結婚挨拶の必需品!縁起物の手土産5選とNGな立ち居振る舞い5つを紹介
恋愛

結婚挨拶の必需品!縁起物の手土産5選とNGな立ち居振る舞い5つを紹介

「結婚挨拶の手土産にせっかくなら縁起物を持って行きたいけれど、何がおすすめ?」「どんな振る舞いをしたら相手のご両親からの印象が悪くなってしまうの?」という疑問や不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。

この記事では先日結婚挨拶を無事に終えた筆者が、縁起物の手土産5選とNGな立ち居振る舞い5つをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

結婚挨拶とは

image by PIXTA / 98948020

結婚挨拶とは、両家の両親に結婚の許しをもらうために行う挨拶のことです。プロポーズを経て、いよいよ結婚に向けて具体的に動いていくことになります。そこで一番最初の緊張する場面は、両家両親への結婚挨拶ですよね。これは、彼女の家に挨拶をして許しをもらった後に、彼氏の家に赴くことが一般的とされています。

その後、両家顔合わせや結納、入籍、結婚式や新生活と進んでいくのです。したがって、お互いの両親への挨拶が上手くいけばまずは一安心。続けて行う様々な行事も滞りなく進めることができるでしょう。

結婚挨拶に用いる縁起物の手土産5選

image by PIXTA / 23866002

結婚挨拶において、服装の次に悩むのは持って行く手土産ですよね。日持ちするか、ご両親の好みに合っているか、アレルギーはないかなど気を付けるべき点がたくさんあります。その中でもうひとつ考慮したいのが縁起の良し悪しです。せっかくの結婚挨拶なら、めでたい意味のあるものを贈って縁起を担ぎたいですよね。

ここでは、結婚挨拶に用いる縁起物の手土産5選をご紹介します。

その1.末長いお付き合いを願って贈ろう!カステラ

カステラの贈り物には、「末長いお付き合いを」と祈念する意味があります。ほかにも、贈る相手の健康を祈るものとしての意味も持っているのだとか。賞味期限が比較的長く、素朴な味は万人受けするのも結婚挨拶の手土産向きです。カステラが苦手という人は少ないので、相手に卵アレルギーなどがなければ一番に検討する人も多い王道の贈り物とも言えるでしょう。

したがってカステラは、「王道の安心する手土産」という立ち位置にいるお菓子です。また、柔らかく食べやすいのでご両親が高齢だったり祖父母と同居している場合にはとくに気の利いた贈り物になるでしょう。

その2.年輪のように見える生地が長寿と繁栄を連想させる、バウムクーヘン

結婚挨拶に重宝するお菓子のひとつにバウムクーヘンがあります。何回も重ねて焼く生地が木の年輪のように見えることが特徴ですよね。このことが長寿と繁栄を連想させるので、縁起物のお菓子として人気があります。バウムクーヘンは結婚式の引き出物にも用いられることが多いので、相手方にも「縁起の良いものを贈ってくれたんだな」と察してもらいやすいこともメリットです。

また、バウムクーヘンはプレーン味以外にも抹茶やチョコなど様々な味を展開しています。したがって、少ない人数でも飽きずに楽しんでもらうにはぴったりのお菓子と言えるでしょう。

その3.「重ね合わせる」の意味を持つので結婚に関連する贈り物にぴったり!最中

最中は、「重ね合わせる」の意味を持つので結婚に関連する贈り物にぴったりです。最中は、薄いパリパリした皮にたっぷりのあんこが入っている和菓子。したがって、甘い物が苦手なご両親の場合は避けたほうが良いでしょう。また、今日では伝統的な最中のほかにも、中にバターを挟むなどして洋風にアレンジされたものも売られています。義両親が新しい物好きな場合は喜ばれるかもしれませんね。

実際に筆者の夫は、筆者の実家への結婚挨拶の手土産に最中を持参してくれました。最中のなかのあんこは小豆以外にもうぐいす餡や栗餡もあるので、味のバリエーションも楽しめます。

その4.甘いものが苦手な場合は鯛のお茶漬け

甘いものが苦手な義両親の場合は、鯛のお茶漬けがおすすめです。高級なお茶漬けは具材がたくさん入っていて豪華であり、自分では買わないけれどもらったら嬉しいものでしょう。筆者は鯛のお茶漬けを結婚挨拶の手土産に持って行きました。

鯛は「めでたい」という言葉にかけた有名な縁起ものです。また、お茶漬けなら食欲のない朝や軽く済ませたい昼食、お酒を飲んだ後の締めなどいろいろな場面で活躍します。ほかにも、お茶漬けは賞味期限が長いので遠方に挨拶に行くときにも安心ですよ。

その5.お酒好きなら結婚相手のご両親が好きな銘柄や高級なビールやワイン

甘いものが苦手だったり食事の好みが分からない場合には、結婚相手のご両親が好きな銘柄や高級なビールやワインはいかがでしょうか。両親ともにお酒好きという場合には、好きな銘柄をリサーチして持って行くと喜ばれます。

