結婚式場の選び方を徹底解説!事前準備と結婚式場選びの8つのポイント
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結婚式場の選び方を徹底解説!事前準備と結婚式場選びの8つのポイント

理想の結婚式を叶えるにも、ゲストによろこんでもらうにも、結婚式場選びはとっても大切。式場を選んだら結婚式に向けての準備が一気にスタートするといっても過言ではありません。とはいえ、「どうやって結婚式場を選んだらわからない」というカップルも多くいらっしゃるでしょう。

この記事ではブライダル業界出身の筆者が、結婚式場を選ぶ際のポイントや事前準備など、結婚式場選びに関するアレコレを徹底解説します。

結婚式場探しを始める前に準備しておくこと4選

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インターネットや雑誌などで結婚式場の情報を得る人も多いかと思います。近年ではSNSで情報を得る人も増えてきました。写真からでもおおよその雰囲気や情報は得られますが、写真や文章での情報がすべてではなく、写真のイメージと実際の会場の雰囲気が違うということも。

そのため結婚式場へ下見に行くことは必須ですが、下見に行く会場をピックアップする前にやっておいた方が良いことがあります。

1.どんな雰囲気にしたいのか?結婚式のイメージを考えておく

挙式のスタイルを含め、どんな結婚式にしたいのかイメージしておきましょう。挙式はおもに、「教会式(チャペル式)」「人前式」「神前式」の3つがあります。チャペルや神殿が併設されている式場にするのか、併設されていなければ近くに挙式がおこなえる施設があるのか、といったことも式場を決めるポイント。

披露宴に関しても、カジュアル・豪華・ナチュラル・クラシカル・和の雰囲気といったイメージも大切です。海やスポーツなどふたりの趣味や好きなものをテーマにしたり、季節感を出したりといったこだわりを入れるかなども考えておきましょう。

2.おおよそのゲスト人数を出しておく

結婚式のゲスト人数は60〜70名が平均ではありますが、両家や親族、仕事の関係でゲストの人数が多くなることも。反対に、近年では親族のみなど少人数でおこなう結婚式も増加しています。

挙式会場・披露宴会場ともに、収容できるゲストの人数がさまざま。会場決定後に「ゲストの人数を減らさなきゃいけなくなった」「ゲストの人数に対して会場が広すぎた」ということがないように、事前にある程度それぞれのゲスト人数を把握しておきましょう。

3.結婚式でやりたいことや譲れない条件を明確にしておく

挙式も披露宴も、会場によって対応できる・できないことに違いがあります。「会場を暗くできない」「大きな音を出せない」「マイクの使用本数に限りがある」「衣装などの持ち込みができない」など設備やシステムも会場によって違うので、会場下見の際にスタッフに確認できるように事前にやりたいことをピックアップしておくのがおすすめです。

また、譲れない条件も明確にしておきましょう。「1日に結婚式を挙げる組数」「親族控室の有無」「ゲスト用更衣室の有無」など、自分たちだけでなくゲストに関わることも含め、優先したい事項や条件をおふたりで出し合っておくことも大切です。ベビーカーや車いすを使用するゲストやご高齢のゲストには、段差や階段などの配慮といったように、バリアフリー対応の有無も結婚式場選びで重要になることもあります。

4.パートナーと予算を決めておく

あれもこれもとやりたいことを増やしたり、グレードアップしていくと、あっという間に費用が高くなってしまいます。打ち合わせ中におふたりで気分が高揚して、そのときは「どうにかなるでしょう」と予算オーバーの結婚式を挙げたはいいけれど、その後の新婚生活が苦しくなってしまうことは避けたいですよね。

ざっくりでも良いので、結婚式の予算は必ず事前におふたりで決めておくことが大切です。

結婚式場を選ぶ8つのポイント

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事前の準備ができたら候補の結婚式場をピックアップ。後悔しないためにも気になるところにはすべて足を運びたいところ。1日で複数の会場へ下見に行くこともできるので、移動ルートなども考慮しながら効率良く下見ができる計画を立てるのがおすすめです。

