父の日に黄色のバラを贈る意味。花言葉と父の日の由来を知って贈る感謝のプレゼント

父の日に黄色のバラを贈る意味。花言葉と父の日の由来を知って贈る感謝のプレゼント

父の日に贈る定番の花「バラ」、その由来を知っていますか?

母の日の定番の花といえば、カーネーション。
では、父の日の定番の花はご存知ですか?

実は、父の日の定番の花は「バラ」なんです。
父の日の花がバラだということや、バラを贈るようになった由来を知っている方は少ないのではないでしょうか?

そこで、この記事では父の日にバラを贈るようになった由来や、父の日のプレゼントとしておすすめのバラの花束などをご紹介します!
この記事で父の日に贈るバラのことを知って、今年の父の日にはお父さんに感謝の気持ちをこめてバラをプレゼントしてみませんか?

色ごとの花言葉を知って贈る、父の日のバラ特集

一口にバラといっても、さまざまな色があります。
バラは色によって花言葉が異なるため、プレゼントとして贈る場合には花言葉を事前にチェックしておくことが必要不可欠です。

そこで、ここからはバラの色ごとに込められた花言葉と、プレゼントにおすすめなフラワーギフトをそれぞれご紹介していきます!
父の日のプレゼントとしてバラを贈る際には、色選びに気をつけましょう。

赤色のバラは「愛情」を意味するプレゼント

最初にご紹介するのは、バラの代表的な色でもある赤いバラ。
赤いバラというと、華やかで一番バラらしさを感じますよね。

父の日が制定されたきっかけでもあるアメリカでは、赤いバラが父の日の定番の色となっています。
そんな赤いバラの花言葉は、「愛情」や「情熱」。
お父さんに感謝の気持ちを伝えるのにはもってこいの意味を持っています。

しかし、黒に近い赤色のバラは、父の日のみならず贈りものに向いていません。
黒に近い赤色のバラは、「憎悪」や「憎み」など、非常にネガティブな花言葉をもっているからです。
そのため、父の日のプレゼントとして赤色のバラを贈るときは、鮮やかな赤色を選んで贈るようにしてくださいね。

ワインとバラのプレゼントはいかが?

父の日の定番色。黄色のバラは「献身」を意味するプレゼント

アメリカでは赤色のバラが父の日の定番色だとご紹介しましたが、日本での定番色は黄色です。
前項でもご紹介した通り、「父の日黄色いリボンキャンペーン」でのイメージカラーが黄色のため、黄色のバラが日本で定着したといわれています。

そんな黄色のバラの花言葉は、「献身」や「友情」。
その他にも「美」や「可憐」といった可愛らしい花言葉があるものの、「嫉妬」や「薄れいく愛」などネガティブな花言葉も併せもっています。

花言葉的には、贈りものにしにくいのが黄色のバラ。
しかし先述した通り、黄色は父の日のイメージカラーであるため、黄色のバラを父の日に贈ってもなんら問題はありません。
気になるときは別の黄色の花を探したり、他の色のバラと混ぜて贈ることをおすすめします。

「黄色のバラの花言葉がどうしても気になる」という方のために、バラ以外の黄色の花と花言葉をご紹介。

・ひまわり 花言葉:「崇拝」「愛慕」「輝き」
・ガーベラ 花言葉:「希望」「究極愛」「常に前進」

ぜひ、プレゼント選びの参考にしてみてくださいね!

オレンジ色のバラは「信頼」を意味するプレゼント

続いてご紹介するのは、オレンジ色のバラ。
オレンジ色のバラの花言葉は「信頼」「絆」のため、父の日のプレゼントとして最適です。
また、温かみのある色合いのため、リビングやお部屋に飾れば、空間をパッと明るく演出してくれますよ。

こちらの項目では、オレンジ色のバラの花束や、オレンジ色のバラをモチーフにしたソープフラワーギフトなどをご紹介します。

青色のバラは「奇跡」を意味するプレゼント

青色のバラの花言葉は、「奇跡」「夢かなう」「神の祝福」。
とてもロマンティックな花言葉をもつバラです。

神秘的な青色のバラはお花屋さんの店頭に並んでいることも少ないため、特別感たっぷり!
稀少な色のバラなので、お父さんへのサプライズにもなるはずです。
父の日のプレゼントとして贈れば、きっと喜んでもらえることでしょう。

白色のバラは、ちょっと注意が必要なプレゼント

白色のバラの花言葉は、「深い尊敬」「純潔」。
一見すると父の日にぴったりの花言葉をもつバラですよね。
しかし、白色のバラはとあるエピソードがあるため、父の日に贈るのは注意が必要なバラなんです。