ビールはワインよりも手軽なお酒という印象もあるので、ビールを持って行く際は高級なものを選んだり、ほかに簡単なお菓子も合わせて贈ると良いでしょう。ほかにも日本酒やシャンパンなどもおすすめですよ。結婚挨拶の手土産は、挨拶時に開封して振る舞ってくれる場合もあるため、自分がお酒に弱い場合は避けたほうが無難です。

結婚挨拶でNGな立ち居振る舞い5つ

image by PIXTA / 93732210

付き合いが長いと相手のご両親と面識があるかもしれませんが、正式な挨拶の場であることに変わりありません。したがって、気の置けない間柄だったとしても男性はシャツにジャケットやスーツを、女性は丈が長めで上品なワンピースを着用してください。

服装は大前提として、結婚挨拶では言動にも気を配ることが大切です。初めて会う場合、第一印象は後々まで尾を引くので頑張りどころだと言えるでしょう。ここでは、結婚挨拶でNGな立ち居振る舞い5つをご紹介します。

その1.コミュニケーションの基本!挨拶をしないのはNG

玄関先でご両親と顔を合わせたら、まずは挨拶をしてください。挨拶は人とのコミュニケーションの基本です。結婚相手のご両親に「挨拶ができない人なのかな」と思われてしまうと今後の関係にも支障が出ます。挨拶ができないというのは大きい不安要素になるものです。あなたの性格をよく知らない場合は、「挨拶もできない人と結婚するのは不安」と苦言を呈されてしまうことにもなりかねません。

緊張していると声が小さくなりがちなので、「こんにちは」「〇〇さんとお付き合いをさせていただいております、〇〇と申します」と少し声を張って伝えてくださいね。

その2.ローテーブルの場合は注意!姿勢が悪いと印象も悪くなる

結婚挨拶時は、姿勢にも気を付けてください。気を抜くと猫背になってしまう人も多いですよね。相手の実家のリビングでローテーブルに案内された場合は、とくに注意しましょう。

基本的には正座で座り、「足を崩して」と言われない限りはそのまま正座を続けることがベターです。痺れてしまったときには足首を少し動かして、血流を良くすることで多少改善します。痺れて立てなくなってしまったら、それを明るく伝えれば後々のほっこりした笑い話になりますよ。

その3.第一印象が重要!無表情や不機嫌そうな顔は不快感を抱かせることも

無表情や不機嫌そうな顔は、相手に不快感を抱かせることがあるので要注意です。緊張が高まると、無意識に表情が硬くなってしまいます。したがって、意識して口角を上げることが重要です。結婚の挨拶は真剣な話をする場なので、ずっと笑っている必要はありません。

しかし口角を上げ、雑談のときには笑い声を上げることで場を和ませることもできます。招く側も緊張しているので、相手のご両親の気持ちを和らげるためにも穏やかで親しみやすい雰囲気を醸し出すと好印象ですよ。

その4.声が小さいとイライラされてしまうことがあるので注意

結婚挨拶時に声が小さいとイライラされてしまうことがあるので注意してください。筆者が結婚挨拶に伺うときに最も気を付けたのが声量です。元々大きい声を出すのが苦手だと自覚しており、緊張しているとさらに声が細くなる筆者は「大きすぎるかな」と思うくらいの声量で話すようにしました。

大きい声で話そうと思うと自然と口を大きく開けるので聞き取りやすく、明るい印象を与えます。普段から声量に問題がない人は、はっきりと話す、「〇〇が好きで……」と濁すのではなくですます調で言い切ることでしっかりした人というイメージになりますよ。

その5.両親の前でパートナーとの過度な仲良しアピールは不要!

両親の前でパートナーとの過度な仲良しアピールは不要です。パートナーのことが好きで大切に思っているということを伝えたいがために、両親の前でボディタッチをしたりふたりだけのあだ名で呼び合うことはやめましょう。息子や娘が過度にいちゃいちゃしているところを見ると不快になる親も多いものです。

相手を大切に思っていることは、言葉で伝えれば十分。結婚挨拶で仲良しアピールをされると「状況に応じた立ち居振る舞いができないのかな」と思われてしまう恐れもあります。

結婚挨拶には笑顔と誠意が重要

結婚挨拶では、笑顔と誠意が最重要です。礼儀作法などに気を取られてにこりともできない……となると、「具合が悪いのかな?」「不機嫌なのかな?」と相手を不安にさせてしまいます。少しくらい作法を間違えても、丁寧な言動を心がけてにっこり笑顔で話せば、あなたの心配りは周囲に必ず伝わるものです。失敗を恐れすぎずに、笑顔でハキハキ話すことを意識してみてくださいね!
Asset 1 Twitter Facebook LINE Pinterest