1.ゲストが訪れやすい立地

おふたりの理想も大切ですが、当日来てくれるゲストの利便性も考慮しなければなりません。自分たちの理想の会場だからといって、アクセスが良くない会場を選ぶとゲストに迷惑をかけることにも。

また、両親や親族が遠方から来る場合は、新幹線が止まる駅や空港の側などといった考慮も必要となります。郊外の結婚式場の場合は最寄駅から送迎のある会場にしたり、送迎バスやタクシーの手配といった配慮もあったほうがよいでしょう。お互いの地元が離れている場合は、事前にそれぞれのご両親に相談したり意向を聞いておくのがおすすめです。

2.招待するゲストの人数やゲスト層

ご家族中心でおこなうのであれば少人数ウェディングに対応している会場がおすすめですし、80人以上の大人数であれば広い会場のある結婚式場を選ぶことが前提となります。

また、招待するゲスト層もポイントに。たとえば家族やご友人が中心であれば肩ひじ張らずに過ごせるカジュアルな会場、会社関係者が多いなどかしこまったおもてなしが必要であれば、ホテルや伝統のある格式高い会場がおすすめです。

3.式場のロケーション

海が好きならオーシャンビューの会場、自然が好きなら高原やガーデンウェディングができるところといった会場を選びたいですよね。

そのほか、高層階からの素晴らしい眺望や立派な庭園があったりなど、ロケーション自慢の結婚式場もたくさん。素晴らしいロケーションは派手な演出を取り入れなくても十分に楽しめる空間となりますし、ゲストへのおもてなしのひとつにもなるので人気がありますよ。

4.希望する挙式スタイル

結婚式会場によって対応できる挙式スタイルが異なります。チャペルや神殿の両方を併設している会場もあれば、近隣のチャペルや神社と提携している会場などさまざま。

ゲストが証人となる「人前式」に関しては、対応しているチャペルも多くありますが、中には挙式会場やエントランスを使用するところもあります。希望の挙式スタイルに対応しているかどうかも結婚式場選びでは重要です。

5.予算・料金

費用が結婚式場選びの決め手になることも多いでしょう。複数の会場の下見に行ったら料金の比較をしやすくするために、日程・ゲスト人数・料理のランク・そのほかのオプションなど、だいたいおなじ条件で見積もりを出してもらうのがおすすめです。

体調不良など万が一のときのために、延期やキャンセル時の料金や対応なども確認して、こちらも比較検討の材料にしましょう。

6.料理のジャンルやクオリティ

料理はゲストのおもてなしをするためにかなり重要なポイント。結婚式場によって扱っている料理のジャンルやグレードも異なります。料理自慢の会場だとしても、試食会にはできる限り参加するのがおすすめ。

中には、オープンキッチンやフランベなど料理の演出をおこなう結婚式場もあります。味覚だけでなく、五感を使ってゲストに満足してもらえるので、料理にこだわりたいおふたりは料理のパフォーマンスがある会場選びをされるのもおすすめです。

7.スタッフの雰囲気や体制

結婚式において、ウェディングプランナーはとても重要な存在。打ち合わせから当日まで長期間のおつきあいとなるので、信頼できることはもちろん、おふたりと相性の良いウェディングプランナーであることも大切です。

結婚式場によって、契約から当日までおなじスタッフが一貫して行うこともあれば、契約と打ち合わせで違うスタッフになることも少なくありません。中には打ち合わせと当日で担当スタッフが変わるところもあります。できるだけ一貫しておなじスタッフが担当する結婚式場の方が、申し送りでのミスを防いだり確認のしやすさなどといった点でも安心できるでしょう。