冒頭でもご紹介した通り、父の日にバラを贈るようになったのは、アメリカのドッド夫人が父の墓前にバラを添えたことから始まります。
このとき墓前に添えられたバラの色は白。
そのため父の日に贈る白色のバラは、亡くなったお父さんに向けて贈る花という風習があるんです。
上記のエピソードから、お父様がご健在の場合、父の日に白色のバラを贈るのは避けたほうが無難とされています。

しかし白色のバラは、洗練された見た目でとても魅力的。
白色のバラを贈りたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もし、ご健在のお父様に白色のバラを渡す場合は、プレゼントする際に花言葉の意味をしっかりお父さんに伝えましょう。
感謝の気持ちをこめて渡してあげてください。

おしゃれなお父さんへ。バラのインテリアグッズのプレゼント

最後にご紹介するのは、バラに関連するインテリアグッズ。
ここでは、インテリアとしても楽しめるバラの香りのアロマディフューザーをセレクトしました。
生花と違ってお手入れの必要がないのが魅力です。
おしゃれが好きなお父さんにプレゼントすれば、きっと喜んでもらえることでしょう。

お父さんが好きなアイテムを選べるギフトチケットも大人気

折り紙で作った愛情たっぷりのバラの花束をプレゼント

「お父さんへバラの花束を渡したいけど、予算がない」
「ずっと形に残るバラをプレゼントしたい」
そんなときは、折り紙でバラを作ってみませんか?

折り紙でバラを作れば、低価格でずっと形に残るプレゼントとなります。
また、生花と違って水やりなどの必要がないため、気軽に飾りやすいのも魅力。
お父さんのためを想ってバラを作って贈れば、きっと感激してくれるはずです。

こちらの項目では、折り紙でバラを作る際に必要なアイテムをご紹介します!

父の日にバラを贈るようになった由来

まずは、父の日が誕生したきっかけとなったエピソードと、父の日にバラを贈るようになった由来について解説します。

「父の日」のきっかけになった家族のエピソード

父の日の最初の式典が行われたのは、1910年6月19日のこと。
「母の日」にならって、アメリカのドッド夫人が、父親にも感謝の日を作ってほしいと牧師協会に訴えたのがきっかけです。

ドッド夫人の父親は軍人で、彼女がまだ幼いころに南北戦争のために戦地へ赴いていました。
父親がいない間、ドッド夫人の母親は女手一つで6人もの子どもを働きながら育てていたのです。

しかし、当時のアメリカは今のように豊かではなく、そんな中での労働と、6人の子どもの育児は母親に相当な負担がかかっていました。
そのため、南北戦争の終結とともに父親は帰還しましたが、ほどなくして過労が原因で母親は亡くなってしまいます。

それからというもの、ドッド夫人の父親は再婚することもなく、男手一つで家事や6人の子どもの育児に奮闘してきました。
そして6人の子どもたちの成人を見届け亡くなったのです。

この6人の子どもの末っ子が、「母の日のように、父親にも感謝の日を作ってほしい」と牧師協会に訴えたドッド夫人。
父親の頑張りを一番身近で長く感じてきたからこそ、父親への感謝の日を作りたかったのではないでしょうか。

バラを贈るようになったのはなぜ?

「父親にも感謝の日を作りたい」と働きかけたドッド夫人。
そんな想いから、1910年6月19日の最初の父の日の式典で、ドッド夫人は亡き父の墓前に白色のバラを添えました。
このことがきっかけで、父の日にはバラを贈るという風習ができたのです。

以来、アメリカでは父親が健在の場合は赤色のバラを、亡くなっている場合は白色のバラを贈る習慣ができました。

日本の父の日の定番色は黄色?黄色のバラとリボンの関係性

日本の父の日でも、アメリカと同様にお父さんに贈る花はバラが定番です。
ですが、アメリカの父の日と違うのは「色」。
日本では、黄色のバラが父の日の定番なんです。

日本では「父の日イエローリボンキャンペーン」というものがあります。
黄色を父の日のイメージカラーとしてかかげたこのキャンペーンがきっかけで、日本では黄色のバラが父の日に贈る定番色となった訳です。

今年の父の日は、バラのプレゼントで決まり!

この記事では、父の日の由来やバラのプレゼントをご紹介してきました。

父の日のこと、バラのことを知らなかった方も、今年はお父さんへバラをプレゼントしてみませんか?
父の日の由来と花言葉とともに贈れば、きっと喜んでくれるはずです。

ぜひ、この記事を参考にしてバラのプレゼントを贈り、バラとともに素敵な父の日を過ごしてくださいね。

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