼントの通販なら「Anny(アニー)」へ。ギフトBOXやメッセージカードなどギフトサービスも充実!
男性への贈り物におすすめなギフト