8.希望する演出ができるか

たとえば、挙式で人気のゲストみんなでバルーンを空に放つバルーンリリース。屋外に対応していない式場はもちろん、空港や高速道路に近い会場ではバルーンリリースがおこなえないこともあります。披露宴で会場を暗くして幻想的なキャンドルの演出をおこないたいと思っていても、披露宴会場によってはカーテンを締められなかったり、カーテンの種類によっては完全に暗くならないということもあるのです。

このように結婚式場によっておこなえる演出に違いが出てくるので、希望の演出がある場合は対応できるかの確認はしっかりしておきましょう。音響・照明・映像(スクリーン)などの式場設備もの確認も聞いておくのがおすすめです。

タイプ別!結婚式場の特徴&メリット

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結婚式場は、「専門式場」「ホテル」「ゲストハウス」「レストラン」といった4つのタイプに分けられます。結婚式場のタイプの違いも知っておくと会場選びがラクになりますよ。

ここでは、それぞれのタイプでどのような違いがあるのかをご紹介します。

1.充実した設備が魅力「専門式場」

結婚式のために作られた施設。チャペルや神殿、披露宴会場のほか、美容室・写真室・控室など結婚式に必要な施設が揃っているのが特徴です。老舗からゲストハウス風の会場と、雰囲気もさまざま。老舗の結婚式場では美しい日本庭園があるところも多く、和装の方にもおすすめです。

また老舗の結婚式場であれば格式高く、スタッフの教育もしっかりしているので、仕事関係やご高齢のゲストが多い結婚式でも安心ですよ。

2.高いホスピタリティの「ホテル」

高級感と格式の高さが特徴的なホテルウェディング。高層階の披露宴会場であれば素晴らしい眺望でのおもてなしも可能です。格式があり、披露宴会場も大きめのところが多いので、仕事関係のゲストを多く招く結婚式にはとくにおすすめ。料理のジャンルも、「フランス料理」「日本料理」「折衷料理」と幅広く対応しているところも多く、ゲスト層に合わせて選ぶこともできます。

ラウンジやレストランもあるので、結婚式の前後もゲストが快適に過ごせるでしょう。客室があるので、宿泊をともなうゲストがいる場合もホテルウェディングは便利なのがメリットですね。

3.プライベート感あふれる「ゲストハウス」

邸宅のような一軒家を貸切って結婚式ができるのがゲストハウス。内装やテイストはロマンチックでかわいらしいところもあれば、落ち着きのあるクラシカルテイストなところもあり、おふたりの好みにあったゲストハウスを見つけることが可能です。一軒家を貸切るタイプなのでパーティー会場だけでなく、入口やお化粧室、ガーデンなどの装飾もおふたりらしさを表現できるため、オリジナリティをとことん大切にしたいおふたりにおすすめ。

ほかの新郎新婦とバッティングすることもなくプライベート感満載なのもゲストハウスならでは。アットホームでリラックスした雰囲気の中でゲストとともに大切な時間を過ごすことができますよ。

4.料理にこだわりたいなら「レストラン」

レストランウェディングの最大の魅力はなんといってもおいしい料理!普段はレストラン営業しているため、料理のクオリティが高く、ゲストの満足感も高まります。お店のテイストも、老舗レストランから夜景自慢のレストラン、カジュアルなレストランとさまざま。会場も広すぎないので、ゲストと近い距離感で楽しめるので、ご家族やご友人を中心に、カジュアルな雰囲気の結婚式を希望するおふたりにおすすめ。

レストランウェディングは、結婚記念日をお祝いしたりなど、結婚式後もおふたりにとって大切な場所となるのもレストランウェディングの魅力のひとつですね。

事前準備をしっかりしておふたりの希望を叶える結婚式場を見つけよう

理想の結婚式を叶えるには、理想に合った結婚式会場選びが重要です。事前におふたりでしっかりと話し合い、候補となる会場をピックアップしましょう。そして、ピックアップした会場はできる限り足を運び、実際の雰囲気を見たり料理の試食をすることも大切です。 ぜひ、おふたりの理想を叶える最高の結婚式会場を見つけてくださいね!

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