センスがある引き菓子選びのポイントは？人気のお菓子ギフトも紹介

結婚式に来てくださった方に感謝の気持ちを伝える「引き出物」。
そんな引き出物と一緒に配るお菓子「引き菓子」は、センスのあるものを選びたいですよね。
今回は、引き菓子選びのポイントや熨斗（のし）の付け方、気になる商品選びの相場をご紹介します。
人気の引き菓子ギフトも一緒にご紹介しますので、引き菓子選びにお悩みの方はぜひチェックしてみてください。

「引き菓子」とは、結婚式の引き出物と一緒に贈るお菓子のことです。
結婚式に出席したゲストへのお土産として配られることが多く、洋菓子や和菓子などさまざまな種類があります。
「引き菓子」や「引き出物」の「引く」には、幸せを配る・送るという意味が込められています。
そのため、結婚した二人の幸せがいつまでも長引くことを願って贈られており、縁起を担ぐ意味でも引き出物は重要です。
お菓子の好みは人によって異なるため、贈る方の年齢や好みに合わせ、それぞれ引き菓子の種類を変えて贈るとより喜ばれることでしょう。
センスある引き出物や引き菓子を贈ることができれば、親族や年上の人から一目置かれるようになるはず。
素敵な引き菓子を選び、結婚式を素晴らしいものにしましょう。

お相手に感謝の意を込めて贈るギフトには、のしを付けるのが一般的。
特に結婚式で贈る引き菓子ですと、新郎・新婦どちらかとしか面識がない場合もあります。
誰からのギフトなのかを明確にするためにも、つけておきましょう。
さて、引き菓子の表書きですが、こちらは「寿」がベスト。
水引は、解けることのない紅白の結び切りや、あわじ結びのものを選びましょう。
本数は10本あるものがおすすめ。
これは、10本の水引が「両家が手を結びあう様子」を表していると言われているためです。
名入れについては、右に新郎の苗字、左に新婦の苗字（旧姓）を入れます。
また、のしを付ける際には、基本的に外のしを使う方が分かりやすく良いでしょう。
ただし郵送で引き菓子を贈る場合は、破れても大丈夫なように内のしで贈っても大丈夫です。
のしの付け方は地域によっても異なることがあるので、あらかじめ家族や親族に相談しておくと間違いがありません。

予算が限られている引き出物。
もちろん、引き菓子を選ぶ予算も限られてきますよね。
引き菓子の一般的な相場は、贈り先一つにつき1,000円~2,000円です。
こだわりがある方やセンスがある引き菓子を贈りたいといった場合には、3,000円ほど出すこともあるでしょう。
なお、ゲストに応じて引き出物の差を付けない場合は、引き菓子のランクで差を付ける必要があります。
ちなみに引き菓子は引き出物と同様に人数分用意する必要はありません。
家族や夫婦一グループにつき一つずつ引き菓子を贈ります。

引き出物や引き菓子は、結婚式に足を運んでくれたゲストそれぞれに感謝の気持ちを伝えるために存在します。
そのため引き出物・引き菓子選びで気を抜いてしまうと、せっかく来てくれたゲストをがっかりさせてしまう可能性もあります。
ここではセンスある引き菓子選びのポイントをご紹介。
ゲスト全員に喜ばれる素敵なギフトを用意すると、感謝の気持ちもしっかりと伝わるはずです。

いくらおいしそうで魅力的とはいえ、1～2日しか持たないようなお菓子は避けましょう。
食べきれずに捨てる羽目になってしまい、贈った相手に迷惑をかけてしまいます。
相手に気を使わせないよう、できるだけ日持ちするお菓子を選ぶと良いでしょう。
お相手の好物などどうしても日持ちしないお菓子を贈りたい時は、量を少なめにして別の長持ちするお菓子と組み合わせると安心です。
具体的な日数ですが、おおむね1週間以上長持ちするお菓子であれば負担にならないでしょう。

見た目がゴージャスに見えるからといって、一人暮らしの方に個包装の無い大きな引き菓子を選ぶのはNGです。
具体的には、切り分ける必要のあるケーキやバウムクーヘンが当てはまります。
贈る相手が家族連れであれば喜んでもらえますが、一人暮らしのゲストもいることに注意しましょう。
小分けにできる引き菓子なら、職場の人や家族の多いゲストなど、どんな人にも贈りやすいです。
その上、一人暮らしのゲストでもお裾分けしやすいため、安心して贈ることができます。

