お中元の「のし」ってどうしてる？知って得するお中元のマナーとおすすめアイテム

もともとお中元は、中国に古くから伝わる三元という伝統のひとつでした。
日本でご先祖様をお迎えする「御霊まつり」、儒教の「盂蘭盆会」が三元のうちの「中元」の時期とかぶっていたことから、夏の贈答品として「お中元」という言葉がつかわれるようになったのだそうです。

お中元に欠かせないのしの付け方を簡単におさらいしましょう。

表書き
「お中元」「御中元」と記します。
濃い色の墨で楷書体で書きましょう。
お中元を送り損ねてしまった時は「残暑見舞い」に変更します。

水引
のしに掛けるリボンのようなもののことです。
今ではプリントされているものが一般的です。
紅白の5本線で蝶結びの水引がベストです。

名入れ
水引の下に贈る側の名前を入れます。表書きよりやや小さく書くのがマナーとなっています。
会社名を入れる際は、右側に名前より更に小さめに記載します。
基本的にはフルネームですが、目下の人に贈るときには名字だけでも構いません。
連名で贈るときは、右から順に立場の高い人を書きましょう。

お中元の定番アイテムといえばグルメです。
夏の暑さも吹き飛ばすような、美食家のお相手の方を唸らせるアイテムを厳選しました。
すべてのアイテムにのしをつけることができます。

礼儀としてのお中元ですが、せっかくならお相手の方に喜ばれるものを贈りたいですよね。
お中元の季節、大抵のご家庭では親戚家族が集まります。
いつもより料理を振る舞う機会が増えるというご家庭に、調味料のギフトはいかがでしょうか。

お中元シーズンにもらってうれしいギフトといえば、ひんやりとしたドリンクです。
のしをつけて贈るだけで、いつものドリンクもより価値があるものに感じられますよね。
もちろん、せっかくなので中身のドリンクにもこだわってみましょう。

タオルはお中元に限らず、ギフトの定番アイテムです。
いつもお世話になっている方にお中元を贈りたいけれど、何が喜ばれるのかわからない…。
確かにタオルのギフトは無難だけれど、シンプルすぎても味気ない…。
そんなお悩みを解決する、クオリティの高いアイテムを厳選しました。

暑い夏には、何かと食欲がわかない、という方も多いでしょう。
おしゃれで美味しいスイーツで、夏を乗り切るための元気をチャージ！
小洒落たスイーツも、のしをつければ立派なお中元に早変わりです。

お中元は伝統行事。
いつの間にか、「贈るのがあたりまえ」という感覚になってしまっていませんか。
もちろん贈るのはあたりまえかもしれませんが、お中元を贈りたい相手がいるということ、贈る相手への思いはあたりまえではないはずです。
毎年の恒例行事だからこそ、今年はその思いにのしをつけて、ちょっと特別感を演出してみませんか。