以前は縁起物を贈ることが主流だった引き菓子ですが、最近は贈る相手の好きなものを選ぶことがトレンドとなっています。
和菓子好きな親戚の人にはどら焼きや羊羹などの和菓子を、流行りのスイーツが好きな女性の友達には、可愛らしいスイーツを贈ると良いでしょう。
一人一人の好みに合わせて喜ばれる引き菓子を選べば、あなたの気持ちも伝わりやすくなります。

実は、どんなブランドの引き菓子を選んだのかは意外とチェックされているもの。
百貨店などで人気のハイブランドを選ぶと、一目置かれやすいでしょう。
また季節限定のアイテムなど、プレミア感のある引き菓子を選ぶのもポイントです。

特に遠方からのゲストの場合、重たい引き出物や引き菓子を持って帰るのは負担になるもの。
引き出物を郵送にして贈ると式当日にゲストへ手荷物を渡す必要が無くなる為、結婚式をスマートに進めることができます。
どうしても引き菓子をゲストへ直接渡したい場合には、持ち帰りやすいお菓子を選ぶよう心がけましょう。
贈った相手のことを考えた引き菓子選びが、結婚式を成功させるコツです。

それではここから、引き菓子におすすめのスイーツギフトをご紹介していきます。
まずご紹介するのは、小分けになっていて食べやすいクッキーギフト。
サクサク、ほろほろといった触感も楽しめるクッキーギフトは、小さなお子さんから年配者まで誰もが喜んでくれる引き菓子をお探しの人にぴったりです。
2種類以上のフレーバーが楽しめるものですと、より喜んでもらえるでしょう。
引き菓子の相場である1,000円台のクッキーギフトをご紹介します。

菓子折りの定番といえば、洋菓子。
もちろん、引き菓子にも大活躍です。
見た目も味も満足の洋菓子ギフトは、引き菓子として贈ればゲストが喜ぶことでしょう。
素材や製法にこだわった引き菓子は、グルメなあの人がきっと満足してくれるはず。
ゲストのお気に入りになりそうな、極上の洋菓子ギフトをご紹介します。

スイーツ好きのゲストやトレンドに敏感なゲストには、引き菓子にケーキギフトを贈るのもおすすめです。
小さめサイズのケーキや個包装されているタイプのものだと、一人暮らしの人も安心でしょう。
食べ応えのあるケーキギフトは、大家族のゲストやお客様の多いゲストへの引き菓子にも喜ばれるはず。
ゲストのティータイムをより豊かにしてくれそうなケーキギフトを、ご紹介します。

普段からティータイムに日本茶を楽しむなど、和のものを好む人への引き菓子なら、やはり和菓子がおすすめです。
きちんと感も演出できるので、特に目上の人や年配者への引き菓子には喜ばれることでしょう。
今回は、ちょっぴり変わったフレーバーから定番のものまで、幅広くご紹介。
じっくりと素材の良さを味わえる和菓子をチョイスすると、食べているときに大切な存在であるあなたのことを思い出してくれることでしょう。

口に入れた瞬間とろけるチョコレートギフトは、甘いもの好きへの引き菓子にぜひチョイスしたいもの。
仕事の休憩時間やティータイムなどで、気軽に食べられることもポイントです。
パッケージがおしゃれなものをチョイスすると、より喜んでもらえることでしょう。
見た目はもちろん、製法や素材にもこだわった極上のチョコレートギフトを厳選してご紹介します。

結婚式のゲストに喜んでもらえそうな引き菓子を、ここまでご提案しました。
引き菓子の相場や選ぶポイントなどもご紹介しましたが、参考になりましたか？
見た目はもちろん、製法やパッケージにもこだわった引き菓子なら、ゲストの人もより喜んでくれるはず。
今後の関係をさらに良いものにするためにも、今回ご紹介したセンスの良い引き菓子をぜひチョイスしてみてください。
幸せな結婚式になることを、お祈りしています。